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おいでませ新オフィスへ(その9)

今日はこちらの開発陣と出張者とで夕食会。

ここも恒例となりつつあるが、Stefan のチョイスで「ショーペンハウアー」というドイツ料理のレストランへ行った。私が出張で来た時にも連れてきてもらったし、去年も日本からの出張者と一緒に来たような気がする。

カレイが旬だということなので(Mai Scholle、5月のカレイというメニューがある)、それを食べてみることにする。さすがに先週/今週とシュパーゲルを食べ過ぎたので今シーズンはもういいかな(笑)。しかし、私も含めた日本人全員がヴァイツェン+カレイという同じメニューを注文するのもどうよ?(一人はカレイが尽きたということで結局食べられなかったのだが …)

なかなかこちらのメンバーと一緒に食事(特にアルコールを伴う夕食)をする機会は多くないので、出張者が来ることを機にこちらのメンバーとも仕事以外の話ができるというのは有益である。Mario の「ザンクトパウリ(サッカーチーム)に囲まれた生活」とか、実は今日の出席者がかなり近所に住んでいるとか。

食事後、同じ方向の電車に乗って帰るというのも、今まではなかなかなかった経験だし。

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帰宅後、テレビでブンデスリーガ1部2部入れ替え戦(ボルシア・メンヒェングラートバッハ対ボーフム)をやっていたのでちょっと見る。見始めたのはほとんど後半が終了しそうな時間帯で、その時点で0-0だったのだが、後半ロスタイム2分(92分)のボルシアMGのスローイン、プレーが途切れたらそこで試合終了だろうというほとんどラストプレイでボルシアMGがゴールを決めてしまった。1-0でそのまま試合終了。観戦時間は5分足らずだったと思うのだが(笑)、それでも満喫できた。

しかし、ボルシアMG強いなあ。ここ5〜6試合(引き分けはあるけど)負けていないはず。ボーフムのホームに場所を移しての第2戦は来週水曜日。

初得点?

息子が所属するサッカーチームの練習試合。4月に続いて2回目の公式戦(?)である。

前回と違い、今回はかなり大規模である。まず屋内ではなく野外。大人用のサッカーフィールドの中に4面の小さなフィールドが作られているので同時に4試合が行われる。

4会場で同時に試合が行われて、なおかつ同じくらいの数のチームが待機したので、少なくとも15チームくらいは参加していたようだ。これだけのチーム数になるとさすがに総当たりは無理で、息子が所属するチームは合計で4試合を行った。

(まあ、ひたすら親バカですが)1ヶ月前の試合の時に比べると、格段に上達しているのがわかる。妻に言わせると、毎度おなじみのガブリエル、それからその師匠であるところのマイクなど、年上の(はるかにうまい)子供たちとサッカーをさせてもらっているのがいいのではないかとのこと。

それなりにドリブルでボールを運べるようになっているし、うまく体を入れて相手からボールを取ることもできている。もう少し積極的にボールに近づいていってもいいように思うのだが、ポジショニングがいいのか、ボールに触る機会は多い。

そんな中で、ディフェンダーともつれながらかろうじて足で触ったボールがゴールと認められたようだ。ほとんどオウンゴール(つまり相手のディフェンダーのミス)だと思っていたのだが、息子も自分が決めたようなことを言っていたし、あとでコーチからもおめでとうみたいなことを言われたので、いささかすっきりしない面もあるのだが、とりあえず息子の公式戦初ゴールということにしておこうか。

そのあとで、あわやゴールかというロングシュート(あ、言い忘れていましたがキーパーなしの4対4の試合なので、全員攻撃全員守備が基本です)をサイドに蹴り出したプレーの方が見応えがあったのだが …

結局4試合戦って2勝2分け。前回の試合を含めてまだ公式戦では負けを経験していない。

前回は(最終試合に出してもらえなかったので)悔し涙を流した息子だったが、今回は出場機会も多かったし、コーチからも褒められたし、自分なりにもかなり手応えがあった試合のようだ。

次の試合は6月。また進化した姿を見せて欲しい。

ハンブルガーSV対ボルシア・メンヒェングラートバッハ

今日はブンデスリーガ最終戦。ハンブルガーSV対ボルシア・メンヒェングラートバッハを見に行く予定である。

その前に届いた荷物。

ハンブルガーSVのサポーターになる前にFCバルセロナのサポーターになってしまった …

正確に言うと、息子がFCバルセロナの運営主体であるソシオの会員になった。ソシオは昨年から15歳以上の新規入会の条件が厳しくなったので我々は入会できない。子供なら特に制限はないので、まずは息子だけ入会してみることにしたのである。

バッグやら身長計(”Grow up with Barca” と書かれている)やらピンバッジやら顔写真入りの会員証やらTシャツ(これだけは有料オプション。わずか5ユーロだけど。)やらがどかっと届く。息子もこの物量作戦にかなり感動したようだ。

今シーズンはもうほとんど終了が近いし行く予定もないので、ぜひ来シーズンは確実にチケットを入手してカンプノウまで試合を見に行きたい。

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さて試合。前にも書いたがハンブルガーSVは今さら多少の順位変動があっても何の問題もない中途半端なポジション。かたやボルシアMGは自分たちの結果はもちろん、他チームの状況によって「1部残留決定」「2部チームとの入れ替え戦」「2部降格決定」の可能性があるのでモチベーションはずっと高い。アウェイではあるがサポーターはかなり来ている。

それから今シーズン最終試合ということで、いろいろな選手の去就にも注目が集まる。すでにホームページやメーリングリストなどでは発表されていたのだと思うが、実に7人の選手がHSVを去るようだ。先発クラスではゴールキーパーの元ドイツ代表フランク・ロスト、中盤の攻撃の起点となっていたゼ・ロベルト、鳴り物入りで移籍していた元(一応「現」だっけ?)オランダ代表ストライカーのルート・ファンニステルローイあたりに注目が集まる。もっともファンニステルローイは期待されていたレベルの働きができなかったせいか、サポーターからは拍手とブーイングがあった。

会場では “Danke, Frank!” (ありがとう、フランク(・ロスト))と書かれた紙が配布されていた。

さて試合。実は時おり飛び込んでくる他会場での試合速報(特に2部降格争いをしているチームたち)の方がよっぽどスリリングである。そんな中で最初に点を取ったのはメンヒェングラートバッハ。フリーキックからHSVのゴールを割った。

やはり、HSV は攻撃の起点がいないのでほとんど攻め込めない。後半からファンニステルローイが入って、やっと攻撃にリズムが出てきた。そんなファンニステルローイがゴール前でボールに絡んだあと、こぼれ球をベン=ハティラが押し込んで1-1の同点。

このあたりの時点で、フランクフルトが負けていたのでほぼ降格が決まり、一方ヴォルフスブルクは勝っていたのでほぼ残留が決まり、ということでメンヒェングラートバッハはこのまま終わるのが最善の流れになってきた。メンヒェングラートバッハは勝ったとしても、勝ち点こそヴォルフスブルクに並ぶが得失点差で上に出ることができない。つまりこの試合での残留確定はほぼ不可能だったのである。

というわけでダラダラと引き分けのまま試合時間が消費されて終了。HSVは8位で今シーズンを終えた。

ちなみに試合が終わった直後からまだ試合が続いていた「ボルシア・ドルトムント対フランクフルト」「ホッフェンハイム対ヴォルフスブルク」の試合が場内で放送される。「香川が途中出場して特典にからんだ」みたいな実況が聞き取れた。

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試合終了後はシーズン終了のセレモニー。まずは選手/スタッフが大きな横断幕を持ってスタジアム全体に挨拶。

“Nach dem Urlaub alle gemeinsam für den HSV” (来シーズンも HSV とともに!) みたいなメッセージが書かれている。

ちなみに選手が試合終了後に着たTシャツの背中には “Tschüss” (さよなら) という挨拶とともに、今回チームを去る7人の選手のファーストネームが書かれている。

それから、サポーターからベンジャミンとロストへ感謝のコール。正直ベンジャミンはディフェンダーとしては今イチだったのであるが、現在 HSV にいる選手の中ではもっとも在籍期間が長いのだそうだ。それだけサポーターからも愛されていたのだろう。

日本でも何度かジュビロ磐田の最終戦を見に行ってこういったセレモニーに立ち会ったことがあるのだが、今回はかなり感動してしまった。本当にサポーターが選手を愛しているし、選手もサポーターを、チームを愛しているのだということがわかる。

それからメンヒェングラートバッハのサポーターたちも静かにこのセレモニーを見守っていた。それも印象的だった。

さあ、やっぱり来シーズンはシーズンチケットを検討するかな …

ダウン

昨日の寝方が悪かったのか、朝からひどい偏頭痛。そのせいか目眩もあってうまく歩けない。お昼過ぎまで安静にしている。

日本人学校の父親懇親会があったのだが、さすがに行けず、ドタキャンさせてもらった。

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ブンデスリーガは今節を含めて残り2節。HSVは目標感がないポジションなのでモチベーションもあがりにくいと思うが、2位のレバークーゼンと1-1の引き分け。引き分けただけ「よし」としなければいけないのか。結局最近6試合で勝ち星なし。

それから、上位ではバイエルンミュンヘンが3位を確保。ザンクトパウリ相手に8-1という大勝。一方、負けたザンクトパウリは最下位が決定。同時に2部降格も決定した。

そういえば、昨日ショッピングセンターに出かけた時に、「16-02-2011 1-0」というザンクトパウリのTシャツを見つけた。2011年2月16日のハンブルクダービーでザンクトパウリがHSVを1-0で下した試合である。大人げないというか何というか …

降格争いはボーダーライン上で長谷部が所属するヴォルフスブルク、最下位を脱出して調子に乗っているボルシア・メンヒェングラートバッハ、一方どんどん順位を下げているフランクフルトが勝ち点1差の中にいる。最終節の結果次第でこの3チームが「自動降格」「2部の3位チームとの入れ替え戦出場」「1部残留」のどれかに当てはまることになる。

HSVの最終節の相手はボルシア・メンヒェングラートバッハ。劇的な瞬間が見られるかも知れないのでボルシア・メンヒェングラートバッハを応援しようかなあ?

それから祝!!岡崎初ゴール!!

お見送り

駐在を終えて日本へ帰国される方たちを見送るためハンブルク空港へ。午前中に1家族、午後便で1家族だったので、空港で昼食を取ることにした。空港は(長い)イースター休暇を終えて、ハンブルクに帰ってきたり、あるいはハンブルクから帰っていったり、という人たちでかなり混雑している。

どちらの家族の奥さんも、妻がドイツへ来た直後(そういやそろそろ1年だ …)にいろいろなところに連れて行っていただいて、大変お世話になった方である。妻は感極まって泣いたらどうしよう?とか言っていたのだが、奥さんは直前までの荷物出しと引っ越しに伴うホテル暮らしで「やっと一息つける」という状態だったであろうし、いろいろな家族が集まっているので当然子どもたちは集まる、騒ぐ、泣く(うちの息子は石のテーブルで派手に頭を打って泣いた(笑))、ということでなかなかしんみりする雰囲気にはならない。

また、セキュリティチェックを通る間も、みんな名残惜しそうに手を振っているのだが、えてしてこういう時にはチェックに引っかかって荷物を開けさせられたりするので苦笑せざるを得ないシチュエーションになってしまう。

「まだ全然帰るという実感がない」とおっしゃっていたが、おそらく日本に着いた時に、もうハンブルクに戻ることはないのだということを強く実感するのではないかと思う。

(何年先になるかわからないが)数年後には我が身にも降りかかってくる事態である。公私ともどもやり残したことがないようにしたい … とは言っても絶対心残りはあるのだろうが …

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帰宅後、息子はそそくさと(いつものように)ガブリエルとサッカーをして遊ぶ。今日は近所に住んでいるエムレという子も一緒のようだった。名前からするとトルコ系なのかな?ガブリエルよりも息子よりも小さく、4歳くらいかな?

彼らは用事があるとかで午後5時に終了。息子はまだエネルギーが有り余っているようだったので久しぶりにサッカーの相手をしてやる。久しぶりにやると息子なりに上達しているんだなあ、ということを感じる。

今シーズン終了のお知らせ(HSV対フライブルク)

今シーズン9回目のスタジアム観戦。HSV対フライブルク。

HSVは頼りになる二人のフォワード、ペトリッチとファンニステルローイが欠場。ソン、ゲレーロの2トップというかなり緊急事態な布陣である。(大昔、ジュビロ磐田のフォワードが全員怪我していてサイドバックだった遠藤をフォワードとして使わざるを得なかった状況を思い出した。)

息子は「(フライブルクの)シセのゴールも見たいから、2-1でHSVの勝ちでいいよ。」とか言っていたのだが、結局そのシセに2点決められて0-2の完敗。5位マインツが勝ったので勝ち点差が9に広がり、残り2試合での逆転が不可能になったため、UEFAヨーロッパリーグの出場枠も逃し、今シーズン終了決定。

監督が代わってモチベーションが上がるのは最初のうちだけだったのかなあ … ソンはフォワードなら絶対に決めなければいけない決定的なチャンスを外すし、中盤はこざかしいパスをするけど他の選手がその動きを感じられないのでみすみす相手に渡してしまうし、ベンジャミンは前線にフィードすることができないので相手の守備にフォーメーションを整える時間を与えてしまうし、ヤロリームの中途半端なポジショニングは最終ラインとも攻撃の2列目ともマッチしないし …

(ザンクトパウリと比べて(笑))比較的紳士的と言われるHSVサポーターも怒る時には怒る。終始強烈なブーイングが飛び交う試合だった。

そんな中で唯一サポーターから温かい拍手が送られていたのが、今シーズンでチームを去るゴールキーパーのロスト。勝利がなかったここ数試合(過去5試合で2敗3分け)でも孤軍奮闘でがんばっていた。子供を連れてアリーナを一周したのはサポーターの溜飲を下げるためだったのか?

ところで、今回観戦したのはファミリーブロックという区画。ここは名前の通り親子連れが多いので過剰に酔っぱらったうるさいサポーターもいないし、全エリア禁煙だし、売店もそんなに混んでいないし、比較的リラックスした雰囲気で試合を見ることができる。来シーズンはこのエリアにシーズンシートを取ろうと画策中。

ハンブルガーSV対ハノーファー96

ドイツブンデスリーガ1部は今節を含めて残り5試合。なんだかんだで残りのホームゲーム3試合を全て見に行くことになりました。現在HSVは7位。何とかUEFAヨーロッパリーグ出場枠圏内の5位に滑り込んで欲しいのですが …

今日は3位のハノーファー96との対戦。ちなみに今シーズン8回目の生観戦です。HSV、ブレーメン、ハノーファー(今シーズンはハンブルクのもう一つのチーム、ザンクトパウリも)あたりが戦う試合はノルト・ダービー(北ドイツダービー)ということで盛り上がります。HSVのホームグラウンドであるアイエムテック・アレーナは57000人収容なのですが、そこに5000人のハノーファー・サポーターが来たそうです。ハノーファーもUEFAチャンピオンズリーグの出場圏内の3位を確保したいということで、かなり気合いの入った一戦となりました。私自身かなりビールが入っていたり(笑)、隣りに座ったハノーファー・サポーターがむちゃくちゃうるさかったりして、今まで観戦した試合の中ではいちばん気合いを入れて応援した試合でした。

ボール支配率は完全にHSVが勝っているのですが、小さなミスが多くてなかなかフィニッシュまでいけません。あと、ディフェンスラインと攻撃サイドが完全に分離してしまい、ゾーンの真ん中がぽっかり空いてしまう形が多かったように思います。ハノーファーが攻撃する時にはそのスペースで組み立てられてしまうし、HSVが攻撃する際も攻撃陣がほぼ横一線に並んでしまっているので、縦への展開がなかなか機能しなかったように思います。ジャッジがかなりハノーファー寄りだった気もするし …

悪い試合ではなかったのですが、結局スコアレスドロー。監督が代わってから確かに負けてはいないのですが、戦績は1勝3分け。(3試合で勝ち点3しか取れないという意味で)3引き分けは1勝2敗と同じ意味合いなんですよねえ …

この時期はどのチームも足踏みが続いているのですが … もうちょっと何とかならんかなあ …

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息子は自分の名前が入ったレプリカを着て応援に行ったのですが、予想通り(笑)サポーターから声をかけられます。駅からアレーナまでのバス待ちでは「子供がいるから先に乗せてあげて!」と言ってもらったり、帰りは「これは日本の代表選手の名前なのか?」「いえ、息子本人の名前ですけど。」「そうか、俺はシンジ・オノは知ってるぞ。」とか。

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実は今年、ドイツで女子ワールドカップが開催されます。日本が出場する予選の試合は平日だし、なかなか日帰りで見に行けるような距離ではないし(無理すれば可能)、ここは「なでしこジャパン」(という愛称はまだ有効ですか?)の奮起というか実力通りの戦いぶりを期待して、レバークーゼンで7/9(土)に開催される決勝トーナメント第1試合のチケットを確保しました。グループBの日本が1位抜けするとここに来ます。グループAは世界ランク1位のドイツ、6位のカナダ、7位のフランスがいるので、このうちのどこが来ても見応えのある試合になるのかなと。

UEFAチャンピオンズリーグ:シャルケ対インテル

今日も SAT1 でUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝が放送されるということで、妻が夕食の支度をしてくれている間に息子とシャワーを済ませて、夕食後すぐにテレビを見られるように準備しました。

シャルケがアウェイで5-2と大勝したあと、地元でのセカンドレグ。

息子を寝かせなければいけないし、自分もかなり疲れがたまっていたので前半だけ見て寝ました。それでも午後10時近くになってしまうのですが。

長友対内田のマッチアップはやはりなかなか見応えがありました。どちらも結構アップで映されていましたし。

シャルケは結構いい試合運びをするのに、ブンデスリーガでは現在9位に低迷しています … というか、最近上り調子でやっとここまで上がって来たか、という感じなのですが。

前半、うまい飛び出しからのラウールの先取点。

フラドからのスルーパス→ラウールが抜け出してキーパーと1対1→キーパーを一つかわしてフリー

ここで、もうゴールが決まるのは決定的なのですが、ここから実際にボールがゴールに入るまでの時間、実際には数秒なのでしょうがそれが長く感じられる何とも言えない間がいいですね。

この試合はシャルケの2-1(らしい)の勝利で準決勝進出。相手はマンチェスター・ユナイテッドです。決勝戦はウェンブリースタジアムらしいのでマンUが決勝に進めばかなり盛り上がるのでしょうが、やはり唯一残っているドイツ勢のシャルケにはがんばって欲しいなあ。

もう一つの組み合わせは因縁の(?)レアル・マドリード対FCバルセロナ。

お見送り

父母が帰国するため、ハンブルク空港へ送っていきました。

経由地のフランクフルトではガイドサービスを頼んでおいたし、成田空港到着後の手順は経験があるので問題なし。ハンブルク空港でのチェックインは私が代行できるし、セキュリティチェックを通過してハンブルク→フランクフルト便に乗りさえすれば何とかなるはず、と思っていたのですが、セキュリティチェックで母が機内持ち込み荷物に入れた化粧品がプラスチックバックに入っていないということで注意されてしまいました。

透明な壁を隔てたセキュリティエリアの向こう側と携帯電話でやり取りしたり、係員が我々のところに飛んできて「代わりにプラスチックバックを買ってあげるから50セントよこせ」みたいなやり取りがあったりで、最後の最後でドタバタ。

何とか離陸するルフトハンザ機を見届けてほっとするのでありました。

展望デッキ近くにあるカフェテリアで簡単にお茶したあと、ターミナル2にあるサッカーファンショップに入ってみました。新装開店したのを以前見つけていたのですが(前は何の店が入っていたんだっけ?)、その時は閉まっていたので今回初めて立ち寄ってみたのでした。

基本的にブンデスリーガ1部に所属している全チームと、一部の2部チーム(北ドイツのチームばかりかな?)のグッズを取り揃えています。地元のHSVやザンクトパウリ、全国区のバイエルンミュンヘンなどのグッズはよく見かけるのですが、それ以外のチームのグッズはほとんど見たことがなかったのでちょっとした感動です。

レジの後ろに順位表と今節の順位が貼られていたので、「昨日の試合はねえ …」(HSVと首位ボルシア・ドルトムントは1-1に引き分けでした)とか「(息子に)やっぱりKAGAWAが好きなの?」みたいな世間話になったりして。

最近、各チームのユニフォーム型のピンバッジを集め始めたのですが、残念ながらこのお店にはピンバッジはないとのこと。やはりピンバッジは各チームのホームに行かないといけないということですね。代わりに1部全チームのユニフォーム型のマグネットを買ってきました。

昨日は深夜0時から教授の日本救援コンサートのUSTREAM中継を見たので少し寝不足。空港から帰って来て、軽い昼食をとって昼寝。そしてまた冬タイヤを夏タイヤに交換する機会を逸してしまいました。

息子は昼寝後、例によってガブリエルくんと8時過ぎまでサッカー。

初出場

息子が初めてサッカーの試合に出場しました。

息子が所属するサッカースクールが主催する大会があり、このサッカースクールからは2つのチームを作って出場、他には近所のリッセンとシェーネフェルトから1チームずつ参加しました。4チームが(便宜的に)ホーム・アンド・アウェイで総当たりするので、各チームは合計で6試合を戦うことになります。

試合は前後半なしの10分一本。各試合のインターバルは2~3分で、組み合わせによっては連ちゃんで試合をする場合もあり、冷静に考えるとかなりタフなスケジュールです。

息子はというと、先発で出たり、途中から出たり、フルで出たり、出なかったり。意図しているのかどうかわかりませんが、中盤に位置して攻守それぞれのこぼれ球を狙っています。やはり、急にボールが来ると(QBK)泡を食ってしまい、なかなか意図通りにボールを出せないあたりに改善のポイントがありそうです。一度混戦の中から抜け出てキーパーと1対1になる場面があったのですが、足が合わずにシュートまで行けず、キーパーに取られてしまいました。これがほぼ唯一の得点チャンスだったかな?

そういえば、ガブリエルくんもこの近くのグランドで試合をやっていたそうで、体育館をのぞいてみたらうちの息子が試合をやっていたので、しばらく応援してくれていました。上のプレーは「gut」だったとのこと。

結局、息子が所属していたチーム(Sport Verein Hasltenbek-Rellingen II)が5勝1分けで優勝しました。各人が優勝カップをもらったのですが、最終試合で出場できなかったのがよほど悔しかったようで試合終了と同時に泣き出してしまいました。まあ、この悔しさを糧にこれからもがんばって欲しいものです。

ちなみに、お母さんたちは試合開始前から集まって食材を用意していました。クレープやサンドイッチやブルストや飲み物など。これらを格安で販売して(実際、ガブリエルくんもがつがつ買っていた …)クラブの運営にあてるようです。