日本の学校における吹奏楽と文化的アイデンティティ

という本を友人が書いたので、ちょっと宣伝。

Wind Bands and Cultural Identity in Japanese Schools (Landscapes: the Arts, Aesthetics, and Education)

そもそもは、彼が私のホームページを見たか(最近はもう止めたけどホームページ開設当初は申し訳程度の英文コンテンツも用意していた)、私が英語の吹奏楽メーリングリストに投稿した記事を見たか(その昔は掲示板やSNSなどもほとんど普及していなかった)して、彼がメールを送ってきたのがきっかけだった。

私が伊藤康英さんと知己を持っていたことは知らなかったようだが、結局彼を伊藤さんに引き合わせることができた。

それから交友が始まり、彼が日本に調査に来た時に会ったり、彼が住んでいたシアトルを訪ねたり、私がハンブルクに来てからも近くのヘルシンキで会ったりと、細々とではあるがずっと連絡を取っていた。

会うたびに「本を書いている」という話を聞いていたのだが、やっと流通に乗ったということを彼のブログで知った。

こちらのページで抜粋を読むことができるが、真島俊夫、伊藤康英、保科洋、天野正道、松下功、櫛田(月失)之扶という彼が取材した各氏、「日本吹奏楽の父」ともいえる秋山紀夫氏、著名な音楽学者である細川周平氏(ちなみにこの方、教授との共著もあります)にはさまれて、私にも言及してくれているのが、気恥ずかしくもあり、うれしくもある。

音楽教育学者(彼のもともとの専攻)としての立場から、また加えて外国人という極めて客観的な立場からの視点に「日本の吹奏楽」というある意味特殊なコミュニティがどう映るのか非常に興味深い。

300ページ近い英文を読むのは大変そうですが …

 

日本の学校における吹奏楽と文化的アイデンティティ」への2件のフィードバック

  1. musicabella投稿作成者

    早く読みたいのですが、まだ手元に届いていません。

    おそらく商業ベースにはのらないと思うので、有志で章ごとに訳してみるとか(笑)。

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