家族には内緒のお買いもの。
あまりトレンドから遠ざかっていると、乗ろうと思った時に乗れなくなってしまう危険性があるので、ちょっと気になる新譜を買ってみた。
アイルランドのグループ、シガー・ロスの新譜。彼らのホームページで視聴したところ気に入ったので買ってみた。「サウンド&レコーディングマガジン」でも特集されていたし。
前作「残響」は、日本にいるときに借りて聞いた。その時はけっこうポップだったと思ったのだが、この作品はかなりアンビエントな雰囲気。ほとんどミディアムテンポだし、明確なビートがない曲も多い。だが、こんな風にノイズによって埋め尽くされている音空間、というのは個人的にかなり好きである。
こちらはダーティー・プロジェクターズの新譜。ビョークとのコラボレーション作である「Mount Wittenberg Orca」で初めて聞いて気になっていた。
「Mount Wittenberg Orca」の方が過激で面白かったかな?エクスペリメンタルなサウンドとか、独特のコーラスワークとかは面白いのであるが、時としてアイデアが先走ってしまい、音楽それ自体が鼻白んで聞こえてしまうことがある。まあ、もうちょっと聞きこめば聞こえ方が変わるのかも知れないが。