日別アーカイブ: 2010 年 11 月 6 日

ハンブルガーSV対ホッフェンハイム

今シーズン2度目のサッカー観戦。相手はホッフェンハイム。名前も聞いたことないし、有名選手もいないようだし楽勝だろう … と思っていたのだが、対戦時点でブンデスリーガ1部第3位。かたやハンブルガーSVはファンニステルローイやヤンセンを怪我で欠く、という少々苦しい展望だった。

前回はメインスタンドの後ろの方で見たのだが、今回は「別の席で見てみよう」ということでアウェイ側ゴール裏の真ん中くらいの席で見た。アウェイ側といってもアウェイの応援席はかなり限られた区画しかないので、ほとんどがHSVの応援席である。メインスタンドの上の方の席よりも熱狂的なファンが多くて、ピンチ/チャンスに対するリアクションも大きいので観戦していても面白い。

開始早々ゴールエリア内でのファールにペナルティキックの判定を受けてホッフェンハイムが先制。前回アリーナで見た試合と同じようにいきなり追う展開になってしまった。相変わらず連携が悪くてボールの支配率が高いにも関わらずなかなか決定的なチャンスが作れない。後半の途中から少しずつ噛み合いだして面白い展開になってきたかな、という感じ。

結局、後半間際に追いつき、後半の追加点で 2-1 で勝利。前回のカイザースラウテルン戦よりはほんのちょっと安心してみることができた展開かな。というわけで、次回も楽に勝てそうなシュトゥットガルト戦を見に行くことにしたのでした。

誕生日プレゼント (for me)

自分への誕生日プレゼントは(なぜか)クリストファー・ホグウッド/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックによるモーツァルト交響曲全集にした。(ウェブでいろいろ探すと物欲が刺激されてしまうのだなあ、これが …)概ね100ユーロないしは10000円くらいで売られているのだが、amazon.de を見てみるとおよそ50ユーロで売られていたので買ってみた。DHL で今日到着。

Mozart : The Symphonies

やはり、何となくピリオドアプローチの演奏に心が傾いてしまう。そういえば、ベートーヴェンの交響曲全集もガーディナー/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク(長い名前(笑))を買ってしまったし、最初に聞いたバッハのブランデンブルグ協奏曲もピノック/イングリッシュ・コンソートの演奏だった。

もともと吹奏楽から入ってクラシックを聞き始めたわけなのでフルオーケストラの音色(特に古典派~ロマン派と言われている音楽のそれ)にはあまり耐性がない。また、ここ5年から10年くらいは「吹奏楽」というよりも「ウィンド・アンサンブル」をそれなりに一所懸命考えていたわけで、ウィンド・アンサンブルという演奏形態でのアプローチはある意味ピリオドアプローチの演奏形態に通じるものがあるのでは?と思ったしだい。

ドイツへ来る少し前に買って、未だに持てあましているドラティ/フィルハーモニア・フンガリカのハイドン交響曲全集(これはいわゆるモダンアプローチです)をなかなか楽しめないのもそういった理由があるのかな?

とりあえず、よく知っている第25番や第40番あたりから聞き始めるが、予想通りノンビブラートのすっきりとした音と快活なテンポが気持ちよい。また、弦楽器の人数が少ないとか、弦のテンションが今より低いために音量が出ないとか、といった理由で管楽器の存在感が大きい。古い管楽器が混じった時の音色は独特である。