ハンブルク日記(その5)

つつがなく業務が終わり、Stefan、Thorsten、Frank、Georg と夕食を食べに行く。

オフィス街の中にある、「ショーペンハウアー」という伝統的ドイツ料理のお店に連れて行ってもらった。何でも400年近く前に建てられた建物をその まま使っているのだそうだ。当然、テーブルや椅子などは新しいものが使われているのだが、柱などは確かにかなりの年代を感じるものである。

ハンブルク名物の「パンフィッシュ」なるものを食す。 フライパンの中にジャガイモ、ベーコン、タマネギを炒めたもの(これがいわゆるジャーマンポテトか?)を敷き、その上に3種類くらいの魚の切り身が乗っている。これにマスタードベースのソースをかけて食べるのである。素朴で(比較的)さっぱりしていてなかなかおいしい。

そういえば、ドイツにもシュナップスなる食後酒があることを教えてもらった。 興味があるのでこれも注文するが、みんな一気飲みしていた。 かなりアルコール度数は高いような気がするんだけどな …..

ちょっと音楽の話をする。 いちばん若い Georg に、今のドイツではどんな音楽が流行っているのか聞いてみると、意外にもヒップホップが流行っているのだそうだ。 「ドイツといえば、エレクトロニックミュージックとかダンスミュージックだと思っていたよ」と言ったら「数年前まではそうだったんだけどね。」というお答え。 そういえば、MTV を見ていたら BUSHIDO(武士道?)なるラッパーが出ていたのを思い出した。

食事の後、地下鉄に乗る3人とはここで別れて、Georg にホテルまで車で送ってもらう。 いくつかの教会がライトアップされていて、とても美しい。こういうのを見るとやはりヨーロッパの町であることを実感する。 ホテルの部屋からはハンブルク中央駅しか見えないし(何せ通りをはさんだ向かい側)、ホテルから仕事先までの道のりにはそういう歴史的な建物はあまりないし。 (もちろんアルスター湖畔の風景はとても美しいのであるが …..)

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