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3/26の徒然

日本からの食材の輸入が影響を受けていないか確認をするために、午前中は市の中心部にあるアジア食材店へ行きました。

このお店は韓国人のご夫妻が経営しているのですが、最近(特に息子が)顔を覚えられたようで、行くといろいろ声をかけられます。いつもはチュッパチャプスのようなキャンディをもらっているのですが、今回は何といちごポッキーをもらってしまいました。(そんなに物欲しそうな顔をしているのだろうか …)

日本でも報道されていたようですが、この日はドイツ中で反原発のデモがありました。日本のような事態にならないようにドイツ国内の原発を止めろ、というデモです。

確かに参加している人は多いのですが、全ての人がシリアスに主張を行っているわけではありません。ひとまず趣旨に賛同する人は行動を起こす(=デモの行列に参加する)ということなのかなあ、と感じました。

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帰宅後、息子は夜のドイツ代表の試合観戦に備えて昼寝。その昼寝中にガブリエルくんのお母さんがやって来て、彼が履けなくなった靴を息子のためにと持ってきてくれました。妻とガブリエルくんのお母さんがお互いに片言の英語でコミュニケーションをしているうちに息子が起き出してきて、靴のフィッティングなどもしていました。

で、「息子は今日のサッカー観戦に備えて昼寝をしていた」という話をしたら「うちのリビングのテレビは調子が悪くてZDFが入らないし、長男はサッカーを見せてくれないのよねえ」だそうで。うちで見てもらうのは構わないので、テレビ放送が始まる7時30分くらいにガブリエルくんに来てもらうことにしました。

さて、今日は再開したEURO2012予選のカザフスタン戦。前回はアウェイで3-0で勝ちましたが、今回はホーム。カイザースラウテルンでの試合です。この試合でも開始前に日本国旗が掲げられ、1分間の黙祷が行われました。

中2日でオーストラリアとの親善試合が行われるので、明らかに格下であるカザフスタンには主力を温存するのかと思ったら、先発はほぼベストメンバーでした。なかなか選手が定まらない左サイドバックにはHSVのアオゴが入ります。

前半は引いて守るカザフスタンが前に出てきたところをカウンター気味に崩して3-0(クローゼ、ミュラー、ミュラー)。後半は運動量が落ちて前半に比べるとカザフスタンに攻め込まれる場面が多かったのですが、危ないシーンはほとんどありません。終了間際に(珍しくフル出場した)クローゼが追加点を入れて4-0。もうちょっと点を取れそうな試合だったのですが …

さすがに午後8時試合開始で試合終了が午後10時近くになると息子もガブリエルくんも運動量が落ち静かになります(笑)。裏庭を通ってガブリエルくんを送り届けて今日はジ・エンド。

おいでませハンブルクへ(元上司編)

ハンブルクの向こう端の現地法人に私の元上司が出張に来られているということで夕食をご一緒させていただきました。

例によって弊社の日本人駐在員はローテーション(というか2名だから交替か)で車を出すことにしていたので、今回は私が「飲める番」になりました。会社関係の外食で酒を飲めるのは久しぶりだなあ。ということで、定番の日本料理屋「小紋」へ。

実は、その上司とはあまり話すことなく(ずっと難しい話をされていたため)、片隅でサッカー談議に盛り上がっていました。今年の秋にハンブルクでドイツ代表対オランダ代表の親善試合があるとか、ハンブルク市内に日本人のサッカーサークルがあるとか。

(帰宅して、サッカーサークルに誘われたという話を妻にしたら「まさか、酒に酔った勢いで参加するとか言っていないよね?」と言われました。しかし、だんだん息子の地下サッカーに付き合うのが辛くなってきた今日この頃。どこかで体力作りをしないといけないとは思っているのですが …)

地震

被災された方々へお見舞い申し上げます。

(以下、ドイツでどう報道されたかという覚え書きとして …)

今回の地震が発生した日本時間午後3時はドイツ時間の午前7時にあたる。JSTV という日本の番組を配信している放送局では、普段はNHKのニュース(日本の朝に放送されたものの録画)をやっている時間なのであるが、地震発生情報はほぼリアルタイムで放送された。「高さ6メートルの津波」という予想に尋常ではないことが起こっていることを実感した。

私の実家は新潟県なのでそんなに大きな影響はなさそうだったのであるが、念のため安否を確認する電話を入れる。当然つながらない。安否確認は妻に任せて会社へ行く。

NHK の報道の様子が UStream で見られる。余震などを何も体感せずに映像だけを見ている非現実感。だからこそ、これが現実に起きていることだと思うと余計怖い。

妻から我々の両親の安否が確認されたという連絡があった。電話ではなく Skype で連絡が取れたことに軽くショックを受ける。電話というインフラはこんなに脆弱でいいのか?

シュールランツェン

ハンブルグ日本人学校は日本と同じ学期制なので新学期は4月から始まる。4月になると息子は小学校に入学することになるので、ランドセル(あるいはそれに類するもの)を用意する必要がある。

ランドセルそのものを使っている児童もいるようなのであるが、それだと問題になることがある。こちらでは給食がないので子供は毎日お弁当を持って行かないといけない。ランドセルの中にお弁当を入れることはできないので手で持っていく必要がある。そうするとどこか(例えば通学バスの中とか)で忘れる可能性が高い … ということらしい。体操着などもまた然り。

ということで、うちではドイツで売られているシュールランツェン(Schulranzen 直訳すると学校カバン)を買うことにした。いわゆるリュックサックと同じようなものなのだが、プラスチックのフレームが入っていて、中身が少なくても形崩れしないようになっている。また、通勤途中でこれを背負っている現地の子供を見かけるのだが、視認性を高めるために派手な色(蛍光オレンジとか)を使っていたり、反射材が多く使われていたりする。

現地の新学期は9月に始まるので、シュールランツェンの新作はこの時期に合わせて発売される。今の時期は完全にシーズンオフなのである。妻は知人から「気に入ったものがなくなる可能性があるので早めに手を打った方がいい」というアドバイスをもらったらしいのだが、逆にこの時期は在庫処分的にディスカウントされているものも多い。「さすがにそろそろ買わないとやばいなあ」と思いながら、日本における「価格.com」のようなページから安く買えるところを選び注文した。

週末に「商品が発送された」というメールが来ていたので今日あたり届くのかなと思いつつ …

今日は少し仕事が長引いたので妻と息子が夕食を食べている最中に帰宅した。息子は届いた(と思しき)シュールランツェンを大々的に披露したいようで「お父さん、僕の部屋に入っちゃダメだからね」と言う。「そのわりにはリビングに堂々と空箱が置いてあるじゃねーか(私の心の声)」と思いつつ空箱の方に目を向けると、「これはね、CDの箱。CDが100枚くらい入っていたの」と言う。お父さんはそんなに買っていませんが …

ということで夕食後は撮影会になりましたとさ。あ、買ったのはこんなやつです。

送別会

帰任辞令が出た方の送別会、それから現地法人から私がいる子会社に出向された方の壮行会。ハンブルク市内の日本料理店を借り切って開催された。

前回、初めてPA(と電子ドラム)を導入した送別会が成功したからか、今回はさらにキーボードや大規模なドラムセットが用意された。

そういったバンド編成をバックに主賓が参加して歌を披露するような趣向。気持ちいいだろうなあ。

こういうシチュエーションで《サボテンの花》とかを聞くと(というか参加者全員で歌うと)その歌詞が身につまされる。

主賓の挨拶。海外赴任における自分の立ち位置の不安定さに時々思い悩むことがあるのだが、主賓の挨拶の中にも同じような苦労が披露された(ように私には思えた)。同じような考え方を持っていた人がいることを知って少し気が楽になった。

今回は2/1付け辞令の方々のための会だったのであるが、3/1付けの辞令で日本に帰られる方もいる。近々また同じような会が催される予定。

例によって日曜日の徒然

ほとんど日曜日の恒例になっているが、今日もガブリエルくんが遊びに来た。

遊びのパターンはだいたい「Fußball?」あるいは「LEGO?」だったのだが、今日は息子の部屋でベイブレードを見つけたのでそれをやりたいらしい。

ちなみに息子は年末に帰省した時におじさん(=私の弟)からベイブレードをもらい、それからちょっとはまっている。こちらの幼稚園の友達でもけっこう持っている子が多いらしい。日本からこちらに戻る時にスタジアムを持ってこようと考えたこともあったのだが、かさばるし、壊れそう(けっこうチャチですよね?)だったので諦めていた。

昨日、食材の買い出しがてら近所の「トイザらス」へ行ったらスタジアムが売られていたのでさっそく買い込んだ。やっと自宅でもベイブレードができるようになったわけだ。

というわけで、ドイツでもけっこうベイブレードは売られているらしい。ガブリエルくんは自宅までマイ・ベイブレードを取りに行って、息子と対戦していたようだ。

facebook

大学時代に所属していた吹奏楽団のメーリングリストで「facebook やっていますがあまりアクティブではありません」と書いたら、いきなりたくさんの招待が届いてびっくりした。みなさん、けっこうやっているんですね。

こちらでは LinkedIn という SNS も比較的よく使われているようです。

どちらも本名で登録していますので、興味のある方はお探し下さい。

ファッシング

ハンブルグ日本人学校で「ファッシング」が開催された。

よく知らなかったのだが、ドイツでは謝肉祭(カーニヴァル)をファッシングというらしい。要するに仮装大会である。幼稚園ではそれぞれの親子が仮装したりするし、小中学校などでは(先生も生徒も)仮装したまま授業を行うらしい。

息子と妻は「ゲゲゲの鬼太郎」と「ネズミ男」で参戦。お父さんは仕事で参加できなかったので、代わりに「目玉親父」に参加してもらった。こんな感じです。

冬再来

「1000年に一度の冬はどこいった!!」と言っていたら、冬の神様の逆鱗に触れたようで、今日は一日中雪。

出社時、日頃から使っているアウトバーンA23は当然ノロノロ運転。ふと気がつくと向こう側の車線で我々を追い抜いていく車があった。つまり走行車線を逆行している。そういえば、対向車が全然来てなかったと思ったら、ちょっと先で多重衝突事故があったようで、その先が全面閉鎖されている。当然、すさまじい長さの渋滞があったのだが、解消までにどのくらい時間がかかったのだろうか?

我々の方のノロノロ運転は、いわゆる「事故見渋滞」だったようで、この先は特に問題なく通行できて会社に着いたのもふだんより10分遅れくらいだった。

帰りはさらに大変。一日中雪が降っていたのだが、気温があまり下がらなかったので「溶けては凍り、溶けては凍り」の状態で帰路はほとんどアイスバーン状態。発進するたびに後輪が横滑りしてかなり精神的に疲れた。

結局、普段順調であれば45分くらいで帰って来られる道を2時間30分かけて帰ってきた。午後6時に会社を出て、自宅に着いたのが午後8時30分。最長記録更新ですな。

ベルリン日記その2

午前中はペルガモン博物館へ。ベルリンの観光名所(特に子連れで行けるところ)については全く予備知識がなかったので教えを乞うたらここを薦められた。ベルリンの壁に関する史跡はやはり歴史的な背景を踏まえてから息子に見せた方がいいと思うので、まだちょっと早いかなと。

まあ屋内にこういった巨大な遺跡の展示があると大人でもインパクトがある。

しかし、久しぶりに博物館へ行って体力が落ちていることを実感。半日(というか実際には2時間くらいか)歩き回っただけでへばってしまう。

その後ポツダム広場に移動して昼食。ホテルで朝食をがっつり食べたのでヴァイスブルスト(白ソーセージ)とレバークヌーデル(肉団子)スープ(ともちろんビール)で。

その後、二手に分かれて妻と息子はポツダム広場内にあるレゴランドへ。入り口になっているレゴショップはそんなに大きくないのだが、そこから地下に降りていくとかなり広いアミューズメント施設があるのだそうだ。

そして、私はコンサートを聞きに行った。これについては別エントリーで。

午後6時過ぎにベルリン中央駅を発車するICEでハンブルクへ。当然と言えば当然であるがこの時間(日曜日の夕方)の列車は激込みだった。