吹奏楽」カテゴリーアーカイブ

「吹奏楽のページ」リニューアル

まだまだ不具合があるのは承知していますが、お寄せいただいた情報の更新も滞っているので、ひとまず全般的に見直しをかけた「吹奏楽のページ」を更新しました。

http://www.musicabella.jp/

使い勝手などご意見がありましたらお気軽にお寄せ下さい。現在22197団体分のデータが入っています。

 

 

北海道教育大学スーパーウィンズ演奏会

(直前になってしまって申し訳ありません、師匠 …)

師匠の依頼(と魅力的な報酬(笑))により、以下の演奏会を案内させて下さい。

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21世紀吹奏楽のアーキテクトたち~田村文生とその周辺~

2011年11月20日(日)16:00開演 岩見沢市民会館『まなみーる』
2011年11月21日(月)19:00開演 札幌市教育文化会館

  • レスピーギ/田村文生:交響詩「ローマの噴水」
  • テレマン/山本裕之:グリーレン・シンフォニー(初演)
  • 田村文生:スノーホワイト
  • 田村文生:20世紀の墓~「千の風になって」によるパラフレーズ
  • リスト/田村文生:バッハの名による幻想曲とフーガ

演奏:北海道教育大学スーパーウィンズ
指揮:渡部謙一(北海道教育大学准教授)
ナヴィゲーター:田村文生(作曲家、神戸大学准教授)
お問い合わせ: superwinds@gmail.com

北海道教育大学スーパーウィンズ

全国的な国公立大学再編の中、北海道内に5キャンパスを擁する北海道教育大学は、それまで教員養成専門の大学としてその存在価値を発揮してきた過去から脱却し、もっとも小さなキャンパスであった岩見沢キャンパスに、他の4キャンパスの音楽・美術・体育の教員の大半を終結させ、これまでにないほどに専門性の高い新しい芸術・スポーツ課程をスタートさせた。この「スーパーウィンズ」は、新しい芸術課程の管打楽器を専攻している学生を中心とした合奏体である。週数時間の「授業」としてのリハーサルを積み重ね、価値の高い管楽合奏作品を学ぶことで、多様性の現代に生き抜いていくための、個性的で主張の強い創造性を養っている。

吹奏楽がここまで発展したにもかかわらず、時代の変遷や淘汰に耐える普遍的音楽美と完成度を兼ね備えた作品が世に出てくることは稀であることに対する忸怩たる思いからはじめたこの「21世紀レパートリープロデュースプロジェクト」もすでに10数年が経過し、田村文生、伊左治直、山本裕之等のこれからの現代音楽をリードするトップランナー達との共同作業は10作品を越えるまでになり、きわめて先進的ではあるがその価値がじわじわと認められるようになったことを、肌で感じられるようになったのでは、といえる。

ここで紹介するレパートリーは、これらの先鋭的なレパートリーのほか、今改めてその価値の再認識の必要がある「温故知新」的な作品も含まれている。そこには、決していたずらに表面的な効果を狙ったり、自らの技の未熟さを小手先で補おうとする作品は一切ない。骨太で高いレヴェルの基礎力に裏打ちされた作品のみが放つことの出来る「未来への扉を開く」道へと導いてくれる光に満ち溢れた作品ばかりである。真に価値ある作品は必ずしも「口に優しい」「耳あたりのいい」物ではないが、かみ締めるほどに、譜面から染み出てくるその「効能」は、演奏者の脳に直接刺激を与えるすばらしい効能を持っているものなのである。そんな手だれの仕事を、ぜひ、心を開き、真正面から受け止めていただきたい。

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当日はUSTREAMでの生中継も予定されているそうですので、お楽しみに。

私も《グリーレン・シンフォニー》や《20世紀の墓》は聞いたことがなかったので楽しみです。

 (11/16: 追記)

残念ながら、技術的な問題により USTREAM での生中継は中止になったそうです。

配信は後日行われる予定です。
(11/18追記)

一応 USTREAM へのリンクを張っておきます。

http://www.ustream.tv/channel/superwinds-huei

 

 

反響

昨日のブログエントリーを作曲家の中橋愛生さんが Twitter で参照してくださったため、反響がものすごい。

このエントリーへのアクセスも一気に増えたし、それに関連する個人メール、それに付随する吹奏楽データベースの間違いの指摘、など多くの方にレスポンスをいただいた。まさに Twitter 恐るべし。

まだ本が手元にないので、後日内容をご紹介する機会もあるのではないかと思う。気長にお待ちいただけると幸いです。

やはり、現代ではいわゆる「プル型」のブログよりも、いわゆる「プッシュ型」の Twitter や SNS の方が興味を持っている人たちの目に留まりやすいのでは?と今さらながらに(本当に今さらですが …)思ったしだい。

と はいえ、日記代わりに日々の記録を書き留めているブログは止めたくないし、Twitter へのつぶやきも空き時間によって粗密があるのもなんだかなあ、と思っていたところなので、ブログ(というか WordPress)と Twitter の連携を図ってみることにした。

というわけで、うまくいっているかな?

日本の学校における吹奏楽と文化的アイデンティティ

という本を友人が書いたので、ちょっと宣伝。

Wind Bands and Cultural Identity in Japanese Schools (Landscapes: the Arts, Aesthetics, and Education)

そもそもは、彼が私のホームページを見たか(最近はもう止めたけどホームページ開設当初は申し訳程度の英文コンテンツも用意していた)、私が英語の吹奏楽メーリングリストに投稿した記事を見たか(その昔は掲示板やSNSなどもほとんど普及していなかった)して、彼がメールを送ってきたのがきっかけだった。

私が伊藤康英さんと知己を持っていたことは知らなかったようだが、結局彼を伊藤さんに引き合わせることができた。

それから交友が始まり、彼が日本に調査に来た時に会ったり、彼が住んでいたシアトルを訪ねたり、私がハンブルクに来てからも近くのヘルシンキで会ったりと、細々とではあるがずっと連絡を取っていた。

会うたびに「本を書いている」という話を聞いていたのだが、やっと流通に乗ったということを彼のブログで知った。

こちらのページで抜粋を読むことができるが、真島俊夫、伊藤康英、保科洋、天野正道、松下功、櫛田(月失)之扶という彼が取材した各氏、「日本吹奏楽の父」ともいえる秋山紀夫氏、著名な音楽学者である細川周平氏(ちなみにこの方、教授との共著もあります)にはさまれて、私にも言及してくれているのが、気恥ずかしくもあり、うれしくもある。

音楽教育学者(彼のもともとの専攻)としての立場から、また加えて外国人という極めて客観的な立場からの視点に「日本の吹奏楽」というある意味特殊なコミュニティがどう映るのか非常に興味深い。

300ページ近い英文を読むのは大変そうですが …

 

中学の部と高校の部

ということで、今週末は全日本吹奏楽コンクールの中学の部(土曜日)と高校の部(日曜日)が開催された。

時差の関係で、だいたい朝起きた時間に前半の部の成績が発表され、だいたい昼食を食べた後くらいに後半の部の成績が発表される。全日本吹奏楽連盟の速報ページを見て更新した。

ちょっとホームページ上でやりたいことがでてきて、このままのレイアウトではうまくいかないことがわかったので、レイアウト(スタイル)の変更を決意。ちょっとコーディングを始める。

近々、衣替えをするつもりなのでお楽しみに。

 

吹奏楽データベース更新しました

 今年の吹奏楽コンクールについてもバンドジャーナル誌で「自由曲集計」の記事を書かせていただけることになったので、編集部から各支部大会のプログラムが届いた。

週末(今週末はドイツ統一記念日のため三連休になります)には不足している情報を追加したい。

などと書いていたが、夜中に起きて寝付けなかったので、一気に今年分のデータを更新しました。

誤り等ありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

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あらためて支部大会のプログラムを確認すると、特に指揮者の氏名の表記などでゆれというか、前年度までのデータと異なる部分がいくつか見つかった。

誤字などもあるし、新字体と旧字体の違い、特に「髙」と「高」、「崎」と「﨑」の違いなどはもうちょっと意識しないといけないようだ。

データ構造やページレイアウトなど、まだまだ修正したいところがたくさんある。

どこで読んだんだっけなあ?「1年前に書いたソースコードを変更したいと思わないやつはプログラマーではない」らしい(笑)。もちろん製品開発ではこんなことをやっていたらコストの割に合わないのでやるべきではないが、趣味のプログラミングでは「見た目にきれいなコード」や「少しでも処理が早くなるアルゴリズム」に変更していきたいと思っている。

時間があれば …

急に日が短うなりますわい

秋分の日も過ぎて、めっきり日が短くなって来た。

今までは起床時間(午前6:30頃)にはすっかり外が明るくなっていたのだが、最近は電気をつけないといけないくらい暗い。

会社への往路でだんだん日が昇ってきて、会社近くになると(ほぼ真東に向かうので)朝日に向かって走るような形になる。

帰りも逆に真西に向かう際には夕陽に向かって走っている。

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今年の吹奏楽コンクールについてもバンドジャーナル誌で「自由曲集計」の記事を書かせていただけることになったので、編集部から各支部大会のプログラムが届いた。

週末(今週末はドイツ統一記念日のため三連休になります)には不足している情報を追加したい。

ところで全国大会っていつ?

 

邦題について

ぼちぼち、吹奏楽コンクールの支部大会の情報が出てきているのでちまちまデータベースを更新しているが、ちょっと物申したい。

曲名の表記に限らず、外来語(日本語以外)のカナ表記は「基本的には原言語に忠実であるべき、ただしすでに一般的な慣習がある場合にはそれに従うべき。」というのが持論である。それから英題の邦訳についても「基本的には忠実に翻訳すべき。万人が納得するような意訳はかなりのセンスが問われる。独りよがりな副題はもってのほか。」が持論である。

ということで、おかしな表記あるいは邦訳が「慣習」として定着してしまうのはまずいと思うので、上の持論に基づいて意見したいと思う。

Les Couleurs Fauves

カレル・フサの作品。フランス語としての “Couleurs” を「クレール」と書くか「クルール」と書くかは趣味の域だと思うのでどちらでも構わないと思うが、”Les” は「ル」じゃなくて「レ」だし、”Fauves” は「フォーヴズ」ではなくて「フォーヴ」である。英語の複数形、例えば《Festival Variations》を《フェスティヴァル・ヴァリエーション》と表記するか《フェスティヴァル・ヴァリエーションズ》と表記するかという問題ではなくて、”Fauves” の最後の “s” はフランス語として発音してはいけないのである。

(わかりやすい例:Les Misérables は「レ・ミゼラブル」であり、決して「ル・ミゼラブルズ」ではない。)

なので、《ル・クルール・フォーヴズ》は《レ・クルール・フォーヴ(あるいはレ・クレール・フォーヴ)》と書くべき。

Sinfonia Festiva

アーン・ラニングの作品。いいかげん《交響的”祭り”》などという滑稽な訳は止めよう。Sinfonia Festiva が《交響的”祭り”》なら、マスカーニの《カヴァレリア・ルスティカーナ (Cavalleria Rusticana)》は《騎士道的 “田舎”》ですか?

“Festiva” は形容詞的に “Sinfonia” を修飾しているのだから、訳すのであれば《祝祭シンフォニア》あたりがいいのではないか。曲の構成からもこの作品が「交響曲」ではなく、単なる「合奏曲」であることは明らかなので、”Sinfonia” は「交響曲」とは訳さずに「シンフォニア」のままがいいと思う。まあ、原題をそのままカナ表記した《シンフォニア・フェスティーヴァ》で問題ないと思うが。

Passacaglia (Homage on B-A-C-H)

(これは誤訳とか表記が変とかといった問題ではなく、単なる意見の表明です。)

ロン・ネルソンの作品。まあ《パッサカリア》はパッサカリア以外に訳しようがないのであるが、副題に注目したい。この副題は「バッハに捧げる」とか「バッハに敬意を表して」などと訳されるが、少しトリックがある。

通常、「~に捧ぐ」とか「~に敬意を表して」とかを意味する英語は “Homage to ~” なのであるが、ここではおそらく意識的に “Homage on ~” とされている。

それから “B-A-C-H” も、かの大作曲家の人名をそのまま表す “Bach” ではなく、全て大文字しかもハイフンで区切られている。

この作品の持つ絶対音楽的な性格、つまり独自のパッサカリア主題にときおり “B-A-C-H” という音形を組み合わせたりバッハの作品を引用したりする作曲者の態度から、この副題は「バッハに敬意を表して」といういささか感情的なものよりも、作曲者が含ませた英語表記上の仕掛けを反映した「B-A-C-H によるオマージュ」の方がいいのではないかと思う。当然 “on” には「~による」という意味もある。ブラームスの 《ハイドンの主題による変奏曲 (Variations on a Theme by Haydn)》や、最近吹奏楽界では人気のラフマニノフの《パガニーニの主題による狂詩曲 (Rhapsody on a Theme of Paganini)》などに例を見ることができるだろう。

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これはもう茶々ですが …

なぜ《イーストコーストの風景》ではダメなのか?《東海岸の風景画》でなければだめなのか?じゃあ、《ウェストサイドストーリー》は《西側物語》?

 

「吹奏楽のページ」更新しました

http://www.musicabella.jp/

表面的にはほとんど変わっていませんが、かなり大規模な構造変更をしました。それにともなって作曲者/作品のアクセスカウントもリセットされています。ご了承下さい。

それから、コンクールデータベースの修正と細々としたデータ追加を行いました。メールそれからブログ上でご指摘いただいた方々、ありがとうございました。また、ご指摘いただいてから更新までにかなり時間が空いてしまったことをお詫びいたします。

現在トータル21135件のデータが登録されています。一応、北海道支部大会についても全ての情報を入力しましたが、参考にした「北海道吹奏楽連盟40周年記念誌」でも曖昧な部分があります。特に初期の大会について情報をお持ちの方はお知らせ下さい。