積志ウィンドアンサンブルのプロムナードコンサート。
例年は浜松駅前で演奏しているのだが、今年は「浜松市政令指定都市移行記念」ということで、旧浜北市の「なゆた浜北」のホールで演奏した。 (まあ、通常のプロムナードコンサートが行なわれる土曜日よりも日曜日の方が参加できる人数が多そうだったという事情もあるのだが …..)
- ゲバゲバ90分
- 涙そうそう〜花
- Love So Sweet
- シンコペーテッド・クロック
- ブルー・タンゴ
- ウィー・アー・オール・アローン
- 日本民謡メドレー Vol.1
- サンダーバード(アンコール)
正直、こういう場での演奏は出来不出来はあまり重要ではなくて(下手な演奏でもいいといっているわけではありませんよ、念のため)、聞きに来てくれ ているお客さんにいかに楽しんでいただけるかが問題なのである。(だからといって、むやみやたらに踊れといっているわけではありませんよ、念のため)
極端に言ってしまえば、「曖昧な発音」を排除すればポップスはそこそこ形になるのではないかと思っている。曖昧な発音の排除というのは、全ての音が 「生まれる瞬間」から「消える瞬間」までを考えて、「どういう発音をすべきなのか」「どう持続するべきなのか」「どう音を切るべきなのか」を明確な意志を 持って行なうことなのだと思う。
そういう点では、何となく音を出せば何となく音楽になってしまう(ことが多い)吹奏楽曲よりははるかに意志が大切なのだと思う。
何せ毎回練習時間が少ないので、突貫工事で「萌芽が見えるところ」までは行くのだが、次の演奏機会には忘れてしまって、もとに戻ってしまう ….. という循環からは脱出したいものだなあ。
….. とか、反省点は相変わらず多いが、今回は本番を楽しく振れた。演奏の出来も概ね満足。
何となくプレッシャーを受けていたので、今回は楽譜を見ずに振ってみた。 当日、冗談で言っていたのだが、「暗譜した」のではなく「譜面を見なくても振れるようにした」のである。(このニュアンスの違い、わかるかなあ(笑)?)
その結果わかったこと。
- やはりスコアがないと自由に振れる。
- 暗譜しなくても演奏者が何とかしてくれる(笑)。
- (いつも振りがデカイと言われている私としては)指示が違っていると恥ずかしいので、いきおい振りが小さくなる。結果的に軽く振ることができるのではないか?
定期演奏会も何とか譜面なしで振りたいのだが、今年は曲数も多いし、変拍子の曲も多いし、大変だなあ …..
本番終了後、舞台裏にお邪魔した息子はいろいろな楽器を見せてもらってご満悦 …… というか、ちょっとしたショックを受けていたようだった。(本やテレビで見ているだけだとテューバやバスクラリネットの大きさは実感できなかったようで …..)
これも含めて、演奏者のみなさん、ありがとう&おつかれさま。