ジャパニーズ・ガール再び

アッコちゃんがファーストアルバム「ジャパニーズガール」をピアノ弾き語りで再現。

オリジナルは1976年発売だそうだから、30年以上前になる。バッキングをつとめたリトル・フィートが「十分に彼女をサポートできなかった」という理由でギャラを返上したというエピソードがあるとか。

ライヴ音源からのマスタリングは、長らく療養生活を送っていてこれが復帰作となる吉野金次さん。もう買うしかないでしょう。今日(9/24)からiTunes Music Storeで限定配信。

市民バンド懇親会

浜松市内の市民バンドの代表+αが集まった懇親会に出席。

私が所属する吹奏楽団の団長が発起人のような形になって、それぞれのバンドに声をかけたらしい。私も一週間くらい前に「こんな飲み会があるんだけど来る?」と誘いを受け、軽い気持ちで「ああ、いいですよ。」と返事をしたのだが、よく考えてみると団長以外に誰が出席するのか全く聞かされていなかった(まあ、こちらも全然確認しなかったのだが …..)。

結局、浜松市内の市民バンドのほとんど(15~16団体)の代表が出席という、画期的な会合となった。(そもそもの趣旨などは団長のブログに書かれているので、そちらを読んで下さい。)

いろいろなバンドの(主に運営をされている方々の)話を聞いていると、うちのバンドはかなり恵まれているなあ、と思う。多少パート間の人数の偏りはあるが、とりあえず合奏しても困らない人数は集まるし、私はあまり運営には首を突っ込まずに、とにかく自分の作りたい音楽を全うすることに集中させていただいているし。

これを最初の一歩として、一緒にいろいろなことをやっていければいいな、と思う。とりあえずは合同演奏会というかフェスティバルの開催に向けて。

細野補完計画(書籍編)

着実に進んでいる細野補完計画。CDだけでなく著作物も入手しておこうと思い、いくつか古本屋に注文を出してみた。

まず、届いたのがこれ。「レコード・プロデューサーはスーパーマンを目指す」。

1979年(というからYMO結成の年)にCBSソニーから出版されたもので、後年徳間文庫から再発売されたようだ。

打ち上げ(好きな言葉は「初回限定」です)

とりあえず仕事が一段落したので打ち上げ。期待通り(?)宴会に行く前にCDをば。

最近リリースされたハービー・ハンコックのベスト。ハービーの全キャリアを把握しているわけではないのだが、やはりこのCDに含まれている作品の大半は聞いたことがある、というかアルバムで持っている。

いわゆる新主流派の流れを汲む《ウォーターメロン・マン》《カンタロープ・アイランド》《処女航海》(このあたりはブルーノート)、ファンキーな《カメレオン》《ロック・イット》など。

最近出たジョニ・ミッチェルのトリビュートもえらい評判がいいようだが、まだ聞いていない。

で、このCD、最近話題のSHM-CDである。車で聞いただけなのだが、そう言われると音の粒立ちがはっきりしているように思う。

ペーパークラフト

「ぼうけんでんしゃ ぐるる~ん」という本がある。息子が保育園で読んで気に入ったらしいので買ってあげることにした。

言葉の持つリズムの面白さ(韻というかダジャレも含めて)や、ストーリー展開の突飛さなどがなかなか面白い。

で、この本は見返し部分に電車のペーパークラフトが載っている。「カラーコピーして使ってね」ということらしい。スキャナーで取り込んでプリントアウトすればいいと思ったのだが、普通の印刷用紙だとやわ過ぎて作れないだろう。以前、会社でペーパークラフトの話になったとき(なんで、こんな話になったんだ?)に、光沢紙は折りにくいし、折る時に切り込みとかを入れる(きれいに仕上げるためのテクニック)と光沢部分がはげてきて紙と分離してしまうらしいことを聞いた。

そこでさっそく文房具屋へ行って、よくわかんないけどケント紙を買ってみた。なかなか、いいのではないかな。ついでにJR西日本のウェブページにあった0系新幹線のペーパークラフトも印刷してみた。

息子の所望により、0系新幹線から作り始めたのだが … 性格的にダメだ、これは。気が短くて、完全主義者(のつもり)の私にとって、時間がかかり、なおかつ継続的な仕上げの綺麗さを求められるこのプロセスは拷問以外の何者でもない。息子が気がつかないようにそーっとフェードアウトしよっと。

《光》第2幕(長澤まさみ→香里奈)

シュトックハウゼンではない(笑)。NTTのフレッツ光を、中部電力系のコミュファ光に変える。

特に切迫した事情があったわけではないのだが、8月にたまたま近所で飛び込み営業をやっていて、たまたまうちに来た営業マンを妻が追い返してしまって、「なんだ、それなら話だけでも聞いてみたのに」ということで再び呼び戻して話を聞いてみたら、特に問題がなかったので契約したというわけ。

月々の使用料が割安なのはわかっているので、問題は工事費。前回、ADSL から NTT の光に変えた時に作業内容のわりに理不尽な工事費を取られたので気になっていたのである。で、工事に関しては全く費用がかからないということを確認。

契約から工事まで2~3ヶ月かかると言われていたのだが、1ヶ月ちょっとで工事完了。工事の手際も満足するものだったし、少し速度も速くなったような気がする。何よりも足元にゴロゴロしている機材が減るのがうれしい。

「お友達キャンペーン」というのがあるので、その気になった方はぜひご一報を。

ドコモ→ソフトバンク(iPhone)、フレッツ光→コミュファ光、と急速にNTT離れが進んでいる今日この頃。

(備忘)飯島真理の「ロゼ」が到着。果たしていつ聞けるのか?

細野補完計画(メディスン・コンピレーション)

そういうわけで、中古で購入した細野さんの「メディスン・コンピレーション」が到着。

「オムニ・サイト・シーイング」と路線は同じと言ってよいと思うのだが、「オムニ・サイト・シーイング」のように積極的に外に開いているのではなく、全てを手の中でもてあそんでいるような感覚。その分、危うさがなく安心して聞いていられる。

何曲かはYMOの再生アルバム「テクノドン」に入っていても全然おかしくない。

今日買ったもの(高橋悠治/RVG)

タワーレコードから高橋悠治さんの作品集が出た。各2000円の2枚組が4点でCD8枚分である。これらは以前フォンテックからリリースされていた「リアルタイム」シリーズのVol4.~Vol.11をこの順番に2枚ずつまとめたもの。以前は確か3000円くらいで売られていたと思うので、一気に価格は1/3、今まで24000円かかっていたものが8000円で揃えられるのである。ちなみに私は第10弾「泥の海」を持っていたので、これは丸々だぶってしまったのであるが、まあいい。誤差誤差。



どうせなら他の作曲家の作品を演奏したVol.1~Vol.3もリリースしてくれればよかったのに。グバイドゥーリナ、クセナキス、三宅榛名、ジョン・ゾーン、ホセ・マセダらの作品が収録されている。(そのうち出るのかな?)

ということで、1セット目から聞いてみる。2枚目に収録されている「コンピュータ音楽演奏システム」(要するに MAX らしい)のために書かれた《翳り》は1時間聞き通すのはちょっと辛い。環境音楽を志向して書かれた作品のようなので、そんなに聞き入らない方がいいのかしらん?

1枚目の方は記憶に引っかかっていた。いつごろそのタイトルを聞いたのか忘れてしまったが《慈善病院の白い病室で私が》という曲名が印象に残っていたのである。この作品はブレヒトの詩にインスパイアされて作られた。ヴァイオリン、マリンバ、スティールドラムのために書かれたヴァージョンがあり、しかもそれらは同時に演奏しても構わない。(ちなみに高橋悠治さんの公式サイトで楽譜を見ることができる)このCDにはヴァイオリン+スティールドラムで演奏されているヴァージョンが収録されている。うまく説明できないが非常に印象的な曲。

ついでに50%OFFのワゴンをのぞいたら、RVGリマスター盤があったので何枚か。