浜松ウインドオーケストラ第6回定期演奏会

用事が入っていて最初から聞けるかどうか心配だったが、何とか2分前に会場入り。

第1部

  • 鈴木英史/ファンファーレ “S-E-A”
  • アルフレッド・リード/ジュビラント序曲
  • 西邑由記子/星の船
  • 田中賢/メトセラII

第2部

  • エバー・ラスティング・プレジャー
  • アメイジング・グレース
  • ライオン・キング
  • 時代劇絵巻

第3部

  • ワーグナー(建部知弘編曲)/楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
  • ディルク・ブロッセ(ヨハン・デ=メエイ編曲)/ミュージカル《タンタン》太陽の神殿

《タンタン》、《ライオン・キング》あたりがよかった。 《タンタン》は CD で聞いたときにはあまりいい印象がなかったけど、実演で聞くと曲想の変化が面白く聞ける。

演奏会のテーマは「熱く!楽しく!エネルギッシュな演奏会を!」ということだったらしいが、演奏から「引き算をする勇気」が必要なのではないかな。 演奏者一人一人が吹けば吹くほど、あるいは叩けば叩くほど聴衆が感動するわけではないのである。旋律と伴奏がごちゃごちゃになってしまったり、和音が決ま らなかったりするのは、全体的なバランスが未整理だからだと思う。ものすごくいい響きがする瞬間が何度もあるのだから、このあたりを克服するともっといい 演奏ができると思う。

引き算をした余りは我が吹奏楽団に下さい(笑)。

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