所属する吹奏楽団の新年会。
土曜日というのに出勤日、なおかつバタバタしていて21時過ぎまで仕事をする羽目になってしまったので、ほとんど二次会からの参加となった。
新年会では、恒例となった(?)「今年のテーマ」を発表することになっている。 (というか、ここ数年発表することにしている。)
年末からバタバタしていたので考えを練る暇をなかったのだが、他にいい案が浮かばなかったので最初に思いついたキーワードにした。
「音楽って何?」
が、我が吹奏楽団に課した今年のテーマである。
昨年は第25回記念定期演奏会ということで、汐澤安彦先生という大指揮者を客演にお迎えした。もちろん音楽的にはいろいろな収穫があったのだが、それ以外にも団に「もたらされた」ものがある。
昨年、私はそれに対して「疲れ」という言葉を使うことにしていた。 具体的に何がもたらされたのかをうまく説明することができなかったのだが、記念定期演奏会という大イベントを経て、「それまで通りに漠然と歩を進めること」を我が吹奏楽団が拒否しているように思えたのである。
団員一人一人に自分の立ち位置を再確認してもらいたくて選んだのが、このキーワードである。
二次会で何人かに問いかけてみたのだが、「何のためにこの吹奏楽団で活動しているのだろう?」「何を得たくて演奏会に参加しているのだろう?」「何のために音楽をやっているのだろう?」ということを考えて欲しいと思う。
三次会(かな?)では私が持っている答えを少し白状してしまったような気もするが(でも、聞いていたのは数人だよな)、まあそれはそれとして聞き流してください(笑)。