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岩崎洸/高橋アキ
久しぶりに近所のタワーレコードへ。先週リリースされたばかりの「タワーレコードオリジナル企画EMI x TOWER RECORDS CLASSICAL TREASURES タワーレコード “クラシカル・トレジャーズ”(EMI音源) Vol.2」から3セット(計7枚)を買う。 未聴CDがシャレにならないくらい溜まっているので別に今日じゃなくてもよかったのだが、通販にすると段ボールが大変(廃品回収に出し損なっている段ボールもこれまたシャレにならないくらい溜まっているのである)だし、次にいつ行くかわからないので、とりあえず確保ということで。 現代日本チェロ名曲大系-1 / 岩崎洸 現代日本チェロ名曲大系-2 / 岩崎洸 高橋アキの世界 / 高橋アキ 数年前、浜松で開催された高橋アキさんのコンサートを聞きに行った。最近はやっていないのかなあ、以前は毎年開催されていて、浜松くんだりで現代ピアノ作品を、しかも高橋アキさんのピアノで、しかも比較的安価で聞けるという素晴らしい企画だった。普通のピアノとプリペアド・ピアノを用意してジョン・ケージをやったり(しかも休憩中にプリペアド・ピアノの中をのぞかせてくれた)、別の会では今回のCDに収録されているクセナキスや一柳慧をやったり。(そういえば一柳慧さんの《ピアノ・メディア》が演奏されたとき、演奏終了後に間髪入れずにブラヴォーを叫んだお客さんがいてびっくりした。高橋アキさんもにこやかだったので会心の演奏だったのだろう。それにしても、あの曲がどこで終わるかをちゃんと把握していて、しかもその演奏が素晴らしかったかどうかをちゃんと判断する耳を持っていることに感服。) あと、STUDIO VOICEの2009年4月号を。ちょうど400号らしい。
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今日届いたもの(Out Of nOise)
ついに教授のニューアルバムが出た。いくつかフォーマットがあるが「フルアークワーク盤」というやつを買った。 out of noise(数量限定生産) 昔のアルバムと比較すると、最近のアルバム(映画音楽などではなく、いわゆるソロアルバム)には、いまいち愛着がわかなかった。今回のはかなり気に入っている。今までのは一回聞いて「ふうん、そうなの。」という感じで、正直なかなか繰り返し聞く気にはならなかったのだが、今回のは繰り返し聞かせるような雰囲気がある。考えてみれば commmons レーベルからリリースする初めての「ソロアルバム」なので、ある種の「しばり」がなくなったのだろうか。「しばり」がなくなったところで開放的になるのではなく、さらに深いところへ進んで行くのが教授らしいといえば教授らしいのか。 ミニマルっぽいもの、教授らしい悲しくて美しい旋律のもの、ノイズが効果的に使われているもの、など、今までのキャリアで培ったものが無理なく咀嚼されているように思う。と同時に、今までのキャリアがここに収斂されているのだとすれば、その先に何があるのだろう、といった不安も頭をよぎる。これが総決算にならなければいいのだけれど。 もちろん、今月から始まるツアーは見に行くつもりなのだが(リハーサル当たりますように)、ゲストなしでアルバムの収録曲をやるのかなあ?
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しずおかCD/TPO/ホルスト
しずおかCD (あ、amazonでも買えるんだ、これ。) 静岡歴約20年の私が買ったこのCDは静岡でしか聞けないCMソングなどを集めたもの。昔、ちょっと話題になった「学生服のやまだ」とかも入っています。「電クラ」でおなじみの「杉ちゃんと鉄平」の杉ちゃん(杉浦哲郎)がアレンジで協力しているということなので。 TPO1-25th Anniversary Edition そういうわけで、天野正道さんが在籍していたTPOのアルバム。 ホルスト:管弦楽曲集(ベニ・モラ/サマセットの狂詩曲/鍛冶屋) ちょっと必要になったので買ってみた。ホルストの管弦楽曲集。管弦楽から吹奏楽に編曲された《サマセット狂詩曲》(RVWの《イギリス民謡組曲》にも使われた旋律を使っている)や、吹奏楽から管弦楽に編曲された《ハマースミス》などを収録
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今日届いたもの(吹奏楽/現代音楽/RVG)
いろいろなところから届く。 (MacBookを買って何がうれしいって、オーディオルームでCDを聞きながらブログを書けるのがいちばんうれしいかも(笑)。) 1985-2002/兵庫県立西宮高等学校吹奏楽部 青春まっただなか/精華女子高等学校吹奏楽部 ブレーンの廃盤セールから。西宮高校のCDは最初にリリースされたときに迷って結局買わなかった。またこうして出会うことができたのは、きっと神様が「買え」と言っているからなのだろう(笑)。ま、いちばんの目当ては大前哲の吹奏楽のための交響的序曲《アクセス》なのだが。精華女子は、まあ … Vol.2を持っているということで。 Nono: Prometeo, Tragedia dell’ascolto [Hybrid SACD] ルイジ・ノーノのオペラ。メッツマッハーがEMIに録音したものもあるらしいのだが、それは現在入手困難らしい。 Kraanerg (Sub Dol Dts) [DVD] [Import] 気に入ったのでまた買ってみたマルチチャンネルによるクセナキスの作品集。23の楽器と4チャンネルテープのための作品ということである。 Spring RVGリマスター盤の新譜。このシリーズをリアルタイムで買うのは初めてではなかろうか。マイルス・デイヴィスの、いわゆる「黄金のクインテット」で最年少ながらサウンドの中核となるドラミングをしていたトニー・ウィリアムズのリーダー作。(このアルバムではアンソニー・ウィリアムズという名義になっている。)その黄金のカルテットからはサックスのウェイン・ショーターとピアノのハービー・ハンコックが参加している。
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今日届いたもの(RVGリー・モーガン)
廃盤になったRVGリマスター盤の最後の一枚。主要なオンラインショップでは手に入らなかったので、アメリカの中古ショップから買った。本日到着。中古ショップといってもいわゆる新古品らしくちゃんとシールドされていた。(日本のamazonで探すと出てくる以下のCDはCCCDらしい。まだ売ってんのか、こんなもの。) Tom Cat (CCCD) リー・モーガンのお蔵入りセッションを後年リリースしたもの。というわけで、いわゆる1500番台とか4000番台とか言われているものではない。 元はっぴいえんどのギタリスト鈴木茂さん逮捕。
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今日買ったもの(懐クラ)
訳あって抗生物質を投与された。どうもアレルギーが出たようで、花粉に反応するわ、リンパ腺ははれるわ、体はだるいわ、で大変。指揮活動リハビリ中なのだが、頭もボーっとしているし、からだも思うように動かなかったので練習をお休みさせていただいた。 懐クラ~Back To The70’s&80’sby Classical Music~ ここまで来ると勢いですな。「電クラ」「電クラ2」の杉ちゃん&鉄平による最新アルバム。ちょっと真面目過ぎて、電クラのような突き抜けたところがないのがちと残念。ただ、《G線上のアリア》を元ネタにしたシリーズが《山手線上のアリア》(電クラ)→《中央線上のメリークリスマス》(電クラ2)→《処方箋上のアリア》(懐クラ)と、しつこく続いているのがよい。こういう力技はけっこう好きです。
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モレナール30枚組
昨年末にWINDBAND.NETでMarigauxさんが紹介されていたオランダのレーベル「モレナール」社の30枚組CD。 http://www.windband.net/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=5345&forum=6 ものすごくレスポンスの遅いメール(とてもじゃないが客商売とは思えない(笑))で戸惑ったが、一応ちゃんと対応してくれたとみえ(ちゃんとディスカウントされた予約価格だったし)、本日無事に到着。 こんな感じのアルミのケースに入っていて、 開くと、こんな感じにCDが収納されている。 未CD化のLP音源をCD化したとのこと。いくつかはCDで持っていたような気がしたのだが(ちゃんと確認していない)気のせいかなあ?別録音かなあ?セルジュ・ランサン(日本では「セルジュ・ランセン」となっていますが、名前を「セルジュ」と読むんだったら姓は「ランサン」と読むべきでは?)の《マンハッタン交響曲》とか、イダ・ゴトコフスキーの《炎の詩》《吹奏楽のための交響曲》などはオールド・ファンには懐かしいかも。小長谷宗一さんの《Japanese Tune》も収録されています。
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CINE TECHNO
すごく久しぶりに息子の髪の毛を切ってもらいに床屋さんへ。週末になるたびに風邪気味で調子が悪くなっていたので、髪の毛を切って短くなったところで風邪が悪化するんじゃないかと思い、なかなかチャンスがなかったのである。 わざわざ連れて行ったのに「お父さんと一緒じゃやだ。お母さんがいい。」ときたもんだ。(切ってもらう時は独りなんだから関係ねーじゃん。)ぐずらせて床屋さんが嫌いになるのもよくないので、お母さんと交代し、代わりに私が日用品を買い込む。 用事が済んで暇を持て余したので、床屋さんの近くの中古CD屋を物色。 CINE TECHNO CINE TECHNO YUKIHIROセレクション 高橋幸宏さんが監修した、映画音楽のテクノ・アレンジ集。まあ、安かったので … 1990年中ごろのリリースらしい。存在すら知らなかった。
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今日買ったもの(教授/細野)
ソニーから再発されたYMOソロ関連を。 NEO GEO(紙ジャケット仕様)(初回生産限定盤)(DVD付) omni Sight Seeing 紫式部 源氏物語 MEDICINE COMPILATION from the Quiet Lodge LOVE,PEACE&TRANCE とりあえず「NEO GEO」だけ聞いてみるが、リマスタリングの具合はかなりいい感じ。 それから、こんな本たちを。 MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2009年 02月号 [雑誌] 特集はブランキー・ジェット・シティー。懐かしいですなあ。「イカ天」に出ていた時によく見ていた。あと、UAと一緒にやっていたAJICOとか。 ブルーノート100名盤 (平凡社新書) 投票によって選ばれたブルーノートの名盤ベスト100。上位のものほどコメントが多くて、順位が下がるにつれコメントの量が少なくなるという方式は面白い切り口だとは思う。ただ、各投票者のベスト3コメントを減らしてもいいから、もう少し低い順位(50位以下)の各アルバムに対するコメントを増やして欲しかった。「どういうベスト3を選んだか」ということについて、著名な人と一般投票者では、やはり読者が「読みたい」と思わせる重みが違うのである。そのへんもメリハリをつけた方がよかったのでは?ランキングの数字の正当性/客観性という意味では必要なのかも知れないけど。 個人的には村上春樹さんが選んだベスト3も見てみたかったなあ。 ちなみに私の場合、ベスト2はすぐに決まるのであるが、 Out to LunchSomethin’ Else 第3位は難しいなあ。とりあえずこれかな。 A Night at Birdland, Vol.1
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今日届いたもの(RVG/リゲティ)
当面の最後の一波。海外のCDショップに発注していたモノたちが届く。 例によってRVGリマスター盤。 それから、TELDECレーベルから出ていたリゲティの管弦楽作品集5枚をボックスにまとめた廉価盤。 何枚か持っていた気もするのだが、以前ばら売りされていたCDの価格1枚分ちょっとくらいの値段で買える。その昔買ったブーレーズによる作品集に収録されていた作品(いくつかの協奏曲とか、《アヴァンチュール》とか《ラミフィケーション(ラミフィカシオン?)》とか室内協奏曲とか)も再録されているようである。