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ぐらぐら

今朝起きてきた息子が、いきなり「歯がぐらぐらする」と言い出した。確かに見てみると下の前歯(医学用語では右下Aと言うんですかね?)が斜めになって今にも抜けそうになっている。「自然に抜けるからそっとしておけばいいよ」とは言っているんだが、やはりむずがゆい様子でしきりに歯を触っている。

今日は親子でヘアカット。息子はいつも切ってもらっているお姉さんとの会話が好きなようで、いろいろ話をしているのだが、今日は執拗にお姉さんの年齢を聞いていた。止めろっちゅーに。

電子レンジが壊れたので、街中の大規模家電ショップ「SATURN」で新しいものを買おうと思っていたのだが、今日は街中でトライアスロン大会が開催されているようで(実は日曜日だけかと思っていた)、街中をちょこちょこ移動するのは難しそうである。帰宅がてら郊外にあるショッピングセンター「ELBE」に寄る。

また例によって KIOSK のようなところに寄って、サッカー関連の雑誌が出ていないかどうか探す。昨シーズンのブンデスリーガの「ベスト 100 ゴール」を収録した DVD がついた雑誌を発見。DVD がついて 5.5 ユーロは安いなあ。買っておく。

女子ワールドカップ準決勝「日本対スウェーデン」

いよいよ女子ワールドカップも準決勝。

「日本対スウェーデン」の試合は日本人学校でパブリックビューイングが行われた。昨年の男子のワールドカップの「日本対デンマーク」戦以来である。前回はグループリーグだったのである程度前から試合日程がわかり、パブリックビューイングの用意もしやすかったのだろうが、今回は決勝トーナメント。日本の準決勝進出が決まったのが土曜日の深夜なので、具体的なプランがスタートしたのはおそらく週明けの月曜日、日本人会のメーリングリストを通して開催が通知されたのが前日である火曜日の午後だった。フットワークの軽さに頭が下がる。

試合開始が午後8時45分。90分で決着がついても試合終了は午後11時くらいになってしまうので、我が家では息子に昼寝をさせてパブリックビューイングにのぞんだ。

澤のパスミス(だよね?)から1点取られてしまい、その後はボール回しが消極的になって少し心配したが、いい時間帯に同点に追いついて立て直すことができた。

あとから思い出して気付いたのだが、日本は相手選手とのコンタクトを極力避けているのか?ほとんどどこの国の選手も体格的には大きいので当たり負けするリスクがあるからだろうか、早めに細かいパスを回して攻撃パターンを作っているように見える。(そのあたりがFCバルセロナに例えられる所以なのかなあ)ただ、この1点目のゴールシーンだけはハードコンタクトも辞さない覚悟で縦に入っていって、結果として、もみ合ってつぶれるような形でゴールが生まれたのが印象的だった。

そのあとはほとんど日本ペース。まったく負ける気がしない。(ううん、それを考えるとイングランド戦の内容は何だったんだろう?)

ドイツ国内で試合を放送していた ZDF では、試合前に日本の様子が流されていた。地震で被災された人たちを取材し、日本チームの活躍がそれらの人たちを勇気づけているという内容だった。個人的にこういう恣意的かつ短絡的な決め付けにはとても違和感を感じる。ナショナリズムとか使命感とか、そういうものとは関係なく、このチームのサッカーは見ていてとても楽しい。そういったものが彼女たちのモチベーションになっていたとしても、それはプレーそのものとは関係ない。

とはいえ、日本が優勝した暁には、このチームに国民栄誉賞をあげても全然問題ないのではないかなあ、と思った。過去の受賞者を見るにつけ。

女子ワールドカップ観戦記(レバークーゼン編)

ホテルにチェックインして、いそいそとスタジアムへ。ちなみにこのホテルには(すでに敗退してしまっていたが)カナダ代表チームが滞在していた。会場であるベイアレーナまでは歩いて10分くらいで行ける。

イングランド対フランス。意外にドイツのサポーターが多い。まさかドイツの2位抜けを予想してこのチケットを確保したのか、あるいは単に近所のサッカー好きのサポーターが見に来ただけなのか(笑)?

ドイツ戦でも見ていたのだが、パスを多用したフランスの攻めはなかなか見ていて楽しい。ほとんど10番のアビリーの個人能力に頼っているような気がしないでもないが。(まあ、日本も似たようなものか …)というわけで、この試合は基本的にフランスを応援していた。

かたやイングランドはあまり積極的に攻めない(のか、フランスの攻撃に押されて攻められないのかわからないが)。時おりロングパスを放り込むだけのような感じであまり面白くない。しかし、こんな時に点が入るのは少ないチャンスを生かすイングランドなのである。特にフランスが崩されたということでもないのだが、早い展開からあっけない形で点が入ってしまった。

その後もフランスは今までと同じように攻め続けるがなかなか決定的なチャンスまでいけない。やっとゴールをこじあけたのは試合終了直前だった。

延長の中でイングランドの10番のプレーがだんだん荒くなってくる。それによってイングランドがボールを持つたびに会場からブーイングが浴びせられるようになった。

PK戦。ここでも先手を取ったのはイングランド、というか先攻でシュートを外して先手を取られたのがフランス。結局、イングランドは後半で2発外して自滅したような形になって、辛くもフランスが勝った。

フランスを応援していた立場からするとかなり劇的な勝ち方で、盛り上がった。

*****

試合後、ホテルに戻って、バーでテレビ放送されている日本対ドイツ戦を見る。

「まさか、テレビで見始めた瞬間に 3-0 とかで負けていたら洒落にならんなあ」という話をしていたのだが、0-0 の緊迫した展開。もちろん、バーでは試合を見に来たドイツ人が大勢いる。初めからわかっていたことであるが、おおっぴらに応援するのもはばかられる。

しかし、日本チームは気合が違うのか何なのかイングランド戦よりも全然動きがいいなあ。で、延長後半開始間もなく日本のゴールが決まってしまった。まさに「決まってしまった」というほかない。バーの中は気まずい沈黙が支配し、まったく素直に喜べない。

まさか、試合に負けることを想定して持ち込んだわけではないのだろうけど、ドイツの選手が持ち込んだメッセージの言葉が妙に胸に響く。

「Ein Team – Ein Traum – Millionen Fans – Danke (1つのチーム。1つの夢。100万人のファン。ありがとう。)」

勝った時にこのメッセージを聞けば本当に盛り上がるのだろうけど、負けた時のメッセージとしては、選手にとってはあまりにも重い。

*****

結局、2試合とも延長までいってしまったので、私たちは5時間以上ほとんどぶっつづけで試合を見続けたことになる。フランス対イングランドが予想以上に面白かったのでそこでかなり盛り上がってしまった(それによって疲れていた)こと、それからまさか日本がドイツに勝つことはないだろう(すみません、すみません …)と思っていたことで、日本対ドイツ戦はかなり醒めたというか冷静な状態で見ていたような気がする。

ケルン編へ続く。

女子ワールドカップ観戦記(ドルトムント編)

レバークーゼンで行われる女子ワールドカップ決勝トーナメント第1戦(準々決勝)「イングランド対フランス」を見に行く。ハンブルク(というか自宅はハンブルクからちょっと外れたところにあるのだが)からレバークーゼンまでは距離にして400kmちょっと、時間にして4時間弱というところである。席は息子の友人家族と一緒に取ったのだが、試合前は別行動で会場で落ち合うことにした。

レバークーゼンはドイツ全体の中では北西に位置する都市で、ケルンの少し北にある。この近辺にはドイツ・ブンデスリーガ1部チームが本拠地を置く都市が多い。ケルンにはもちろん1FCケルンがあるし、レバークーゼンにはバイヤー・レバークーゼンもある。シャルケ04があるゲルゼンキルヒェンもあるし、もう少し西に進んでオランダ国境近くまで行けば、(あまり有名ではないと思うが)メンヒェングラートバッハもある。

それらのどこかのチームのファンショップに寄ってグッズを買いたいと計画していたのであるが、やはりここは香川慎司が所属するボルシア・ドルトムントのファンショップに立ち寄ることにした。ドルトムントはハンブルクからレバークーゼンに向かうと80kmほど手前にあるのでレバークーゼンに行く途中に立ち寄ることができる。

というわけでウェブで調べた最大のファンショップというところへ行ってみた。

確かに大きいのだが、シーズンの谷間ということであまりモノがない。ユニフォームはすでに来シーズンもデザインが発表されているのでたくさんあるのだが、応援グッズ(例えばタオルやさまざまなデザインの衣類やアクセサリーなど)はまだ来シーズン用のデザインが十分に用意されていないようだ。

とりあえず(これも品薄だしサイズも少なかったしオンラインショップでは品切れだった)香川のTシャツを無事ゲット。息子用のサイズはかろうじて残っていた。それからおみやげ用も含めてピンバッジをいくつか。

それから、ここに来る途中にスタジアムらしきものを見つけたので行ってみることにした。当初は計画になかったのだが、近そうだったし、スタジアムの記念写真を撮るだけでもいいだろうし、ファンショップもあるだろうし。

ここでは前のファンショップにはなかった優勝記念ピンバッジがあったので買っておく。ボルシア・ドルトムントのエンブレムと、優勝杯(ドイツ語ではマイスターシャーレ Meistershale と言います。理科の実験に使うアレのことですね。)がペアになったデザインのものである。

というわけで、ここでもこまごまと買い込んだのだが、最大の収穫はスタジアムの芝(笑)。どうやらシーズンオフということでスタジアムの芝の張り替え工事をしていたらしい。不要になった芝が土がついたまま正方形に切断され、50cm四方の箱に入れられ、宅配ピザのようにファンショップの前に積まれていた。他のお客さんの様子を見ていると勝手に持って行ってよさそうだったので、いくつかもらってくることにした。「香川が踏んだかも知れない」とか「香川の汗が落ちているかも知れない」とか冗談を言いながら(笑)車に積む。うまくうちの庭に根付くといいんだけど。

デュッセルドルフ編へ続く。

戦い終えて …

女子ワールドカップのAグループとBグループの最終戦。

ドイツでは「日本対イングランド」(Bグループ)と「ドイツ対フランス」(Aグループ)が放送された。この4チームはすでに決勝トーナメントを決めているので、あとは一位抜けになるか二位抜けになるかが問題である。

ちなみに我々は7/9にレバークーゼンで行われる決勝トーナメント第1戦「Bグループ一抜け vs Aグループ二抜け」を押さえている。もちろん、日本が一位抜けすることを予想して(期待して)のことである。

もっとも、同じ日にヴォルフスブルクで行われる「Aグループ一抜け vs Bグループ二抜け」は、チケットを確保しようと思った時点ではすでに売り切れだった。こちらも、地元ドイツが一位抜けすることを予想して買った人たちが多かったのだろう。

日本対イングランド。息子のサッカースクールの迎えがあったので、少し遅れて見始めたのであるが … 全く勝つ気がしないなあ …

日本はボールを受けてから次の展開が遅い、かつイングランドの寄せが早いので、ほとんど形にならない。0-2でほとんど完敗。日本がワールドカップでヨーロッパ勢に勝ったことがなかったというのは、この試合のあとに知った。

これで、見に行く試合に日本が出場することはなくなった。次の試合でドイツが負ければ、レバークーゼンで(Aグループを二位抜けすることになる)ドイツを見られるのでそれでもいいか、と思い、この試合だけはフランスを応援することにする(笑)。フランスもなかなかがんばった(退場者を出してからも1点取ったし)のだが、やはり自力ではドイツが勝る。こちらは4-2でドイツの勝利。

というわけで、土曜日は「フランス対イングランド」という限りなくどうでもいい試合を見に行くことになった。

皇帝の天気と日本戦

久しぶりにドイツの生活ネタなど。

昨日からその気配はあったのだが、今日はいわゆるピーカン。ドイツではこういう天気を “Kaiserwetter”(皇帝の天気)と言うらしい。

そして今日は Siebenschläfer (ズィーベンシュレーファー)という日。昔からの習わしでこの日の天気がその後7週間続くと言われているのだとか … まあ、天気予報に夜と今週後半からはまた気温が下がって過ごしやすくなる(というか少し肌寒くなる)らしいので少し安心なのだが、こんな天気が7週間も続くとまいってしまう。

そんな猛暑の中、なでしこジャパンはニュージーランドとのグループリーグ第1戦を戦った(らしい、さすがに勤務中なので詳細は見ていない …)、そして勝った(らしい)。

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弟に男児誕生。さっそく写真を送ってもらったのだが、うちの息子が生まれた時の写真にそっくりだった。

これは、

  • 私と弟が似ているので、それぞれの子供が似るのは当たり前
  • そもそも、生まれたばかりの子供は同じような顔をしている

のどちらなのだろう(笑)?

6/25の徒然

土曜日はだいたい買い物に行く日である。

食料品のほかに細々したものを買おうと計画していたのだが、天候が怪しかったので今日は近場のスーパーマーケット「REWE」に行って食料品のみを買い込むことにした。まあ、妻にとっては私が一緒に行けばビールのケース買いができるのでありがたいらしいが …

ところで、REWE は昨年のワールドカップの際に代表選手のコレクターカードを配布していた。その時のトピックはこちらこちら。今年は日曜日から女子のワールドカップがドイツで開催されるということで、今回も似たようなキャンペーンが行われている。

ドイツ鉄道(DB)や、サッカーのトレードカードで有名なPANINI(パニーニ)と協力して、全出場国の全選手のステッカーを配布している。10ユーロのお買い上げにつきもらえるステッカーは2枚。ステッカーは合計で300枚以上あるので気が遠くなりそうである。まあ、ステッカーは通常のパニーニのものであればお金を払えば買える。さすがにそこまで散財はしませんが。(うちの会社には息子さんのためにUEFAチャンピオンズリーグのシリーズを集めて100ユーロほどかけたという人がいる。)

また、これらのステッカーの中にはDBのチケットが割引になるラッキーステッカーが含まれていたり、ワールドカップが行われるスタジアムのステッカーを全て集めて(ちなみに全部で9会場)送るとDBの無料乗車券がもらえたりする。

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午後、息子はお誘いを受けて、ガブリエルのお姉さんであるアリーチェの誕生会へ行く。先週の誕生日にささやかなプレゼントをあげたり、そのお礼にたくさんのキャンディをもらったりした延長なのだろう。もっともガブリエルとしても、年長の、そしてほとんど女の子であるアリーチェのお友達が集まるので、遊び相手が欲しかったのかもしれない。

そして、息子は泥でドロドロになって帰って来た。

ボルシア・ドルトムントのDVD

来週の月曜日 6/13 はイースターから50日後の「Pfingstmontag」という祝日になっている。先々週はコペンハーゲン、先週はロンドンへ遊びに行っていたので、さすがに今週末はゆっくりするつもりである。(日曜日に妻の用事が入ってしまったので遠出はできないという事情もあるのだが …)

というわけで、ある程度まとまった買い出しが必要なので、近所にあるショッピングモール(ELBE Einkaufszentrum)へ行く。

まずは、そろそろプールが始まる息子のためにゴーグルを買う。その後は例によって食材を買い込む妻と、私と息子の二手に分かれてモール内をぶらぶら。

ここには大規模家電ショップ「SATURN」もあるのだが、CD 売り場はあまり充実していない(特にジャズやクラシック)。ここで息子は iPad の算数パズルに熱中していた。

最近はキオスクのようなところでサッカー雑誌を探すのが習慣になっている。今日ものぞいてみたところ面白そうなものを見つけた。

100 Minuten Meister-DVD über den BVB(ボルシア・ドルトムントの 100 分 DVD)

http://www.bild.de/sport/fussball/borussia-dortmund/meister-dvd-im-handel-18093982.bild.html

ボルシア・ドルトムントの今シーズンのハイライトが収録されているようだ。10ユーロだったので買ってみることにした。

それから、今日のハイライト。息子のドイツ語の授業の宿題。アイスクリーム屋さんで、

「いわゆるダブル(zwei kugeln)を注文して」

「片方はチョコレート、片方はレモン味にして」

「『クリームはいるか?』と聞かれたら『いらない』と答えて」

「最後にお金を払う」

という会話を行うのが宿題なのだそうだ。

おばちゃんと無事にコミュニケーションできてアイスを手に入れることができた。「一人で食べるのが宿題だから」といってお父さんにもお母さんにも分けてくれない(笑)。しょうがないから我々も買って食べる。

*****

帰宅して、さっそく DVD を見てみる。各試合ごとにゴールシーンを中心に振り返るような内容。ブンデスリーガ前半戦の時期にはハイライト番組も見ていなかったので、あらためてゴールにからむ香川の活躍を見ることができた。

それ以外にも、今シーズンからドイツ代表に呼ばれるようになった若手のゲッツェ、グロスクロイツ、ヴェンダー、ポーランド代表のレヴァンドフスキ、パラグアイ代表のバリオス、それから来シーズンからレアル・マドリードへ行ってしまうトルコ代表のシャヒンなど、タレントが揃っているのでどのゴールシーンも見応えがある。

サッカー観戦

というわけで、前日のパーティーでガブリエル家と話をしたら、今日サッカーの試合があるらしい。

以前、息子のサッカーの試合に(たまたまではあるが)ガブリエルが応援に来てくれたし、息子もガブリエルの試合を見たいと言っているし、日曜日の午前中は特に予定もなかったので見に行くことにする。

ガブリエルに場所と時間を聞いたら「知らない。パパに聞いて。」ということだったのでお父さんに聞いてみたら「10時から Egenbüttel のグランドで」とのこと。

一応、私も妻もこう聞き取れたので間違いなかろうと思い、10時に Egenbüttel のグランドに行ったのだが … グランドは施錠されているし、車も一台もない。念のため、心当たりのあるいくつかのグランドに行ってみたのだが、どこでもやっていない …

おかしい … と思って自宅に戻り、家にいたガブリエルのお母さんに聞いたところ、我々の想定外のところ(neuer(新しい)Egenbüttel という地名があるんですねえ …)にグランドがあるらしく、住所を書いた紙をもらった。そして午前11時、やっとたどり着いた。ガブリエル父はすでにビールを飲んで出来上っている(笑)。試合はちょうどハーフタイムだったようだ。

息子とガブリエルは学年が2つ違う。そうなるとサッカーの試合形式もかなり違っている。

(厳密に言うと、ドイツのサッカースクールは学校での学年ではなく、完全に生年ごとに分けられている。例えば、息子は現在小学校1年生で早生まれなので2005年生まれ。つまり「2005年生まれ」というチームに入らないといけないので、同級生である2004年生まれの子とは同じチームになれないのである。)

まずコート。息子たちは大人のコートを4分割してゲームを行っていたが、ガブリエルの年代では2分割。かなり広くなる。その分人数も増える。息子たちは1チーム4~5人でキーパー以外は特にポジションは明確でなかったが、この試合は1チーム7人で一応大まかなポジションは決まっている。もっともコーチの指示によって試合途中でフォワードとディフェンダーがポジションを代えたりしていたので、それぞれの子供たちにいろいろなポジションを体験させているようだった。あと試合時間は15~20分ハーフの前半後半だったかな?(息子の場合は10分1本)

子供たちもポジションごとの役割を認識しているようなので、ちゃんとフォーメーションらしきものができている。例えばサイドバックはちゃんと縦にあがっていって最終的にゴール前にクロスを放り込むとか、隙があれば中に切り込んでシュートを打つとか。

パスの精度やトラップの精度はまだまだなのだが、ゲームの組み立てという意味ではかなり本格的である。日本の小学校3年生がどの程度の試合をするのか全然わからないのだが、ドイツの小学校3年生(相当)の試合では時おり、思わずうなってしまうくらいの素晴らしい連携を見ることができる。

また、周辺のグランドではもう少し大きい、小学校高学年くらいの子供たちとか、完全に腹が出たおじさんたちのサッカーチームとかも練習試合をしている。裾野が広いですなあ。