ベルリン日記その1

ドイツの中もいろいろ回ってみようということで一泊二日のベルリン旅行。ハンブルクからベルリンまではICE(ドイツの特急列車)で2時間ほどなので、浜松から東京あるいは大阪へでかける感覚である。

私は昨年ベルリンフィルを聞きに来たので、そんなに久しぶりという感じはないのだが、息子はもちろん初めてだし、妻は東西ドイツ統一後の再開発真っ只中に訪れて以来である。

例によってとても細かい霧雨が降っている。

10時30分くらいにハンブルクを出て、12時30分くらいにベルリン中央駅へ到着。中央駅からホテルの最寄り駅まではブランデンブルク門駅で乗り換えないといけないので、途中でちょっと寄り道して(とはいっても地上に出ればそこが門の正面なのだが)ブランデンブルク門を見に行く。かろうじて門の向こうに戦勝記念塔(Siegessaule, ジーゲスゾイレ)が見える。

ホテルにチェックインしてから今日は何をしようかと考える。当初は博物館や美術館に行こうかと思っていたのだが、博物館や美術館は日曜日でも行ける、でもお店は土曜日しか開いていない場合が多い、というわけで買い物に行くことにした。

行ったのは「アンペルマン・ショップ」。アンペルマンはドイツ語で「信号の人」という意味で、東ドイツ時代に信号のシンボルとして使われていたらしい。今でもベルリンの街中で見ることができる。

で、これらをキャラクターにしたグッズを売っているショップがある。ピンバッジ、エコバッグ、傘、エプロン、マウスパッド、クッキー型、ポスター、Tシャツ、しおり、などなど、よくまあこれだけ思いつくわ、というくらいの種類の商品が売られている。

そのあと、夕食までに少し時間があったのでカイザー・ヴィルヘルム教会を見に行ったのであるが、残念ながら修復中でこんな感じだった。

夕食はガイドブックにも載っている正統ドイツ料理のお店「トゥホルスキー」へ。もっとガヤガヤした雰囲気のお店を想像していたのだが、地元の人の溜まり場のような感じで落ち着いた雰囲気である。

まずメインはアイスヴァイン(ちなみに小サイズ)、ベルリン風ハンバーグ、ロールキャベツ。

デザートはクレープのアイスクリーム添え、(何だったっけ?)ベリーの手作りゼリー、アプフェルシュトゥルーデル。

見た目は垢抜けない、いかにもドイツ料理!!という感じなのだが、味付けは洗練されていてとても美味。この味付けの違いはお店の違いなのか、あるいはハンブルクとベルリンという風土の違いなのか …

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