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ハンブルガーSV対カイザースラウテルン

今シーズン初めてのドイツ・ブンデスリーガの生観戦です。

ハンブルガーSVのホームスタジアムであるアイエムテック・アレーナ(Imtech Arena、先シーズンまではHSHノルトバンク・アレーナでした)は、我々が住んでいるハルステンベックからはSバーンで4駅、そこからシャトルバスで行けます。

試合は1-2で何とか勝利。開始直後に不用意なファールで与えたフリーキックで一点取られた後、ずーっと嫌な展開が続いたのですが、後半に2点取って勝つことができました。とりあえず勝ったからいいようなものの、あまりすっきりとしない試合内容でした。もうちょっと組織的なサッカーはできないものか?

さて、(今さらですが)ドイツならではのサッカーの楽しみ方を紹介します。

まず、ワールドカップでもやっていましたが、選手紹介の時にアナウンサーが選手のファーストネームを読み上げると、観客が一斉にファミリーネームをコールします。

アナウンサー「背番号22番、ルート〜」

観客「ファンニステルローイ!」

みたいな感じです。

それから、得点シーンのあとなどに現在の両チームの得点がアナウンスされるのですが、これも得点部分は観客がコールします。その時、相手チームの得点は何点取っていても「0(ヌル)」とコールします。例えば、ハンブルガーSVが2点目を取って2-1で勝ち越した場合、

アナウンサー「ハンブルガーSV〜」

観客「ツヴァイ!(2点)」

アナウンサー「カイザースラウテルン〜」

観客「(1点取っているけど)ヌール!(0点)」

となります。

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EURO2012の予選があるため、ブンデスリーガはしばらくお休み。休み明けはまずアウェイで開幕7連勝と絶好調のマインツ05と、その次はホームでバイエルン・ミュンヘンとの試合になります。ミュンヘン戦は見に行ってみたいものですがチケット入手はかなり難しそうです。

122分の1

というわけで通勤の音楽として「Musik in Deutschland 1950-2000」から一枚をピックアップ。

以下はウェブページからの内容紹介の抜粋です。時間があったら翻訳してみようっと。

予想通りというか、面白かったのはシュニトケとグリゼーの作品。シュニトケの作品ではメトロノームのビートに合わせて鍵盤打楽器とピアノがさまざまな旋律の断片を演奏します。はっきり認識できたのは《怒りの日(Dies irae)》だけですが他にも有名どころの旋律が使われているものと推測します。最初は1台のメトロノームがビートを刻んでいるのですが、別のテンポに設定されたメトロノームが次々に参加してきて不均一なリズムを作り出します。全くランダムなリズムではなくてちょうど4/4拍子の16分音符に配置されるようにそれぞれが同期しているのが面白いところです。

グリゼーはスペクトル楽派の作曲家ということで前から興味があった作曲家。「スペクトル楽派」というと、もっとスタティックな音楽が展開されるのかと思いきや、意外にリズミカルです。以下のサイトに興味深い記事があります。

http://d.hatena.ne.jp/guano/20090824/1251059914

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ブンデスリーガはイレギュラーな開催のようで、今日はホームで長谷部誠が所属するヴォルフスブルクとの対戦です。ウェブの速報で見たら1-1だったので安心して風呂に入ったのですが、出てきたら1-3 … 今シーズン初黒星です。「シーズン当初はよかったが徐々に得点力不足が露呈してズルズルと後退」という昨シーズンのパターンがすでに見えてきているのがちょっと不安です …

Porträt: Wittener Tage für neue Kammermusik

In den Jahren 1969 bis 1990 stand bei den Wittener Tagen für neue Kammermusik vor allem die Musik aus dem europäischen Osten im Vordergrund. Dies schlug sich nicht nur in Ensemble-Gastspielen nieder, sondern auch und vor allem im Repertoire. Ab 1990 veränderte sich das Festivalprofil. Der Fokus Osteuropa und der regionale Zug wichen einem höheren Maß an internationaler Ausgewogenheit, es fand eine Öffnung für Formen jenseits des klassischen Podiums, namentlich für das Musiktheater, die Performance und die Klanginstallation statt.

モートン・フェルドマン Morton Feldman (1926–1987)
Half a minute is all I’ve time for für Klarinette, Posaune,Violoncello und Klavier (1972)
Länge: 00.59 Ensemble „Musikalische Werkstatt“ Warschau P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1973, Funkhaus, Saal 2, 27.IV.1973 © Morton Feldman

ヴィルフリート・イェンチュ Wilfried Jentzsch (1941)
《弦楽四重奏曲72》 Streichquartett 72 (1972)
Länge: 10.52 Berner Streichquartett P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1976, Funkhaus, Saal 2, 29.X1.1976 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

アルフレート・シュニトケ Alfred Schnittke (1934–1998)
《履歴書》~4つのメトロノーム、3人の打楽器奏者とピアノのための Lebenslauf für 4 Metronome, 3 Schlagzeuger und Klavier (1982)
Länge: 8.40 Sabine Roderburg, KlavierV Christian Roderburg, Karl-Josef Kels und Karl Hausgenoss, SchlagzeugV Michael Brod, TonbandV P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1982, Funkhaus, Saal 2, 28.IV.1982V © Musikverlag Hans Sikorski GmbH & Co.KG, Hamburg

ゲオルク・クレル Georg Kröll (1934)
《ミによるカプリチオ》~ヴィオラ、チェロとコントラバスのための Capriccio sopra mi für Viola, Violoncello und Kontrabass (1982)
Länge: 10.11 trio basso Köln P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1982, Studio N, 25.II.1983 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

ハンス―ヨアヒム・ヘスポス Hans-Joachim Hespos (1938)
bi 7 à trois für Oboe, Klarinette, Saxophon, Trompete, Posaune, Kontrabass und Schlagzeug (1988)
Länge: 2.42 Michael Niesemann, Oboe David Smeyers, Klarinette Hanns Wilhelm Goetzke, Baritonsaxophon Malte Burba, Trompete Uwe Dierksen, Posaune Eberhard Maldfeld, Kontrabass Frank Zschäbitz, Pauke und Große Trommel Leitung: Johannes Harneit P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1989, Festsaal Witten, Konzertmitschnitt 22.IV.1989 © Hans-Joachim Hespos

ヤコプ・ウルマン Jakob Ullmann (1958)
《アラカタ》~8つの楽器のための5部の作品 Alakata – Komposition in 5 Teilen für 8 Instrumente (1990)
Madrigal II Länge: 3.32 Gruppe Neue Musik „Hanns Eisler“ Leitung: Christian Münch P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1990, Studio Stolberger Straße, 21.IV.1990 © Ariadne Verlag Wien

ジェルジ・クルターク György Kurtág (1926)
Életút (Lebenslauf) op. 32 für 2 Bassetthörner und 2 Klaviere im Vierteltonabstand (1992)
Länge: 6’21 Beate Zelinsky, David Smeyers, Bassetthorn Tamara Stefanovic´, Nenad Lec´ic, Klavier P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 2006, Funkhaus, Saal 2, 30.VI.2006 © Editio Musica Budapest

ジェラール・グリゼー Gérard Grisey (1946–1998)
《時の渦》 Vortex temporum I (1994–96)
Klaus Steffes-Holländer, Klavier ensemble recherche Leitung: Kwamé Ryan P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1996, Freiburg, Haus der Musik, 4.–7.X1.1996 Mit freundlicher Genehmigung des ensemble recherche © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH, Mailand

マティアス・ピンチャー Matthias Pintscher (1971)
《フィギュア I》~弦楽四重奏とアコーディオンのための Figura I per quartetto d’archi e fisarmonica (1998)
Länge: 7.20 Teodoro Anzellotti, Akkordeon Arditti String Quartet P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 2000, Studio Stolberger Straße, 14.VII.2000 Mit freundlicher Genehmigung von Winter & Winter (www.winterandwinter.com) aus dem Album „Matthias Pintscher“, Winter & Winter 910 097-2 © Bärenreiter-Verlag Kassel Basel London New York Prag

ロベルト・HP・プラッツ Robert H P Platz (1951)
up down strange charm für Klavier/Oktett/Violine und Akkordeon/Klarinette, Harfe und Schlagzeug (1999)
Länge: 14.42 Florian Müller, Klavier Annette Bik, Violine Georgio Schultz, Akkordeon Bernhard Zachuber, Klarinette Genny Reitano, Harfe, Lukas Schiske, Schlagzeug Klangforum Wien Leitung: Emilio Pomàrico P Eine Produktion des Westdeutschen Rundfunks Köln, 1999, Theatersaal Witten, Konzertmitschnitt 25.IV.1999 © G. Ricordi & Co., Bühnen und Musikverlag GmbH

地下サッカーその後

久しぶりに自宅で夕食、そしてその前にいつものように地下室で息子とサッカーを。

以前は柔らかいタオル生地のようなもので作られたサッカーボールを使っていたのですが、息子がサッカー教室に通うことを意識し始めてからちゃんとしたサッカーボール(あれ?4号球かな?5号球かな?)を使っています。息子とサッカーをするのはほぼ一週間ぶりなのですが、その間にもサッカー教室へ行っているのでかなり目に見えて上達しています。(まだ「テスト期間(probieren)」ということで2つのサッカー教室に参加していますが、そろそろどちらかに決めます。)

最初は大きくて固いボールを怖がっていたのですが、今ではかなり力のあるインフロントキックを蹴られるようになっています。(時々ミートしそこなって「いててて」とか言っていますが …)ドリブルとかはまだまだですが、このあたりは少しずつサッカー教室で教えてもらえるのではないかと。

一方、少しでも球が浮いてしまうとどうコントロールすればいいのかわからないようで、とたんに焦ってしまうようです。息子、インフロントで強いシュートを打つ→私、インサイドでブロックする→浮き玉が息子の方へ返る→息子、どう対処すればいいかわからないまま顔面キャッチ(「お前、受けるか避けるかどっちかしろよ」byぼのぼの)、ということがありました。

同じクラスの友達にうまい子がたくさんいるので、まずはそのあたりを目標にして頑張って欲しいものです。

ハンブルク・ダービー

集中ミーティング3日目。ホテルでの会議は2日目。

今日はブンデスリーガのハンブルク・ダービー、ハンブルガーSV対ザンクト・パウリが開催されます。ザンクト・パウリは2002年シーズン以来のブンデスリーガ1部なので、ブンデスリーガとしてのダービーは8年ぶりということになります。もともとは昨日(土曜日)に開催される予定だったのですが、治安上昼間に開催した方が安全ということで日曜日の15:30キックオフに変更されたのだそうです。

朝、ホテルへ向かう電車(Sバーン)の中でも全身ザンクト・パウリずくめのサポーターを見ましたし、ホテルでの昼食時にも「何か朝から盛り上がっているねえ」みたいな話が出たのですが、ザンクト・パウリに住んでいるドイツ人曰く「朝からじゃないよ、昨日の夜からだよ。午前1時からうちのアパートの前で歌を歌い始めたし …」だったのだそうです。「まだ車は燃えていないね。」「いや、ハンブルクでは毎日どこかで車が燃えているから。」みたいなどこまで冗談でどこまで本気かわからないような会話もありました。

当然、仕事をしているので基本的に試合は見ていないのですが、午後からの会議の中休みにホテルのバーで中継されていた試合をちょっとだけ見ることができました。後半の30分くらいから(なし崩し的に)試合終了まで見たので、結局全ての得点シーンを見ることができました。(試合は後半32分にザンクト・パウリが先行し、後半43分にHSVが追いついて、結局1-1の引き分けでした。)

まあ、先入観があるからかも知れませんが、異様な緊張感がみなぎる試合でした。特にアウェイのHSVは少し気押されていたのか、ザンクト・パウリに比べて連携がよくなかったような気がします。ホテルのバーでも何人かの人が見ていたのですが、まわりにいる人がどちらのサポーターかわからないので歓喜も落胆もちょっと控えめな感じで(笑)。

HSVは4試合終わって一応負けなしの2勝2分け勝ち点8。次は長谷部のいるヴォルフスブルクです。

UEFAチャンピオンズリーグ:バイエルン・ミュンヘン対ASローマ

公私ともにいろいろなことに時間が取られていてブログが更新できていませんが、何か書いておかないと。

ええと、午後8時30分からUEFAチャンピオンズリーグ「バイエルン・ミュンヘン対ASローマ」を見ました。日本の感覚だと国内リーグは無料放送で見て、こういったリーグ戦は有料放送で … ということになりそうなので、なぜかドイツではブンデスリーガは有料放送、この試合はSAT 1という無料放送局で放送されます。うちは地上波デジタルの受信状態があまりよくなくて、たまにブロックノイズが入ったりするのですが、まあ、見ているうちに改善されました。ブースターでも買ってみるかなあ?(ちなみに主要な地上波デジタルの放送局は衛星放送経由でも見られるのですが、このSAT 1だけはうちの衛星放送受信環境では見られないようです。)

バイエルン・ミュンヘンは先発メンバーの半数くらいが現役ドイツ代表で、息子が好きなミュラー、シュヴァインシュタイガー、クローゼ、ラーム、バートシュトゥーバーなどが所属しています。あとフランス代表のリベリーやオランダ代表のロッベンなども所属しているのですが、彼らはベンチ入りもせずに観戦していました。負傷していましたっけ?

ASローマの選手はトッティしか知りません。というか、まだいたんだ。「そういえば、中田とポジション争いしてたねえ。」というのは妻の弁。

午後8時30分(実際にはもう少し遅れたかな?)試合開始。ほとんどバイエルン・ミュンヘンが攻めっぱなしなのですが後半30分まで0-0の展開。息子と妻は限界だったようで寝に行きました。そういうタイミングで点が入ってしまうというのは世の常で(笑)、そのあと立て続けにバイエルン・ミュンヘンが2点取って(ミュラーと途中出場のクローゼ)勝ちました。

来月予定しているイタリア旅行(行けるんかいな?)はフライトがミュンヘン経由なので、息子はシュヴァインシュタイガーのレプリカユニフォームを買いたいと言っています。

ルーセル/続サッカー教室

毎年恒例の吹奏楽コンクールも支部大会が終盤に近づき、全国大会に出場する団体もかなり決まりつつあるようです。ということで、今年もぼちぼちデータの整理を始めているのですが、出場団体のデータを見ていると時々懐かしい作品を目にすることがあります。

そんなわけで、フランスの作曲家アルベール・ルーセルが作曲したバレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》、それに付随してルーセルの交響曲を聴いてみたくなりました。ウェブでいろいろなレビューを眺めたところ、NAXOSのステファン・ドヌーヴ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管の演奏がコストパフォーマンスがよさそうなので購入してみることにしました。交響曲第3番と《バッカスとアリアーヌ》を買うついでに他の3曲の交響曲もついでに買ってしまうのは悲しい性です(笑)。NAXOSなので計4枚でも20ユーロちょっとくらいなのですが。

フランスの近代作曲家というと、どうしてもドビュッシーやラヴェルのような感覚的というかディオニソス的な作品が頭に浮かぶのですが、ルーセルはもっとアポロン的というか純音楽的な姿勢で音楽に取り組んでいるような気がします。新古典主義的な作品に属するということでヒンデミットを聞く印象に近いのかな?オケの乾いた音色も作品に合っていると思います。買って正解でした … ってまだ一枚しか聞いていませんが …

よく見たら、この全集には《バッカスとアリアーヌ》と同じくらい知名度の高い管弦楽曲《蜘蛛の饗宴》が含まれていないんですね。この作品は誰の演奏がいいのでしょう?クリュイタンス?

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息子のサッカー教室の話です。

先週はちょっと離れたシェーネフェルト(Schenefeld)のサッカー教室に見学に行ったのですが、今日は近所のハルステンベック(Halstenbek)の見学に行きました。妻によるとシェーネフェルトよりは基礎練習に重点を置いていて、パスやドリブル練習が多く、ミニゲームは少なめとのことでした。息子はミニゲームがたくさんできるシェーネフェルトの方が気に入っているようですが、妻は会場が近所で送り迎えが楽なハルステンベックの方を薦めているようです。両方行ったら?

EURO2012予選第2戦:ドイツ対アゼルバイジャン

ホーム(ケルン)に戻って来ての第2戦。相手はアゼルバイジャンです。

スターティングメンバーは少し変更があって、右サイドバックのラームが左に回り、代わりに右サイドバックにリーターが入りました。

開幕10分でセンターバックのメルテザッカーが負傷退場してしまうというアクシデントがありましたが、基本的には横綱相撲。やはり引いた相手には攻め続けて守備のマークがずれるのを待つしかないんですかね。クローゼが2点、この試合久しぶりに調子がよかったポドルスキーが1点、ディフェンダーのヴェスターマンとバートシュトゥーバーが1点ずつ、オウンゴール、と6対1で勝ちました。

次は10月8日のトルコ戦(ベルリン)。全勝(2勝)同士の大一番になりそうです。

EURO2012予選開幕

毎朝、午前8時くらいに家を出て出勤しているのですが、今日は息が白かったです。すっかり秋です。

さて、2012年にポーランドとウクライナで開催されるEURO2012の予選が始まりました。ドイツの初戦はアウェイでのベルギー戦です。

監督もワールドカップから変わっていませんし、代表メンバーもワールドカップのメンバーがほとんど残っています。(ワールドカップの先発メンバーと違っていたのはセンターバックのフリードリヒ→バートシュトゥーバー、左サイドバックのボアテンク→ヤンセンです。)ということで、手堅い試合運びで1-0で勝ちました。ゴールはやはりクローゼでした。

ドイツ国内での予選をハンブルクでやってもらえるとアリーナに応援に行けるのですが、今のところその予定はないようです …

サッカー教室

ドイツ赴任中にも息子に何か習い事をさせようと思っていたのですが、「本人がやりたいことをやらせよう」ということでしばらく様子を見ていました。

ブログをご覧いただいている方にはおわかりいただけると思いますが、ワールドカップあたりからサッカー熱が高まるばかりです。本人もかなり乗り気なのでサッカー教室への参加を考えることにしました。

ドイツのサッカー教室は基本的にドイツの学年ごとに区切られているようで、例えば「2005年クラス」というのは2004年9月から2005年8月生まれの子供を対象にしています。うちの息子はこのクラスの対象年齢なのですが、ちょうど同学年(幼稚園の年長)にも一つ下の学年(幼稚園の年中)にもこのクラスの対象となる子供がいないのでした。

当然、回りの子供たちはドイツ人ですし、コーチもドイツ人です。息子が一人だと心細いと思って、一つ上か一つ下の学年に入れることも考えて見学に行ってみたのですが、やはり受け入れる側としてもそういう例外を認めたくないようですし、対外試合にも出場できないようです。

ということで、本日初めて当該クラス(2005年クラス)の見学に行ってみました。連れて行った妻は「5分経って嫌そうにしていたら無理強いしないで連れて帰ろう」と思っていたらしいのですが、意外にも「とても楽しかった」のだそうです。

二人一組のパス練習でもドイツ人の男の子に声をかけてもらったようですし、さすがに初対面の相手にはなかなかパスが来ないもののミニゲームでもボールに触るチャンスがあって楽しんでいたようです。

ドイツに来る前、親譲りの引っ込み思案だったことが嘘のようです。だいぶ図太くなったというか物怖じしなくなりました。

Blu-Day

(最近、ネタがこればっかりですが …)そういうわけで、今日の通勤音楽はやくしまるえつことd.v.dの「Blu-Day」。

Blu-Day(DVD付)

結局のところ、やくしまるえつこのウィスパーヴォイスが相対性理論の魅力の一つなのですな。彼女の「歌」にはあまり力点を置かず、笑い声のコラージュとか、詩の朗読とか、そのウィスパーヴォイスの魅力を素材としてうまく抽出していると思います。

d.v.dの音楽についてはあまり詳しくありません。(以前、d.v.dのDVDを借りっぱなしで結局見ずに返してしまったのは暗い過去 …)

わりとチープなサウンドを選んでいるあたりや、うまく説明できませんがそれっぽいアレンジは、1980年代のテクノポップをリアルタイムで体験した世代にははまります。

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今日はサッカー・ドイツ代表とデンマーク代表の親善試合があります。ブンデスリーガ開幕直前というチームにとって大事な時期ということもあってか、ワールドカップの先発メンバーがことごとく選ばれていません。(ドイツのワールドカップ代表メンバーは当時全員がドイツの国内リーグのチームに所属していました。今はケディラがレアル・マドリードに移籍したりしていますが。)

テレビ放送もあるようなので、ワールドカップで控えだった選手など次世代の選手に注目してみてみたいと思います。