デリコとリンゴ

LOVE PSYCHEDELICO のアメリカデビュー盤の逆輸入盤。ジャケットのデリコちゃんも日の丸風(白字に赤)、中ジャケのピースマークも日の丸風である。 内容はベスト盤的なもの。 以前リリースされた「early times」というベスト盤もあるのだが、それよりもオーソドックスな選曲に思える。 リマスタリングはけっこういい感じ。 特に初期の曲は低域が物足りなかったのだが、このリマスタリングではそのあたりが強調されている感じ。 お気に入りの《Last Smile》はちょっとヴォーカルが奥まって、以前のミックスとはかなり印象が違う。

リンゴ・スターのアップル・レーベル時代のアルバム4枚が紙ジャケ化。残念ながらリマスタリングはされていない模様。 リンゴのソロ作で知っているのは《アイム・ザ・グレーテスト》とか《明日への願い》とか《バラの香りを》くらいだと思うのだが、まあ FAB 4 の紙ジャケなので買わざるを得まい。

FAB 4 の紙ジャケ化状況といえば、まず、ジョン・レノンは「トゥー・ヴァージンズ」から「ミルク・アンド・ハニー」までのソロ・アルバム(ヨーコさんとの共作含む)が紙ジャケ化されたので OK。

ジョージ・ハリスンはアップル初期の2枚「不思議の壁」「電子音楽の世界」が紙ジャケ化されたが、これらはニッチといえばニッチ。ダークホース・ レーベルでのアルバムはボックスでリリースされたので今後の紙ジャケ化は期待薄か。アップル時代のアルバムは出そうだなあ …..

ポール・マッカートニーは紙ジャケ時代の初期に LP 時代のアルバムがどかっと紙ジャケ化されたのだが、それまでボーナストラックで収録されていたアルバム未収録曲がカットされているし、紙ジャケのクオリ ティも最近のものに比べるとちょっと見劣りする。それでも、東芝 EMI(当時)らしく付属物がしっかり再現されていたのはさすが。グレードアップしたものを再発売する可能性も十分あり得る …..

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