月別アーカイブ: 2009年10月

ダイエット/クラウス・フォアマン

今週はずっと晴れの日が続いてきたのですが、夕方、車に乗って帰る途中で少し雨が降ってきました。また週末は雨なのかなあ …

何か、常々言っているような気がしますが、ちょっと真面目に体重を減らさないとやばそうなので(今のところ日本出国時から3kg増)、夕飯はそれなりに軽くしてみました。ちなみにメニューは、

  • 赤ワイン グラス1.5杯:この間、ドイツで初めて買った赤ワインを開けてみました。銘柄は … よくわかりません … ドイツの赤は全然知識ないので … ラベル裏には揚げもの、デザートなどに合うと書いてありましたが、かなり甘めだったので合わせる食事を選びそうです。今日のメニューではさほど気になりませんでしたが。
  • 野菜サラダ + ヨーグルトドレッシング
  • 胚芽クラッカー + エダムチーズ + ペッパーサラミ
  • カップマッシュポテト:お湯を注いでかき混ぜるとマッシュポテトができるもので、日本のカップヌードルみたいな感覚でしょうか。以前、試しに食べてみて意外にいけたのと、バリエーションがたくさんあって楽しいのでちょっと買い置きしてあります。今日食べたのはブロッコリー入りでしたが、サラミを細切れにしたものが入っているやつとか、アジア風に唐辛子などを効かせたやつなどもあります。
  • ヨーグルト
  • バナナ

こんなもんで大丈夫でしょうか?(どなたか鑑定して下さい(笑))

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今日読了した本。

ザ・ビートルズ / リメンバー ―親友クラウス・フォアマンが語る本当のビートルズ (ノーウェア/ザ・ビートルズ決定版シリーズ)

ビートルズ、そしてハンブルクと言えば欠かせないのが、この本の著者クラウス・フォアマンです。ハンブルクでビートルズのライヴを見に行ったことからメンバーとの交流が始まり、例えば、アルバム「REVOLVER」のジャケットデザイン、「アンソロジー・プロジェクト」のジャケットデザイン、それからジョン、リンゴ、ジョージのソロ・アルバムへのベーシストとしての参加など、多くの時間をビートルズおよびそのメンバーと共有してきました。そんなクラウス・フォアマンがざっくばらんに当時を回想した本です。

傲慢な暴露本にはなっておらず、身近にいた偉大な存在を常に見上げるような視点で回想しているのに好感が持てました。謙虚な人柄が見て取れるような感じです。ジョン・レノンやジョージ・ハリソンの訃報に関しては多くを語っていませんが、だからこそ感じ取れるせつなさがありました。

というわけで、こんなものを買ってみることにしました。

Sideman’s Journey

そんなクラウス・フォアマンの交友関係の広さを物語るソロ・アルバム。リンゴ、ポールはもちろん、ヴァン・ダイク・パークス、ジム・ケルトナー、ジョー・ウォルシュなどが参加しています。このスペシャル・パッケージでは CD に追加収録曲、さらに DVD に特製本や直筆サインがついています。ハンブルク市内のいくつかの CD ショップにもあったので前から気になっていたのですが、どこも200ユーロ前後で売っていたのでさすがにちょっと躊躇していました。

で、たまたま amazon.com で見つけたら$100ちょっとで売られていたのでポチっと。しかし、この価格差は何なんでしょう?送料を入れてもほぼ半額です。ビートルズボックスの時と同様ちょっと関税にビクビクしていますが(笑)、今回も少なくとも価格が逆転することはあり得ないでしょう。

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なんと明日から4日連続で演奏会へ出かけます …

全社ミーティング

夕方から全社員が集まってのミーティングが行われました。ほぼ半年に一度行われるらしいのですが、私はもちろん初めての参加になります。私は開発部署に属しているので経理や物流などをやっている部署の人とはほとんど顔を合わせる機会がありません。赴任直後にボスに連れられて挨拶回りをしたので会っているのかも知れませんがほとんど記憶にありません。というわけで、初めて顔を見る(と思われる)人も多くいます。

まず社長が半年間の業績のレビュー、それから今後の見通しについて簡単に説明します。

その次は「New Member」の紹介。半年前に行われたらしい前回のミーティングの時点では私はまだこの会社で働いていなかったので今日の「New Member」には一応該当します。もう4ヶ月も経っているわけで New Member の中でも最初(つまり古い順)に紹介されたのですが、自分も含めて「何を今さら」的な失笑があちこちからあがりました。何となくうれしいですね。

そのあとは「Old Member」。今度は勤続10年、20年の社員が紹介されて、社長と握手をして、記念品(POMMERY のシャンペンだったような気がします)を渡されます。こういうのも、規模が小さいならではのアットホームな雰囲気があります。

サマータイム終了前

そういえば今週いっぱいでサマータイムが終わります。細かい話はその時にすることにして(きっと何か話のネタができそうなので)、来週からは時間を1時間戻すことになります。例えば、今の午前8時がサマータイム終了後には午前7時になるわけです。(ちなみに現在の日本との時差は7時間ですが、サマータイム終了後は8時間になります。)そういうわけで体感的には今の時期がいちばん日の出が遅く感じるのかなあ、と思ったりしています。午前8時でも自動車のライトをつけないといけないくらいの暗さです。

昼食時、サマータイムの話を Yvan としていたら、やはりサマータイムが終わったらコンピューター以外は時計を調整し直さないといけないことを聞きました。たまたま10月末にアメリカに出張していた時にサマータイムが終わることに気付かずにえらい目にあったことがあるので、今回も混乱がないか心配です。まあ、切り替わる日は日曜日なので特に問題なく調整できるといいのですが。

体が辛い(つらい、じゃなくて、からい)ものを欲しているような気がしたので、夕食は「Asia Lam」へ。ドイツ語は相変わらずよくわからないので、お店のおばちゃんとはフィーリングでコミュニケーションしているのですが、11月からメニューが変わるようなことを言っていたような気がします。ううん、よくわかんないな。

そろそろビールの季節でもないな、と思って思案していたのですが「今日もアルコールフライ?」と聞かれたので、そのまま注文してしまいました。今日は「エビせんべい」をサービスしてもらいました。メインはNo.52の「ライスヌードルの豚のミートボール&春巻き乗せ+ナンプラー&唐辛子ソース」。ベトナム風つけ麺みたいなものです。たぶん、いちばん多く注文しているメニューだと思います。酸味と辛味で元気になるような気がします。

BCL 準備

隣で仕事をしている Stefan は今日から vacation、Janne はミュンヘンへ出張、ということで、先週に引き続きデスクの周辺はかなり静かです。

昨日は変な時間(午後5時から8時くらいまで)にうたた寝をしてしまったために夜になかなか眠れず、しかも夢見が悪くて寝起きが最悪だったので、いまいち元気が出ません。ということで、あまり食欲もわかず、自宅でご飯とみそ汁、ということにしました。

帰ったら、IKEA の投げ込みが郵便受けの中に入っていました。もうそろそろクリスマスの用意が始まるのでしょうか。

それからブレーンから次回の「バンドクラシックライブラリー」の資料が届きました(わざわざ海外まですみません …)。今回も好きな作品が入っていてうれしいです。ついでに中国吹奏楽連盟の創立40周年記念誌もお送りいただきました。第1回(1960年)から第40回(1999年)までの中国吹奏楽コンクール全出場団体が掲載されています。これでまた野望に一歩近づくことができます。願わくば、受賞した賞と作曲者名も入っているとよかったのですが。「交響曲第 n 番 第 m 楽章」とか言われても何の曲かさっぱりわかりません …

アイデルシュテットでイタリアン

珍しく朝から秋晴れ。例によって午前中に掃除/洗濯をして、お昼ごろに車で出かけることにしました。やはり日中は日光を浴びて体内時計を正常に機能させないと。

今日はハンブルク西部にあるアイデルシュテット(Eidelstedt)という町に行ってみることにしました。日本人学校があるハルステンベック(Halstenbek)の少し南、昨日行った HSH ノルトバンクアレーナの少し北に位置する町です。家族がこちらに移り住む頃には、やはり日本人学校に近い地域に引っ越した方がいいと思っているので、その周辺の町がどんな感じなのか調査してみようと思ったわけです。

今住んでいるアパートからアイデルシュテットまでは(カーナビによると)およそ 15 km。30分くらいで行けます。とりあえずお腹が空いてきたので、まずは昼食を取ろうと思い、目についた「IL TESORO」というイタリア料理のレストラン(リストランテですね)に入ってみることにしました。近所の人たちが家族で来てランチを食べているような雰囲気です。多少かしこまった服装をしているけど、小さな子供もいてガヤガヤしているので適度にカジュアルな感じでいいですね。席に案内してくれたおばちゃんも「ちょっと人多いけどね」みたいな感じで苦笑いしていました。いいんじゃないでしょうか。

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例によってアルコールフライを。昨日飲んだものと同じかな?そして最初は魚のスープ。塩コショウとハーブでシンプルに味付けされています。日本でいう「潮汁」みたいな感じです。

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ズッキーニとエビのクリームソースのペンネ。うまいです。例によってすさまじい量ですが。

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最後の腹ごなしにエスプレッソを。給仕をしてくれたおばちゃんに「シュナップス(ドイツの蒸留酒。食後酒です。)でも飲む?」と言われたのですが「車で来てるので …」ということで断りました。会計を済ませた後で「お店の名刺(カード)が欲しいんですけど?」と聞いたところ「メニューも要る?」と言われたので、一緒にもらって来ることにしました。なかなか気に入りました。また来ると思います。

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そのあと、腹ごなしに少し散策。アイデルシュテットの町はバスターミナルが中心となっていて、そのまわりに少し大きめのショッピングセンターやいろいろなお店があり、そのまわりにアパートなどの住宅地がある、という構造になっているようです。鉄道の駅からはちょっと離れているようなので、電車で市の中心部に行くのがちょっと大変そうかな、というのが第一印象です。

その後帰宅して、昨日買ってきたストラヴィンスキーの自作自演を聞きながらちょっとうたた寝。《ペトルーシュカ》はまだよかったのですが、《春の祭典》の最終部分で目が覚めてしまいました(笑)。ストラヴィンスキーはこの部分の変拍子(複合拍子)が振れなかったので全て 2/2 で振ったらしい、という逸話がありますが、本当にそうやって振っているんじゃないかと思わせる音楽です。各小節の頭に入るべき低音弦楽器が甘い(録音バランスのせいかなあ?)ので、変拍子の拍節感が出ないわ、続いて出る他の楽器が揃わないわ、で、かなり危なっかしい演奏でした。とはいえ、全般的には予想以上に音質もよくコストパフォーマンスもいいと思います。ストラヴィンスキーが自作自演したという絶対性を盲信するつもりはありませんが、聞いていて楽しい音楽になっていることは否定できません。

夜。お腹の中で膨らんでいるペンネのために全然お腹が空きません。サラダとヨーグルトと果物だけにしておきました。

ハンブルガーSV対バイエル・レバークーゼン

いつものように休日ということで8時30分起床。相変わらず週末は怪しい雲行きです。例によって午前中に洗濯を済ませて、午後からちょっと買い物に出かけました。

特にこれといった用事はないのですが、秒針が5秒おきに動くようになって腕時計の電池が切れそうなので、これを交換しに行きました。まあ、デパートなら間違いないだろうということで街中のカールシュタットへ。時計売り場で訊いてみると地下2階に時計の修理をするところがあるそうなのでそちらに。数時間待たされるとか、一旦預けて来週取りに来なければいけないとかというケースを想定していたのですが、時計を預けて5分もかからないうちに電池交換が完了してしまいました。(日本国内で電池交換を頼むと1時間くらい待たされていたような気がするのですが、あれは何だったんだろう?)

食材は特に急いで買う必要もないと思ったので、CD でも漁ろうかと思って中央駅近くの家電ショップ「SATURN」へ行くことにしました。そういえば、途中にわりと有名なタイ料理のレストランがあることを思い出したので、昼食はそこで食べることにしました。「Sala Thai」というお店です。

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ランチセットのパド・タイ(ライスヌードルのタイ風焼きそば)+スープにアルコールフライのビールを注文しました。このアルコールフライは初めてかな?多少甘みがありますがすっきりとした味です。スープは酸味と辛みが効いています。トム・ヤム・クンと酸辣湯の中間のような感じです。パド・タイはさっぱりした味。付け合わせのレモンと、唐辛子+ナンプラーのソースを少し加えるとちょうどいい辛さの味になりました。

勘定を済ませてトイレへ行くと、この店を訪問した有名人のサインパネルが飾られていました。NENA って知ってます(笑)?

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SATURN で買ったものです。

Nielsen: Symphonies Nos. 1-6

前から聞きたいと思っていた、デンマーク生まれの作曲家カール・ニールセンの交響曲集。3枚組で10.99ユーロでした。ブロムシュテットはサンフランシスコ交響楽団とのコンビによるニールセン交響曲全集の評価が高いようですが、これはその前に録音されたもので、オケはデンマーク放送交響楽団です。

WORKS OF IGOR STRAVINSKY

ストラヴィンスキーの作品を集めた22枚組。基本的には作曲者の自作自演ですが、一部ロバート・クラフト指揮による録音も含まれています。確か、以前9枚組の自作自演集も買ったはずなのですが、内容は微妙にダブっていて微妙にダブっていないようです。なので、どちらも持っていないといけないのかなと。

一時ストラヴィンスキーに凝っていたことがあって、船山隆さんの著書「ストラヴィンスキー―二十世紀音楽の鏡像」の巻末に載っていた作品リストと、レコード芸術別冊のクラシックレコード総目録を付き合わせて、聞くことができる作品と音源のない作品をチェックしていました。特に後期の宗教作品は現在でもほとんど CD が出ていない状況だと思いますので、この価格(39.90ユーロ)でそのあたりを俯瞰できれば安いものかなと。

Neu!

せっかくドイツにいるので、いわゆるクラウト・ロックを代表するバンドの一つ「NEU!」のアルバムを買ってみることにしました。日本にいた時は紙ジャケ化を待っていて買っていなかったのですが、まあ、安かったので …

そういえば、クラフトワークのオリジナル・アルバムのリマスター盤も並んでいました。私はボックスを amazon.de に注文済なので買いませんでしたが。

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サッカーは午後6時30分キックオフということなので、午後5時少し前にアパートを出発しました。サッカーのチケットも演奏会のチケットと同じように公共交通機関の運賃が含まれているので電車で行くことにしました。途中、どこかの駅で乗り換えないといけないなあ、と思っていたのですが、ホームに入ってきた電車は試合会場の HSH ノルトバンクアレーナ最寄りの Stellingen 駅行き。試合がある日に運行される特別列車のようです。

だんだん、どこから見てもサポーターという人たちが乗り込んできます。私もそうですが、青いマフラーをした人が多いです。レプリカのユニフォームを着ている人もいるのですが、厚手のセーターなどの防寒具の上からユニフォームを着ると肉襦袢に見えますね(笑)。

Stellingen 駅からスタジアムまではシャトルバスも出ているのですが、ほとんどの人は歩いていきます。公式ホームページには徒歩約10分と書かれていますが、実際にはもう少しかかるんじゃないかな。

ちなみにこのスタジアムは高原直泰がハンブルガー SV に所属していた頃は「AOL アレーナ」と呼ばれていましたが、2007/2008 シーズンから HSH ノルトバンク(銀行ですね)が命名権を取得したので HSH ノルトバンクアレーナと呼ばれています。

以下、私のサッカー観戦経験はジュビロ磐田スタジアムと(決して満席ではない)エコパアリーナしかないことを前提にお読み下さい。ひょっとして大規模なサッカー専用スタジアムでは当たり前のことなのかも知れないので …

入場前には簡単なボディチェックがあり、それから入場ゲートがあります。ゲートにはチケットのバーコードを読み取るセンサーがついていて一人ずつしか入場できないようになっています。

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まず感動したのは全ての客席が完全に屋根の下にあること。よほどの大雨が降らない限り濡れることはなさそうです。(ジュビロ磐田スタジアムで雨に濡れながら何度も寒い試合を見ているので …)風も吹き通らないので想像していたより寒くありません。むしろ、客席の外側にある売店とかトイレの方が吹きさらしになっていて寒い気がします。あと、このせいかどうかわかりませんが、観客の声がスタジアムの中をよく回ります。声援はもちろん、ブーイングや指笛の大きさは半端ではありません。いやがうえにも興奮します。

さて試合ですが、結果はスコアレスドロー。得点シーンが見られなかったのは残念ですが(HSV は今期ブンデスリーガで初の無得点試合)、それよりも内容が悪かったです。現在チームの得点王であるクロアチア代表のフォワード、ムラデン・ペトリッチが負傷で欠場していたからかも知れませんが、とにかくフィニッシュまでいけません。対戦相手のバイエル・レバークーゼンに比べて中盤でのボール支配率は圧倒的に高かったのですが、ゴール前で縦に入れるスペースはないわ、クロスを入れても危なげなく相手にクリアされてしまうわ、で、まるで暗黒時代のジュビロ磐田を見るようでゴニョゴニョ … たぶん枠にいったシュートはなかったんじゃないかなあ。

隣に座ったビール飲みまくりのおじさん(このおじさんのリアクションを聞いているだけでも面白かったです)とちょっとだけ話をしたのですが、やはり「今日のはつまらない試合だ」と言っていました。

全然関係ないけど面白かったこと。だいたいにおいてトイレの待ち行列は女性の方が長いと思うのですが、このスタジアムでは圧倒的に男性の方が長いです。ハーフタイムでトイレに行っておこうと思ったら後半開始に間に合いませんでした。観客は圧倒的に男性の方が多いですし、トイレの数も女性の方が多いのですが、あれだけの寒い環境であれだけビールを飲んだら、まあ、そうなるわなあ、という感じですが。それを先読みしてか、あるいは我慢してか、スタジアムから駅までの歩道脇のスペース(歩道よりも広い草むらがあります)では行きも帰りも多くの男性が立ちションをしていました。

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス焼き肉

私はもともと籍をおいている会社から今の会社に「出向」という形で派遣されているのですが、もともと籍をおいている会社のヨーロッパ法人もハンブルクの西の外れにあります。

今日はそちらの主催で開催された韓国料理のお食事会に参加させていただきました。会場はエッペンドルフにある韓国料理のお店「MIGA(美家)」。実はこのお店、(最近は行っていませんが)わりと気に入っている自家焙煎のコーヒー屋さんの近くにあって、前から行ってみたいと思っていたのです。

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主催された方はハンブルクに通算で10年以上滞在されている方でドイツ語もペラペラ。店のオーナーと懇意にされているそうで、今回日本人用のコースメニューを考案したので参加者に評価して欲しい … というのが今回のお食事会の趣旨です。

チヂミに始まって、牛タン、豚バラ(かな?)、カルビ、クッパ、もちろん各種キムチもたくさん出てきます。かなりの量が出てきたのでありがたがる前にガツガツと食べてしまったのですが、久しぶりにちゃんとした焼き肉とキムチを堪能しました。下手に自分で作るよりはこういうお店に食べに行った方がいいかも知れないですね。

なお、このコースメニューには「SONATA(ドイツ語だとゾナータ)」という名前がつきました。由来は言わずもがな(笑)。興味がある方はお店にお問い合わせ下さい。なお、牛タンは確保と準備が大変なので一週間くらい前に予約が必要とのことでした。

読書日記(ビートルズ/海外子育て)

相変わらずまったりと仕事です。

日本に注文していた本がどっさりと届きました。ということで読んだ本。

真実のビートルズ・サウンド (学研新書)

アマゾンでのレビューが高評価だったので買ってみました。注文した時には気付かなかったのですが、著者の川瀬泰雄さんは山口百恵さんのレコーディングなども担当されたプロデューサーです(微妙にシンクロニシティ?)。アルバムの中から数曲をピックアップして、サウンド的な観点からトリビアルなネタを解説する … という内容です。元ネタは巷に出回っている解説本ですが、それに著者独自の着目点を追加しているような感じ。もう少し踏み込んだ著者独自の視点を見てみたかった気もするのですが、そのあたりの濃い話は著者のウェブサイトで見ることができます。

http://www.thebeatlemania.com/index.html

ごく一般的なビートルズ入門書(ってあるのかなあ?)と本格的なサウンド研究本の間をつなぐ「マニア入門編」としていいのではないでしょうか。

異文化に暮らす子どもたち―ことばと心をはぐくむ

著者の早津邑子さんはニューヨークで日本人向けの幼稚園を立ち上げた方です。その経験を通して、海外(非日本語圏)で子供を育てるとはどういうことか、ということを書かれています。

私も子供の早期英語教育には懐疑的です。まずは、ある言語で自分の思考を組み立てられるようにすることが必要であって、その時期に複数の言語体系を子供に強いることは、将来を見据えた場合にとても危険なことなのではないかと思うのです。で、将来的にずっと海外で暮らすのでなければ、最初に体得すべき言語はやはり日本語なのではないのかなと。

とは言いつつも、その一方で、世の中には自分の価値観とは全く違う価値観が存在していて、それらはどちらが優れているとか劣っているとかではなくて、対立するものなのかも知れないけど尊重はすべきだ、ということも海外にいる間に理解して欲しいなあ、と思っているわけです。

ま、どうなりますことやら。


秋休みだそうで

今、ドイツの(ハンブルクの?)学校は秋休みだそうで、お子さんがいる人はかなり休暇を取っています。先輩駐在員も今日から3日間休暇ということでデンマークへ出かけてしまいました。加えて、今日から3日間、講師を招いて社内で開発部署の集中トレーニングがあります。開発系社員の全てではないのですが、ほとんど(9割くらい)の人がこのトレーニングに出席しているので、私の席のまわりもほとんど人がいません。休憩時間中にメールをチェックしに戻ってくるくらいです。

ということで、先週までと比べて今週はまったりと過ぎていきそうな気配です。

最近は「昼食がっつり夕食ぼちぼち」という感じで食べているので(今日のお昼は「お前、そんなに食べるのか(笑)」といわれてしまいました)、夕食はアパートでちょっと飲んでちょっとつまむ程度にしています。ワイン飲んで、サラダ食べて、クラッカー(チーズやサラミをのせて)食べて、ヨーグルトと果物食べて … という感じです。

寒くなって自転車での外出が減ってきたので、油断していると体重増加に歯止めがかからなそうなので … 何とかします。