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品川にて

品川出張。

品川に行くとなると、やはり昼食は「デヴィコーナー」で食べたい。品川駅から第一京浜を田町方向に行けばすぐ分かるカレー屋である。インド人が作っているが多少日本人向けの味付けになっていると思う。何よりコストパフォーマンスがよい。2種類のカレーとサラダ、タンドリーチキン、飲み物つきで1000円。ライスだととても食べきれる量じゃないのでナンにしておいた方がよかった。

ワインショップ「エノテカ」で晩酌セットを買い、とてもじゃないが持って帰れないので宅配を頼む。2003年のヴィンテージが出始めている。けっこういい年なのだろうか。ムートンは4万円だ。鍵のかかったワインセラーには1934年のシャトー・ディケムがあった。26万円なり。

それから「ルピシア」で妻のお使い。フレーバーティーをいろいろ買い込む。

本題の出張目的はソフトウェア開発のモデリングに関するセミナー。やはりソフトウェア開発は上流での曖昧さをなくすことがみんな(管理者も開発者もテスターも結果的には会社も)幸せになる最良の方法だという思いを強くした。本題とは直接関係なかったのだが「マインドマップ」についての説明を受けて目からウロコ。今まで仕事のアイデアとか所属する吹奏楽団の選曲/方針とか漠然と頭に浮かんでは消える考えはプレーンテキストでつらつらメモっていたのだが、マインドマップのような書き方をすればもう少し整理できそうだし、何よりもあとで見返したときに思考の過程をトレースしやすいような気がする。

ザ・マインドマップ

組込みソフトウェア開発のための構造化モデリング 要求定義/分析/設計からソースコード作成までソフトウェア開発上流工程の基本を構造化手法に学ぶ

ということで、仕事に関連した本もあわせてさっそく買ってみることにした。(年末に買った本も消化し切れていないぞーーー)

… にも関わらず、カバンの中から年末に借りた岡本太郎の本が見つかった(ごめんね。今まで忘れてた …)。シンクロニシティか?ということで、帰りの新幹線の中ではこれを読むことにした。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)

50年前に書かれた本なのであるが、内容は全く古びていない。つねに芸術を生み出し続けていこうとする氏のエネルギーが垣間見える。
(「新しいと言われた時点でもう古くなっている」という言葉は重い)ちょっと前の日記で「すごく極端なことを言えば、演奏者は自分の出す全ての音について、ありったけの知恵と勇気と人生経験を振り絞って意味付けを行なわなければいけないのだ。」と書いたが、岡本太郎が書いている「芸術とは、自分自身を創ることだ」という発言と、実は近いことを言っていたりして。

太陽の塔

前にも書いたが、岡本太郎が大阪万博のために制作した「太陽の塔」が大好きである。

「岡本太郎 EXPO’70 太陽の塔からのメッセージ」という展覧会の図録がオークションに出品されていたので購入してしまった。これは2000年(つまり大阪万博開催のちょうど30年後)に開催された展覧会のために作られたものなのだが、つい先日まで開催されていた「タイムスリップ大阪万博展〜EXPO’70とその時代〜」(2006年1月2日(月)〜16日(月))では太陽の塔のメイキング映画や当時のニュース映画を収録したDVDを付録につけて限定販売されていたらしい。

多少プレミアムがついた価格だったのだが購入して大正解。「黄金の顔」が取り付けられる場面や、万博が開催されている間は「太陽の塔」の周りを取り囲んでいた吊り屋根を持ち上げる場面などは、当時を知らない私でもわくわくする感動があった。

また、内部の「生命の樹」(実は内側にもたくさんのオブジェがあるのです)は2003年に33年ぶりに一般公開されたのだが、それ以降も不定期の公開なのでなかなか見ることができない。この内部の当時の映像も貴重である。

それから冊子の方も、スケッチやら縮小模型やら詳細な設計図やらが載っていて大満足。

ちょっと前に買ったDVDよりも面白かった。このDVDは公式記録映画ということで企業館(普通こっちの方が面白いですよね?)が紹介されていないのである。

公式長編記録映画 日本万国博 [DVD]

….. と思ったら、今度は「公式記録映画 日本万国博 DVD-BOX」なる4枚組DVDがリリースされるらしい。

公式記録映画 日本万国博 DVD-BOX

これも惹かれるなあ …..

こんな本が出るそうです

某吹奏楽フォーラムからの情報。こんな本が出るそうです。

「ブラスバンドの鬼 得津武史の生涯 天国へのマーチ」(西谷尚雄著)

http://k-service.jp/tokutsu/index.htm

私は、この方の演奏を直接見聞きしたことはないのだが、日本の吹奏楽の黎明期を支えていた人の一人だろう。

のだめ/ひばりくん

のだめカンタービレ (14) (講談社コミックスKiss (575巻))

「のだめカンタービレ」の最新刊。新たな展開への導入部という感じでサブキャラが広く浅く出てきたのかな?

次巻15巻の限定版はマングース付きらしい。やっぱり買わなきゃいけないのか?

江口寿史JUMP WORKS (1)

集英社から江口寿史 JUMP WORKS というシリーズが出ている。漫画本編がセレクションになっている(つまり全部収録されているわけではない)のはちょっと残念だが、今まで何回も出版されているから「ファンなら読んでいるはず」ということなのだろう。それよりも当時の週刊少年ジャンプの表紙など、今まであまり目にすることができなかった周辺資料が掲載されているのがうれしい。

やっぱり「すすめ!パイレーツ」編も買わなきゃいけないのか?

アマゾンのアソシエイト・プログラムのレポートを見ていたら、私のページから「ゆうがたクインテット」の新しいアルバムを買ってくださった方がいた。

全然気が付かなかったなあ。
で、ちょっと探してみたら今度はついにDVDが発売されるらしい。

過去1年分の「クインテット」はほとんど録画してあるので、こちらは買わなくてもいいかな?

今日買った本(細野晴臣インタビュー)

ホームウェア(=息子に汚されても構わない部屋着)を買いに行ったついでに。

細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING (平凡社ライブラリー)

1992年に出版されていたものの新装再発版。昨年の秋ぐらいに出版されたもの。絶版になっていた時期にはかなり中古市場が高騰していたようで、なかなか手が出せなかった本である。

先日行った「大きな書店」で問い合わせたところ、「在庫僅少。注文しても入荷するかどうか分からない。」と言われたので、どうしたもんかと思っていた本である。

ショッピングセンター隣接の比較的小さな本屋で見つけた。

仕事始め

仕事始めになると、とたんにネタがなくなるなあ …..

アルディッティ弦楽四重奏団によるシェーンベルク弦楽四重奏曲集を聞きながら立花隆さんの「天皇と東大」を読み始める。これは以前読んだ「東大生はバカになったか (文春文庫)」の連載が発展したものらしい。まだまだ先は長い。

今日買ったもの(ジョン・レノン/イカ天/立花隆/村上春樹など)

お買い物。ちゃんとした服を買うのは久しぶりだなあ。

サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ

確かにジョンのアルバムの中ではいちばんとっつきにくいものなので売りにくいのは分かる。 しかし、オリジナルアルバムに収録されていたフランク・ザッパとの共演作3曲を削ってまで1枚にしちゃいかんですよ。

というわけで、あえてデジタル・リマスタリング前の2枚組のCDを見つけて買う。

売りにくい理由というのは政治的なメッセージが云々であったり、初めてのヨーコさんとの共作らしい共作(もちろん初期の前衛3部作は別として)であったりするのだろうが、サウンド的にはけっこう面白いと思う。 サックスが前面に出ていたりギターのカッティング音が目立っていたりとかなり過激。

30-35 vol.7 「イカ天」特集

この雑誌(CD付き)は30歳から35歳あたりを対象にしているらしい。 この範囲からは多少外れてしまうが私はもろにイカ天世代である。 イカ天の代表曲とも言える作品たちがまとめて聞けるのはうれしい。

「たま」の《さよなら人類》はいちばん醜悪なバージョン(メジャーデビューのシングル・バージョン)が収録されているのがちょっと残念。まあ、いちばん入手しにくいバージョンではあるのだが。

「おにゃんこクラブ」特集号もあるらしい。聞いてみたいかも。

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久しぶりに大きな書店へ行くと買いたい本がたくさんある。 店の中をぶらぶらしながら「こういう本も出ていたのか!」と衝動買いするのが楽しい。 こういう醍醐味は、まだオンライン・ショッピングでは味わえないなあ。

天皇と東大 大日本帝国の生と死 上

天皇と東大 大日本帝国の生と死 下

発売されているのを知らなかった。立花隆さんの新刊。 しかし厚い本だなあ。

意味がなければスイングはない

村上春樹さんが書いた音楽に関するエッセイ。

SIGHT (サイト) 2006年 01月号

今年の打ち止め?(中島美嘉)

明日は外出予定がないので今年最後のCDかな?

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タワーレコードのポイントカードがいっぱいになっていたので引き換えに行く。引き換えに行くということは(失礼ながら)「聞いてみたいけど金を出してまで買うのはちょっとリスキーかな」という位置付けなのである。

この人の作品はそれほど聞いているわけではないのだが、《雪の華》は大好きな曲なので持っていてもいいかな、と思ってゲットしてみた。

個人的には《Glamorous Sky》のような曲は中島美嘉の歌い方や声質には合わないような気がするんだけど、どうでしょう?

それから、ふと書店で目に留まったこんな本を買ってしまった。

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唐沢なをきの漫画は視点が面白い。

スクリーントーンやコマ割りといった漫画を作る上での技法をネタにギャグにしてしまった「カスミ伝S」とか、隅から隅まで(奥付けまで)全て版画で一冊の本を作ってしまった「怪奇版画男」とか。

この作品は永島慎二の古典的傑作である「漫画家残酷物語」のパスティーシュらしいのだが、不勉強な私は読んだことがない。しかし、そんなことは知らなくても十分楽しめる。(知っていればもっと面白いのかもしれないが …..)

漫画家とその周辺(家族とか編集者とかファンとか)を巡る、きっとありそうなエピソードをギャグにしているのだが、その視点は辛辣にして冷静である。

 

倫敦(ロンドン)日記その1

出張でロンドンへ行くことになった。国内移動に時間をかけるよりは、乗換えがあっても海外の空港でブラブラした方が楽しいので、名古屋からフランクフルト経由でルフトハンザ航空を利用することにした。

浜松からセントレアまでは直行バスがあるので、浜松駅からバスに乗れば寝ていても着く。ギリギリのスケジュールで到着するように予定を組んだため、空港に到着したら即チェックイン→両替→出国。あまり空港内を散策することはできなかったのだが、とりあえず海外渡航に使うにはコンパクトにまとまっていてよいのではないか。成田とか関空は広すぎてね。

ルフトハンザは初めて利用したのだが、シートピッチがちょっと狭かったこと以外はなかなか快適。

というわけで機内で読んだ本。

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)

秀さんへ。―息子・松井秀喜への二一六通の手紙 (文春文庫)

ドイツでは免税品店でちょうどなくなりそうだった愛用のアフターシェイヴローションを探すが見つからず。残念。

ロンドンに着いたのは夜。まずはロンドンらしい食事ということで、ホテル近くのパブでギネス(とりあえずはハーフパイント)とフィッシュ・アンド・チップスを食す。

またもやティファナ・ブラス

タワーレコードへ。

実は、昨日結婚したカップルに先日紹介したティファナ・ブラスのCD(ビタースウィート・サンバ)をプレゼントした。

トランペット吹きの新婦からは以前から貸して欲しいと言われていたし、実は私も自分の結婚式で友人からCDをもらったのだった。その友人は別に大した意味もなくくれたのであろうが、もらったCDが何だったのかもちろん覚えているし、そのCDをもらった時のシチュエーションも覚えている。手持ちのCDにそういう思い出が確かに刻み込まれるのも素敵なことじゃないかと思い、プレゼントすることにした。

… と思いついたのが結婚式の3日くらい前だったのだが、その頃から急に仕事がテンパって買いに行くことができず、結局自分が聞いていたのをパッケージもせずに渡してしまった … ごめんね。もう一枚買ってきたので早めに連絡してもらえれば未開封のものと交換します。 … といっても新婚旅行に行っているのか …

昨日ラジオで聞いたニルソンの《You Can’t Do That》が収録されている「パンディモニアム・シャドウ・ショウ」は見つからず。同じショッピングセンター内の書店では「生協の白石さん」も品切れ。かろうじて「あたしンち(11)」だけは買えた。