ロンドン日記(その2)

ロンドンで朝から夕方までみっちりミーティング。どうも、個人的に「イギリス式英語」は聞き取りにくい。母音の妙な癖のために単語を認識しにくいのである。

ミーティング場所(勤務先の現地法人の研究開発セクション)はロンドンの西の外れの Chiswick Park という駅の近くにある。この隣に Turnham Green という駅があるのだが、実は以前ロンドンに遊びに行った時に泊まった B&B の最寄り駅がこの Turnham Green だった。地下鉄で通った時に初めて気付いたのだが、海外で同じ場所を何度も訪ねるという機会は少ないのでとても懐かしい。

ミーティング後は近くのパブへ。ギネスを1パイントおごってもらう。一応、私が住んでいる浜松にもギネスの生黒ビールが飲める店はあるのだが、日本 に入ってくるとかなり苦味が増してしまうような気がする。黒ビールを敬遠する人が多いのはそのせいではないかと思っているのだが。あちらで飲むのは香ばし くまろやかである。

宿泊は Hammersmith にあるホテル。ごぞんじホルストが吹奏楽曲で土地の情景を描写した、あの「ハマースミス」。もはや、あの曲で聴かれる牧歌的な雰囲気はなく普通に都会であ る。駅の近くには数々の名ライブで知られる「ハマースミス・オデオン」(現在はハマースミス・アポロ)がある。ちなみに Reference Recording からリリースされているダラス・ウィンド・シンフォニーのホルスト作品集のジャケットは、地下鉄ハマースミス駅の看板である。

(後日付記)この出張はとにかく働きっぱなしだった印象です。朝起きたら仕事場へ直行して夕方まで打ち合わせ、ホテルに帰ってきたら夕食を取りながら仕事の続きの議論、ずっとそんな感じでした。ロンドンのあとスイス(チューリヒ)へ行ったのですが、ブログを書く気力もないほど疲れ切っていたのでしょうなあ。

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