日別アーカイブ: 2012 年 1 月 26 日

リトル・ウィリーズ/マイケル・ジャクソン

相変わらずNaxos Music Libraryを聞きあさったり、iTunesの整理がてら忘却のかなたにあった音楽を聴いたりしているので、CDを買うのは久しぶり。

フォー・ザ・グッド・タイムス

ノラ・ジョーンズもメンバーであるカントリー・バンドの2作目。ノラ・ジョーンズが好きな私としてはちょっと食指が動く。

ううん、微妙。カントリーをやるのは音楽がスタイリッシュ過ぎないか?一杯5000円の牛丼を食べて(食べたことないけど)「うまいんだけど、何かが違う。」という感覚。泥臭ければいいというわけではないのだが、小奇麗過ぎるように思える。録音も妙にクリアで妙にデッドだし。

あと、ノラ・ジョーンズのヴォーカルについて。私はノラ・ジョーンズがちょっと力を抜いて歌っているスタイルが好きなのだ、とあらためて認識した。「ザ・フォール」に収録されている《チェイシング・パイレーツ》とか、「フィールズ・ライク・ホーム」に収録され、東日本大震災チャリティアルバム「SONGS FOR JAPAN」にも収録された《サンライズ》とか。

このアルバムだとテンポの速い曲にそういった歌い方が感じられるのだが、スローな曲では(私の耳には)ちょっと歌いこみ過ぎに感じる。

車の中で聞いただけだし、もうちょっと聞きこめば印象は変わるのかも知れないけど。

MICHAEL

ま、今さらですが、amazon.deで5ユーロで売られていたので。マイケル・ヴァージョンの《BEHIND THE MASK》を聞けるのなら安いものかなと。

この曲は「スリラー」に収録される予定だったのだが、マイケル側が作曲のクレジットと印税の50%を要求したためにYMO側が収録を拒否した、という逸話がある。ま、後日教授は逆輸入っぽくこのマイケル・ヴァージョンをセルフカバーしていますが。

その教授バージョンのバーナード・ファウラー(「未来派野郎」にも参加)のヴォーカルはかなりテンションが高かったのだが、マイケル・ヴァージョンはもうちょっと自然に歌っている。これが意外といえば意外だった。