県庁の星

好評につき売切れです

県庁のエリート職員がスーパーで働くという設定が面白そうだったので読んでみた。実際、静岡県では公務員が人事研修と称して民間企業で働く研修があるらしいのだが、他の地方公共団体もそうなのだろうか?
(妻の知人の高校教師はデパートで働いたことがあるらしい)

当然のことながら、主人公である県庁のエリート職員は「お役人」としてのステレオタイプな行動や言動を行なう。それがスーパーという環境の中でどう反作用して、どう作用していくかというのがこの小説の肝だというところは読む前から想像できていたのだが …..

いわゆるハッピーエンド(と言っていいんだろうなあ …..)なので、読後感がかなり救われる。そういった意味で読んでよかったと思う。仕事をしていく中で、いかにコミュニケーションが大事かというあたりは多少参考になったかな。

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