いつものようにまったりとした休日。
午前中の勉強が終わったあと、息子が鉄道模型「メルクリン(Märklin)」のカタログを引っ張り出してきて何やら思案を始めた。「スターターキット」というものがあって、今まで貯めたお金でそれを買いたいとのこと。
好評につき売切れです
よくよく見てみると線路の規格はHOゲージなのであるが、車両はプラレールと同じように電池を内蔵して自走し、それをリモコンでコントロールする、というものらしい。
これを言い出したのが土曜日のお昼頃。メルクリンの公式ホームページでハンブルク周辺の取扱店を探してみる。ドイツでは模型店に限らず小さなショップは土曜日は午前中のみの営業が多いので、今から行ける店は限られている。前に行ったことがあるシェーネフェルト(Schenefeld)の模型店が自宅からはいちばん近いのであるが、今からでは間に合わないことがわかった。ひとまず、アルスター湖の東側、ウーレンホースト(Uhlenhorst)のあたりに午後2時までやっているショップを見つけたのでそこに行ってみることにした。
ショップは本当に趣味でやっているような感じの小さなお店だった。中古の模型がたくさん並べられていて新品のモデルはあまり置かれていない。店員さんに問い合わせてみると「もう少し先に行ったところにメルクリンをたくさん扱っている店があるよ。」と教えてもらう。商売敵であろうお店を簡単に教えてくれるのだなあ …
妻も息子も私もドイツ語のヒアリング能力はおぼつかないのであるが、みんなの意見を総合すると「右に行って左に曲がって少し行く」ということらしいことがわかった。どうでもいいことだが、このあたりはモーツァルト通り(Mozartstraße)とかベートーヴェン通り(Beethovenstraße)とか作曲家にまつわる名前がつけられた通りが目につく。というわけでベートーヴェン通りに沿ってお店を探すことにした。
少し行くと「新装開店」と張り出された模型店を見つけることができた。先ほどのお店に比べると垢抜けていると言うか近代的と言うか … 息子が探していた商品も置かれていて、しかもセールで安くなっていた。ちなみに定価は49.95ユーロ(約5000円)なのだが、売価は39.95ユーロ(約4000円)だった。
カタログやらステッカーやらをたくさんもらって、店頭に飾られているジオラマを操作させてもらって息子はかなりご満悦。店の外では新装開店を記念してか、飲み物やケーキが振る舞われていたので(ドイツではよくある光景)、我々もコーヒーと手作りケーキをごちそうになる。
しかし、率直に言って「禁断の森」に足を踏み入れてしまった。HOゲージの鉃道車両は確かにうっとりするくらい素晴らしく精巧にできているのであるが恐ろしく高価である。蒸気機関車などは1台で数百ユーロ(数万円)もする。また、日本に帰ったらこんなのを広げられるほどのスペースもない。いつかはプラレールを卒業する日が来るのでは?と思っていたのであるが …
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ドイツブンデスリーガ。HSVはホームでハノーファーと対戦した。意外にチケットが売れていて、気がついた時にはもう家族3人では席が取れなかった。
前節でやっと移籍後初ゴールをあげたルドネフス(ラトヴィア人で、昨年のポーランドリーグの得点王)が今節も得点をあげ(やはりアシストはラフィー)、1-0で勝利。ハノーファーの酒井はベンチ入りしたものの出番はなかった。
開幕3連敗のあと、勝ち(しかも相手は昨年の王者BVB)→引き分け→勝ちと、やっと調子が乗ってきた。ラフィー(ファンデルファールト)が加入してから確実に勢いがついてきている。これからフュルト、シュトゥットガルト、アウグスブルク、と低迷しているチームとの対戦が続くのでここは確実に勝ち点を取っておきたい。
そして、そのあとに続くバイエルンミュンヘンとの試合を観戦予定。