日別アーカイブ: 2012 年 7 月 19 日

シガー・ロス/ダーティー・プロジェクターズ

家族には内緒のお買いもの。

あまりトレンドから遠ざかっていると、乗ろうと思った時に乗れなくなってしまう危険性があるので、ちょっと気になる新譜を買ってみた。

好評につき売切れです

アイルランドのグループ、シガー・ロスの新譜。彼らのホームページで視聴したところ気に入ったので買ってみた。「サウンド&レコーディングマガジン」でも特集されていたし。

前作「残響」は、日本にいるときに借りて聞いた。その時はけっこうポップだったと思ったのだが、この作品はかなりアンビエントな雰囲気。ほとんどミディアムテンポだし、明確なビートがない曲も多い。だが、こんな風にノイズによって埋め尽くされている音空間、というのは個人的にかなり好きである。

好評につき売切れです

こちらはダーティー・プロジェクターズの新譜。ビョークとのコラボレーション作である「Mount Wittenberg Orca」で初めて聞いて気になっていた。

「Mount Wittenberg Orca」の方が過激で面白かったかな?エクスペリメンタルなサウンドとか、独特のコーラスワークとかは面白いのであるが、時としてアイデアが先走ってしまい、音楽それ自体が鼻白んで聞こえてしまうことがある。まあ、もうちょっと聞きこめば聞こえ方が変わるのかも知れないが。

 

住めば都

「ねえねえ、ハンブルグって『住めば都』だよね。」

と息子がいきなり夕食の時に語り出した。どうやら最近「ことわざ辞典」を読んでいてこの表現を見つけたらしい。

「でも、『住めば都』って最初は住みにくかったけど、住んでいたらだんだん居心地がよくなってくるという意味だよ。」

と教えたら、

「うん、だって最初はドイツ語とか全然分からなくてすごく怖かったもん。」

と言われた。

あらためて、息子なり(ドイツに引っ越した時点で5歳)にストレスがあったんだなあ、と感じた。

最近、妻はサッカースクールのママ友から「息子が、(うちの息子が)ドイツ語を話すようになった、と言っていたわよ。」と言われたらしい。

来週からは日本人学校も夏休みに入り、息子はハンブルガーSVが主催するサッカー教室に5日間通うことになっている。数ヶ月前に勢いで申し込んでしまったのだが、息子がうまくやっていけるか非常に心配である。普段のサッカースクールで一緒の友達も何人か参加するようなので、うまく助けてもらえるといいのだが …