吹奏楽」カテゴリーアーカイブ

大型バスに乗ってます

息子が通う保育園のバス旅行で浜松市フルーツパークへ。 初めての機会なので、父母揃って有休を取得して付き添うことにした。

雨が降ったり止んだり、の不安定な天候だったが、昼食後のいちばん遊びたい時間帯には晴れていたのでよかったのではないかな。

自由時間。見たところ、3歳児くらいまでは親と一緒に遊んでいるのだが、それより大きくなると友達同士で遊んでいるのが興味深い行動だった。

帰宅したあと、母子は昼寝。私は少し買い物へ。

*****

紫式部 源氏物語

細野さんのサントラの仕事というと、古くは「銀河鉄道の夜」、最近では「メゾン・ド・ヒミコ」などが挙げられる。
このアルバムはあまり気に留めていなかったのだが、ふとアマゾンで調べてみると廃盤でそこそこのプレミアがついている。そういえば、先日 CD を売りに行った店で安く売っていたことを思い出し、無事ゲット。

ついでにいろいろ物色していると、マーティン・メイルマンの作品集のレコードを発見。(浜松で誰がこんなアルバムを所有していて、しかも売却したんだろう?)実は ABA オストワルド賞を 2 回受賞している吹奏楽作曲家なのだが、日本はもちろん本国アメリカでも録音が少ない。500 円だったので後学のために購入。

本日のN響アワー

本日午後9時からNHK教育テレビで放送される「N響アワー」は「吹奏楽のススメ」だそうで …..

ギャルドやイーストマン・ウィンド・アンサンブルの来日公演とか貴重な映像が放送されるのを期待していたのだが、そういうことはなさそうである。

昨年の「N響ほっとコンサート」からの《海を越えた握手》(スーザ)、《アルメニアン・ダンス・パートI》(アルフレッド・リード)。

ムソルグスキー=ラヴェルの《展覧会の絵》から《ビードロ》。おそらくユーフォニアムを「吹奏楽では必須だけどオケではほとんど使われない」みたいな形で紹介するのだろう。

最後はレスピーギの《ローマの松》。おそらく「オケでは演奏される機会が少ないが吹奏楽ではよく演奏される」みたいな形で紹介するのだろう。

ランドスケイプ―吹奏楽のために》、《胎動の時代―吹奏楽のために》と2曲の全日本吹奏楽コンクール課題曲を書いた池辺晋一郎さんが、吹奏楽、あるいは自作吹奏楽曲についてどういうコメントをするかが楽しみでもある。

ところで、この番組を紹介する NHK のホームページでは「本欄に掲載されていた文面について、配慮が足らず、ご不快を感じさせてしまった」とある。まだ google キャッシュに残っていたので読んでみたのだが、

  • それまで音楽の「お」の字もなかったのに、急に異性の目を気にして楽器に手を出したり、とか
  • バイオリンのおけいこを一生懸命やってきたけど吹奏楽にはなかったから仕方なくクラリネットにした、

とか書かれていた。まあ、偏見と言われても仕方がないよなあ。

録音失敗

吹奏楽ファンなら、今日「録音失敗」といえば何を指すのかわかりますね ….. (涙)

NHK-FM で 12 時間に渡って「今日は一日吹奏楽三昧」という番組を放送するらしいという情報が入った。

3/21 は勤務先が出勤日だし、まあ休日だったとしても 12 時間も放送に張り付いているわけにいかないので、何とか録音する手段はないかと考えていたところ ….. 「♪超録 – パソコン長時間録音機」 というソフトウェアを見つけた。こりゃいいや、と思ってダウンロードし、タイマーをセットし、会社へ出かけた。

帰ってきてパソコンを見てみると「フリーウェア版は 90 分までしか録音できません」というメッセージが ….. (気付いていたらちゃんと送金していたのになあ …..)

というわけで、いちばん聞きたかった「東京フィルハーモニー交響楽団管打楽器セクションによるスタジオセッション」や「ギャルド・レプュブリケーヌ吹奏楽団の初来日公演」が聞けていない …..

録音された心優しいあなた、ぜひご連絡を!

そういう性格なんです

すみません、人から CD を借りてもなかなか聞かないんです …..

すみません、人から本を借りてもなかなか読まないんです …..

(かといって、自分で買った CD をすぐ聞いたり、自分で買った本をすぐ読んだりするかというと …..)

以上、前振り。

1年ほど前、知人からかなり貴重な吹奏楽のレコードをたくさん借りた。 具体的にいうと、

  • ソニーの「武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル」シリーズ
    • CD 時代になっても、ミッチェルの《スターフライト序曲》やラニングの《シンフォニア・フェスティーヴァ》などはこのシリーズの LP でしか聞けなかった。
    • シュワントナーの《…そして、どこにも山の姿はない》を初めて聞いたのはこのシリーズの第2集。
    • 渋いサリナックの《異教徒イベリア人の讃歌と舞曲》なども貴重な録音。
  • ソニーの「コンクール自由曲集」
  • キングの「オリジナル吹奏楽曲集」
    • 山田一雄が懐かしい名曲を振っている。
  • 東芝 EMI の「吹奏楽オリジナル名曲集」
    • 朝比奈隆によるジェイガーの《交響曲》やショスタコの《祝典序曲》、大栗裕による《小狂詩曲》の自作自演。

などである。 中学校の頃は、このへんのシリーズが音楽室にあって(おそらく吹奏楽部顧問の私物だったと思われる)選曲のために聞いていた思い出がある。今の耳で聞くと他愛もない曲が多いのだが、懐かしさはそのあたりを美化してくれる。

で、1年も経っているので当然のことながら、そろそろ催促が来る。 (そういう性格なので)当然のことながら、ほとんど聞いていない。

では、どうするか? 「早く返さないといけない」「いつ聞けるかわからない」、この相反する要件を満足するためには「いつでも聞けるようにコピーしておく」という手段を取る。

ということで、数日前から猿のようにレコードをファイルに落としている。 レコードプレーヤーからデジタル録音しようとすると、今の環境では DVD レコーダーしか近くにない。 結局、DVD レコーダーで DVD-RAM に録音 → PC に持ってきて AC-3 音声から WAV に切り出す → とりあえずアルバム単位で切り出す ….. という作業をやっている。

しかも、レコードプレーヤーがある部屋と、PC で作業する部屋は離れているので、PC で作業をしながら 20 数分おきにレコードをひっくり返しに(あるいは交換しに)部屋を移動している。

楽しくもあり、哀しくもあり …..

体がこの作業を覚えている間に自分のレコードライブラリーも一気にデジタル化しようか …..

市立川口

川口市立川口高等学校吹奏楽部のコンクール演奏を集めた CD が出るそうな。

響華II

(ちゃんと調べれば分かるのだが …..) 内容は以前自主制作で発売されていた 4 枚組 CD「響華」の最初の 2 枚だと思う。 あとの 2 枚は定期演奏会の演奏とか OB 吹奏楽団の演奏だったと記憶しているので、一般吹奏楽ファンは今回の内容で十分満足するはずだ。

2006年のNBA作曲賞

そろそろ決まるんじゃないかなと思っていたところで …..

2006 年度の NBA 作曲賞(正確には National Band Association/William D. Revelli Composition Contest)は、フランク・ティケリの交響曲第2番に決定したそうです。

(過去の受賞作はこちら→ NBA作曲賞受賞作品リスト

ずいぶん前に発表された曲という印象がありますが …..

大貫妙子/リード

ROMANTIQUE(紙ジャケット仕様)

YMO が半分ほど全面協力した大貫妙子のセカンド・アルバム。(もう半分は加藤和彦)紙ジャケ/リマスタリングで再発されたので買ってみた。

やはり当時売れていた《CARNAVAL》が出色の出来で、あとはかなり落ち着いた曲調のものが多い。《蜃気楼の街》は聞いたことあるぞ。なぜだろう?



リード!リード!!リード!!!

率直に言うと期待外れ。(そういえば、早々に買った友人がそう言っていたような気もする。)

録 音バランスが変なのが気になる。かなりオン気味に録音されていて、しかもデッドなので音の分離が良過ぎるのである。またバランス的にトランペットのトップ とアルトサックスが出過ぎているような気がする。トランペットがきついところで不安定になるので、これも聞いていて辛い。

….. なのだが、tutti が多くてテンポがゆったりした曲の響きはなかなかよい。具体的には《シンフォニック・プレリュード》とか《アレルヤ・ラウダムス・テ》とか。

ライブならではの解放感ではなく、ライブならではの先を見越した出し惜しみ感の方が強く感じられたのでありました。

お買い初め(ヤマハ吹奏楽団/昭和ウィンドシンフォニー)

とりあえず今年のCD買い初め。 (CAFUA の新譜はちゃんと入荷しようよ。> 某ショップ)

すべての答え

ヤマハ吹奏楽団による過去3年間の委嘱作品集。いわゆる「長生四部作」の次の3年間である。

特に、オルガン協奏曲ともいえる《摩天》(菊池幸夫)は今後もそれほど演奏される機会はないと思われるので貴重な録音。以前の日記にも書いたのだが、圧倒的な実力を誇っていた頃のヤマハ吹奏楽団の委嘱作品に通じる硬派な作品である。



サンクチュアリーズ

こちらは近年恒例となっているユージン・コーポロン指揮による昭和ウィンドシンフォニーの定期演奏会のライヴ(+リハーサルのセッション)盤。こういう企 画があるから日本とアメリカの新譜情報の時間差が少なくなってきているのだ。昨年から GIA に移った北テキサス・ウィンド・シンフォニーによる Wind Project シリーズにも収録されていたティケリの《サンクチュアリ》は、《アメリカン・エレジー》にも通じる抒情に満ちた作品。


新年会

所属する吹奏楽団の新年会。

土曜日というのに出勤日、なおかつバタバタしていて21時過ぎまで仕事をする羽目になってしまったので、ほとんど二次会からの参加となった。

新年会では、恒例となった(?)「今年のテーマ」を発表することになっている。 (というか、ここ数年発表することにしている。)

年末からバタバタしていたので考えを練る暇をなかったのだが、他にいい案が浮かばなかったので最初に思いついたキーワードにした。

「音楽って何?」

が、我が吹奏楽団に課した今年のテーマである。

昨年は第25回記念定期演奏会ということで、汐澤安彦先生という大指揮者を客演にお迎えした。もちろん音楽的にはいろいろな収穫があったのだが、それ以外にも団に「もたらされた」ものがある。

昨年、私はそれに対して「疲れ」という言葉を使うことにしていた。 具体的に何がもたらされたのかをうまく説明することができなかったのだが、記念定期演奏会という大イベントを経て、「それまで通りに漠然と歩を進めること」を我が吹奏楽団が拒否しているように思えたのである。

団員一人一人に自分の立ち位置を再確認してもらいたくて選んだのが、このキーワードである。

二次会で何人かに問いかけてみたのだが、「何のためにこの吹奏楽団で活動しているのだろう?」「何を得たくて演奏会に参加しているのだろう?」「何のために音楽をやっているのだろう?」ということを考えて欲しいと思う。

三次会(かな?)では私が持っている答えを少し白状してしまったような気もするが(でも、聞いていたのは数人だよな)、まあそれはそれとして聞き流してください(笑)。