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ハンブルクのハンバーグ
ハンブルクはハンブルグ風ステーキ、いわゆるハンバーグの名前の由来になっているといわれていますが、特にハンブルクの郷土料理に「ハンバーグ・ステーキ」があるわけではありません。 タルタルステーキ(あ、ちなみに「タルタル」は「ダッタン人の」という意味です)を焼いたものがハンバーグの原型で、それがハンブルク港からアメリカに伝わったからハンブルグ・ステーキになったとか、ハンブルグの名物料理である「ラプスカウス」を改良したものがハンブルグ・ステーキになったとか、諸説あるようです。「ラプスカウス」は牛肉の挽き肉とジャガイモを混ぜたものに目玉焼きをのせたものだそうです。確かに、そのまま焼けばハンバーグになりそうですが … 勇気のない私はまだ食べたことがありません。 ここまでが長い前置き。今日のお昼に食べた「ハック・ステーキ」というものがかなりハンバーグに近いような気がします。つなぎや玉ねぎが入っていない豚ひき肉のかたまりを焼いたものに、細かい野菜の入ったソースをかけて食べます。
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ご飯とみそ汁
最近の暴飲暴食でちょっと胃が弱っているようなので、自宅でご飯とみそ汁を食べることにしました。というか、日本から持ってきたレトルトご飯とインスタントみそ汁の賞味期限が近づいているので、それを処分するという意味もあったのですが。 すごく久しぶりに「おかか」のふりかけを食べるとかなり感動します。
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展覧会その1: 色彩のダンス
(展覧会シリーズは続くのか?) 相変わらずブログが見えません。 いつもより少し遅めに起床、少し遅い朝食を取って、天気がいいので窓を開けて久しぶりに気合いを入れた掃除をして … 今日の計画を考えました。体を動かしたい(というか、動かさないとやばい)ので、自転車でアルスター湖を一周してみようかなと。一周どのくらいあるのか知りませんが、まあなんとかなるだろうと。お昼が近づいてだんだん雲行きが怪しくなってきたのですが、雨が降ったら降ったでどこかでしのげるだろうと。 アパートから西に進むと、アルスター湖の3時の位置(ほぼ真東)にぶつかります。ここから湖を左に見ながら反時計回りに行くことにしました。北半分(外アルスター湖)は湖岸がほぼ住宅地なので比較的静かです。ロンバルト橋をはさんで南側が内アルスター湖。こちらはまわりに商業施設があったり、遊覧船乗り場があったり、市庁舎広場が近くにあったりと、かなり人が集まる地域です。 内アルスター湖の最南端を経由して、北上して帰ろうかというところで、やはり雨が降り出しました。どこかであまやどりをしようと思って探すと、近くにハンブルク美術館が。とりあえず自転車を木陰に停めて中に入ることにしました。 ちょっとお腹が空いてきたので軽く食べようと思い、美術館併設のレストランをのぞいたらブランチバフェ30ユーロ!!!! そんなにお金を出す気はないし、そんなにお金を出したら元を取るために食べ過ぎて自滅するのは目に見えているのでやめました。特別展示を見たら「色彩のダンス:ニジンスキーとうんたらかんたら」、何となく面白そうですが期間は 8/16 まで、へたすると期間内に来れない可能性があるので今日見ておくことにしました。チケットを買って中にあるカフェへ。とりあえずカプチーノとチーズケーキで少し空腹を満たすことにしました。ここのチーズケーキもサイズはでかいですが味は繊細でよかったです。 さてニジンスキー関連の特別展示ですが、今年がバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)旗揚げ100周年であることに関連しているのかも知れません。ハンブルク・バレエは「ニジンスキー」という作品や「バレエ・リュスへのオマージュ」という作品を上演しますし、今回の展示も、そのハンブルク・バレエの芸術監督であるジョン・ノイマイヤーのコレクションからのものが多く含まれていました。ジャン・コクトーなどが書いたさまざまなバレエ作品のためのニジンスキーの衣装のスケッチなどがありましたが、ニジンスキー自身が書いた幾何学的なデザインやマスクなども展示されていました。 (著名な美術館はだいたいそうですが)美術館全体はとにかく広い。特に有名な作品はありませんが、時代ごとに区切られた展示は美術史全体を見通しやすい配置だと思いました。主要作品ではありませんが、著名な作家の作品も所蔵されています。主要作品でないということは、例えばその作家の作風が確立される前の作品だったりするので、そういう観点で見ると面白いかも知れません。ロートレックらしくないロートレックとか、ムンクらしくないムンクとか、ブランクーシらしくないブランクーシとか。 こういった作品は旧館に展示されていて、新館には現代美術作品が展示されています。旧館と新館をつなぐ地下通路にはジェニファー・ホルツァーのメッセージを流す電光掲示板が設置されています。確か、再生 YMO のアルバム「テクノドン」のブックレットにメッセージを寄せたのはこの人じゃなかったでしたっけ?あと面白かったのは Roman Signer という人のビデオ・インスタレーションかな?YouTube の一発芸でありそうなネタをもっと大規模にお金をかけてやっているような感じです。(文章だと説明しにくいなあ … 興味を持った方はググってみて下さい)DVD が 20ユーロくらいで売られていたらシャレで買ってみようかと思いましたが、当然そんなに安いはずがなく、断念しました。 雨も上がり、無事アパートに到着。道草をしたおかげでちゃんとした所要時間はわかりませんが、まあ、アパートを出て、アルスター湖を一周して、そのままアパートに帰ってくればちょうど1時間くらいではないかと思います。 夕食はグビッと行きたかったので近所の「Conrad’s」へ。そういえば以前メニューをもらっていたのをすっかり忘れていました。自宅でメニューを予習して鮭のグリルを食べました。たぶん、ヴァイツェンよりはデュンケルの苦みの方が相性がよかったかな?
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モンゴリアン・バーベキュー
午前中にテレビを見ていると突然映像が映らなくなりました。昨日、管理人さんが来る予定(で、結局来なかった)というのは、衛星放送のアンテナを切り替えるという件だったので、アンテナを切り替えてくれたのかなあ、と思ったのです。以前聞いた話によると、このアパートでは衛星アンテナを2つ持っていて、希望に応じて切り替えてくれるとのことだったので、もう一つの方も試してみようと思ったのです。今のアンテナで受信している放送衛星(アストラ)では受信できない日本語放送を見れるかも知れないので。 土曜日だというのに隣の部屋をリフォームしている様子だったので、管理人さんをつかまえて確認してみると、やはりアンテナを切り替えたとのこと。話を聞いてみるともう一つのアンテナがどの放送衛星に向いているのか知らないとのこと(でも、それじゃ受信機の設定できないじゃん …)。前に住んでいたイギリス人は自分でやっていたからねえ … だそうです。衛星放送受信機にプリセットされている情報を全部試せば放送衛星を特定することは可能なのですが、さすがにそんなことをやっている時間はないので、とりあえずアンテナは今までの設定に戻してもらうことにし、もう一つのアンテナが受信している放送衛星を確認したあとにアンテナを切り替えてもらうことにしました。 なんか、自分のブログにも急につながらなくなってしまい、よくよく調べてみるとサーバーの障害とのこと。これは自分では対処のしようがないのでほっとくしかない。 ということで、買い物にでかけることにしました。まずは来週行く予定の演奏会会場の予習。「Youngstars – Neues (aus) Deutschland」と題された演奏会で、ドイツの若手作曲家の作品を集めた演奏会だそうです。場所は Hamburger Kammerspiele。住宅地のど真ん中にあって、外観を見る限りホールというよりはサロンみたいな感じでした。これはこれでまた駐車スペースが心配です。その後、市の中心部へ。車で行くとさすがに駐車スペースがありません。初めて有料駐車場に入れてみることにしました。1時間2ユーロ(300円弱)なので、相場は浜松と同じくらいですね。 出かける前にバタバタしていたおかげで昼食をとる暇がなかったので、遅い昼食と早い夕食を兼ねて、以前から目をつけていたモンゴリアン・バーベキューの店に行ってみることにしました。新しい建物が建ち並ぶ地域にあって、まわりは小規模なオフィスばかりなのか、土曜日の午後は比較的閑散としていて車も楽に停めることができました。 この「Mongo’s」という店はドイツ中に展開しているようです。モンゴリアン・バーベキューというのは、自分が食べたい野菜、肉、魚介類、麺(この店は麺だけでしたが、ご飯を選択できる場合もあります)などを器に持って、それをシェフに焼いてもらう … という形式です。前にシアトルやサンディエゴで食べた時にはソースは1種類だけだったのですが、この店では10種類くらいのソースから自分の食べたい味を選択することができます。メニューは基本的に「1回だけ注文することができる」「何回でも注文することができる(いわゆる食べ放題)」の2種類しかないので、当然(笑)後者を選びました。 「食べ放題」と飲み物を注文すると20ユーロを超えてしまうので多少の割高感はありますが、野菜や肉の質もいいですし、少量の食材を違うソースで何回も試すと楽しいのでは?と思いました。私はついたくさん盛りつけてしまったので3回でギブアップでしたが。(ちなみにドイツに来て初めて胃薬を飲みました …)
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ドイツ語について
金曜日はカリーブルストの日 … なのですが、今週はずっと「Dwenger」でいわゆる日替わり定食を食べているので、今日も日替わり定食を食べてみることにしました。 「典型的な北ドイツ料理だよ」と言われた料理が面白そうだったので、これを注文しました。東坡肉(トンポーロー)のような豚バラ肉をゆでたものに、インゲンを煮込んだとろみのついたソースをかけ、付け合わせには塩ゆでしたジャガイモ、それに煮込んだちょっと小さめの洋梨が添えられています。「肉にはフルーツソースが合う」というのが私の昔からのポリシーなので(だから、酢豚に入っているパイナップルは許せます)、けっこうおいしく食べられました。洋梨の甘さもほどよい感じで。 帰り道は Heiko とだべりながら。「日本には方言はあるのか?」みたいな話からドイツ語の方言の話をしてくれました。(Heiko は説明書などを制作する業務を担当しているので言語に興味があるみたいです。)ドイツ語(正確に言うとドイツで使われているドイツ語)には「High German(高地ドイツ語)」と「Low German(低地ドイツ語)」があるそうです。「High German」はドイツ南部の高地で使われている言葉、「Low German」は北部の低地で使われている言葉だそうです。「High」が北で「Low」が南かなと思ったらそういうわけではなくて、もちろん階級的な高低でもないそうです。 で、15世紀から16世紀にかけてマルティン・ルターが聖書をドイツ語に翻訳する時に「High German」を選択し、それ以降「High German」が標準的なドイツ語になったのだそうです。(どうでもいいですが、「(英語で)マーティン・ルーサーって知っているか?」と聞かれたら、まず「I have a dream」の方を思い出しますよね?) ちなみにドイツ北部に住んでいたアングロサクソンがイギリスに移動したために、「Low German」と英語は近い言語なのだそうです。(ついでに言うとその途中にあるオランダ語も。)なので、イギリスの東にあるにも関わらず「北海(North Sea, Nordsee)」は英語で「北の海」なのだそうです。 夕食はまたまた自宅でワイン。ドイツに来てから3本目のワインはまたまたリースリングを買いました。halbtrocken なのでかなり飲みやすい。そして、6時30分に来ると言っていた管理人さんはまた来ませんでした(涙)。そのために今日は早く帰ってきたのに … amazon.de からビートルズのボックスの価格が決定したというメールが来たのですが、amazon.com の価格よりも10000円以上高い(もちろん送料込みで)。関税とかを取られたとしてもさすがに10000円の価格差が逆転することはないと思って amazon.com で買うことにしました。
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タイカレー
今日の昼食:Janne と「Dwenger」へ。ハンブルガー・パンフィッシュを楽しみにしていたのであるが「10分かかる」と言われたのと、Janne がわりと早く仕事に戻らないといけないということだったので、もう一つの日替わり定食であるターキーのシュニッツェルにする。付け合わせの温野菜は中華風の甘辛味でなかなかよい。ターキーも想像よりかなり柔らかかったので満足。 そういえば、吹奏楽コンクールって、今年から職場の部と一般の部が統合されるんですよね?細々と続けていますが、吹奏楽コンクールデータベースのユーザーインターフェイスを変えないといけないなあ。ひょっとすると SQL のデータ構造まで変えないといけないのだろうか? 夕食はいつものアジア料理レストラン「Asia Lam」へ行きました。毎回英語が話せないという給仕のおばさんがいろいろ(もちろんドイツ語で)話しかけてくれるのでドイツ語のヒアリングの練習にはいいかも知れません(笑)。ここのベトナムフォーはかなりお気に入りなのですが、そればっかり頼むのも芸がないので、今日はタイ風のカレーを食べてみることにしました。ゆでたエビ、タケノコなどが入ったグリーンカレーです。そこそこ辛くて普通にうまいです。量が多いのでだんだんココナッツミルクの甘さがしんどくなってきますが(笑)。カレーに入っている赤唐辛子は危険だと思って食べなかったのですが、これを食べた方がバランスがよかったのかも知れません。
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あかり/さらにビートルズ
昼食:いつもの「Dwenger」へ。今日はギリシャ料理のギロ。ザジキ(ヨーグルトソース)とフライドライスが付け合わせ。 今日は少し早く帰ることができたし天気もよかったので、夕飯は自転車で出かけてみることにしました。目的地は以前も行った日本食レストラン「あかり」。アルスター湖の東岸にあるので、アパートからは比較的近いところにあります。自転車でおよそ15分ほど。まあ、腹ごなしにはちょうどいい距離だと思います。 アパートの目の前を通っている Sievekingsallee という通りを西に進み、5号線との交差点を北に上がります。アルスター湖にそそぐ川を越えると、Mundsburg というUバーンの駅があります。ここはアルスター湖東岸の住宅地 Urlenhorst の最寄り駅になるので、駅前がひらけていて多くの店が並んでいます。「あかり」はそこからさらに東に進んだところにあります。 ここに来るとカツカレーを食べたくなるのですが、そればかりだと芸がないので、今回は「白身魚と揚げだし豆腐」を頼んでみました。焼き魚と揚げだし豆腐の定食かと思ったら、白身魚も揚げだしでした。みそ汁は注文しなくてもよかったかなあ?日本ではあまり漬物を食べないのですが、こういうシチュエーションで出されると、けっこううれしくて珍しく食べてしまいました。 あ、ちなみに「あかり」は8月3日から8月25日まで夏休みだそうです。夏休みに来られる方はご注意を。 前にも少し書きましたが、市の中心部から見ると私の住んでいる地域はわずかに標高が高いようで、帰り道はほぼずっと緩やかな上り坂が続きます。しかも今日は向かい風(東からの風)だったのでけっこう疲れました。 帰宅後、以下の本(電子書籍)を購入しました。ライブ、スタジオセッション、インタビューなど、現在までに確認されているビートルズの音源(「公式音源」というわけではありません、念のため)をクロニクル形式で解説している本です。こんな本まで電子書籍になっているというのはちょっと驚きです。 Way Beyond Compare: The Beatles’ Recorded Legacy, Volume One, 1957-1965 That Magic Feeling: The Beatles’ Recorded Legacy, Volume Two, 1966-1970 漫然とアウトテイク録音を聞くよりは、こういうガイドがあった方がより面白く聞けます。 ***** あまり喜んでしまうとマッサが気の毒ですが、シューマッハーのF1復帰はうれしいです。
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ハッピーバースデイ
モノの本にはよく書かれていますが、ドイツでは自分の誕生日には自分でケーキを買ってきて、それを周りの人にふるまって祝ってもらいます。今日やっとうちの職場でもこれがありました。しかも2人の誕生日だったそうで大量のケーキ。 4時過ぎくらいにホストが給湯室にケーキを持って来て、そこにみんながゾロゾロと集まってきます。あとは雑談。うちの職場は男性ばかりなので、男性20人くらいがケーキとコーヒーを持って給湯室にたむろしてダベっている光景というのは、冷静に見るとけっこうおかしい図かも知れません。日本でも一緒だった同僚のドイツ人(彼は私のようにレンタル移籍ではなく完全移籍)と「18号館(我々が日本で働いていた職場の通称)でこんな慣習があれば、たぶん毎日ケーキ食えるね」みたいな話をしました。 自分の時にはきっと用意することになると思うのですが、こんなにでかいケーキはどこに売っているんだろう? 備忘: 昼食は「dwenger」でシュニッツェル。夕食は自宅でワイン。先日、日本から持ってきたチキンラーメンを食べて懐かしさに感涙したので、こちらで売っているマギーのインスタントラーメンを試してみたら、これもなかなかいけました。ハンブルクには日本食レストランはたくさんあるのですが、いわゆる「ラーメン」を食べられる店がないそうで、これは重宝するかも。
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レバーケーゼ
会社の食堂(というか、正確に言うと、会社と同じ建物に入居しているケータリング会社が運営している食堂)が夏休みということで、今日からおよそ1ヶ月間お休みになります。普段はケータリングしているものと同じようなものが食堂のメニューとして出されているのですが、これからのシーズンはバーベキューの方が儲かるらしいので、運営がそちらにシフトするから、とのことのようです。 というわけで、これから1ヶ月間は会社の外で昼食を取らないといけません。いちばん手っ取り早いのは、毎週金曜日にカリーブルストを食べに行っている「Dwenger」。ここは2種類の日替わり定食もあるので、当分はこれを食べることになりそうです。 今日は「レバーケーゼ」を食べました。前にも書いたような気がしますが、レバーケーゼは挽き肉に香辛料を混ぜたものを長方形の型に入れて蒸し焼きにしたもの。これをスライスしたものを食べます。少々さっぱりしたハムという感じです。これもハンブルクではなく南ドイツの料理だそうです。付け合わせはザウアークラウトとジャーマンポテト。ハンブルクに来てから初めてザウアークラウトを食べたかも知れません。 午後からは日本からの電話でトータル1時間30分くらい会話をしました。最近はそんなに長い時間話をしたことがなかったので、かなり疲れました。 帰宅後、夕食は近所の中華料理屋に行ったのですが「7月20日~8月10日まで夏休み」とのこと。「そんなんで商売成り立つんかいな?」と思いつつも、結局いつもの「Conrad’s」へ行きました。まずは 500ml の HOLSTEN(ピルスナー)を。本当に最近、ビールを水代わりに飲んでいるような気がします。糖分がたくさん入っているアプフェルショーレを飲むよりはビールの方が体にはいいような気がしますが、どうなんでしょう? あとはミニサラダと「ジャガイモとブロッコリーのグラタン」を。ソースの粘性が低いので、ベシャメールソースというよりは単なるクリームスープですね、これ。食べた感じは「具が異常に大きい激熱のクリームスープ」でした。しかし、冷えたビールとアツアツのグラタンってものすごくお腹に負担がかかりそうです。 実は最近、リマスター盤発売を1カ月半後に控えてビートルズばっかり聞いています。リマスター盤のボックスをどこから手に入れるかを思案中です。現時点での為替相場や送料などを含めて考えた場合、amazon.com に注文するのがいちばん安いのですが、amazon.de がまだ価格を確定していない(価格が確定したらメールで教えてくれる)ので様子見の状態です。
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ブレーメンへ行ってみました
最近では珍しく、朝からいい天気。ちょっと遠出しようと思い立つ。 特に理由はないけど、ふとブレーメンに行ってみることにした。出発は10時30分。ブレーメンまでは100kmちょっとだからお昼過ぎくらいには到着できるかな … と思ったのであるが … ブレーメンまではアウトバーンの1号線にのればいいはずなのだが、カーナビくんが「本当かよ?」と突っ込みを入れたくなるようなルートを選択したおかげでなかなか1号線にのることができない。そんなに裏道好きですか?結局1号線に乗るまでに30分以上かかってしまった。加えて、1号線はかなり大規模な工事中。断続的に片側車線を完全に作り直しているような感じである。つまり、ところどころ片方向の車線がすっぽりなくなっているので、残っている2車線+路肩の幅の道路に車線を引き直して4車線(往復2車線ずつ)分の車を通行させているのである。必然的にスピードは出せなくなり、渋滞になってしまう。結局、ブレーメンに着いたのは午後1時過ぎ。2時間半くらいかかってしまった。 後日、会社でこの話をしたら「バケーションシーズンの週末なんだから車が混むのは当たり前」とか「ブレーメンは鉃道で行くもんだ」とか言われてしまった … ちょっと町外れに車を停め、自転車を引っ張り出して、それに乗って町中に向かう。観光客らしい人もかなり自転車に乗っているようなので、そういう手段を取っている人は多いのかも知れない。 持って行ったガイドブックの地図は縮尺が大雑把すぎて、なかなか目指すところへたどり着けない。結局、自転車で街の中を当てもなくグルグルまわることになってしまった。 街の中心は、世界遺産にも指定されている市庁舎(左)と、2つの尖塔が特徴的な聖ペトリ教会(右)に囲まれている市庁舎広場。残念ながら聖ペトリ教会は片方の尖塔が修復中でした。 この市庁舎と教会の間を進んで行くと、有名な「ブレーメンの音楽隊」の像があります。 また、街の中でも、いろいろなところに音楽隊にちなんだモチーフが置かれています。 それから有名なのは、この市庁舎広場から少し離れたところにある風車。 ちなみに昼食は(やっぱり食いもんかよ)市庁舎広場に面しているホテルのレストランでとりました。やはり、ブレーメンに来たからにはブレーメン産のビールであるBECKS(ただしアルコールフライ)と、トマトリゾットにチキンソテーの薄切りとルッコラを揚げたやつをのせたもの。見た目は非常にきれいですがリゾットは炊き具合がいまいちでした。
