旅行」カテゴリーアーカイブ

ドレスデン日記(その1)

ドイツのドレスデンへ出張。 例によって名古屋からルフトハンザでフランクフルトに飛び、そこから乗り換えるというパターンである。

機内で読んだのは以下の2冊。

人類の月面着陸はあったんだ論―と学会レポート

インストール (河出文庫)

先日、アウトレットで DVD を買ったので原作を読んでみたくなった。 映画の方は途中までしか見ていないのであまり断定的なことは言えないのであるが、けっこううまく原作を映画化しているのではないか。

夕方ホテルにチェックインして、ほとんどそのまま夕食。 あまりお腹も空いていないので、ミュンヘン風ポテトスープとターキーのバケット(と、もちろんビール)を注文する。 スープはジャガイモを裏ごししたもので、ソーセージの輪切りが入っている。なかなか美味。 ターキーのバケットはなぜかスイートチリソースがついてきた。 このソースは意外とターキーには合うが、日本で食べるものと比べて辛さより甘さが勝っているなあ。

海遊館(京都・大阪編その2)

大阪での二日目。「海遊館」へ。

正直、そんなに期待していなかったのであるが、世界最大級と言われる「太平洋水槽」のバカでかさと、その中で繰り広げられるパノラマには感動してしまった。

最大長34mという奥行きがあると、見える情景がかなり違う。遠くぼんやりした海の底の方からぼんやりとした魚の陰が見え、それが近づいてくるにつれてだんだんはっきり見えてくるという三次元的な見え方はかなり新鮮な視点であった。

息子も時々疲れて集中力がなくなることがあったが、目の前を大きな魚やアザラシなどが横切るとかなりびっくりしていたようだ。何か新鮮な刺激を受けてくれているといいのだが。

めまい(京都・大阪編その1)

仕事が嫌になったので(笑)休暇を取って旅行へ … というのは嘘で …

私の勤務先では、有給休暇とは別に毎年2日連続の休暇を取得することができる。毎年3月になってから「スケジュール的に絶対休めないじゃん …」ということで取得できないことが多かったので、今年は少し早めに確実に取らせてもらった。

最初は京都でゆっくり … と考えていたのだが、京都だとなかなか1歳の息子が遊べるような場所がないので、大阪まで足を延ばすことにした …

なのだが、まずは京都に立ち寄って行きつけの料理屋さんに顔を出す。こちらのお店には毎年一回くらいのペースで夕食を食べに来ていたのだが、息子が生まれたことでしばらく来れなかった。息子が生まれたときにお祝いをいただいたので、そのお礼もあったし、このお店が昨年末に移転したのでご挨拶にも伺いたかったし、まだ息子が小さいので食事というわけにもいかないので、せめてお昼のお弁当を買ってホテルに着いてから食べようということで、お弁当を予約して取りに行ったのである。

いろいろ話を聞くと、座敷ではけっこう小さい子供を連れてくるお客さんもいるらしい。(そういえば、今までカウンターでしか食事したことなかったからなあ …)次回はぜひ座敷で味わいたいものだ。

ということで、夕方大阪のホテルへ到着。妻と息子はさっそく寝に入ったので、一人で街中をブラブラする。

大阪に行くと梅田にある大阪駅前ビルの地下街へ行きたくなる。ほとんど迷路のような通りに沿って小さなお店がひしめきあっているところである。この中には何件か中古レコード/CD屋がある。特定のジャンルに強いというわけではないのだが、そこそこのレア盤はよく見かける。
以前来たときには教授の「Sweet Revenge」のクリスマス限定パッケージをかなり安価で買った記憶がある。通常のジャケットは青のバックに黄色のフェイクファーをまとった教授が写っているのだが、この限定版は赤のバックに緑のフェイクファーである。

今回はあまり買いたいモノがなかったのでそのまま帰ろうとしたのであるが、ちょっと奥に古本屋があって「サブカルチャーモノがどうのこうの」という宣伝文句が書かれていたのでちょっとのぞいてみることにした。

めまいがした。

夢の中では時々こういう状況が出てくるのだが、現実にこういう状況に遭遇するとは思わなかった。「まさか店頭にあるわけがないアイテムが」「まさかこれだけ揃っていることはないだろうという数で」「まさかこんな安いわけがないだろうという価格で」売られているというシチュエーションである。あわてて握りしめた。

  • 坂本龍一 1994 年 Sweet Revenge ツアーパンフレット
  • 坂本龍一 1995 年 D&L ツアーパンフレット

このあたり教授のコンサート見に行っていなかったんだよなあ …

  • 高橋幸宏 1986 年コンサートパンフレット

ポスターを折り畳んだ形の変形版。ソノシートつき。

  • YEN レーベルの LP ジャケットサイズ会報(?)
  • 音楽専科「YMO 特集号」

他にも YMO の再生コンサートパンフレットとか YMO の散開記念コンサートパンフレットとかもあったのだが持っているので買わなかった。

倫敦(ロンドン)日記その5

最終日の仕事も無事終わり、無計画に最後の用事を済ます。

この日のお昼くらいまでは、まずオックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートあたりに行って適当に買い物をしようと思っていたのであるが、ふと、ロンドンといえばブージー&ホークスがあるということに気がついた。

会社で住所を検索したり地図をプリントアウトしたりして準備していたのだが、結局たどり着くことができなかった。オックスフォード・ストリートの一本北にあるウィグモア・ストリートに面していたらしいのだが、よくわからなかった。

これは断念して、その後「マークス&スペンサー」でお買い物。 ここは日本で言えばイオンみたいな位置付けになるのだろうか。 自社ブランドで開発した比較的手頃な価格の食品や衣料などを売っている。

息子のために帽子やオーバーコートを買い、妻のためにマーマレードやクローテッドクリームを買う。(クローテッドクリームはジャムと一緒にスコーン に塗って食べると美味)それから、先日現地社員(イギリス人)に教えてもらったマルドワイン(Mulled Wine)を1本買ってみた。

この時点で午後7時20分。この後で行こうと思っていたハロッズ(有名なデパートですね)やハムレイズ(有名なおもちゃ屋ですね)は8時閉店なのでたぶん行けない。 事前にチェックしていたロンドン交響楽団のコンサートも8時からバービカンセンターなのでたぶん間に合わない。

せっかくなのでショーとかミュージカルとかを見て行きたいと思って考えてみたところ(こんな土壇場になって考えるなよ)、ふと「STOMP」が頭に浮かんだ。 ホテルにあった無料ガイドを取り出して調べてみると、開演は午後8時から、今いるオックスフォード・ストリートから地下鉄で比較的近くにあるチャリング・クロスという駅が会場(ヴォードビル・シアター)の最寄り駅らしい。

ということで、とりあえずチャリング・クロス駅に行ってみることにした。 この時点で午後7時30分。

チャリング・クロス駅にある地図を見れば会場の位置がわかるのではないかと思っていたのだが、載っていない。 地下鉄の職員さんに聞いてみたところ「ストランドに沿って行け」とのこと。 いろいろなことを説明されてもわからなかったらどうしようと思っていたのだが、意外とシンプルな回答だった。 こんなんで本当にたどり着けるのかと思いながらも標識で示されているストランド通りを歩いていくと、かなり向こうに「STOMP」のネオンサインが見えた。

会場到着。この時点で7時45分。仕事で使っていたノートPC(これがまた重いんだ)が入ったバッグやさっきの買い物の袋などをクロークに預ける。ふうん、お金取るのね(アイテム一つにつき50ペンス)。何とか間に合った。

以前、NANTA(漢字で書くと「乱打」らしい)という韓国の打楽器パフォーマンスを見たことがあるのだが、STOMPも似たような感じである。た だ、こちらの方がアイデアでは勝っているかな?デッキブラシでリズムを刻むパフォーマンスはもうかなり有名になっているが、他にもマッチ箱、ライター、ゴ ムパイプ(これだと長さや太さによってかなりはっきりした音程が出せる)、馬鹿でかいペットボトルなどいろいろなアイテムを打楽器にしている。

隣りに座ったおばちゃんがかなりノリがいい人で、パフォーマンスごとに大きな声を上げて盛り上げていた。この人だけではなく全体的にお客さんの反応が大きい。 浜松で「ブラスト!」を見たときに感じたことだけど、パフォーマーを盛り上げるための観客の反応(多少オーバーでもいいから)があると、パフォーマーと観客が「一緒に楽しんでいる」という雰囲気になる。

この日は世界エイズデー。終演後、パフォーマーがロビーに出て寄付を募っていた。

倫敦(ロンドン)日記その4

昼間は雨が降ったので少し肌寒い。やっとロンドンらしくなってきたか?

前に来た時にも感じたのであるが、ロンドンの雨はそんなに強くはない。現地の人はほとんど傘を差さない。でも、この雨がずしっと重く染み込んでくるような気がする。

ホテルにあった無料ガイドだけを頼りに街中を徘徊することにした。主な施設での催事(コンサートとか展覧会とか)が載っているし、簡単な地図もあってわかりやすい。

まずは、日本にいるときからぜひ行きたかったアラーキーの展覧会。バービカンセンターで開催されている。日本じゃ絶対にできない展覧会だな(モロ)。アラーキーの遍歴を振り返るような内容。

次はトラファルガー広場のクリスマスツリーを見に行く。

xmas1

第二次大戦中に援護してくれたことに対する感謝でノルウェーから提供されているのだそうだ。広場からはライトアップしたビッグベンが見える。次の目的地も川沿いなので何とかなるだろうと思い、ビッグベンまで歩くことにした。

次のサマーセットハウスは、前日 Nick と話をしているときに教えてもらったスポット。屋敷の中庭がスケートリンクとして開放されているのだそうだ。滑るのは有料だが見物するのはタダ。サマーセット・ハウスもきれいだが、最寄の Temple 駅から見るテムズ川の夜景もなかなか綺麗である。川越しにビッグベンやロンドンアイなどが見える。(このへんでテムズ川は大きく蛇行しているため「対岸」ではないのである。)

ショッピングアーケードも見ておくことにする。現地駐在の友人から聞いたところ、リージェント・ストリートよりもオックスフォード・ストリートの方が品がいいということなので、とりあえずオックスフォード・ストリートを歩くことにする。到着したのが9時過ぎなので、ほとんどの店は閉まっている。HMV はまだ開いていたので入ってみるが、やはりCDは割高。レギュラープライスで£15〜16くらい。あまり食指が動かない。

帰る途中、ホテル近くのパブで夕食を食べようとしたら時間が遅いのでもうないとのこと。しょうがないのでビールだけ飲もうと思ってギネスを頼んだ。ギネスは注文してから出てくるまで2分かかるそうだ。正統的な注ぎ方をしているのだろうか?

倫敦(ロンドン)日記その3

仕事をしているチームでパブへ。ギネス1パイント2杯。現地社員同士の会話にはほとんどついていけない。チャック・ノリスがどうのこうのという話をしているのが聞き取れたのであるが、「チャック・ノリスって誰だっけ?どこかで聞いたことあるな …..」と思っていたら、映画「燃えよドラゴン」に出演していた俳優だった。そういえば昨晩テレビでやっていたな。途中までしか見なかったけど。

隣に座った人と少し会話をする。ロンドンで私と同じような立場で仕事をしている人で、メールやテレビ会議ではいちばん会話をしている人である。やはり(?)サッカーの話になって、「ベンゲルが好きなのでアーセナルが好きだ」という話をしたら妙に気があってしまったり。

mulled wine なるものを教えてもらう。ワインを温めて砂糖やシナモンを入れたものらしい。クリスマス近辺の限定メニューらしい。

倫敦(ロンドン)日記その1

出張でロンドンへ行くことになった。国内移動に時間をかけるよりは、乗換えがあっても海外の空港でブラブラした方が楽しいので、名古屋からフランクフルト経由でルフトハンザ航空を利用することにした。

浜松からセントレアまでは直行バスがあるので、浜松駅からバスに乗れば寝ていても着く。ギリギリのスケジュールで到着するように予定を組んだため、空港に到着したら即チェックイン→両替→出国。あまり空港内を散策することはできなかったのだが、とりあえず海外渡航に使うにはコンパクトにまとまっていてよいのではないか。成田とか関空は広すぎてね。

ルフトハンザは初めて利用したのだが、シートピッチがちょっと狭かったこと以外はなかなか快適。

というわけで機内で読んだ本。

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)

秀さんへ。―息子・松井秀喜への二一六通の手紙 (文春文庫)

ドイツでは免税品店でちょうどなくなりそうだった愛用のアフターシェイヴローションを探すが見つからず。残念。

ロンドンに着いたのは夜。まずはロンドンらしい食事ということで、ホテル近くのパブでギネス(とりあえずはハーフパイント)とフィッシュ・アンド・チップスを食す。

その日に買ったもの(CD・DVD)

ビートルズ アメリカ盤のすべて

探していた本。別の書店でやっと見つけた。近々 CAPITOL BOX がリリースされるのに合わせた発売だろう。いろいろなところで触れられていると思うが、ビートルズのアメリカ編集盤が公式にリリースされるのはやっぱり大事件なのである。

今でこそビートルズのアルバムはイギリス発売盤に統一されているが、その昔は(特に日本では)各国盤が入り乱れての混乱状態であった。おそらくイギ リスではイギリス盤のみが、アメリカではアメリカ盤のみが、オランダではオランダ盤のみが、(以下続く)売られていると思うのだが、日本では日本盤はもち ろん、イギリス盤もアメリカ盤もオランダ盤も「国内盤」として売られていたのである。

私は赤盤・青盤からビートルズに入った非リアルタイム世代なので、その次にどのようなアルバムを買うべきか非常に迷った。赤盤・青盤にはご丁寧にカ ラーで各アルバムのカタログが載っていたのである。いろいろな資料を検討した結果、イギリス盤を揃えようと決めたのは賢明な選択だったのだろう。確か「ア ビー・ロード」を買って、その次に「リボルバー」を買ったように記憶している。

あまり食指が動かなかったのであるが、そろそろなくなりつつあるのでキープ。

ボルダーにて

サンフランシスコからマラソンの高地トレーニングで有名なコロラド州ボルダーへ移動。少しの空き時間を利用してホテル近くの「Bart’s CD Cellar」という中古CD屋へ行く。

The John Lennon Collection

かなり前(CDのクレジットによると1989年とある)にリリースされたジョン・レノンのベスト・アルバム。すでに廃盤だし、その後「レノン・レジェンド」という新しいベスト盤が出てしまったので、あまり存在価値はないのであるが …..

ア ルバム「ロックン・ロール」からシングル・カットされた《スタンド・バイ・ミー》のB面だった《ようこそレノン夫人》が収録されているのが重要。ヨーコさ んのお気に召さないのかどうかわからないが、現在この曲が聞ける現役盤はない。そのうちジョンのディスコグラフィから抹殺されてしまうんじゃないかという 危惧がある。

MILES DAVIS QUINTET 1965-’68 (The Complete Columbia Studio Sessions) SAMPLER

確かマイルス箱の第2弾としてリリースされた、いわゆる「黄金のクインテット」ボックスの非売品サンプラーCDである。収録されている作品自体は珍 しいものではないのだが、この手の販促用サンプラーCDは日本ではほとんどお目にかからないか、見つけてもコアなコレクターしか手を出せないほどの価格に なっている。かなりお手頃な価格なので買っておくことにした。

ほとんどボーナス時期の恒例になっているマイルス・デイヴィスのBOXものリリースであるが、だんだん惰性になってきつつある(最近出たやつなん だっけ?)。オリジナルCD(ソニーからでているやつはほとんど持っている)の順番をちょっと変えて、未発表曲(というか没テイクがほとんどなのである が)をちょっと追加したものを二重に買わされているような気になるのである。

まあ、「マスタリングが違う」ということで自分を納得させて、なんだかんだいいながら惰性で買ってしまっているのであるが。(ちなみにマイルスのリ マスタリングは、紙ジャケのいわゆる「赤帯」のリリース時と、いわゆる「黒帯」のリリース時にそれぞれ行われている。私が持っているのは「赤帯」シリーズ の紙ジャケで、一連の箱モノは「黒帯」マスタリングをベースにしているのである。)

それより「セラー・ドア」のコンプリートを出してくれ(期待薄 …..)。

Highlights of the Aspen Music Festival

ご当地モノで珍しいものを見つけたので。

コロラド州にはアスペンというスキー・リゾートがあり、そこでは毎年夏に音楽祭が開催されているらしい。(ロン・ネルソンにも《アスペン・ジュビリー》という吹奏楽曲がありますね。)

その音楽祭での演奏をCD4枚組にまとめたもの。管弦楽曲あり、協奏曲あり、ピアノ独奏あり、ブラスアンサンブルあり(ガブリエリ)といった感じで、編成的にも時代的にも広い範囲をカバーした内容になっている。

業務上お買い物

仕事でサンフランシスコに来ているわけだが、今回のミッションの一つに「お買い物」がある。日本では購入できない品物をこちらアメリカで購入して帰らなければならない。決してヤバイものではないが説明しにくいものなので、とりあえず「楽器みたいなもの」ということで。

勤務先の現地法人が運転手兼案内役としてあてがってくれたスタッフと一緒に楽器店へ行った。とりあえずレニー・クラヴィッツあたりをイメージして以下の状況を想像してほしい(笑)。

アメリカではかなり大きい楽器店チェーンである「Guitar Center」のサンフランシスコ店へ行く。もともとのロケーションが少々物騒なところだったので、こじゃれた地区に移転したらしい。「楽器みたいなもの」は2つ必要だったのだが、この店には在庫が1つしかなく、別の店に行くことにした。

次に行く店はオークランドの近くのエル・セリート(スペイン語で小さな山という意味らしい)という街にある。

サンフランシスコのダウンタウンからエル・セリートへ行くにはベイブリッジを渡らなければいけない。有名なゴールデン・ゲート・ブリッジはサンフランシスコから北へ行く場合に使うが、このベイブリッジは東に向かう。この橋は5車線くらいのレーンが2層になっている。サンフランシスコから離れる時には下の層を走り、戻る時には上の層を走ることになる。このくらいの規模でもラッシュを解消することができず(実際、帰りは夕方のラッシュに遭遇してなかなか橋を渡れなかった)、隣にさらに大規模な橋を作っているのだそうである。

ちなみにこの橋は15年くらい前のサンフランシスコ大地震で一部が崩落してしまい、多くの車が落下してしまったそうである。みんなかなりスピードを出しているし、微妙なアップダウンがあって先が見えないのである。

車の中ではいろいろな話をしたのだが、突然アメリカ大統領選挙の話になった。「来週選挙があるのは知ってるよな?どう思う?」どう思うと聞かれても困るのであるが(笑)「よくわかんないけど個人的にブッシュは嫌いなのでケリーに勝って欲しい」と答えたら、「俺も同感だ。でも俺はまたブッシュが勝つと思う」と言っていた。「ブッシュは前回の選挙で不正をした。(フロリダで揉めた件か?)権力を維持するためにはまた似たようなことをやるだろう。」とのこと。こういう見方はアメリカでも多いのかな?

エル・セリートはサンフランシスコ湾に面していて、かなり眺めもいいし、意図的に自然を残している(とレニー・クラヴィッツ氏が言っていた)大きな公園もある。いかにも「郊外」という感じのこじんまりとした家が並んでいて、とても住みやすそうである。

Guitar Center エル・セリート店に入る前に、レニー・クラヴィッツ氏に「さっき買ったレシートを用意しておけ」と言われた。同じ品物を買うので、高かったら値切ってくれるらしい(笑)。幸い、こちらの店の方が安かったので値切る必要はなかったのであるが。

そういえば、Guitar Center に限ったことなのか、ある程度高価な商品を扱う店はみんなそうなのかわからないが、おもしろいシステムがあった。おそらく万引き対策なのだろう、店の出口に関門があって、レシートと持っている品物が一致しないと(ちゃんとシリアルナンバーまで照合する)外に出られないのである。

ということで、無事品物をゲットしたのが午後6時近く。ちょうど日没の時間。帰り道ではベイブリッジの向こうにサンフランシスコのダウンタウンのシルエットが映り、その向こう側に太陽が沈んでいく。なかなか綺麗である。

宿泊先のホテルまで送ってもらってミッションは終了。買った品物はパッケージがオレンジ色なのでハロウィン(10月31日はハロウィンである)のプレゼントに見えなくもない(笑)。

Thank you JAGA and happy halloween!!