1983年にリリースされた EP-4 のアルバム。待望の初 CD 化。
もうほとんど四半世紀前の話である。 当時「宝島」を愛読していた高校生にとって、アンダーグラウンドの匂いがプンプンするこのアルバムは非常に魅惑的に見えた。 しかし、さすがに一つも音を聞いたことがないアルバムを買うのは勇気が必要だった。 結局、こじゃれたレコードショップにディスプレイされている LP を眺めるだけだった。
四半世紀も経てば大人になるので、CD は躊躇なく買った。
かっこよすぎる。インダストリアルなファンク。 血沸き肉踊るような躍動感ではなくて、病的な高揚感とでも言えばいいだろうか。 個人的な「今年のベスト??」には文句なく顔を出すだろう。
25 年前にこれを聞いていた自分を想像してみる。 「B-2 UNIT」(坂本龍一)を聞いた耳には、つまらなく思えたのだろうか? 「H」(立花ハジメ)を聞いた耳には、より刺激的に思えたのだろうか?
もう一枚はこれ。 まだ芸大の院生だった教授や、まだシュガーベイブだった山下達郎が参加しているらしい。