ボルダーにて

サンフランシスコからマラソンの高地トレーニングで有名なコロラド州ボルダーへ移動。少しの空き時間を利用してホテル近くの「Bart’s CD Cellar」という中古CD屋へ行く。

The John Lennon Collection

かなり前(CDのクレジットによると1989年とある)にリリースされたジョン・レノンのベスト・アルバム。すでに廃盤だし、その後「レノン・レジェンド」という新しいベスト盤が出てしまったので、あまり存在価値はないのであるが …..

ア ルバム「ロックン・ロール」からシングル・カットされた《スタンド・バイ・ミー》のB面だった《ようこそレノン夫人》が収録されているのが重要。ヨーコさ んのお気に召さないのかどうかわからないが、現在この曲が聞ける現役盤はない。そのうちジョンのディスコグラフィから抹殺されてしまうんじゃないかという 危惧がある。

MILES DAVIS QUINTET 1965-’68 (The Complete Columbia Studio Sessions) SAMPLER

確かマイルス箱の第2弾としてリリースされた、いわゆる「黄金のクインテット」ボックスの非売品サンプラーCDである。収録されている作品自体は珍 しいものではないのだが、この手の販促用サンプラーCDは日本ではほとんどお目にかからないか、見つけてもコアなコレクターしか手を出せないほどの価格に なっている。かなりお手頃な価格なので買っておくことにした。

ほとんどボーナス時期の恒例になっているマイルス・デイヴィスのBOXものリリースであるが、だんだん惰性になってきつつある(最近出たやつなん だっけ?)。オリジナルCD(ソニーからでているやつはほとんど持っている)の順番をちょっと変えて、未発表曲(というか没テイクがほとんどなのである が)をちょっと追加したものを二重に買わされているような気になるのである。

まあ、「マスタリングが違う」ということで自分を納得させて、なんだかんだいいながら惰性で買ってしまっているのであるが。(ちなみにマイルスのリ マスタリングは、紙ジャケのいわゆる「赤帯」のリリース時と、いわゆる「黒帯」のリリース時にそれぞれ行われている。私が持っているのは「赤帯」シリーズ の紙ジャケで、一連の箱モノは「黒帯」マスタリングをベースにしているのである。)

それより「セラー・ドア」のコンプリートを出してくれ(期待薄 …..)。

Highlights of the Aspen Music Festival

ご当地モノで珍しいものを見つけたので。

コロラド州にはアスペンというスキー・リゾートがあり、そこでは毎年夏に音楽祭が開催されているらしい。(ロン・ネルソンにも《アスペン・ジュビリー》という吹奏楽曲がありますね。)

その音楽祭での演奏をCD4枚組にまとめたもの。管弦楽曲あり、協奏曲あり、ピアノ独奏あり、ブラスアンサンブルあり(ガブリエリ)といった感じで、編成的にも時代的にも広い範囲をカバーした内容になっている。

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