紙ジャケ

完全に紙ジャケにはまっている。

まあ、こういう機会でもなければ聞こうとしなかった70年代のロック(主にプログレッシブ・ロック)に触れることができたのは怪我の功名と言えるのではないだろうか。先日「大人買い」したクイーンに続いて、キング・クリムゾンの9枚を買ってみた。いくつかの店を回ってみたが、それぞれの店で売れているタイトル(=売れ残っているタイトル)が微妙に違うのが面白い。その店の常連が気に入ったタイトルだけ買っていったのかな?

クリムゾンははっきり言ってファーストアルバムしか聞いていない(それも去年初めて通して聞いた)のであるが、気長に少しずつ聞いていこうと思う。レーベルの再現についてはまだ詰めが甘いというか契約上実現不可能な部分もあったようだが、ジャケットの美しさと、とことんまでこだわった再現性については、クイーンとキング・クリムゾンの紙ジャケ再発(実は以前にも紙ジャケでリリースされている)は行くところまで行ってしまった感がある。(ジャズだとブルーノートレーベルやビクターのXRCDシリーズもなかなか綺麗なジャケットである。まあ、ロックの方がポスターや歌詞カードなどの内容物に凝らなければいけない分、大変な気はする。)以前は単に「紙ジャケにしただけ」という安易な紙ジャケタイトルも多かったのであるが、今後は新たなステージに進むのではないだろうか。しかし、この調子で紙ジャケがグレードアップしながら再発を繰り返したら嫌だな。

 

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