BCL3脱稿

ノヴェナ バンド・クラシックス・ライブラリー3」の曲目紹介を脱稿。

実は、このシリーズは作品が複数収録されている作曲家が多い。チャールズ・カーターとかフランシス・マクベスとかアルフレッド・リードとかスウェアリンジェンとか。レックス・ミッチェルにいたっては《海の歌》《大草原の歌》《序奏とファンタジア》とそれぞれに一曲ずつ収録されているのである(となると、第4集にはやっぱり「あの曲」か?)。

そもそも多くが古めの曲なので資料もそんなにないし、とりわけ教育的作品の場合には曲の周辺データも少ない。データがあったとしても曲の背景などが語られている場合は少なく、せいぜい作曲年度や委嘱の経緯などがわかるだけだ。そういうわずかな資料から曲目紹介を書くのは、実はかなり大変である。

曲そのものの音楽的な流れを言葉で追いかけて「曲紹介」とするのはあまり好みではないので、それは極力避けたつもりである。曲紹介を読んでいただいて、その作曲家の他の作品への興味が生まれるような書き方を心がけた。この文章を読んで、CD を買っていただける方がどのくらいいるのかわからないが忌憚のないご意見をいただければと思う。

なお、シリーズで重複する作曲家についての紹介はなるべく重複を避けたので、シリーズ全部お買い上げいただいた方がより楽しんでいただけるかと(^_^;)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください