用事が入っていて最初から聞けるかどうか心配だったが、何とか2分前に会場入り。
第1部
- 鈴木英史/ファンファーレ “S-E-A”
- アルフレッド・リード/ジュビラント序曲
- 西邑由記子/星の船
- 田中賢/メトセラII
第2部
- エバー・ラスティング・プレジャー
- アメイジング・グレース
- ライオン・キング
- 時代劇絵巻
第3部
- ワーグナー(建部知弘編曲)/楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
- ディルク・ブロッセ(ヨハン・デ=メエイ編曲)/ミュージカル《タンタン》太陽の神殿
《タンタン》、《ライオン・キング》あたりがよかった。 《タンタン》は CD で聞いたときにはあまりいい印象がなかったけど、実演で聞くと曲想の変化が面白く聞ける。
演奏会のテーマは「熱く!楽しく!エネルギッシュな演奏会を!」ということだったらしいが、演奏から「引き算をする勇気」が必要なのではないかな。 演奏者一人一人が吹けば吹くほど、あるいは叩けば叩くほど聴衆が感動するわけではないのである。旋律と伴奏がごちゃごちゃになってしまったり、和音が決ま らなかったりするのは、全体的なバランスが未整理だからだと思う。ものすごくいい響きがする瞬間が何度もあるのだから、このあたりを克服するともっといい 演奏ができると思う。
引き算をした余りは我が吹奏楽団に下さい(笑)。