自分の指揮姿

前回の通し練習で録画した自分の指揮姿を見る。

毎度感じることであるが、「完全に手を抜いて振っている瞬間」の方が見た目に美しい。念のため言っておくと「手を抜いて振っている」というのは演奏 者の流れに委ねているのであって、「何にも考えていない」という意味ではないので ….. 時として「振り過ぎる」と自然に流れている音楽を妨げることもあるのだ。

余分な力が入っていることは自覚しているのだが、演奏者をドライブしていこうとして無理矢理流れを作るとかえって棒が曖昧になるような気がする。

「振り過ぎない勇気」が必要だ。

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指揮者の佐藤功太郎さん死去。

活動はあまり存じていなかったのだが、フォンテックからリリースされている矢代秋雄の《交響曲》のCDがあった。合掌。

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