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ハンブルク日記(その2)

飛行機の中であまり寝られなかったので、ホテルでは意外とぐっすり寝ることができた。 6:30 起床。

シャワーを浴びて、本社からのメールをチェックした後、朝食へ。 しかし、このホテルの朝食はうまい。 戦略としては、チーズ、ハム、サラミのコールドプレート、オムレツ、ハッシュポテト、ベーコン(もちろん超クリスピー)などのホットプレート(って言うのか?)、パン、フルーツプレートという感じである。

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で …..

仕事が終わった後、NDR (北ドイツ放送交響楽団)の演奏会を聞きに行く。

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開演の1時間前から売れ残っているチケットを会場窓口で売っている。 カードが使えないということなので、今後の現金を心配して、いわゆるA席クラス(S席の次)の席を買う。34 ユーロ。 下手側のバルコニー席の前から2列目。指揮者からステージの上手側(低音側ですな)しか見えない。 ううん、ちょっと残念。S席クラスは 41 ユーロだったのでそっちを買えばよかったか。 (まあ、また来る機会はあるでしょう。) でも、この席に座ったおかげでアジア系のかわいい女の子とお話ができたのでよかったといえばよかった(笑)。

  • アントニン・ドヴォルザーク/チェロ協奏曲
  • バッハの無伴奏チェロ組曲のどれか(アンコール)
  • ドミトリ・ショスタコーヴィチ/交響曲第5番

チェロのアリサ・ワイラースタインはロシアの若手チェリスト。 ウェブで検索したところ、豪快な演奏をするという評判が多かったが、このコンチェルトはとても柔和な感じがした。

ショスタコーヴィチ。金管も木管も弦も鳴らしまくる。 ホールはオペラハウス型なのだが、かなり小さい。キャパは1000人足らずだろう。 ステージも天井は高いのだが、幅はかなり狭い。ステージからの音でホール全体が響くような感じである。 いわゆる「オーケストラ」から想像される音色よりはかなり硬質である。

そういや、バルシャイがショスタコーヴィチの交響曲全集を録音したのは NDR だったっけ?と思ったら、WDR(ケルンにある西ドイツ放送交響楽団)だった。まあ、硬質な音色という意味では似たような雰囲気である。

全体的にはソロが走り気味で伴奏と縦の線が揃わなくなることがあるが、決めるべきところは決まるのでそれでいいのだろう。 (そういや、昔ヴィオラ弾きの友人が「吹奏楽は縦の線を合わせることに固執しすぎていないか?」と言っていたなあ …..)

午後8時開演で終演は午後10時過ぎ。日本ではあまり考えられない時間帯である。 来るときは仕事先からそのままタクシーで来たので、帰りは地下鉄で帰ろうと思ったのだが、駅がどこにあるのかよくわからない。かなり雨が降ってきたので迷 うのも嫌だなあと思って人の波について行こうとしたのだが、けっこう人の波は分散していろいろな方向に帰って行っている。(そりゃ、地下鉄で来る人ばかり とは限らないものなあ。)運よく、歩きかけた方向に駅を発見できたのでよかったよかった。 帰りの地下鉄ではヴァイオリンやチェロを持っていた人を見かけたのだが、ひょっとして演奏者が終演後すぐにそのままコートを羽織って帰っているのだろう か?

ホテルに着いたのは午後10時半過ぎ。本社へのレポートを書いていたりしたらすっかり遅くなってしまった。 さすがにこの時間からヘビーな夕食を取る気にはならなかったので、夕食はパス。

ハンブルク日記(その1)

ハンブルクへの出張。

火曜日に出張が決定して、次の日曜日に出発するという緊急事態である。 エアチケットや宿泊の手配とか、必要な輸出申請書類の作成とかは他の人にやってもらったので、いまいち「行く」という実感がない。

旅程が全然頭に入っていないので、案の定、浜松駅からセントレアまでの直行バスの時間を間違えて乗り遅れる ….. 乗り場に着いたのが5分前だと思っていたのだが、バスの下にあるラゲッジスペースの扉が開いていない。 「いいかげん開けてもいい時間だよなあ …..」と思いながらバスを見ると「東京行き」と書かれている。 この時点で初めてチケットを取り出したら、バスは10分前に出発していたのであった。

幸い、このバスは浜松西インター近くの停留所で待ち時間があるので、妻にそこまで車を飛ばしてもらって余裕で間に合った。 寝坊して奥さんにセントレアまで送ってもらったという人もいたが、今後あまり笑えなくなるなあ …..

今回は余裕でチケットが取れたのでルフトハンザで行く。 おそらく、スターアライアンスのプレミア・エグゼクティヴとして乗るのはこれが最後だろう。 一応、ビジネスクラスのラウンジでぼんやり過ごす。

この便は給油に時間がかかっているとかで離陸が1時間近くディレイ ….. その影響かどうかわからないが、フランクフルトからハンブルクへの乗り継ぎもディレイ …..

機材はこの間乗ったフィンランド航空の方が綺麗なような気がするなあ。 テレビが遠いので映画を見る気にもならない。 やっぱりシートピッチは狭い。

機内食はウナギと牛肉の2種類。 これからしばらくは肉の生活になると思ったので、ウナギを選択。赤ワインと合わせる。 ウナギは予想に反してふっくらしている。悪くない。

このあと白ワイン(リースリング)と、久しぶりのベイリーズのアイリッシュ・クリームを飲む。 明らかに飲みすぎである。 短時間寝たがすぐに起きてしまう。なかなか眠れない。

機内で読んだ本。

親の品格 (PHP新書)

新聞広告で見て興味を惹かれたので読んでおこうと思い購入した。 一応、私が実践していることの多くが書かれていたのだが、それは筆者と私の価値観が一致していたからなのか、それとも、それが「理想」としてのコモンセンスなのか。

自分の子育てが裏打ちされたという点と、まだ気がつかなかった点に気づかされたという意味で読んだ価値はあった。

ハイ・フィデリティ (新潮文庫)

まあ、レコードおたくの恋愛ストーリーですな。

こういう、シニカルで、独りよがりで、強がりな男の言い分に共感する人は少なくないのか? こんなんでハッピーエンドになってしまっていいのかという気もするが、登場人物の誰もが悪者にならない後味のいい小説である。

インタビューで「あなたのベスト・ファイブ」を聞かれて、用意していたリストを思い出せなくてその場で思いついたものを言い、その後のインタビューはうわの空でリストを更新することばかりを考え、あげくの果てに後日差し替えのための電話までしてしまうエピソードは大笑い。

主人公の相棒の一人である中古レコード店員の振る舞いがジャック・ブラックみたいだなあ ….. と思っていたら映画版ではジャック・ブラックが演じているらしい。

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機内の朝食(?)も「サーモンの何とかソース」がこってりしていそうだったので、鶏の唐揚げと炊き込みご飯にした。

ハンブルクへの着陸時、バウンドしたはずみで持っていた(そういえば離陸時には電源を落とさないといけないのだ) iPod が床に落ち、その後の急ブレーキでおよそ15席前までスライディングしていった。(いやあ、あんなに滑ると思わなかった。) フライト・アテンダントさんが確保してくれたが、確か滑ってきた iPod を踏んで止めていたよな …..

で、ハンブルク到着。 少し雨が降っているものの意外に暖かい。前に来たとき(昨年の11月)より暖かいのでは?

シャトルバスで市の中心部まで行き、つつがなく前回と同じホテルにチェックイン。 夕食は、前回の出張と同じように初日にみんなで行ったドイツ料理屋に行くことにした。今回はひとりだが。 (イギリスにおけるパブ、イタリアにおけるバールのような、酒を飲んでがやがやと食事をする場所をドイツでは何と言うのだろう?)

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時差ボケも取れないうちに日本時間午前4時(ドイツ時間午後8時)に肉を食べるのも自殺行為だと思ったので、フィッシュスープなるものを注文する。もちろんヴァイツェンも頼む。 フィッシュスープは大正解。白身の魚とかムール貝とか海老とか野菜を、ガーリックとバターとハーブで煮込んだものである。 ガーリックとバターの香りで元気になるような気がする。付け合わせのガーリックバケットも美味。

ヴァイツェン+フィッシュスープ 11.60 ユーロ

というわけで、幸先のよいスタートである。

京都ぐだぐだ日記(その2)

ところで、宿泊したのは「ハートンホテル京都」というホテル。 季節柄、修学旅行生(最近って研修旅行って言うんだっけ?)が宿泊している。 ホールに集まって食事を取ったり、ロビーに臨時の宅配便受付所ができていたりする。 (まあ、そんなことはどうでもいいのであるが …)

このホテル、いわゆる「ビジネスホテル」なので客室はちょっと狭いが、朝食はなかなかよい。 また、客室に置かれている、従業員が作ったものらしい「ハートン通」という情報誌(?)が面白い。 希望者には分けてくれるということだったので、チェックアウト時にフロントでもらう。

雨が降っていたので、地下鉄で四条へ。 錦市場を一通り眺めて帰りの新幹線でつまむちょっとした食べ物を買う。 (息子は「ぜんまいざむらい」みたいな三色だんごにご満悦。)

その後は妻と別れてそれぞれ買い物。 たまには私が息子の相手をすることにした。

昨年、「Joe’s Garage」が四条に引っ越してきたので便利になった。 しかも、十字屋のほぼ真向かいである。

十字屋では貴志康一がベルリンフィルを振って自作自演した CD を購入。 (一部は確かローム・ミュージック・ファンデーションから復刻されていたはず。) 曲もそうだが、復刻のプロセスにも興味がある。

その後、「Joe’s Garage」で CD/LP を物色しているところで抱っこしていた息子が熟睡。 さすがにこの状態では購入もままならないので、妻と落ち合い、少しの間息子を預けて購入。

ほうろう

Early Days

最近、はっぴいえんどやキャラメルママ時代の細野さんの仕事を聞いてみたくて、この CD を買った。 《ありがとう》のオリジナルバージョンも聞いてみたかったし。

その後、熟睡中の息子がいては何もできなくなってしまったので、大丸でお弁当を買い、京都駅へ。 タクシーの中で息子は目を覚ます。

帰りは「ひかり」に乗ることにしたのだが、今回は 700 系。 一回の旅行で 300 / 500 / 700 系の新幹線に乗るなんて、なかなかできることじゃないよなあ。

ということで、皮下脂肪と(腕の)筋肉痛がお土産であった今回の京都旅行でした。

京都ぐだぐだ日記(その1)

(ちょっと鉄ちゃん入っています …..)

珍しく妻が休暇が取れたので京都へ出かける。 午前中に浜松を出発して、お昼頃に京都に到着する新幹線を探したのだが適当なのが見つからない。 結局、名古屋終点の「こだま」に乗って、名古屋から「のぞみ」に乗り換えて京都まで行くことにしたのだが、これが大正解。 浜松から名古屋までは300系、名古屋から京都まではなかなか乗る機会がない500系に乗ることができ、息子もかなりご満悦。

京都駅では伊勢丹で昼食を取り、その後は構内をうろうろして鉄道ウォッチング。 ここでも初めて見る近鉄電車に息子は興奮していた。

その後、ホテルへチェックインして昼寝。

夜は行きつけの京料理屋へ。京都へ行ったら必ず立ち寄る。 (というか、ここで食事をするために京都に行くという話もある。) 前回は、息子が小さかったためにお弁当を注文しただけだったのだが、そろそろ座敷で一緒に食事できるのではないかと思い、伺ってみることにした。 さすがに一品一品出てくるペースでは待ちきれずに途中でぐだぐだになってしまったのだが、それでも自分の好物はしっかり食べていた。

ハンブルク日記(その4)

仕事場に向かうタクシーに乗る前に同行者から「ラクリッツ」なるキャンディをいただく。 ドクターペッパーとペパーミントと何か得体の知れないものを混ぜたような味。 (これがお土産への伏線になる …..)

昼食はカレーブルスト。アップルジュースと合わせて 5.5 ユーロ。 カレーブルストは名前からも想像できる(想像できる人はできる?)ように、カレーソースがけのソーセージである。 正確に言うと、焼いたソーセージに、少し甘いケチャップベースでカレー風味をつけたソースをかけ、そこにカレーパウダーを振り掛けたものである。それに山盛りのフライドポテト(これもカレーパウダーが振られていたような)がついてくる。

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ドイツでは比較的ポピュラーなファストフードらしい。イギリスにおけるフィッシュ・アンド・チップス、アメリカにおけるハンバーガーのようなものか?

夕食。 さすがにドイツ飯には辟易してきたので、ホテルで徒歩圏内のギリシャ料理店を紹介してもらう。 たどりついたら、そんなに広くない店は満員で入れない。 あれだけ流行っているということはおいしいんだろうな、残念。

とりあえず目についた店に入ろうということで街をうろつく。 目についたのはチベット料理店。 ここに入ってみることにする。

メニューは全部ドイツ語のみ。 どうもアジア全般の料理を扱っているようである。 給仕のお兄さんが英語を話してくれたので何とか食べたいものを注文できた。 羊を食べたいと思って頼んだのがこれ。 チベット料理なのかどうかは定かではないが、味はとてもよい。

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ハンブルク日記(その1)

ハンブルクへの出張。

なぜか毎年この時期は、場所も目的も異なるのだが海外出張に行くことが多い。 昨年はカリフォルニア州のクパティーノ、一昨年はロンドン、その前はサンフランシスコへ行った。 (もう催し物自体がなくなってしまったが、確か COMDEX もこのくらいの時期だったよなあ …..)

パソコン携行用のバッグはちょっと前に肩紐の金具が壊れてしまったので新調した。

機内持ち込み用のピギーバッグでは荷物が収まりそうもなかったので、スーツケースで行こうと思ったのであるが、そういえば前回使ったときに亀裂が見 つかっていたので、こちらも前日に新調することにした。 最初はリモワのサルサ(しかもブルー)が欲しかったのであるが、買いに行ったお店には黒しかなく、想像したとおり妻からは「無骨過ぎる」というコメントが あった。とはいえ、やはり今はやりのポリカーボネードの軽さは捨てがたい魅力がある。結局、タイタンの X2、色はホワイトを購入した。

パスポートも3ヶ月ほど前に切れていたので再申請。 私の勤務先では「海外出張時の渡航に関する全費用」、つまりパスポートの申請料金、さらに戸籍謄本や証明写真まで負担してくれるので、海外出張の機会まで申請せずにいたのだ。

というわけで、見た目は海外旅行超初心者である。

で、マイレージプラスのメンバー(しかも今のところプレミア・エグゼクティヴ)である私はルフトハンザで行こうと思っていたのであるが、日程が確定 したのが遅くなったために全然予約が入らない。 代理店の担当者の話によると、名古屋発フランクフルト行きはそもそもオーバーブッキング状態になってて、それが解消しない限りキャンセル待ちの列が進まな いとのことであった。かろうじて成田発は取れたのであるが、浜松を始発の新幹線で出発しても成田への到着時間がかなりリスキーである。そのために前泊する のも何なので、名古屋からフィンランド航空でヘルシンキ経由でハンブルクに入ることにした。

比較的空いているのかと思ったらチェックインの列はかなり長い。 並び始めてから手続き完了まで30分くらいかかった。

そのあと、携帯電話のレンタル手続きを済ませたらほとんど空き時間なし。 (電源プラグの変換用アダプターが見つからなかったので空港で買おうと思っていたのだが、充電器と一緒に貸してくれた。ラッキー。) 機内読書用に村上春樹さんの新刊を買おうと思ったのだが叶わず。

席は中央の通路側を事前指定。横一列空いていた。 シートピッチはルフトハンザより数センチ広いらしい。 そう言われれば多少広い気もする。

機内食は選択できない一種類のみ。 東坡肉(トンポーロー)+野菜の煮物を添えたご飯、日本そば、パンなど。 悪くない。かぼちゃの煮物とかは泣かせますなあ。 飲み物は赤ワインをもらう。オーストラリア産のシラーズ。 期待していたよりもボディがあって、トンポーローの甘い醤油味との相性もなかなか。 (オーストラリアのワインをエストニアで輸入してフィンランド航空に提供しているらしい)

結局、機内読書はプルーストの「失われた時を求めて」の抄訳版に挑戦。 (何度目の挑戦だ?) しこたま食って飲んで、短時間ながら熟睡した後なので、多少根を詰めて読んでも眠くならない。 いつも最初のハードルになっていた、例の紅茶を含ませたマドレーヌのエピソードを越えることができた。

ハンブルク着。 無事名古屋発のルフトハンザに乗れた同行者と合流。 シャトルバスでホテルへ。

ホテルはハンブルク中央駅の真ん前。 その後、ホテルの近くのドイツ・パブ(?)で夕食。 グヤーシュとウィーン風ソーセージを食し、ヴァイツェンを頼む。

そういうわけで、今年の私の誕生日は 32 時間あった。

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帰省(その3)

墓参り。

うちの実家は、先日の中越沖大地震の震源地から比較的近い場所になる。 人的/物的被害はほとんどなかったのであるが、お墓の墓石がずれていたり、積み重ねられている墓石同士がパテのようなもので固定されていたりするのを見ると、確かに地震があったことを実感させられる。

また、実家に「放射能漏れ情報」に関する広報が配布されていたのもリアルである。 親に聞くと、特に観光業界では放射能漏れに関する風評の影響が深刻で、宿泊予約のキャンセルが相次いでいるそうである。震源地から 100km 近く離れている「村上温泉」(新潟県の北の端)でもその影響はあるそうだから、情報がちゃんと伝わっていないのだなあ、と思う。

そんな影響もあってか、客集めのため、地元の水族館は8月いっぱい無料開放されている。こちらも帰省するたびに行っているような気がするのだが、涼しいし、息子が体力を発散する場所も必要なので行ってみた。

夕ご飯は寿司。 寿司も帰省するたびに食べている(正確に言うと食べさせてもらっている)ような気がするなあ。 カーブドッチで買ったシャルドネのミリュブラン(樽熟成させない早飲みワイン)を合わせる。 幸せ。

帰省(その2)

最近はもう帰省中の恒例行事となっている、地元のワイナリー「カーブドッチ」訪問。

敷地内でたくさんの猫が飼われているので息子を猫と遊ばせることにしているのだが、さすがに暑さのためか外に出ている猫がほとんどいない。

ワインを買うのはもちろん楽しみなのであるが、ここのパン屋さんのパンもおいしい。 石窯で焼いたパンの香ばしい香りがいい。

その後、近くにある「エチゴビール」へ。 国産地ビール第1号として一時期かなり話題になった。 こちらは年末年始の帰省のときには休業していたために立ち寄れなかった。 お土産や自宅用のビールを物色するが、買って帰ることができるビールの種類は限りがある。 やはり、ここで飲んでみたいものだ。 交通のアクセスが激しく悪いのが難点であるが …..

帰省(その1)

ええと、とりあえず備忘録。

帰省する日だというのに注文していた CD が届く。

日本の電子音楽 6:「秋山邦晴 / 秘蔵テープ作品集1」

プレス数が少ないので、このシリーズはリリースされた時に買うことにした。 リリース元の OMEGA POINT から直接購入すると、収録曲《日生劇場のデモンストレーションの記録》用を含むテープ素材音源を収録した CD-R 付きのリミテッド・エディションが買える。限定 50 組だそうだ。

ということで、今日から夏休みの帰省。

電話を通して祖父母の声を聞くと、孫に会わせるのは我々の責務のような気がしてくる。

私は子供の頃(今も?)ものすごい人見知りだったので、息子が祖父母に会ってもなかなか馴染めなかったらどうしようと少し心配していたのだが、全くの杞憂であった。 普段とは違った人たちと会話できるのが楽しいのかも知れない。

京都へ

友人が来日中なので、会うために休暇を取って京都へ出かける。

前回会ったのは確か5年ほど前だったと思うし、前回来日したときにはスパムメールにまぎれてメールを読み飛ばしてしまい、コンタクトを取ることすらできなかった。

京都駅で落ち合うが全然変わっていない。

傍から見ていると完全に「日米吹奏楽ヲタクの会話」なんだろうなあ ….. (彼のガールフレンドも私の妻を全く口を挟まない(苦笑))と思いつつも、久しぶりに情報交換をする。

彼の興味は「日本における吹奏楽」なのだが、その範囲は本当に多岐に渡っている。だから、そのあたりの研究成果についての出版計画があるのだが、ど ういう分野の研究成果として出版するかの判断が難しいためになかなか進展していないのだそうだ。「日本の音楽についての研究」なのか「日本の教育について の研究」なのか …..

今回の来日でも積極的に取材活動を行っているようだ。大阪市音楽団の定期演奏会を聞きに行ってヨハン・デ=メエイや同団の関係者に会ったと言ってい たし、天野正道さんや真島俊夫さんや松下功さんにインタビューしたと言っていた。私が「松下さんは日本の吹奏楽界での捉えられ方が天野さんや真島さんとは 異なっている」というコメントをすると「わかっている」と言っていたので、まあ、わかっているのだろう。

前回会ったときには彼が気に入っているというCDをもらった。今回は私もプログラムノートを書いた「BCL7 メトセラII」を渡そうと思って持って行ったのだが、彼もやはり、また CD をプレゼントしてくれた。

ユナイテッド・ウィ・スイング

今までサルサの CD は買ったことなかったのでいいかも。