月別アーカイブ: 2009年7月

ドイツ語について

金曜日はカリーブルストの日 … なのですが、今週はずっと「Dwenger」でいわゆる日替わり定食を食べているので、今日も日替わり定食を食べてみることにしました。

「典型的な北ドイツ料理だよ」と言われた料理が面白そうだったので、これを注文しました。東坡肉(トンポーロー)のような豚バラ肉をゆでたものに、インゲンを煮込んだとろみのついたソースをかけ、付け合わせには塩ゆでしたジャガイモ、それに煮込んだちょっと小さめの洋梨が添えられています。「肉にはフルーツソースが合う」というのが私の昔からのポリシーなので(だから、酢豚に入っているパイナップルは許せます)、けっこうおいしく食べられました。洋梨の甘さもほどよい感じで。

帰り道は Heiko とだべりながら。「日本には方言はあるのか?」みたいな話からドイツ語の方言の話をしてくれました。(Heiko は説明書などを制作する業務を担当しているので言語に興味があるみたいです。)ドイツ語(正確に言うとドイツで使われているドイツ語)には「High German(高地ドイツ語)」と「Low German(低地ドイツ語)」があるそうです。「High German」はドイツ南部の高地で使われている言葉、「Low German」は北部の低地で使われている言葉だそうです。「High」が北で「Low」が南かなと思ったらそういうわけではなくて、もちろん階級的な高低でもないそうです。

で、15世紀から16世紀にかけてマルティン・ルターが聖書をドイツ語に翻訳する時に「High German」を選択し、それ以降「High German」が標準的なドイツ語になったのだそうです。(どうでもいいですが、「(英語で)マーティン・ルーサーって知っているか?」と聞かれたら、まず「I have a dream」の方を思い出しますよね?)

ちなみにドイツ北部に住んでいたアングロサクソンがイギリスに移動したために、「Low German」と英語は近い言語なのだそうです。(ついでに言うとその途中にあるオランダ語も。)なので、イギリスの東にあるにも関わらず「北海(North Sea, Nordsee)」は英語で「北の海」なのだそうです。

夕食はまたまた自宅でワイン。ドイツに来てから3本目のワインはまたまたリースリングを買いました。halbtrocken なのでかなり飲みやすい。そして、6時30分に来ると言っていた管理人さんはまた来ませんでした(涙)。そのために今日は早く帰ってきたのに …

amazon.de からビートルズのボックスの価格が決定したというメールが来たのですが、amazon.com の価格よりも10000円以上高い(もちろん送料込みで)。関税とかを取られたとしてもさすがに10000円の価格差が逆転することはないと思って amazon.com で買うことにしました。

タイカレー

今日の昼食:Janne と「Dwenger」へ。ハンブルガー・パンフィッシュを楽しみにしていたのであるが「10分かかる」と言われたのと、Janne がわりと早く仕事に戻らないといけないということだったので、もう一つの日替わり定食であるターキーのシュニッツェルにする。付け合わせの温野菜は中華風の甘辛味でなかなかよい。ターキーも想像よりかなり柔らかかったので満足。

そういえば、吹奏楽コンクールって、今年から職場の部と一般の部が統合されるんですよね?細々と続けていますが、吹奏楽コンクールデータベースのユーザーインターフェイスを変えないといけないなあ。ひょっとすると SQL のデータ構造まで変えないといけないのだろうか?

夕食はいつものアジア料理レストラン「Asia Lam」へ行きました。毎回英語が話せないという給仕のおばさんがいろいろ(もちろんドイツ語で)話しかけてくれるのでドイツ語のヒアリングの練習にはいいかも知れません(笑)。ここのベトナムフォーはかなりお気に入りなのですが、そればっかり頼むのも芸がないので、今日はタイ風のカレーを食べてみることにしました。ゆでたエビ、タケノコなどが入ったグリーンカレーです。そこそこ辛くて普通にうまいです。量が多いのでだんだんココナッツミルクの甘さがしんどくなってきますが(笑)。カレーに入っている赤唐辛子は危険だと思って食べなかったのですが、これを食べた方がバランスがよかったのかも知れません。

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あかり/さらにビートルズ

昼食:いつもの「Dwenger」へ。今日はギリシャ料理のギロ。ザジキ(ヨーグルトソース)とフライドライスが付け合わせ。

今日は少し早く帰ることができたし天気もよかったので、夕飯は自転車で出かけてみることにしました。目的地は以前も行った日本食レストラン「あかり」。アルスター湖の東岸にあるので、アパートからは比較的近いところにあります。自転車でおよそ15分ほど。まあ、腹ごなしにはちょうどいい距離だと思います。

アパートの目の前を通っている Sievekingsallee という通りを西に進み、5号線との交差点を北に上がります。アルスター湖にそそぐ川を越えると、Mundsburg というUバーンの駅があります。ここはアルスター湖東岸の住宅地 Urlenhorst の最寄り駅になるので、駅前がひらけていて多くの店が並んでいます。「あかり」はそこからさらに東に進んだところにあります。

ここに来るとカツカレーを食べたくなるのですが、そればかりだと芸がないので、今回は「白身魚と揚げだし豆腐」を頼んでみました。焼き魚と揚げだし豆腐の定食かと思ったら、白身魚も揚げだしでした。みそ汁は注文しなくてもよかったかなあ?日本ではあまり漬物を食べないのですが、こういうシチュエーションで出されると、けっこううれしくて珍しく食べてしまいました。

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あ、ちなみに「あかり」は8月3日から8月25日まで夏休みだそうです。夏休みに来られる方はご注意を。

前にも少し書きましたが、市の中心部から見ると私の住んでいる地域はわずかに標高が高いようで、帰り道はほぼずっと緩やかな上り坂が続きます。しかも今日は向かい風(東からの風)だったのでけっこう疲れました。

帰宅後、以下の本(電子書籍)を購入しました。ライブ、スタジオセッション、インタビューなど、現在までに確認されているビートルズの音源(「公式音源」というわけではありません、念のため)をクロニクル形式で解説している本です。こんな本まで電子書籍になっているというのはちょっと驚きです。

Way Beyond Compare: The Beatles’ Recorded Legacy, Volume One, 1957-1965

That Magic Feeling: The Beatles’ Recorded Legacy, Volume Two, 1966-1970

漫然とアウトテイク録音を聞くよりは、こういうガイドがあった方がより面白く聞けます。

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あまり喜んでしまうとマッサが気の毒ですが、シューマッハーのF1復帰はうれしいです。

ハッピーバースデイ

モノの本にはよく書かれていますが、ドイツでは自分の誕生日には自分でケーキを買ってきて、それを周りの人にふるまって祝ってもらいます。今日やっとうちの職場でもこれがありました。しかも2人の誕生日だったそうで大量のケーキ。

4時過ぎくらいにホストが給湯室にケーキを持って来て、そこにみんながゾロゾロと集まってきます。あとは雑談。うちの職場は男性ばかりなので、男性20人くらいがケーキとコーヒーを持って給湯室にたむろしてダベっている光景というのは、冷静に見るとけっこうおかしい図かも知れません。日本でも一緒だった同僚のドイツ人(彼は私のようにレンタル移籍ではなく完全移籍)と「18号館(我々が日本で働いていた職場の通称)でこんな慣習があれば、たぶん毎日ケーキ食えるね」みたいな話をしました。

自分の時にはきっと用意することになると思うのですが、こんなにでかいケーキはどこに売っているんだろう?

備忘:

昼食は「dwenger」でシュニッツェル。夕食は自宅でワイン。先日、日本から持ってきたチキンラーメンを食べて懐かしさに感涙したので、こちらで売っているマギーのインスタントラーメンを試してみたら、これもなかなかいけました。ハンブルクには日本食レストランはたくさんあるのですが、いわゆる「ラーメン」を食べられる店がないそうで、これは重宝するかも。

レバーケーゼ

会社の食堂(というか、正確に言うと、会社と同じ建物に入居しているケータリング会社が運営している食堂)が夏休みということで、今日からおよそ1ヶ月間お休みになります。普段はケータリングしているものと同じようなものが食堂のメニューとして出されているのですが、これからのシーズンはバーベキューの方が儲かるらしいので、運営がそちらにシフトするから、とのことのようです。

というわけで、これから1ヶ月間は会社の外で昼食を取らないといけません。いちばん手っ取り早いのは、毎週金曜日にカリーブルストを食べに行っている「Dwenger」。ここは2種類の日替わり定食もあるので、当分はこれを食べることになりそうです。

今日は「レバーケーゼ」を食べました。前にも書いたような気がしますが、レバーケーゼは挽き肉に香辛料を混ぜたものを長方形の型に入れて蒸し焼きにしたもの。これをスライスしたものを食べます。少々さっぱりしたハムという感じです。これもハンブルクではなく南ドイツの料理だそうです。付け合わせはザウアークラウトとジャーマンポテト。ハンブルクに来てから初めてザウアークラウトを食べたかも知れません。

午後からは日本からの電話でトータル1時間30分くらい会話をしました。最近はそんなに長い時間話をしたことがなかったので、かなり疲れました。

帰宅後、夕食は近所の中華料理屋に行ったのですが「7月20日~8月10日まで夏休み」とのこと。「そんなんで商売成り立つんかいな?」と思いつつも、結局いつもの「Conrad’s」へ行きました。まずは 500ml の HOLSTEN(ピルスナー)を。本当に最近、ビールを水代わりに飲んでいるような気がします。糖分がたくさん入っているアプフェルショーレを飲むよりはビールの方が体にはいいような気がしますが、どうなんでしょう?

あとはミニサラダと「ジャガイモとブロッコリーのグラタン」を。ソースの粘性が低いので、ベシャメールソースというよりは単なるクリームスープですね、これ。食べた感じは「具が異常に大きい激熱のクリームスープ」でした。しかし、冷えたビールとアツアツのグラタンってものすごくお腹に負担がかかりそうです。

実は最近、リマスター盤発売を1カ月半後に控えてビートルズばっかり聞いています。リマスター盤のボックスをどこから手に入れるかを思案中です。現時点での為替相場や送料などを含めて考えた場合、amazon.com に注文するのがいちばん安いのですが、amazon.de がまだ価格を確定していない(価格が確定したらメールで教えてくれる)ので様子見の状態です。

ブレーメンへ行ってみました

最近では珍しく、朝からいい天気。ちょっと遠出しようと思い立つ。

特に理由はないけど、ふとブレーメンに行ってみることにした。出発は10時30分。ブレーメンまでは100kmちょっとだからお昼過ぎくらいには到着できるかな … と思ったのであるが …

ブレーメンまではアウトバーンの1号線にのればいいはずなのだが、カーナビくんが「本当かよ?」と突っ込みを入れたくなるようなルートを選択したおかげでなかなか1号線にのることができない。そんなに裏道好きですか?結局1号線に乗るまでに30分以上かかってしまった。加えて、1号線はかなり大規模な工事中。断続的に片側車線を完全に作り直しているような感じである。つまり、ところどころ片方向の車線がすっぽりなくなっているので、残っている2車線+路肩の幅の道路に車線を引き直して4車線(往復2車線ずつ)分の車を通行させているのである。必然的にスピードは出せなくなり、渋滞になってしまう。結局、ブレーメンに着いたのは午後1時過ぎ。2時間半くらいかかってしまった。

後日、会社でこの話をしたら「バケーションシーズンの週末なんだから車が混むのは当たり前」とか「ブレーメンは鉃道で行くもんだ」とか言われてしまった …

ちょっと町外れに車を停め、自転車を引っ張り出して、それに乗って町中に向かう。観光客らしい人もかなり自転車に乗っているようなので、そういう手段を取っている人は多いのかも知れない。

持って行ったガイドブックの地図は縮尺が大雑把すぎて、なかなか目指すところへたどり着けない。結局、自転車で街の中を当てもなくグルグルまわることになってしまった。

街の中心は、世界遺産にも指定されている市庁舎(左)と、2つの尖塔が特徴的な聖ペトリ教会(右)に囲まれている市庁舎広場。残念ながら聖ペトリ教会は片方の尖塔が修復中でした。

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この市庁舎と教会の間を進んで行くと、有名な「ブレーメンの音楽隊」の像があります。

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また、街の中でも、いろいろなところに音楽隊にちなんだモチーフが置かれています。

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それから有名なのは、この市庁舎広場から少し離れたところにある風車。

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ちなみに昼食は(やっぱり食いもんかよ)市庁舎広場に面しているホテルのレストランでとりました。やはり、ブレーメンに来たからにはブレーメン産のビールであるBECKS(ただしアルコールフライ)と、トマトリゾットにチキンソテーの薄切りとルッコラを揚げたやつをのせたもの。見た目は非常にきれいですがリゾットは炊き具合がいまいちでした。

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自転車買いました

週末はもうちょっと寝だめしたいんだけど、だいたいいつもの時間に起きてしまうなあ。まあ、今日はすっきり起きられたので、洗濯を回して、軽く朝食をとって、コーヒーを飲みながら(Eppendorf で買ってきたグアテマラはなかなかよい)今日の予定を立てる。

まずは、昨日「ハンブルガー・ドーム」の広告塔を撮影しに行った時に気付いたパン屋さんへ。いつもスーパーマーケットに付随しているパン屋さんで買っていて、いまいちな気がしていたので、ここはどんなもんなんだろう?ということで試してみることにした。土曜日は正午で閉まってしまうらしいので午前中に。

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そのあとは車で出かける。目的地はうちから北東の方向にある Wandsbek という地区にある Mediamarkt(電化製品の店)と、その向かいにある自転車屋(先日 Heiko に教えてもらった店の一つ)である。その途中にあるショッピングセンターにトミーヒルフィガーが入っているらしいので寄ってみたのだが、見つからなかった。出店していたのがなくなってしまったのかなあ?まあ、何もせずに出てくるのも何だし、ちょうどお昼時でお腹が空いていたので、ここのフードコートで昼食をとることにした。中華風焼きそばにトリの唐揚げの甘酢炒め(酢豚の豚肉を鶏肉に代えたようなものか)を添えたもの。味はフードコートなのでそれなりなのだが、甘酢の味がけっこううれしい。

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Mediamarkt では Mac 用のスピーカーを。一応目当てのものがあったので購入。すみません、こんなもので妥協しました …

BOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)

クレジットカードで支払おうと思ったら不可能とのこと。銀行口座から直接引き落とすことにしたのだが、暗証番号はうろ覚え、2回間違えてしまった。雰囲気的に3回間違えるとよくないことが起こりそうだったのでキャッシュで払うことにした。一応こういうケースは想定してたのだが残金10ユーロ。

自転車は、例によって英語ができる人をつかまえて、いくつか試乗させてもらって決めた。ところで私は全然知らなかったのですが、ペダルを逆に回すとリアブレーキがかかる自転車があるんですね。(私だけではないと思うのだが)癖で時々ペダルを逆に回すことがあるので、危なっかしくてしょうがない。店員さんからも「このモデルは止めた方がいいね(苦笑)」と言われる。

さて支払い。こちらの店もクレジットカードは500ユーロ以上じゃないと使えないらしい。(ちなみに私の自転車はそんなにしない)銀行カードで払うしかないのでちょっと相談する。「銀行カードの暗証番号をちゃんと覚えていないんで、いったんうちに帰って確認してから出直していいですかね?」というと「いいよ。俺もカードの暗証番号忘れちゃってさあ、もう今年になってからカード使ってないよ。早く再発行の手続きしないと。」とか言われる。(この暗証番号変えられるのかなあ?銀行から指定された暗証番号なのでなかなか覚えにくいのです)ということで無事購入。店員さんからは「ハンブルクでは川に沿って自転車に乗れば、景色もいいし、間違えずに町の中心部に行けるよ。」とのアドバイスをもらう。

そのあと帰宅。早く自転車の乗り心地を試してみたいのだが、なかなか雨が止まない。雨が止んで、少し陽がさしてきたのを見計らってブラブラ自転車で出かけてみる … が、市の中心部(うちからはほぼ真西の方向)へ向かうと思い切り向かい風が吹いている。その上、自動車に乗っている時には気付かない微妙なアップダウンがあって結構きつい。途中で雨が降ってきたら引き返そうと思ったのだが、どうにか中央駅付近まで来ることができた。

疲れた。ノド乾いた。これはもう飲むしかないでしょう。お店を探す時間も惜しかったし、何か雲行きも怪しくなってきたので、駅近くにあるおなじみの「NAGEL」に入る。ヴァイツェンとフィッシュズッペ(魚のスープ)。スープは一年半ほど前に出張で来た時にも食べたのだが、その時と比べると何かあっさりしているなあ。まあ、体調とかにもよるのかなあ、あの時は日本から着いた直後に食べたわけだし。

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相席になった人と少し話をする。電車が出発するまでの時間つぶしらしい。ソフトウェアエンジニアのおじさんで「好きなプログラミング言語は何?」とか聞かれる(苦笑)。「私は10年くらい前に java を書いていたんだけど、もう若い人の方が早くコーディングするんでねえ …」みたいなことを言っていた。最後に「そろそろ行かないと。あなたのハンブルクでの生活がうまくいくように祈っているよ」とか言われる。社交辞令というか、こちらの人にとってはごく普通の言い回しなんだろうけど、偶然会って、少しの間会話しただけの人にこういうことを言われると、何か感激します。

結局、雨にはほとんど降られずに帰ってくることができた。絶対明日は筋肉痛だな …

ニシンのマリネ

金曜日はカリーブルストの日。Stefan、Janne、Heiko、Marioと「Dwenger」へ。ここは会社から徒歩10分くらいのレストランである。

「こっちに来る前にカリーブルストって知ってた?」と聞かれ、「知らなかった。出張でこっちに来た時にここに連れて来られて初めて食べたよ。」と答えた。「ドイツってもっとソーセージを食べているというイメージがあったんだけど、メニューにある店は少ないね。」という話をしたら「確かにこのへんではあまり食べないね。ババリア(バイエルン、ドイツの南の方)の方に行けばたくさんソーセージがあるよ、それからおいしいビールも。」とのこと。

というあたりの話題から「そういえばリューベックには行ったんだけど、他に日帰りで行ける観光スポットはないかねえ?」という話を振ったら、いろいろなところを紹介してくれる。ベルリンとかブレーメンとかは想定範囲というか、いつか行こうと思っていたのだが、リューネブルクとかエルベ川の河口付近にある島とか、知らなかったところも紹介される。ぼちぼち行ってみますかね。

夕食はお初。うちから徒歩10分くらいで行ける Hasselbrook 駅近くの「Factory」というお店。店構えは重厚なのだが(写真撮ってくるの忘れました、また今度)、店の雰囲気はカジュアルである。お店の名前を冠したビールがあるが自家醸造しているのかな?とりあえずデュンケル(ピルスナーと同じ下面発酵の黒ビール)を注文する。ちなみに今さら気付いたのですがデュンケル(dunkel)は英語で dark でした。

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それからラウヒ(あとで調べたらポロネギだそうです)とジャガイモを裏ごししたスープ。オプションでサケの切り身を入れました。

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メインは魚介類にしようと思ったのだが、メニューには肉類が多い。「エビのうんぬんかんぬん」はわかったのだが、エビは昨日の夜に食べたので、他のにしたい。その下に「bratheringe のオニオンリングとポテト添え」というのがあったので、(英語が少しわかるという)お姉さんに聞いてみたのだが「英語で説明できない」と言う。少なくとも魚だということはわかったので、まあいいや、と思って、それを頼んでみる。

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あとで思い返してみると、bratheringe = brat + heringe だということがわかれば、braten(揚げた)herring(にしん)だということが簡単に推測できたのになあ、というわけで、にしんのマリネというか南蛮漬けです。結果オーライですな。

料理の質とかはうちの近所の「Conrad’s」とそんなに変わらないと思うのだが、駅に近いということや雰囲気がカジュアルなことから多くのお客さんで賑やかでした。

腹ごなしの散歩がてら近所のラウンドアバウトへ。夏の一大イベント、巨大な移動遊園地「ハンブルガー・ドーム」が今日から開催される(8月23日まで)。ラウンドアバウトの中にも下のような広告塔が設置され、ライトアップされている。

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ここは直径100mくらいの巨大なラウンドアバウトで、これ以上近寄れませんでした。(ラウンドアバウトの内側には歩道がないのでたぶん立ち入り禁止)それから、これを撮影したのは午後8時30分くらいなのですが、もうちょっと遅い時間の方がきれいだったかなあ?

自転車

だんだん1日の時間の使い方がルーチン化してきて、ネタがなくなりつつある今日この頃。

実は自転車を買いたいと思っている。やはり徒歩よりも自動車よりも機動力があるように思うのである。こちらでは日本と違って(多少の制限はあるものの)電車に自転車を持ち込むこともできるし。ということで、昼食時に自転車オタクに詳しいHeikoに相談する。以前 vacation でシアトルまで行って、そこからサンフランシスコまで自転車で行ったことがあるらしい。

まず「自転車は丈夫なロックでどこかにつないでおいた方がいいよ。必ず盗まれるから。」と言われる。「逆に言うと、自転車を処分したかったら、どこかに置いておくだけでいいよ。」というと、「そうそう。おれも試してみたけど盗まれるまで5カ月かかったよ。」とMarioが茶々を入れる。

問題は保管場所。アパートに入居する時に「自転車は部屋の中に持ち込まないように」と具体的に言われたし、かと言って共同で使える地下室もないし、外には雨を避けられるようなひさしもない。実際、アパートの屋根からおりてくる配水管に自転車をくくりつけている人がいる。今のところはステーションワゴンに乗っているので、ふだんは車の中に入れておけばいいか、とも思っているのだが。

まあ、Heikoにはうちの近所の自転車屋のリストももらったので(彼の住んでいるところも比較的近い)、週末にでも見に行ってみますかね。

夕食は前日に引き続き自宅でワイン。おつまみとして「小エビのオリーヴオイル漬け」みたいなものを買ってみるが、なかなかいける。

またまた自宅でワイン

仕事も軌道に乗り始めて、いろいろな打ち合わせに声をかけられたり、自分で打ち合わせを招集する機会が増えたりしている。その一方で、まだ自分のやるべきこと、やるべきだと期待されていることが全うできていないという、何とも歯がゆい状況もだんだんと生まれてくる。モノの本には「最初のうちは日本でできていたことの50%できればいい方だと考えていた方がいい」と書かれていたが、こういう状況のことを言っているのだろうか。

最近はちょっと過食気味だったので、帰り道にあるスーパーマーケット「EDEKA」でツマミになりそうなものとか、ワインとかを買って自宅で夕食をとることにした。自宅でもレストランでもリースリングばかり飲んでいたので、今日はミュラー・トゥルガウを試してみる。3.99ユーロだから日本円で500円ちょっとくらいですかね?「halbtrocken」、セミドライということで、酸味もあるし、甘みもあるという感じ。リースリングと比べるとグビグビ飲めてしまう感じがします。