大掃除その後。
とりあえず紙類の大まかな整理は終わったので、ビデオテープの整理をすることにした。LPレコード整理用の箱に五箱くらいあった。ものによってはラベル部分にかなり盛大なカビが生えているもののある。やはり定期的に風通ししなくてはいけなかったのか。
そもそもビデオからDVDに落としたとして今後何回見るか疑問ではあるが、昔はなけなしのお金をはたいて、それなりの意図を持って録画したのであるから、それなりの愛着もある。今はDVD-Rのメディア一枚100円くらいだし「それなりの意図」を保存しておくという意味では安いものである。
とりあえず、こんなビデオが見つかった。
インバル/フランクフルト放送交響楽団
1987年来日公演より。モーツァルトの《ハフナー》とマーラーの交響曲第5番。この時の日本公演は大学時代に見に行き、マーラーの交響曲第5番のスコアにサインをもらったことを覚えている。
朝比奈隆/シカゴ交響楽団
1996年の客演。ブルックナーの交響曲第5番。この時、朝比奈さん85歳。トランペットの首席奏者アドルフ・ハーセス81歳。あわせて166歳である。朝比奈さんはこの作品を指揮するときは金管奏者を倍にするのだが、シカゴ交響楽団からは断られたという話。
デュトワ/NHK交響楽団
《春の祭典》とか《ダフニスとクロエ》とか。デュトワが音楽監督になる前に客演に来たときの演奏。《春の祭典》のリハーサル映像が貴重だし面白い。しかし、この作品をよく暗譜で振れるものだ。
デュトワ/NHK交響楽団
こちらは2001年。西村朗さんのサクソフォン協奏曲を須川さんソリストで。再演かな?あとはドビュッシーの《海》とかルーセルの《くもの饗宴》とか。
カラヤン/ウィーンフィル
1984年ザルツブルク音楽祭での《ばらの騎士》(シュトラウス)商品で DVD 化されているらしい。