バンドジャーナル2008年7月号が届く。
演奏会告知に積志ウィンドアンサンブルの定期演奏会の案内が無事掲載されていたのでほっとしているのであるが、普通に依頼すると演奏曲順で掲載できるところまで掲載されてしまうのだなあ。そうすると、いわゆる「目玉」が掲載されなくなってしまうのだなあ。
ということで、あらためてご案内。
【積志ウィンドアンサンブル第27回定期演奏会】
開催日:2008年7月6日(日)
時間: 13:30開場 14:00開演
会場: 浜松市教育文化会館
入場料:500円(全席自由)
曲目: バンドワゴン(フィリップ・スパーク)
プスタ(ヤン・ヴァン=デル=ロースト)
詩的間奏曲(ジェームズ・バーンズ)
ヴェスヴィアス(フランク・ティケリ)
カンツォーナ(ピーター・メニン)
管楽合奏のための序曲作品24(フェリックス・メンデルスゾーン)
ディエス・ナタリス(ハワード・ハンソン)
第1部は比較的新しい年代の吹奏楽作品を(今回はあえて脱アルフレッド・リードで)、 第2部は古典的なレパートリーとして、200年ほど前に書かれたメンデルスゾーンの作品と、アメリカで書かれた優れた作品2つという構成になっています。
「吹奏楽の演奏会」という意味で、世界中のどこに出しても恥ずかしくないプログラムだと自負しています。特にハンソンの代表作ともいえる大曲《ディエス・ナタリス》や、隠れた名曲《カンツォーナ》はなかなか生で聞く機会は少ないのではないかと …..
演奏はいっぱいいっぱいですが(苦笑)、がんばっていますので、ぜひお誘いあわせの上、ご来場をお待ちしています。
気の早い話であるが、8月号の付録楽譜はシベリウスの《アンダンテ・フェスティーヴォ》だそうで。 シベリウスらしい雄大な雰囲気を持つ小品。原曲は弦楽合奏にティンパニが加えられている。
大学時代に先輩が木管・金管10重奏(いわゆる木管五重奏+金管五重奏)のために編曲したものを演奏した。 (ピンとくる人はピンとくると思うが、アルフレッド・リードにも同編成のアンサンブル作品がある。この作品を取り上げたときに抱き合わせたレパートリーである。)
その後もこの作品を演奏してみたくて原曲のスコアを買ってみたりしたのだが、編曲が大変で挫折していたのである。ぜひ取り上げてみたいなあ。
私が持っているのは BIS レーベルのヤルヴィ/エーテボリ交響楽団の演奏。交響曲第5番とのカップリングである。