展覧会の絵

お買い物。

息子のリクエストで BGM は《展覧会の絵》にする。 「そういえば、《展覧会の絵》って CD 持ってたっけ?」と思い、とりあえず最初に思いついた冨田勲のシンセサイザー編曲版を持っていくことにした。 妻には「こういう普通の曲の CD は持っていないのね。」と言われる。悪かったな。

展覧会の絵

で、冨田版《展覧会の絵》は息子が「怖い」と言ったのですぐに却下となった。 (そう言われて聞くと確かに怖いかも知れない)

帰宅してから、NAXOS から出ているクーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団の演奏を持っていることを思い出したので、それを聞く。 1943年の放送録音である。「普通の演奏は持っていないのかよ。」という妻の突っ込み。はいはい、お約束ですね。

バルトーク:管弦楽のための協奏曲/ムソルグスキー:展覧会の絵(ボストン響/クーセヴィツキー)

クーセヴィツキーはラヴェルにこの編曲を依頼した人物で、当初数年間は独占演奏権を持っていたらしい。 何か演奏時間が短いなあ、と思ったらところどころ抜けている曲があった。 早めのテンポ設定といい、豪快な《キエフの大門》といい、かなりアグレッシブ。 当然のことながら録音は悪いが、いい演奏である。

息子はと言えば、シャープくんが演奏している曲(《プロムナード》)以外には興味を示しませんでしたとさ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください