女子ワールドカップ観戦記(ドルトムント編)

レバークーゼンで行われる女子ワールドカップ決勝トーナメント第1戦(準々決勝)「イングランド対フランス」を見に行く。ハンブルク(というか自宅はハンブルクからちょっと外れたところにあるのだが)からレバークーゼンまでは距離にして400kmちょっと、時間にして4時間弱というところである。席は息子の友人家族と一緒に取ったのだが、試合前は別行動で会場で落ち合うことにした。

レバークーゼンはドイツ全体の中では北西に位置する都市で、ケルンの少し北にある。この近辺にはドイツ・ブンデスリーガ1部チームが本拠地を置く都市が多い。ケルンにはもちろん1FCケルンがあるし、レバークーゼンにはバイヤー・レバークーゼンもある。シャルケ04があるゲルゼンキルヒェンもあるし、もう少し西に進んでオランダ国境近くまで行けば、(あまり有名ではないと思うが)メンヒェングラートバッハもある。

それらのどこかのチームのファンショップに寄ってグッズを買いたいと計画していたのであるが、やはりここは香川慎司が所属するボルシア・ドルトムントのファンショップに立ち寄ることにした。ドルトムントはハンブルクからレバークーゼンに向かうと80kmほど手前にあるのでレバークーゼンに行く途中に立ち寄ることができる。

というわけでウェブで調べた最大のファンショップというところへ行ってみた。

確かに大きいのだが、シーズンの谷間ということであまりモノがない。ユニフォームはすでに来シーズンもデザインが発表されているのでたくさんあるのだが、応援グッズ(例えばタオルやさまざまなデザインの衣類やアクセサリーなど)はまだ来シーズン用のデザインが十分に用意されていないようだ。

とりあえず(これも品薄だしサイズも少なかったしオンラインショップでは品切れだった)香川のTシャツを無事ゲット。息子用のサイズはかろうじて残っていた。それからおみやげ用も含めてピンバッジをいくつか。

それから、ここに来る途中にスタジアムらしきものを見つけたので行ってみることにした。当初は計画になかったのだが、近そうだったし、スタジアムの記念写真を撮るだけでもいいだろうし、ファンショップもあるだろうし。

ここでは前のファンショップにはなかった優勝記念ピンバッジがあったので買っておく。ボルシア・ドルトムントのエンブレムと、優勝杯(ドイツ語ではマイスターシャーレ Meistershale と言います。理科の実験に使うアレのことですね。)がペアになったデザインのものである。

というわけで、ここでもこまごまと買い込んだのだが、最大の収穫はスタジアムの芝(笑)。どうやらシーズンオフということでスタジアムの芝の張り替え工事をしていたらしい。不要になった芝が土がついたまま正方形に切断され、50cm四方の箱に入れられ、宅配ピザのようにファンショップの前に積まれていた。他のお客さんの様子を見ていると勝手に持って行ってよさそうだったので、いくつかもらってくることにした。「香川が踏んだかも知れない」とか「香川の汗が落ちているかも知れない」とか冗談を言いながら(笑)車に積む。うまくうちの庭に根付くといいんだけど。

デュッセルドルフ編へ続く。

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