-
のだめ/ひばりくん
のだめカンタービレ (14) (講談社コミックスKiss (575巻)) 「のだめカンタービレ」の最新刊。新たな展開への導入部という感じでサブキャラが広く浅く出てきたのかな? 次巻15巻の限定版はマングース付きらしい。やっぱり買わなきゃいけないのか? 江口寿史JUMP WORKS (1) 集英社から江口寿史 JUMP WORKS というシリーズが出ている。漫画本編がセレクションになっている(つまり全部収録されているわけではない)のはちょっと残念だが、今まで何回も出版されているから「ファンなら読んでいるはず」ということなのだろう。それよりも当時の週刊少年ジャンプの表紙など、今まであまり目にすることができなかった周辺資料が掲載されているのがうれしい。 やっぱり「すすめ!パイレーツ」編も買わなきゃいけないのか? アマゾンのアソシエイト・プログラムのレポートを見ていたら、私のページから「ゆうがたクインテット」の新しいアルバムを買ってくださった方がいた。 全然気が付かなかったなあ。 で、ちょっと探してみたら今度はついにDVDが発売されるらしい。 過去1年分の「クインテット」はほとんど録画してあるので、こちらは買わなくてもいいかな?
-
今日買った本(細野晴臣インタビュー)
ホームウェア(=息子に汚されても構わない部屋着)を買いに行ったついでに。 細野晴臣インタビューTHE ENDLESS TALKING (平凡社ライブラリー) 1992年に出版されていたものの新装再発版。昨年の秋ぐらいに出版されたもの。絶版になっていた時期にはかなり中古市場が高騰していたようで、なかなか手が出せなかった本である。 先日行った「大きな書店」で問い合わせたところ、「在庫僅少。注文しても入荷するかどうか分からない。」と言われたので、どうしたもんかと思っていた本である。 ショッピングセンター隣接の比較的小さな本屋で見つけた。
-
仕事始め
仕事始めになると、とたんにネタがなくなるなあ ….. アルディッティ弦楽四重奏団によるシェーンベルク弦楽四重奏曲集を聞きながら立花隆さんの「天皇と東大」を読み始める。これは以前読んだ「東大生はバカになったか (文春文庫)」の連載が発展したものらしい。まだまだ先は長い。
-
今日買ったもの(ジョン・レノン/イカ天/立花隆/村上春樹など)
お買い物。ちゃんとした服を買うのは久しぶりだなあ。 サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ 確かにジョンのアルバムの中ではいちばんとっつきにくいものなので売りにくいのは分かる。 しかし、オリジナルアルバムに収録されていたフランク・ザッパとの共演作3曲を削ってまで1枚にしちゃいかんですよ。 というわけで、あえてデジタル・リマスタリング前の2枚組のCDを見つけて買う。 売りにくい理由というのは政治的なメッセージが云々であったり、初めてのヨーコさんとの共作らしい共作(もちろん初期の前衛3部作は別として)であったりするのだろうが、サウンド的にはけっこう面白いと思う。 サックスが前面に出ていたりギターのカッティング音が目立っていたりとかなり過激。 30-35 vol.7 「イカ天」特集 この雑誌(CD付き)は30歳から35歳あたりを対象にしているらしい。 この範囲からは多少外れてしまうが私はもろにイカ天世代である。 イカ天の代表曲とも言える作品たちがまとめて聞けるのはうれしい。 「たま」の《さよなら人類》はいちばん醜悪なバージョン(メジャーデビューのシングル・バージョン)が収録されているのがちょっと残念。まあ、いちばん入手しにくいバージョンではあるのだが。 「おにゃんこクラブ」特集号もあるらしい。聞いてみたいかも。 ———- 久しぶりに大きな書店へ行くと買いたい本がたくさんある。 店の中をぶらぶらしながら「こういう本も出ていたのか!」と衝動買いするのが楽しい。 こういう醍醐味は、まだオンライン・ショッピングでは味わえないなあ。 天皇と東大 大日本帝国の生と死 上 天皇と東大 大日本帝国の生と死 下 発売されているのを知らなかった。立花隆さんの新刊。 しかし厚い本だなあ。 意味がなければスイングはない 村上春樹さんが書いた音楽に関するエッセイ。 SIGHT (サイト) 2006年 01月号
-
今年の打ち止め?(中島美嘉)
明日は外出予定がないので今年最後のCDかな? [tmkm-amazon]B000BHESSM[/tmkm-amazon] タワーレコードのポイントカードがいっぱいになっていたので引き換えに行く。引き換えに行くということは(失礼ながら)「聞いてみたいけど金を出してまで買うのはちょっとリスキーかな」という位置付けなのである。 この人の作品はそれほど聞いているわけではないのだが、《雪の華》は大好きな曲なので持っていてもいいかな、と思ってゲットしてみた。 個人的には《Glamorous Sky》のような曲は中島美嘉の歌い方や声質には合わないような気がするんだけど、どうでしょう? それから、ふと書店で目に留まったこんな本を買ってしまった。 [tmkm-amazon]4091800505[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]4757200749[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]4091793010[/tmkm-amazon] 唐沢なをきの漫画は視点が面白い。 スクリーントーンやコマ割りといった漫画を作る上での技法をネタにギャグにしてしまった「カスミ伝S」とか、隅から隅まで(奥付けまで)全て版画で一冊の本を作ってしまった「怪奇版画男」とか。 この作品は永島慎二の古典的傑作である「漫画家残酷物語」のパスティーシュらしいのだが、不勉強な私は読んだことがない。しかし、そんなことは知らなくても十分楽しめる。(知っていればもっと面白いのかもしれないが …..) 漫画家とその周辺(家族とか編集者とかファンとか)を巡る、きっとありそうなエピソードをギャグにしているのだが、その視点は辛辣にして冷静である。
-
倫敦(ロンドン)日記その1
出張でロンドンへ行くことになった。国内移動に時間をかけるよりは、乗換えがあっても海外の空港でブラブラした方が楽しいので、名古屋からフランクフルト経由でルフトハンザ航空を利用することにした。 浜松からセントレアまでは直行バスがあるので、浜松駅からバスに乗れば寝ていても着く。ギリギリのスケジュールで到着するように予定を組んだため、空港に到着したら即チェックイン→両替→出国。あまり空港内を散策することはできなかったのだが、とりあえず海外渡航に使うにはコンパクトにまとまっていてよいのではないか。成田とか関空は広すぎてね。 ルフトハンザは初めて利用したのだが、シートピッチがちょっと狭かったこと以外はなかなか快適。 というわけで機内で読んだ本。 回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫) 秀さんへ。―息子・松井秀喜への二一六通の手紙 (文春文庫) ドイツでは免税品店でちょうどなくなりそうだった愛用のアフターシェイヴローションを探すが見つからず。残念。 ロンドンに着いたのは夜。まずはロンドンらしい食事ということで、ホテル近くのパブでギネス(とりあえずはハーフパイント)とフィッシュ・アンド・チップスを食す。
-
またもやティファナ・ブラス
タワーレコードへ。 実は、昨日結婚したカップルに先日紹介したティファナ・ブラスのCD(ビタースウィート・サンバ)をプレゼントした。 トランペット吹きの新婦からは以前から貸して欲しいと言われていたし、実は私も自分の結婚式で友人からCDをもらったのだった。その友人は別に大した意味もなくくれたのであろうが、もらったCDが何だったのかもちろん覚えているし、そのCDをもらった時のシチュエーションも覚えている。手持ちのCDにそういう思い出が確かに刻み込まれるのも素敵なことじゃないかと思い、プレゼントすることにした。 … と思いついたのが結婚式の3日くらい前だったのだが、その頃から急に仕事がテンパって買いに行くことができず、結局自分が聞いていたのをパッケージもせずに渡してしまった … ごめんね。もう一枚買ってきたので早めに連絡してもらえれば未開封のものと交換します。 … といっても新婚旅行に行っているのか … 昨日ラジオで聞いたニルソンの《You Can’t Do That》が収録されている「パンディモニアム・シャドウ・ショウ」は見つからず。同じショッピングセンター内の書店では「生協の白石さん」も品切れ。かろうじて「あたしンち(11)」だけは買えた。
-
プレゼント
というわけでプレゼントをいただきました。ありがとう。 Summertime Blue―長澤まさみ写真集 「長澤まさみは顔が定まっていない」というのが友人と一致した意見。そう思っている人は意外に多いのか? 写真によって表情が変わる。いいものもある。でも悪いものもある。 この写真集、amazon で見るとけっこうプレミアがついているようだ。何か曰くつきなのか? 自分の仕事をつくる 友人に薦められた本。
-
トーキング・ヘッズとかイーストマン・ウィンド・アンサンブルとか
東京出張。例によってタワーレコード新宿店へ。 あまり欲しいものもないなあ ….. と思っていたら、以前の日記(2005-09-18)で紹介したイーストマンの CD が出ていた。これは「TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION」と題された再発シリーズの中の一枚らしい。他にも面白そうなものがあったので買っておくことに。一枚1000円という安さだし。 ウインド・アンサンブルのための作品集 アート・オブ・トイ・ピアノ いわゆる「おもちゃのピアノ」による作品集。現代作曲家によって書かれたトイ・ピアノのための作品も入っているし、かと思えばベートーヴェンの《月光》やサティの《ジムノペディ》やビートルズの《エリナー・リグビー》なども入っている。 ヘンツェ:ナターシャ・ウンゲホイエルの家へのけわしい道のり もちろん聞いたことはない作品である(笑)。編成が奇天烈だったので面白そうだと思い購入。バリトン(もちろん楽器ではなく男声ソロ)、ピアノ四重奏団、金管五重奏団(フィリップ・ジョーンズ!)、フリー・ジャズ・アンサンブル、ハモンド・オルガン、打楽器(ツトム・ヤマシタ!)という編成。面白そうでしょ? 解説(片山杜秀氏!)にも書かれているが、ヘンツェによる《月に憑かれたピエロ》なのかなあ? ***** 今日はこのくらいでいいかな、と思っていたら以下のボックスを見つけてしまったので、ちょっと迷った末に衝動買いしてしまった。(冷静に考えたら amazon で買う方がずっと安いじゃん …..) [tmkm-amazon]B000B5XSK8[/tmkm-amazon] トーキング・ヘッズの(ライブ盤を除く)スタジオ録音盤8枚をリマスターしたボックスセット。 デュアルディスクというものの存在を初めて知ったのだが、CD と DVD を両面張り合わせたものらしい。何でわざわざこんなものを作るのかよくわからないが ….. というわけでこのボックスセットは実際には16枚分のディスクがある。 CD 面はメンバーであるジェリー・ハリソンによるリマスター音源。(リマスターの出来はまだちゃんとした環境で聞いていないので保留)DVD 面にはそれらの 5.1 サラウンド・ミックスとドルビー・ステレオ・ミックス、それにライブ映像や静止画によるフォト・ギャラリーがボーナス・トラックとして収録されている。 文句ばっかりになってしまうが、5.1 サラウンド・ミックスはそれなりの意味があると思うが、DVD のドルビー・ステレオ・ミックスを聴く人がいるんだろうか?ドルビー・ステレオはいらないからその分ボーナス映像を増やすとか SACD にするとか、商品構成としてもうちょっと考えてもよかったのではないだろうか?(それとも今後そういうのが出るの?) とはいえ、真っ白なボックスにたくさんの文字が浮き出ているボックスのデザインはなかなかいいし、ブックレットも充実している。 トーキング・ヘッズは以下のような秀逸なボックス(というかブック?)もあるので、なおさら微妙な位置付けの商品である。 [tmkm-amazon]B0000DII8Q[/tmkm-amazon] ***** [tmkm-amazon]4334783767[/tmkm-amazon] こちらはタワーレコードの書籍コーナーで見つけた。あまり目にすることのない出版社なので見つけたときに買っておこうと思い購入。内容もなかなか面白く、帰りの新幹線の中で読了してしまった。 30年ほど前に書かれたものなのだが、内容は全然古びていない。「岩城音楽教室」というタイトル自体が挑発的というか皮肉になっていて、教養主義とか権威主義に走っている音楽教育への警鐘を、子供を音楽家にしたがっている「ママゴン」(という表現にはさすがに時代を感じるが …..)への提言という形で書いている。 とはいえ、基本的には「音楽は内面から自発的に楽しむべき」という思想で書かれているので、音楽に携わっている人全てに対する教訓とも言えるだろう。 カラヤンのリハーサルの様子も紹介されているが、「独裁者」というカラヤンのイメージからは意外とも思える演奏者への細やかな気配りがあって面白かった。指揮者と演奏者の関係というあたりでも参考になることがたくさん書かれている。 ….. ということで次回の合奏で私は変わるかも知れません(笑)。
-
東京奇譚集
最近、ゆっくり本を読めるのは髪の毛を切ってもらっている時間くらいかなあ。 横山光輝版「三国志」もいい調子で再読していたのだが、息子の妨害行為が激しくなってきたのでいつの間にか中断してしまった。また最初から読まないと訳が分からなくなってしまうなあ。 東京奇譚集 というわけで、村上春樹さんの最新刊を持って行くことにした。 まだ全部を読んだわけではないのだが、個人的には村上作品は長編よりも短編の方が心に響くような気がする。特に「ねじまき鳥」あたりからの長編の空想的な世界観に多少の違和感を感じてしまうのである。 この「東京奇譚集」はタイトルの示す通り、日常の隣にあるちょっとした非日常感がじわじわと、しかし深く染み込んで来る。遥か昔に「回転木馬のデッドヒート」(未だにこの短編集は大好きである)を読んだときにも同じような感覚を覚えた。 で、いつも髪を切ってもらっている美容師さんがこの本を見つけて一言。 「やっぱり、最高傑作は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』ですか?」 この「やっぱり」という言葉に一瞬ドキッとした(この人、私のブログを見ていたのかなあ、と思った)のだが、この方の奥さんも熱烈な村上春樹ファンで、やはり「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」がいちばん好きだということらしい。 身近に似たような村上春樹ファンを見つけてちょっとうれしい。