VISITORS

佐野元春の「VISITORS 20th Anniversary Edition (完全生産限定盤)」を買う。買おうかどうしようか迷っていたら限定盤ということだったので、あわてて購入したしだい。

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個人的には初めてリアルタイムに購入したアルバムなので特に愛着がある。この時期の状況はライナーノーツにも詳しいが、「SOMEDAY」がブレークして「さあ、これから」という時に、ベストアルバムをリリースしたのち音楽活動を停止して単身ニューヨークに渡ってしまったのだ。そんな中で毎週送られてくるラジオ・プログラム「サウンド・ストリート」は非常に待ち遠しいものであったし、当時としてはかなり画期的な試みだったのではなかったかと思う。

「COMPLICATION SHAKEDOWN」がラップであるということは当時でもわかりやすかったのだが、今聞いてみるとトーキング・ヘッズあたりのホワイト・ファンクっぽいサウンドや、その後佐野元春が行なうことになるポエットリー・リーディングの萌芽なども聞くことができる。後者に関しては当時のレビューで「メロディメーカーとしての佐野元春がここにはいない」といった批判的な意見があったのも覚えているが、個人的にはファッショナブルなメッセージとして単純にかっこいいと思っていた。

当時の「ニューヨークの空気」と「日本の音楽シーン」が絶妙のバランスで混じり合っている名盤だと思う。そういえば佐野元春を聞かなくなったのはいつからだろう?

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