投稿者「musicabella」のアーカイブ

重さ28kgの本

実は息子はFCバイエルンミュンヘンのファンでもある。大好きな選手であるクローゼやシュヴァインシュタイガーやラームがいるからなのだろう。

ということで、息子のメールアドレスでFCバイエルンミュンヘンのニュースレターを受け取っているのだが、(たぶん、「今さらながら」なんだろうなあ)すごい本が出版されることに気付いた。

http://www.fcbayern-chronik.de/

来年、クラブ創設111周年を迎えることを記念して作られたクロニクルなのであるが、そのスペックがすごい。

111周年エディション

• 完全限定生産
• 111 部のみ
• 552 ページ
• 2000 枚以上の写真
• サイズは 50 cm x 70 cm
• 重さ 28 kg
• 証明書つき
• 選手とコーチの直筆サインが入ったアートプリント付き
• 配送予定 2011年7月
• 価格 4444 ユーロ(約 500000 円弱)

一冊一冊ハンドメイドで作られ、表紙と裏表紙は厚さ 1 cm の木材が使われており、表紙には金属製のエンブレムが埋め込まれるようだ。内容はともかくこういった意匠を作り上げてしまう心意気に目眩がしてしまう。

当然、この111部はすでに完売(告知から24時間以内!)のようで、アートプリントなしの簡易バージョン(4111部限定、2999ユーロ)もあるらしい。

久々カツカレー

というわけで、今日明日は日本からの出張者とのミーティング。

夕食は久しぶりの日本食レストラン「あかり」へ。

妻曰く「日本から来た人がわざわざ外国で日本食を食べたくなるわけないじゃん。実は駐在員が日本食を食べたいから連れていくんじゃないの?」とのこと。まあ、「あかり」のカツカレーを食べたいから連れて行った … という動機は80%くらいあるかも知れないなあ(笑)。

というわけで、久しぶりにカツカレーを食べることができたのだが、ひとしきり「ビール+おつまみ」というパターンで飲み食いしたあとだったので、かなりお腹にくる。久しぶりに胃もたれ。

しかし毎回思うのだけど、こうして夕食を食べながら「本題ではない仕事の話」をするのがとても面白かったりする。なので、皆さんどんどん出張してきて下さい。私をひとりにしないで〜(笑)

日曜日の徒然

私はいそいそと原稿書き。こちら時間の日曜日中に原稿を送れば、日本では月曜日から作業を始められるわけで。

バックヤード越しの教会の裏庭では、庭に積もった雪を集めて「イグルー」を作ろうとしているようだ。まあ、作り方は「イグルー」というよりも限りなく「かまくら」に近いわけなのだが。

息子は以前からかまくらを作りたいと言っていたので、この様子を教えてあげると完全装備をして出かけていった。出かけるとすぐに(雪ではなく)雨が降り出してきたようで、かまくら作りは中止、帰宅してきた息子と一緒に、いつものようにガブリエルくんがうちにやって来た。

例によって、地下室でサッカーをしたり、息子の部屋でレゴを作って遊んだりしている。息子は今のところ「Gabriel(呼びかけ)」「füßball(サッカーやろう)」「Lego(レゴやろう)」「Nein(だめ!)」くらいしかボキャブラリーがないのだが、それでも何とかガブリエルくんとコミュニケーションしているようだ。発音も以前より「それらしく」なっているので、ドイツ語に関してはあっという間に追い越されてしまうんだろうなあ。

ガブリエルくんも辛抱強く息子の拙いコミュニケーションを許容してくれているようなので、本当にありがたい。

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ということで、いつものように妻の校正を経て、バンドジャーナル誌の原稿を無事脱稿。いつものように2011年2月号(2011年1月発売)に掲載される予定です。

おいでませハンブルクへ

日本からの出張者を連れてちょっとした観光案内へ。

実は出張者の観光案内は初めての経験である。こちらの都合というか要望に合わせてもらって土曜日の日中にハンブルクに来ていただいたわけだし、先輩駐在員は帰任のための引っ越し準備で忙しいし、というわけで。

エルベ河畔の再開発地区をブラッと眺めて、そのあとは北ヨーロッパ最大の鉄道模型ミュージアムである「ミニチュア・ワンダーランド」へ。前にここに来たのは昨年の夏かなあ?ここにはかなり大規模なスイス鉃道のジオラマがあるのだが、今年の夏にスイス国内の鉃道を乗り倒した後にこのジオラマを見に来るとかなり思い出がフラッシュバックする。… という感じで自分も楽しんでしまった …

その後は、お気に入りの「NAGEL」というドイツ料理屋でヴァイツェンをご賞味いただいた。私は車だったので残念ながらアルコールフライだったが。

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ハンブルガーSVはアウェイでフライブルクに0-1でまさかの敗戦。負けるか?

来週のバイヤー・レバークーゼン戦を前にちょっと意気消沈 …

White Night

会社から帰宅しようと車に乗り込んだ時点での気温は-5℃。気温自体はそれほど下がっていないのだが、夕方からずっと雪が降り続いていたようで車にもかなりの雪が積もっている。

除雪が間に合わなかったせいか、道路にもかなり雪が残っていて運転するのに神経を使う。ずっと気温が氷点下だったのでさすがに凍結はしていないのだが、いわゆるパウダースノー状態なのでゆるいカーブでも時々後輪が「ずるっ」といく。(納入されてから気付いたのだが、この車FRだったんだよなあ …)

また、時期的にまだ冬タイヤに替えていない車もあるようで(私も先週替えたばかり)、通勤路はほぼ全域に渡って渋滞。(アウトバーンでも40km/hくらいで入っている車がいたし)ふだんは45分、ラッシュ時でも1時間程度で家に帰ることができるルートなのだが、今日は1時間30分以上かかってしまった … そういえば、これだけ雪がある状態で今住んでいる家と会社との間を運転したのはこれが初めてか?本格的な冬に入ったら毎日こんな感じなのだろうか?ずっと運転に集中していなければいけないので疲れる。

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はい。親バカ日記です。

最近、ようやく文字を書く練習が楽しくなってきたような気配の息子。ウェブでサッカーのドイツ代表選手がリストアップされているページを見ながら、好きな選手の名前をメモ帳に書き写しています。

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「バンドジャーナル」誌の原稿を鋭意執筆中。わずかでもスケジュール的に余裕があると「最後のひとふんばり」モードに切り替わらないなあ … まあ、週末が勝負か。

アドヴェントカレンダー

さてさて、いよいよ今日から12月。

レゴ シティ アドベントカレンダー

こちらでのクリスマスの習慣として、このアドヴェントカレンダーを息子に与えた。

アドヴェントとは日本語で「待降節(たいこうせつ)」あるいは「降臨節(こうりんせつ)」と呼ばれている期間のことで、キリストの降誕(=キリストの誕生日=クリスマス)を待ち望む期間のことである。

アドヴェントカレンダーは全部で24個の窓がついていて、それを開けると中からお菓子(や、この場合はレゴ)が出てくる。12月1日から毎日一つずつ開けながらカウントダウンしていき、全部開くとクリスマス・イヴということになる。

息子にこのようなことを説明したのは昨日の夕方。やはり子供心をくすぐるようで、

「ねえねえ、明日開けないから今日開けてもいい?」(ダメに決まっとろうが!)

「早く明日にならないかなあ?」

とか言っている。

ふだんは寝起きが超悪い息子であるが、今朝は「カレンダー開けてもいいぞ」と耳元でささやいたら、文字通り「パチッ」と目を開けて急いでリヴィングへ下りていった。「1」の窓に入っていたのはレゴで作る小さな雪だるま。それを作ったら、朝っぱらから

「早く明日にならないかなあ?」

ハンブルガーSV対シュトゥットガルト

今シーズン3回目のサッカー観戦。ホームでのシュトゥットガルト戦。

席は前回よりもさらに前で、ゴール裏の前から9列目。

ちなみにこの席の左側、コーナーポストの後ろあたりが相手サポーターの応援席ブロックになる。それなりに距離があるのでそんなに危険はないと思っていたのだが、お互いに挑発し合ったりしてけっこう緊張した空気が流れている。

試合の方は相手は格下だし、前半の早い時間に一人退場になったし、で、今まで見た試合の中ではいちばん安心して見られた試合だった。4-2で(一応)圧勝。後半から出てきたファンニステルローイのゴールも見られたし。

しかし、そろそろ時期的には限界ですな。午後3時30分の試合開始だったが、すでにその時点で気温は氷点下。防寒装備に加えて膝掛けのフリースまで持って行ったのだが、それでも足下から冷えて来る。しばらくはテレビ(インターネット)観戦になると思います。

マッケラス/イーノ

またまたjpc.deから。

Janacek & Martinu

先ごろ亡くなったイギリス人指揮者サー・チャールズ・マッケラスがチェコのスプラフォン・レーベルに残した全録音(ただしオペラを除く … らしい)が2つのボックスでリリースされた。一つ目はドヴォルザークとスメタナ、二つ目はヤナーチェクとマルチヌーということで、私は二つ目のボックスを買った。

ヤナーチェクについては先日、室内楽とオペラのボックスを買ったのだが、このボックスには管弦楽作品が多く収められている。マッケラスがウィーンフィルを振った《シンフォニエッタ》が今一つだったので、ここで演奏されているチェコ・フィルとの演奏がそれを超えるといいなあ、という期待と、DVDで収録されている《グラゴル・ミサ》の原典版を聴いて(見て?)みたかったのが大きな動機である。

《シンフォニエッタ》。ウィーンフィルとの演奏に比べると、オケが指揮者の言うことを聞いている感じがする。確かにまとまってはいるのだが、この演奏を聞くと、ウィーンフィルとの演奏で気に入らない点だった「オケが暴れている感じ」が逆に個性として聞こえてくる。今のところどっちもどっち、どちらの演奏も及第点だが気に入らないところもある、というところ。もう少し聞きこんでみますかね。

Small Craft On A Milk Sea (WARPCD207)

ブライアン・イーノの新譜。他のアーティストとのコラボレーションはいろいろ買ってきたが、ソロアルバムをリアルタイムで買うのは初めてではなかろうか?

短めの曲が多いので、目の前をさまざまな風景が通り過ぎていく感じ。イーノ自身の解説によると「コンポジションというよりはインプロヴィゼーション」「歌い手は存在せず、語り手も存在せず、聴く者が何を感じるべきかを指し示す案内人も存在しない」ということなので、昔から実践しているサウンド・インスタレーション的なコンセプトに基づいているのかな?

アンビエントっぽい雰囲気の作品から始まって、だんだんリズム的要素の強い曲になり、また最後は静かになっていくという曲構成。使う音の選択にものすごく気を使っていることを思わせる上品なサウンド、特にリズミカルな曲で聞こえるかっこよさがいい感じなのだが、もう少しパトスが欲しい。作品を通して見えるイーノの姿の距離感が中途半端なのがじれったい。以前の作品では、イーノはもうちょっと遠くにいてまったく姿が見えないか、あるいはもうちょっと近くにいてはっきりその思惑が見えていたりしたのだが …

教授の近作とかハービー・ハンコックの近作に感じた「ご隠居」的なソフトな感触(これは褒め言葉ではないです)が、ここでも感じられてしまった。

初雪

  • 日曜日(11/21)時点の長期予報では「週末くらいには降りそうかな?」
  • 月曜日(11/22)時点の長期予報では「予報ほど気温が下がっていないので今週中はもつかな?」

だったのだが、今朝の予報ではいきなり最高気温3℃の予想。そして、ついに午後くらいから粉雪が舞い始めた。

今年の秋は雨がちでなかなか気温が下がらなかったのだが、一気に気温が下がり始めて今週末には真冬日(日中最高気温が0℃以下)になるらしい。

夏タイヤから冬タイヤへの交換は今週の金曜日なんだけどそれまで道路は凍結しないよなあ …

それから、今週の土曜日はサッカー観戦なんだけど寒いだろうなあ …

ホームページ改良に勤しむ

ホームページのリニューアルをしたが、どうもパフォーマンスが気になる。

ローカルな開発環境ではあまり気にならなかったのだが、やはりアクセス数が増えるサーバー環境では少しでも負荷を下げないといけない。

ということで、PHP やら MySQL やらのリファレンスに目を通しながら検索エンジンのチューンアップを行う。

夜中までパソコンに向かいっぱなしで作業していると、そのあとなかなか寝付けない。プログラミングなどいわゆるVDT作業は脳が活性化されてしまうので寝付きにくくなるという話は本当なのだろうか。