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まだまだ続きまっせ
「天使ミカエルの嘆き」バンド・クラシックス・ライブラリー8 がリリースされたばかりであるが、第9集用の資料が届く。 目玉はI氏の「H」とか、N氏の「A」とかかなあ ….. 前者は以前(おそらく商品としては唯一の録音である)CD が出ていたが今は品切れ中、後者は私もまだ全曲を聴いたことがない。 お楽しみに。
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バンド維新/モーツァルト/NO NAME HORSES
今日買ったCD。 バンド維新2008~ というわけで、先月開催された「バンド維新2008」のための作品を集めたアルバム。 さすがに中高生に比べるとアンサンブルの精度が高い。 コンサートレポートでは、いろいろ文句も書いたが、こうして一つのバンドの演奏で全ての作品を通して聞いてみると、作風や技術的難易度がいい具合に分散されていることに改めて気付いた。 私はやっぱり、《Poem Rhythmic》(一柳慧)とか《Cubic Dance》(丸山和範)とかが好きだけど。 《サイバートリップ》(木下牧子)を改めてスコアを見ながら聞き直したが、かなりトラップが多くて聞いた感じよりは難しそう。 モーツァルト:交響曲第25番&38番「プラハ」 妻から「普通の曲」を買え、というお達しがあったので、モーツァルトの交響曲を初めて買ってみた。 指揮者/演奏団体をいろいろ考え出すと悩んでしまうので、とりあえず「オケはウィーンフィル」「録音はなるべく新しい」という観点からレヴァイン/ウィーンフィル盤にした。 演奏はシャープで快活なので好みではあるのだが、少しオケの音が暴れている気がしないでもない。 ちょっと聴いていて疲れる気もするが、このへんはトレードオフなので、まあしょうがないかな、という気になる。当初はベーム盤も考えたんだけど、モーツァルト初心者としてはこういうとっつきやすい演奏のほうがいいように思う。 新しいとはいっても録音は20年ほど前。(もっと新しいウィーンフィルの録音ってあるんですかね?)大学時代の友人がこのコンビの録音を愛聴していたのを思い出した。 II 小曽根真さん率いるビッグバンドのセカンドアルバム。
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アキラさんのCD
アキラさんのホームページでみつけたCD。 限定50枚で、それぞれにアキラさんのサインが入っている。
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YMO関連2枚
anonymoss ふと見つけた1枚。 YMO のカバーというだけではあまり食指が動かないのだが、権藤知彦さん率いる anonymous のアルバムということで興味を持った。 権藤さんは Sketch Show や HASYMO のステージでシンセサイザーを操りながらユーフォニアムやコルネットを吹いている人だ。高橋幸宏さんの最新アルバム「BLUE MOON BLUE」のアルバム全体のほっとする雰囲気もこの人の参加によるところが大きい。 このアルバムは特に YMO 後期の曲に目がいく。 時代の最先端にいた前期、にわかファンを振るい落としてついて来れるファンのためにアルバムを作った中期に比べて、後期の作品(「浮気なぼくら」や「SERVICE」)はいまいち地味な雰囲気がある。 後期の歌モノは手垢がついていない分、カバーで新しい発見がされる余地があるし、また演奏者の「愛」を試す試金石にもなり得る。そういった意味ではいいアルバムである。 細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付) 1 はさんざん悩んだあげく買わないことにしたのだが、忘れていた頃に「25%OFF」で買ってしまった。なので、こちらも買ってみることにした。
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ブレーンの新譜
とりあえず備忘録。 ブレーンから新譜がどっさり届きましたとさ。 編曲が終わらないと聞いている時間がないなあ …..
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BCL8
備忘録。 ブレーンから BCL8 のサンプル盤が届く。 ちなみに「9」もありますので。
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ミャスコフスキー交響曲全集
(備忘、備忘 …..) そういうわけで、ロシアから小包が届いた。 Russian Disc からリリースされていたミャスコフスキーの交響曲全集。 全27曲の交響曲といくつかの管弦楽作品が収録された16枚組。 スヴェトラーノフが自費で作成したらしいオリジナル盤。 その後、別のレーベルから分売されているらしいのだが、いろいろなレーベルから出ていたり、カップリングが変わったりで、このオリジナル盤以外では聞けない音源もあるようだ。 ミャスコフスキーは1881年生まれで1950年没。このあたりの時代で思いつくロシアの作曲家の生没年を調べてみたら、プロコフィエフ(1891 – 1953)よりちょっと上、グラズノフ(1865 – 1936)よりちょっと下の世代になる。ストラヴィンスキー(1882 – 1971)とほぼ同世代か。 作風としては、後の世代の先駆ではなく、前の世代の後継、したがって上記の作曲家の中ではグラズノフにいちばん近いのか。少しマーラー的な匂いもするが、全般的には保守的な印象がある。 ポピュラリティを得るには少し晦渋過ぎるのかも知れない。 まあ、せっかく買ったんだし、少しずつ聞いてみよう。
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展覧会の絵
お買い物。 息子のリクエストで BGM は《展覧会の絵》にする。 「そういえば、《展覧会の絵》って CD 持ってたっけ?」と思い、とりあえず最初に思いついた冨田勲のシンセサイザー編曲版を持っていくことにした。 妻には「こういう普通の曲の CD は持っていないのね。」と言われる。悪かったな。 展覧会の絵 で、冨田版《展覧会の絵》は息子が「怖い」と言ったのですぐに却下となった。 (そう言われて聞くと確かに怖いかも知れない) 帰宅してから、NAXOS から出ているクーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団の演奏を持っていることを思い出したので、それを聞く。 1943年の放送録音である。「普通の演奏は持っていないのかよ。」という妻の突っ込み。はいはい、お約束ですね。 バルトーク:管弦楽のための協奏曲/ムソルグスキー:展覧会の絵(ボストン響/クーセヴィツキー) クーセヴィツキーはラヴェルにこの編曲を依頼した人物で、当初数年間は独占演奏権を持っていたらしい。 何か演奏時間が短いなあ、と思ったらところどころ抜けている曲があった。 早めのテンポ設定といい、豪快な《キエフの大門》といい、かなりアグレッシブ。 当然のことながら録音は悪いが、いい演奏である。 息子はと言えば、シャープくんが演奏している曲(《プロムナード》)以外には興味を示しませんでしたとさ。
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ロシアの交響曲
ハンブルクでショスタコーヴィチの交響曲第5番を聞いてから、どうも交響曲熱が高まっている。 今週はずっとバルシャイ/WDRのショスタコーヴィチ交響曲全集を聴いていたが、今日は小澤/ベルリンフィルのプロコフィエフ交響曲全集から交響曲第5番を聴いてみた。 Prokofiev: 7 Symphonies; Lieutenant Kijé ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、マーラーなどと同様、プロコフィエフの第5番も作曲者の金字塔とも呼べる堂々とした構成感を持っている。 久しぶりに真面目に小澤/ベルリンフィルの演奏を聴いたのだが ….. ここまで鳴らさなくていいだろうという鳴らしっぷり。 ロシアのオケのどぎつい響きにはいっぱいいっぱいな感じがして「許せる」という可愛げがあるのだが、ベルリンフィルの鳴らしっぷりには余裕が感じられてちょっと可愛げがない。まあ、軽やかでカラフルで聞きやすいけど。 この交響曲の第2楽章のスケルツォも面白い。 中間部の歌謡的な部分に入る前なんか、主題がまさに「溶解」するかのごとくグロテスクに変容するのである。 そういえば、この曲を初めて聴いたのは冨田勲さんの「バミューダ・トライアングル」だったなあ ….. というわけで、ウェブをつらつらと見ていたら、スヴェトラーノフが自費でリリースしたミャスコフスキー交響曲全集というものがあるらしい。 ミャスコフスキーはロシアの作曲家で交響曲を27曲書いた。そのうちの第19番は吹奏楽編成のために書かれている。 気がついたら、ついポチッと …..
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送別会など(片山杜秀/RVG)
前の職場の上司の送別会。 今いる職場に比べるといろいろな分野の仕事をしている人がいるので、飲み会の雰囲気が多様だなあという感じ。(半年前までは私もその一員だったのだが。) 今のように、ストリクトに、ある方向に向かって業務を進める面白さもあるし、以前の職場のように意識的にアンテナを広げていろいろなものを探すという業務もそれはそれで面白さがある。 まあ、「どちらも知っている」ことが強みになれば。 帰ったら届いていたCDや本たち。 片山杜秀の本(1)音盤考現学 やっと片山杜秀さんの音楽本が出た。 (NAXOS の日本人作品集はこの人の解説を読むだけで1000円の価値があると思う。) 日本人作品のみならず近現代の作品を取り上げているが、その博識さ(とんでもない方向からの引用!)や肩肘の張らない諧謔さが面白い。 Sonny Clark Trio ええと、こつこつ RVG リマスターのブルーノートを集めているわけですが …..(amazon は輸入盤を2枚買うと10%OFF) 色気のあるジャケットのおかげで(?)名盤の誉れ高い「クール・ストラッティン」の前年に録音されたらしい。「ソニー・クラーク・トリオ」という何 のひねりもないストレートなタイトルや、ピアノトリオという小さな編成のおかげでいまいち地味であるが、「クール・ストラッティン」に漂うおしゃれさに比 べると、もう少し無骨でハードなジャズが楽しめる。もっとも、後半の《Softly As In A Morning Sunrise》《I’ll Remember April》あたりは「クール・ストラッティン」に近い雰囲気があるが。 ドラムとベースは、マイルス・デイヴィスのバックでコンビを組んでいたフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースである。マイルスがプレスティッジ時代に演奏していたレパートリーとけっこうかぶっているのはそのせい? Blowin’ the Blues Away ええと、よくわかんないけど、とりあえず買ってみた。