月別アーカイブ: 2011年9月

同窓会 in ハンブルク

在ハンブルク邦人の大学同窓会が開催された。

… とはいっても出席予定者は4名、そのうち1名は出張中で欠席。結局出席者は3名で、私も含めてみんな同系列の企業勤務という「社内の飲み会」みたいな形になってしまった。

(「常陸野の」とか「桐の葉」とかを歌えるハンブルク在住の方がいましたら、ぜひご連絡を。)

3人の入学年度が数年ずつ違うということで、ジェネレーションギャップがなかなか面白いネタになる。「ええ?そんなの俺がいた時にはなかったよ。」とか「ああ、あの店はその頃からあったんですか?」みたいな。

そういえば、日本食レストラン「あかり」を訪れるのは久しぶり。最近、日本から出張者が来ても日本料理を食べに行かなくなったのである。

代休

息子は土曜日がハンブルク日本人学校の運動会だったということで代休。(残念ながら、私は出張と重なってしまったので行けなかったのだが。)

私も先週、先々週と週末をほとんど移動に費やしたので、上司の許可を得て代休。

久しぶりにハンブルク市内中心部まで買い物に行く。妻が日本食材を買い出ししている間に、私と息子はレゴショップへ。

息子は最近「LEGO CITY」シリーズがお気に入りで、(まあ自明なのであるが)特に電車が好きである。一時期は「スターウォーズ」シリーズにも凝っていたのであるが、最近は全く興味がなくなったようだ。お父さんは新しいミレニアム・ファルコンやスター・デストロイヤーが発売されているのを見て、ちょっとグラッと来たのであるが。

それから著名な建築物を適度にデフォルメして再現する「アーキテクチャー」シリーズもかなり充実してきている。ピックアップされている建築物がちょっとアメリカに偏っているのが気になるが、ブランデンブルク門などもある。

で、今回はそういったパッケージではなく、バラバラの部品を買うことにしていた。日本ではほとんどレゴを買った経験がないので同じようなシステムがあるのかどうかわからないのだが、こちらではプラスチックのカップに詰め放題 xx.xx ユーロ(16.99だったかな?)というシステムがある。自分のイメージで電車を作る時に足りなかった部品を買い足したいのだそうだ。

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その後、シーフードレストランの「ダニエル・ヴィッシャー(Daniel Wischer)」へ。この店も久しぶりに来る。いつもはちゃんと店内に入って料理を頼むのだが、今日はテイクアウトのフィッシュ・アンド・チップスを食べてみることにした。

トッピングというかドレッシングの指定の仕方がよくわからなかったのでタルタルソースみたいなものをかけられてしまった(やはり、フィッシュ・アンド・チップスはビネガーじゃないと!)のだが、味は悪くない。

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家電ショップ「SATURN」でジブリ関連のDVDが売られていたので「魔女の宅急便」と「天空の城ラピュタ」を買ってみる。1枚9.99ユーロ。当然PALなのだが、まあ字幕とかを気にしないでいいので助かる。(当然非国民であるところの我々夫婦は)どちらも見たことがなかったのであるが、息子は幼稚園で「ラピュタ」を途中まで見たことがあるのだそうだ。

 

帰国後初日

午後9時30分くらいに寝て午前5時くらいに目が覚めるというのは、普段の生活でもたびたび体験するのでそれほど「時差ボケ」という要素はなさそうである。一般的傾向なのか、それとも私の傾向なのかよくわからないが、いわゆる「東回り(east-bound)」よりも「西回り(west-bound)」の方が時差ボケは出にくいような気がする。

ということで、日本から買ってきたDVDを見てみることにする。

だからここに来た!-全日本フォーク・ジャンボリーの記録- [DVD]

1970年に開催された第2回フォークジャンボリー(中津川フォークジャンボリー)の記録映画。前にも書いたけれど、この映画には「動くはっぴいえんど」の映像が含まれている。

出演したグループの演奏のダイジェスト、それからイベント周辺の様子(SLに乗って、フォークギターを持って会場に駆け付けるという情景はかなりカルチャーショックだった)、それからなぜかこの年に開催された大阪万博の映像(まあ、大阪万博のパビリオンの造形は好きなので文句はいいません)、時代を感じさせるインタビュアーと観客のやり取り、など、朴訥に事実だけを切り取った構成が、よけいに当時の雰囲気をリアルに伝えているのではないかと思う。

名前だけは以前から見かけていたのだが、なかなかその音を聞くことができなかった浅川マキ。《かもめ》という曲が収録されているのだが、かなりよい。

『総天然色ウルトラQ』Blu-ray BOX Ⅰ

カラーライズされた「ウルトラQ」のブルーレイボックス(の前半)。何から見ようか?と考え、まずはガラモンが登場する第13話「ガラダマ」から見ることにした。

カラーライズされたトレーラー(「ゴメスを倒せ!」などなど)を初めて見た時には、目眩がするくらい感動を覚えたのだが、今回「ガラダマ」を前編見終わった後にはそれほど大きい感慨はなかった。カラーライズが特に違和感なかったということなのだろうか?その後、念のためにモノクロ版を少し見直してみたのだが、カラーライズ版を見た後ではもうモノクロ版に戻れないような気がする。どこかのレビューで読んだのだが、カラーライズされたことによって、モノクロ版では気が付かなかった細部の様子もわかりやすくなったのではないかな?

このあたりで妻が起きてきたので、妻の所望により、これを見る。

世界遺産 スペイン編 アントニ・ガウディの作品群I/II [Blu-ray]

サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディの諸建築物があまりにも素晴らしかったので、それを自宅で反芻すべく買ったブルーレイである。

映像は美しいし、一般人が見ることができない撮影隊ならではの構図でこれらの建築物を見られるのはうれしいのだが、惜しむらくは撮影時期が大聖堂の完成前だったこと。

この建物に関しては当分「未完成」の状態が続くのでいつ撮影しても「工事中」であるのは致し方ないことなのだけれど、大聖堂の完成はかなり重要なメルクマールだったと思うので、ちょっとおしいなあ。また新しい技術で撮影し直して欲しい。

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例によって、日本の実家とSkype。だらだらと荷物の片付けをして、ちょっとおやつ。

おやつを終了したところで、ガブリエルのお姉さんであるところのアリーチェがチーズケーキを焼いて持って来てくれた。何でも、以前卵が足りなくて借りに来たらしいので(いいですねえ、このご近所に食べ物を「借りる」という感覚)、そのお返しではないか?というのが妻の弁。

うまかったです。

 

日本出張日記(その1)

打ち合わせというか会議のために日本出張。なんとドイツ駐在3年目にして初めての日本出張である。

ドイツから出張する現地社員は日本までの行程を短くするためにフィンランド航空を使うことが多いのだが、私はスターアライアンス系のマイレージを貯めているので当然ルフトハンザ。名古屋に着く時間が同じくらいなので空港で落ち合おう … ということになったのであるが …

その前に機内食を …

ほとんど名古屋に着陸寸前、高度200m以下まで降下したのであるが、その後再び上昇、機内で表示される到着地が大阪になった。どうやら悪天候のために名古屋に着陸できず、とりあえず大阪に向かうことになった。

大阪では給油を待って再び名古屋へ向かう。機内放送で「先行していたフィンランド航空の便も成田に向かうことになった」と聞いたので、「成田に着くそうだけど、どこで落ち合おうね?」というメールをフィンランド航空で来た同行者に送ってみたのだが、「もう名古屋に着いた。とりあえずバスに乗るところなんだけど待っていた方がいいか?」とのこと。結局、浜松のホテルで落ち合うことになったのだが、フィンランド航空は無事名古屋に着陸できたということだった。パイロットの腕ですかね?

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結局、予定より3時間ほど遅れて浜松着。正午くらいには浜松に着ける予定だったのだが午後3時30分くらいになってしまった。

とりあえず、夕食までは各自別行動ということにして、私は2月に亡くなった知人(所属していた吹奏楽団で私の前に音楽監督だった方)のご焼香に伺った。お線香をあげたあと、奥様とちょっと話をする。

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夕飯は何となくみんなラーメンを食べたいような雰囲気だったので(ただし Ralf は時差ボケ克服のために寝たいということでキャンセル)、「べんがら」へ。しかし、べんがらも淋しくなりましたなあ。