-
自宅でワイン
3週間ごとの大変な日。開発者全員が集まって、今後の3週間の開発方針をドイツ語で議論するのだ。今回は Dave がそばについてくれて、ほとんどの内容を逐次要約して英語で説明してくれた。 そういうことで、少し夕食の量を減らしてみようと思っているので、今日は(Conrad’sのトマトスープとHOLSTEINに惹かれつつも)自宅でワインとあり合わせのものでしのいでみることにした。 モノの本によると、ドイツ人が暖かい食事をとるのは昼食だけで、朝食とか夕食とかは煮炊きをしないらしい。庶務のおばさんに聞いた時にも「夜は料理しないわ」と言っていたので本当なのだろう。 なので、チーズとかハムとかポテチとかナッツとか自宅にあるツマミになりそうなものをつまみながら、ワインをちびちび飲むことにした。 ワインはスーパーマーケット「EDEKA」で見つけた 2008 年のリースリンク。リースリンクにしてはけっこうドライな感じがする。いいですねえ。
-
ベトナム料理(何度目だ?)/教授チケット
ドイツに来て体重が増えることはやむを得ないと思っていたのだが、ここに来て雪だるまが急勾配を駆け降りそうな気配。最近は歩く量が減っているような気がするしなあ。やはり、夕飯を目一杯食べてしまうのがいけないんだよなあ … というわけで、夕飯は少し抑えようと心に決めたのでした。 ええと何回目だ?Rahlstedt 駅前の「Asia Lum」へ。今日は「どこから来たの?日本?中国?」と言われた。ジンジャーティーと、お気に入りのフォーを注文する。この間ジャスミンティーを頼んだ時はティーバッグだったのでちょっとがっかりしたのだが、今回はちゃんとしている。カップでか過ぎですが。ジンジャーティーは「生姜湯」なのであって、あまり暑い時期に飲むものではないですなあ。フォーも少し豆板醤を追加したので汗ダラダラである。 全部食べ終わったあとスイカをサービスしてもらった。口がすっかり辛くなっているせいかも知れないが、日本で食べているスイカよりもきめが細かくて甘いような気がする。 結局、教授のヨーロッパツアーはロンドンへ聞きに行くことにした。(もうちょっと近場でやってもらえるとうれしいんだが …)今日チケットをゲット。すでにほとんど完売状態。かろうじていちばん後ろの席を確保しました。ロンドンにはちょうど同期入社の友人が赴任しているので、一緒に食事もしようとメールで誘ってみる。その時期に日本出張が入るかも知れないとのことだが、もし会えたらなかなか面白そうな話ができそうである。
-
別のギリシャ料理
オンライン辞書をひきながら、自分のドイツの銀行口座から Schleswig-Holstein Musik Festival の指定口座へチケット代を振り込む。インターネットバンキングでの振込なんて、日本にいた時にもやったことなかったぞ。 今日は夕方8時くらいに管理人さんが部屋に来ることになっているので、それまでにアパートにたどり着かないといけない。夕食をどこで取ろうかと考える。まずは、思い立ったきり行けていないジャガイモ料理専門店にしようかと思ったが、ちょっと調べてみたら日曜日と月曜日がお休みとのこと。なかなかたどり着けませんなあ。そのあと見つけたモンゴリアン・バーベキューの店がよさそうなので、そこに向かって車を走らせていたのだが、道が混んでいてかなり時間がかかりそうだ。たどり着いて、食べて、自宅に向かって、はちょっと無理そうなことがわかった。途中で方針変更して、帰り道の途中にある Wandsbek 地区で適当にレストランに入ることにした。 「地中海料理」ということだが、実質的にはギリシャ料理である。例によって「英語話せますか?」と聞いたら、英語ができる給仕の人を呼んできてくれた。ありがたい。アップルショーレ、ギリシャ風スープ、カラマリ、エスプレッソを頼む。 スープにはお米と小さなミートボールが入っている。ハーブとバターが効いていて、さっぱりしているけど風味がある。これはいい。今まで食べたスープの中では「nagel」のグラーシュズッペと並んでいい感じです。 カラマリは、いわゆる「ゲソ揚げ」ですなあ。私、けっこう好きです。ジャジキというヨーグルトソースとフライドポテトが付け合わせ。それからたっぷりのサラダもついてくる。まあ、いくらイカが好きだといっても、これだけ食べると胸焼けしそうだなあ。結局、全部食べたけど。 お店は内装もしっかりしていて格調も高そうだけど、ギリシャ歌謡が大音量でかかっているというツメの甘さが好きです(笑)。 お店の名刺ももらったので、また行くと思います。「お店の名刺ありますか?」と聞くと、なんか喜んでもらえるみたい。当たり前かも知れないけど。今度は、近所のギリシャ料理屋にもあるギロやスブラギも試してみよう。あ、メニューを見渡した限りでは、またもやムサカはなさそうです。見つからないと食べたくなるなあ。Eppendorfer Weg にも何件かギリシャ料理レストランがあったので、探索してみるか?
-
コーヒー店/ケバブ
やはり町の中心部に車で行って土地勘をつけるのは、比較的交通量が少ない日曜日が適していると考え、今日はエッペンドルフ(Eppendorf)に行ってみることにした。エッペンドルフはアルスター湖の北西(地図でいうと左上)に位置する地域で、いろいろなお店が建ち並ぶ活気のあるところなのだそう。 もちろん、日曜日なのでほとんどの店が閉まっていることは承知の上で、以前 NHK で放送された番組で紹介された自家焙煎のコーヒー屋を探すのが主たる目的である。番組でも「エッペンドルファー通り」と紹介されていたので、Eppendorfer Weg という通りを一通り歩いてみれば見つかるのではないか、ということで行ってみた。 例によって駐車スペースを見つけるのはけっこう大変。日曜日は店が閉まっている反面、近所に住んでいる人たちの車(ふだんは通勤とかで使っている)が停めっぱなしになっているのではないかと推測する。結局、Eppendorfer Weg のほとんどどん詰まり(南の端)のアパートの前にスペースを見つけて駐車する。 通りを北上しながらコーヒー店を探す。やはり、通りにある店はごく限られたレストランやカフェ以外は閉まっているので、人通りもかなり少ない。平日に来るとどんな感じなんだろう?コーヒー店は、結局 Eppendorfer Weg と Hoheluftchasusee の交差点のちょっと北側にあった。当然閉まっていましたが。 http://www.kaffeeburg.de/ 昼食は通りにあったケバブ屋さんで食べてみることにした。待望の初ケバブである。オーソドックスなケバブが3.5ユーロ。中に野菜や肉がたっぷり詰まっているのでかなり満腹になる。満足満足。 土地勘を養うため、帰りはカーナビなしで帰ってみることにした。もちろん念のためマップは表示しておきましたが。ハンブルク市内の交通標識には、主要な目的地、例えば「中心部」「空港」「アリーナ(サッカースタジアム)」などの方向が示されている。なので、具体的な場所がわからなくても「中心部」の案内に沿って進んで行けば、市の中心部(アルスター湖とか中央駅の当たり)まで行けるようになっている。中央駅からアパートまでの道順は覚えたので、中心部まで行ければ何とかなる。ということで、何とかなりました。 昼間もちょぼちょぼ雨が降っていたのだが、夕方から夜にかけて本格的に降り出した。遠出したくないので、近所の「Conrad’s」で夕食。初めて飲むデュンケル(かな?)。この店はヴァイツェンを置いていないのがちょっと残念。トマトスープとミニサラダ、それに Strammer Max を食す。黒パンの上に細かく刻んだ生ハムを載せ、その上に目玉焼きを載せたものである。最後は例によってエスプレッソ。(やっぱり暗いところだと iPhone ではうまく写らないなあ) 帰ってきてテレビをつけたら、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 NDR(北ドイツ放送)交響楽団によるベートーヴェンの交響曲第9番が放送されていた。7月上旬から8月末にかけて、ハンブルクを中心とした北ドイツ一帯で Schleswig-Holstein Musik Festival というかなり大規模な音楽祭が開催される。これは、そのオープニング・コンサートらしい。 実は、この音楽祭の話を金曜日(カリーブルストの日)に Mattias から教えてもらっていた。さっそく、いくつかの演奏会のチケットを手配中なのだが、8月末に開催される演奏会は No.129 という番号が振られている。このくらいの数の演奏会が開催されるということなんでしょうね。ちなみに、この No.129 はシュターツカペレ・ドレスデンの演奏会。(今話題の?)ラン・ランのピアノ独奏によるショパンのピアノ協奏曲第2番と、リヒャルト・シュトラウスの《アルプス交響曲》です。
-
年間チケット/愛のフェスティヴァル
えいやっ、でハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の年間チケット(シーズンシート)を買うことにした。配布されているパンフレットを見ると、ほとんどが 興味深いプログラムだったし、毎回チケットを予約するのも大変だし、1公演38ユーロのところを10公演で285ユーロで聴けるし、何よりも先日のコン サートでのいい雰囲気を味わいたいと思ったのである。で、チケットオフィスに行って(今日はちゃんとオンラインシステムは動いていた)契約時に説明を聞い た。(何回も「これはあなたとオーケストラの間の契約である」と説明された)いろいろルールがあるらしい。 キャンセルしなければ翌年以降もずっと継続される。 予約したコンサートに行けなくなった場合は最大5つのプログラムまで変更できる。1つのプログラムでの演奏会は2回開催されるので別の演奏会に行くか、次回のプログラムに繰り越すことができる。初回と2回目の変更は無料、3回目からは変更手数料として5ユーロかかる。 ハンブルク歌劇場やハンブルク・バレエや室内楽コンサートのチケットを10%OFFで買える。(早く言って欲しかったなあ …) ちなみにこんなプログラムです。 第1回 指揮:シモーネ・ヤング ブラームス/ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン独奏:五嶋みどり) メンデルスゾーン/劇音楽《夏の夜の夢》 第2回 指揮:ドミトリ・キタエンコ シュニトケ/夏の夜の夢(ではなくて) ラフマニノフ/パガニーニの主題による狂詩曲(ピアノ独奏:ルドルフ・ブフビンダー) ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 第3回 指揮:クリスチャン・ヨスト コープランド/静かな都会 ヨスト/トランペット協奏曲《ピエタ》〜チェット・ベイカー追憶(トランペット独奏:セルゲイ・ナカリャコフ) コルンゴルト/交響曲嬰ヘ長調 第4回 指揮:ラファエル・フリューベック・デ=ブルゴス アルベニス/スペイン組曲第1番(デ=ブルゴス編曲) ストラヴィンスキー/バレエ組曲《火の鳥》(1919年版) レスピーギ/ローマの松 第5回 指揮:シモーネ・ヤング ブラームス/悲劇的序曲 ブラームス/4つの前奏曲と厳粛な歌(バリトン独唱:トーマス・クヴァストホフ) ブルックナー/交響曲第1番(リンツ版) 第6回 指揮:シモーネ・ヤング ヴォーン=ウィリアムズ/タリスの主題による幻想曲 エルガー/チェロ協奏曲(チェロ独奏:アリサ・ワイラースタイン) ナッセン/オフィーリアのダンス エルガー/エニグマ変奏曲 第7回 指揮:シモーネ・ヤング モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク シェーンベルク/浄められた夜 ドビュッシー/夜想曲 シマノフスキ/交響曲第3番《夜の歌》 第8回 指揮:シモーネ・ヤング ハイドン/交響曲第100番《軍隊》 カーゲル/勝ちそこないのための10の行進曲 リヒャルト・シュトラウス/英雄の生涯 第9回 指揮:カレン・カメンセック ラフマニノフ/交響詩《死の島》 シェーンベルク/6つの管弦楽歌曲(ソプラノ独唱:デボラ・ポラスキ) チャイコフスキー/交響曲第5番 […]
-
またまたベトナム料理
金曜日はカレーブルストの日。社員食堂が閉まっているので近くの食堂まで食べに行く日である。食事中に「海外で人気があるドイツ人ミュージシャンは、ドイツ国内ではマイナーである」という話題になる。Stefan(ルチアーノ・ベリオとかルイジ・ノーノとかメルツバウとかが好きだと言っている彼です)が「CAN とかそのメンバーであるホルガー・シューカイやジャキ・リーヴェツァイトなんかもドイツだとほとんどの人が知らないけど、海外だとけっこう評価が高いし …」みたいな話を出したので、「CAN は日本でもマイナーだけど私は好きだな」「うん、CAN は偉大なミュージシャンだ」みたいな会話になるが、さすがに誰もついてこない(笑)。 今日も帰りは本格的な雨なので、中心部に行くのはやめて、帰り道の途中にある「Asia Lum」で夕食を取ることにする。来店5回目にして、初めて英語メニューが出てきた。(あるんなら、最初から出して欲しかったなあ …) 食べたのはライスヌードル。どんぶりのいちばん下にはキューリの千切りが敷いてある。その上にライスヌードルが載っていて、さらにその上に豚肉のミートボールを輪切りにしたものと、鶏肉が詰まった春巻きが載っている。そこにスイートチリソースをちょっと薄めた感じのスープをかけて食べる。ベトナム風冷やし中華というところかな。取ってつけたようなミートボールと春巻きはともかく、さっぱりしていてうまいです。スイートチリソースが底にたまるので、だんだん味が辛くなってくるのが欠点かもしれませんが。やっぱり、このお店はベトナム料理がメインと見た。
-
北ドイツ料理
上司と仕事の話のついでにちょっと雑談。ふだんはヘビーメタルばっかり聞いている人だが、ワーグナーのオペラも好きなんだとか。「2時間30分休憩なしでやるオペラよりは、5時間で2回休憩が入るオペラの方が短く感じるよ。」とのこと。実演を見るとそうなのかなあ。確かに《ニーベルンクの指環》の諸作を休憩なしで見るのはほとんど拷問であろう。この秋に初演が予定されているハンブルク歌劇場の《ジークフリート》も幕間に30分の休憩が2回入ることになっている。プレミアと第2プレミアはもういい席が残っていないし、修業期間が足りないので断念したが、来年くらいには見に行きたいなあ。 で、今日はちょっと街中に行って夕食を食べようと思った。ガイドブックを適当に探して「オーソドックスな北ドイツ料理」の店に決めた。カーナビに住所を打ち込んで、ほとんどそれを頼りに進む。これ、本当に便利なんだけど、こればっかりに頼っていると全然道を覚えられないんだなあ。目的地にたどりついたら、出張時によく使っていた中央駅前のホテルのすぐ隣だった … 逆方向から来ると全く景色が違うので最初は全然気付かなかった。当然その近辺に駐車スペースがあるはずもなく、ぐるぐる回ったあげくにアルスター湖沿いにたまたま空いていたスペースに停めることができた。片側3車線の道路なのでけっこう怖いです。 お店はかなり年季が入っている感じ。 車なので、当然アルコールフライのビールを。HOLSTEN だが、今まで飲んだアルコールフライの中ではいちばん風味がない感じ。 じゃがいもと何かを裏ごししたスープ。中に鮭の切り身が入っています。 例によって「ハンブルガー・パンフィッシュ」を注文しようと思ったがなさそう。似たようなメニューで、3種類の魚のグリルを注文した。まぐろと鮭とスズキですかね。サラダつき。 最近、このくらい簡単に食べてしまえる自分が怖くなっています … やはり、ソースが軽い方がいいのかなあ。この魚のグリルはバターがちょっと付いているだけです。仕上げはエスプレッソで。 決して味は悪くないんだけど、まあ場所柄としても観光客向けかなあ? 帰りがけに見つけたイチゴの屋台。(これはもう閉まったあとだけど)ここで摘みたてのイチゴを売っています。こちらのは、日本のイチゴより硬くて甘みが少ないような気がする。だから、生クリームとかアイスクリームと一緒に食べるのかなあ?ちなみに近所の「Conrad’s」にあった「旬のイチゴ&バニラアイスクリーム+生クリーム」は上記の店にもありました。
-
雨そして自炊
ハンブルクは天気が変わりやすい。いくら天気がよくても急に雨雲がやってきてかなりの大雨が降りだすことがあるし、逆もまた然り。「常に傘を持っていないといけない」という考え方もあるが、逆に「ちょっと待てば止むから傘を持たなくてもよい」という考え方もある。 今日は珍しく退社時間に雨が降ってきた。こういう日にアウトバーンに乗るのはかなりこわい。日本と比較するとかなり車間距離が狭いし、車線変更も頻繁なのである。ちなみに車線変更が頻繁なのは、ちゃんと遅い車は(右側通行だから)右レーンに寄り、追い越す時は必ず左から、というルールが徹底されていることの裏返しとも取れる。 ということで、雨もなかなか止まないし、こんな日は車で出歩きたくないので、アパートにある食べ物で何とかしのぐことにした。 スパゲッティのトマトクリームソース アスパラガスのスープ パン ビール(BECKS) すごく適当に作ったわりには一応食べられる水準にはできあがった。日本にいた時はずっとガスだったので、初めて煮炊きにIHを使ったのであるが、聞いていたようにかなりパワー不足。おかげでパスタのゆで時間の塩梅を失敗してしまった。
-
田舎のイタリアン
朝の出社時に、会社の近くの自動車修理工場に車を置いてくる。タイヤ交換が終わったら連絡してくれるのだそうだ。 昼食はフランス人の Yvan と一緒に。フランス料理のレストランの話をしてもらう。なんでこの話になったんだっけ?あ、「ハンブルクで日本料理の店を見つけたか?」とか聞かれたんだった。で、アルザス地方の料理の店とか、クレープの店とかを教えてもらう。Yvan もネイティブはフランス語なので、英語での会話はちょっと辛そう。近くのドイツ人に「crape って英語で何て言うんだっけ?」と聞いて「crape は crape だよ。」と言われたりとか(笑)。ちなみに「クレープの店には行ったことないよ。だって、自分ちでできるもん。」とのこと。 で、車が直ったので、ちょっと遠出して夕食を取ってみることにする。昼食時の会話からフランス料理を食べてみたくて、ちょっとウェブで調べたのであるが、街の中心部にあるお店が多い。駐車スペースを探すのがちょっと大変そう。それよりなにより、人気のある店は混むので予約すべし、とか書いてある。そうか、予約できるくらいのドイツ語は覚えないとなあ。 結局、ハンブルクの北にある Norderstedt という町のイタリア料理店に行ってみることにした。レビューの評判がかなりよかったのと、何よりも駐車スペースの心配がなさそうだったからである。会社から30分くらいかけてたどり着く。しかし、カーナビがなかったら絶対にたどりつけないなあ。 メニューがあったのかどうか定かではないが、基本的に「おまかせ」なのかなあ?壁にかかれているメニューを見ると、「3品メニュー」(前菜、パスタ、魚か肉)とか「4品メニュー」(3品メニュー+デザート)とか「前菜盛り合わせ」とか書いてある。一応、カメリエーレは英語が通じるみたいで、「何飲む?ビールか?ワインか?」「あ、アルコールフライのビール下さい …」「何食べたい?パスタか?」「あ、魚食べたいんですけど …」「魚か。ツナあるぞ。ツナでいいか。」「あ、ツナでいいです …」みたいな感じで、小心者の日本人はほんのちょっとの自己主張を交えつつ、ほとんど言われるがままに注文しました。 ビールはイェーファー(JEVER)のアルコールフライ。「アルコールフライ」という観点ではこの間飲んだ ERDINGER の方がおいしかったなあ。あまり風味がない。 前菜のサラダ。ドレッシングはバルサミコと何だろ?いい感じ。ルッコラはちゃんとルッコラの味がする。 メインはツナをオリーブオイルで軽く焼いたもの。それにレモンをしぼって食べる。そうそう、こういうシンプルなのが食べたかったんですよ。ミディアムな焼き加減が絶妙。 付け合わせは、やはり「ドイツ」という感じですが、少しにんにくが効いたほうれん草のソテーはうまい。なんか、満腹感は量の問題ではなくて味付けの問題のような気がしてきた。これはすんなり胃袋に収まりました(ただし、ジャガイモは除く。こんなん無理だって)。 エスプレッソを飲んでからお愛想。まあ、最近通っていたお店に比べるとちょい高いですが、適度に洗練された感じがいいかも。帰りしなキッチンの方を見ると、魚とかの素材がディスプレイされていました。これを見て選べばよかったのかも。 アパートに戻ったらハンブルク歌劇場からチケットが郵送されてきていた。ハンブルク・バレエの「ロシア・バレエ団へのオマージュ」とハンブルク歌劇場の「トスカ」。予約した時にはいい席が残っている週末を狙っていたので、日程については全然気にしていなかったのだが、よく見たら同じ週の金曜日と土曜日だった … 大丈夫なのか? …
-
パンクその後
とりあえずスペアタイヤで会社へ。いつもはアウトバーンで通勤しているのだが、さすがにスペアタイヤではアウトバーンは走れない(制限速度80km/hまでと書いてあるし)。ということで最短距離を通る道をたらたら走る。途中から見覚えのある道に入る。出張に来た時に中央駅前のホテルに泊まって、そこからタクシーで出社した時に通った道である。 会社に行って庶務担当に相談する。「会社の近くに修理工場があるので、とりあえずそこに持って行こう。」とのこと。修理工場で様子を見てもらい、タイヤを発注してもらう。時間がかかったらどうしようかと思ったら、明日修理してくれるとのこと。 なので、今日はなるべく余計なところは走りたくない。会社からの帰り道にあるスーパーマーケットで買い出しをして、会社からの帰り道にあるアジア料理屋による。通算4回目かな?いつもはかわいい女の子の二人組が給仕をしているのだが、今日はおばさんが一人である。例によって「Sprechen Sie Englisch?」と聞いてみるが「No」とのこと。私も「ドイツ語は話せない」と言ったと思うのだが、ドイツ語でいろいろ話しかけてくる。メニューを指差しながら何となく「日本人はこのへんを注文するよ」と言っているような気がする。お米を食べたかったので、その中からお米を使っているらしき料理を注文してみる。 でてきたものはタマネギやマッシュルームや牛肉をオイスターソースで炒めたもの。ご飯はチャーハンというかケチャップご飯である。「ご飯がついているけど、これでいいか?」みたいなことを聞かれたと思うので、「Ja」とか言ってしまったら、これとは別に白いご飯を持ってきてくれた(結果的にこれはサービスだった)。確かに白いご飯の方がオイスターソースには合いますなあ。 ちなみにこのお店は中華/ベトナム/タイ料理がメニューに載っている。こういう折衷のお店は結構やばいことが多いのだが(だって、例えばお寿司と麻婆豆腐とキムチがメニューに載っている店を想像してみよう)、今までの経験上、このお店はちゃんとそれぞれの味がしている(ような気がする)。ま、中華がちょっと距離感がありますが許容範囲でしょう。
