君はレコードに木工用ボンドを塗ったことがあるか?

(いや、タイトルそのまんまなんですが …..)

昔からレコードのクリーニングには木工用ボンドがいいとされている。 レコードの表面にボンドを塗って、乾いたところを顔面用パックと同じような要領でぺりぺりと剥いでやると、レコードクリーナーでは取り切れない溝の奥の汚れもボンドごと取れる ….. というわけである。

このボンドパックをしたまま数年間眠っていたレコードがある。 当時はまだCD化されていない音源だったので、できるだけいい音で CD-R にしたいと思ってボンドパックを施したのであるが、CD-R 化するタイミングを逸している間にCD化されてしまい、そのまま放置していたのである。

ちなみにこのレコードは坂本龍一さんの「LIFE IN JAPAN」という 12 インチシングル。 日本生命の販促用に制作された非売品である。 (しかし、こんなものまで CD 化されると思いませんでしたよ。)

部屋を掃除したところ目に入ったので、さすがにジャケットに戻してやらないとなあ … と思い、剥がすことにしたのだが …

硬い …

普通は1〜2日くらい置いたところで剥がすのであるが、これだけの歳月が経過していると完全に乾燥していて、まったく弾力性がなくなっている。 普通はレコード盤とボンドパックとの間にちょっと空気を入れてやれば気持ちよく剥がれるのであるが、パリパリなのですぐに割れてしまう。

どうにかこうにか剥がした抜け殻がこれ。 レコードプレーヤーの上に置いてみました。

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怖くてまだ音は聞いていないのであるが … 大丈夫だよなあ …

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