本日午後9時からNHK教育テレビで放送される「N響アワー」は「吹奏楽のススメ」だそうで …..
ギャルドやイーストマン・ウィンド・アンサンブルの来日公演とか貴重な映像が放送されるのを期待していたのだが、そういうことはなさそうである。
昨年の「N響ほっとコンサート」からの《海を越えた握手》(スーザ)、《アルメニアン・ダンス・パートI》(アルフレッド・リード)。
ムソルグスキー=ラヴェルの《展覧会の絵》から《ビードロ》。おそらくユーフォニアムを「吹奏楽では必須だけどオケではほとんど使われない」みたいな形で紹介するのだろう。
最後はレスピーギの《ローマの松》。おそらく「オケでは演奏される機会が少ないが吹奏楽ではよく演奏される」みたいな形で紹介するのだろう。
《ランドスケイプ―吹奏楽のために》、《胎動の時代―吹奏楽のために》と2曲の全日本吹奏楽コンクール課題曲を書いた池辺晋一郎さんが、吹奏楽、あるいは自作吹奏楽曲についてどういうコメントをするかが楽しみでもある。
ところで、この番組を紹介する NHK のホームページでは「本欄に掲載されていた文面について、配慮が足らず、ご不快を感じさせてしまった」とある。まだ google キャッシュに残っていたので読んでみたのだが、
- それまで音楽の「お」の字もなかったのに、急に異性の目を気にして楽器に手を出したり、とか
- バイオリンのおけいこを一生懸命やってきたけど吹奏楽にはなかったから仕方なくクラリネットにした、
とか書かれていた。まあ、偏見と言われても仕方がないよなあ。