9月28日の吹奏楽トップコンサートで客演指揮をお願いしている、日本吹奏楽界の重鎮(と言っていいよな)遠山詠一先生による合奏。例によって話が長いのがアレであるが(笑)、指揮といい、話といい、参考になることが多い。
行進曲は指揮者によっていろいろな解釈があるので、下振りをしていてなかなか「色」をつけにくかったのであるが、遠山先生は短い時間の中にも「こう作りたい」という明確な意図を出されていた。ということで、克服すべき課題ははっきりしたのではないかな。
あと、「全国大会に出る」ということを目標にした上でいろいろな話をされていたので抵抗感を持つ人もいたかも知れない(うちのバンドは基本的に「コンクールに出たくない人」が入団してくる。浜松市内ではそういう住み分けができているのである)が、「自身を高める目標を設定して、それに向かうプロセス」として考えれば、「譜面を暗譜すれば周りの音が聞こえる」とか「全体的には何となくできて聞こえているが、一人一人が吹けていないともう一つ上の段階にはいけない」というのは至極真っ当なアプローチだと思うのである。
「10点満点で2点」らしいので、もうちょっとがんばらないとね。