日別アーカイブ: 2006 年 8 月 2 日

サンディエゴ日記(その3)

今日はベロベロに酔っ払ったので日記は明日書こうと思ったら、夜中に目が覚めてしまった。 只今、午前3時30分。

今日はどこにも行きませんでした。

仕事で知り合ったドレッドヘアの Arif とホテルのバーで一杯やることに。 半年くらい前に初めて日本に行ったのだが、そこでコミュニケーションが取れなかったのが悔しかったので日本語学校に行き始めたらしい。 (確かに旅先で地元の人と話をするのは楽しいよね。) その日本語学校の先生が女性なので、いわゆる「お姉言葉」を習得しつつあることに悩んでいるそうである。 3ヶ月くらい後にまた日本で会うことになりそうなので、どのくらい日本語が上達しているか楽しみである(笑)。 (サンディエゴからはメキシコも近いので)マルガリータを奢ってもらう。ごちそうさま。空きっ腹で飲んだので回る回る。

友達を空港に送っていかなければいけないそうなので(あれ?今マティーニ飲んでたよな?)、そこで別れ、私は一人で夕食を食べることにした。

一昨日はメキシカン、昨日はホットドッグだった。今日はちゃんとしたシーフードを食べようと思いホテルのレストランに行く。

ところで、アメリカに来たときに絶対食べたいものが2つある。 まずはクリスピー・ベーコン。朝食とかによく出てくる、フォークで刺すと砕けてしまうくらいカリカリに焼いたベーコンである。 日本の朝食バイキングにもベーコンはあるのだが、なぜかカリカリにはならないのである。 それからクラムチャウダー。これも日本だと「濃い」やつに出会えない。「飲む」ではなく「食べる」という感覚でいただく濃厚なチャウダーが好きである。

あと、カリフォルニアだとシャルドネ(白)かカヴェルネ・ソヴィニヨン(赤)を試す。私のワイン人生はカリフォルニア・ワインからスタートしているので、これらのカリフォルニアの代表種に愛着があるのである。

というわけで、まずはシーフード・チャウダーと 2004 年のソノマのシャルドネ(ラベル失念)を頼む。 シーフード・チャウダーはアサリ/ハマグリだけでなく、ホタテや海老も入って実だくさん。 シャルドネはキリッと冷えていて意外にスパイシー。ううん、ベストマッチ。 料理とワインの相性がピッタリだと幸せになりますなあ。

メインは mediterranean bass の唐揚げ。全長約 30 cm のバスが 2 匹(!?)出てきた。これ全部食えってか? 隣に座っていた女の子 3 人組も唖然としていた。ううん、こういう時に気の利いたジョークでも言えればいいんだが(笑)。 ソースはアジアン・テイストのものが3種類。ナンプラー系とスイートチリソース系とパクチー系といったところか。 悪くない。スティームド・ライス(インディカ米)も付いてきて、ほとんど「魚の唐揚げ定食」である。 こういう料理だとシャルドネは合わないなあ。ジンファンデルあたりにしておいた方がよかったかなあ ….. と想像して楽しむ。