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  • 今日届いたもの(教授/ユキヒロ/中川俊郎)

    帰省から自宅に戻ったので、たまっていた郵便物やら荷物やらが届く。 ええと、一応書いておきますかね、今回の帰省で乗った電車(路線)。 東海道新幹線(300系) 京浜東北線(あ、何系だったっけ?) 埼玉新都市交通伊奈線・ニューシャトル 高崎線(E231系かな?) 上越新幹線(E4系Max) 弥彦線(クハ115形だそうな) 越後線(同じくクハ115形だそうな) で、届いたものたち。 N/Y 教授の写真集。発売当時はけっこう値段が高かったので見送っていたのであるが、格安の中古品を見つけたので持っておこうかなということで。 YMO絶頂期にリリースされた高橋幸宏(当時の表記はユキヒロ)さんのソロアルバム「音楽殺人」。初回盤はブルーのカラーレコード、ポスターつき、レーベルサイズのステッカーつき、という特典があった。もちろんリアルタイムで買っていたのだが、帯が切れたり(トレーシングペーパーのような薄い紙だったので破れやすい)、ジャケットのコンディションが悪くなっていたり(コーティングされていないのでけっこうカビやすいし、シミになりやすい)、ポスターを額装しようとして失敗してボロボロになったりで、あまりいい状態ではなくなっていたので、中古を買うことにした。価格のわりにかなりコンディションがよくて大満足。 天才の感触2 そして中川俊郎さんのCM作品集「天才の感触」の第2集をゲット。実はいちばん欲しいのは第3集だったりするのだが。

  • 冬休みの読書その2

    細野晴臣OMNI SOUND これもちょっと前に買ったやつ。細野晴臣さんのソロアルバム「オムニ・サイトシーイング」くらいまでの経歴をコンパクトに振り返った書籍。 特にYMO散開以降、小さな事実を演繹的に展開して「だから細野晴臣はすばらしい」的に褒めちぎる批評の仕方には少々違和感を感じる。しかも同じような手法が見開き2ページ単位で展開されるのでちょっと辟易。

  • 冬休みの読書その1

    未聴の宇宙、作曲の冒険 この間買った本。西村朗さんが聞き手として湯浅譲二さんの作曲観を聞き出すといった趣向の本。対話集「作曲家がゆく」の拡大版といった感じか。正直、湯浅さんの作品にはピンときていなかったのであるが(あ、でも長野オリンピックのファンファーレは好きだったなあ)、この対談から感じられる作曲に対する真摯な態度は魅力的である。本書のタイトルにもあるような、徹底した「未聴感」の追求という態度には大きく同意。 聞き手である西村朗さんも、いきなり宗教の話で自分のテリトリーに持ち込もうとするのも何だかなあ、と思いつつ、自分の作曲観を率直にぶつけることによって、湯浅さんの発言をうまく引き出しているのではないか。 というわけで、もう少し湯浅さんの作品を聞き込んでみようかなと。著作も読んでみたいなと。

  • 細野晴臣/西村朗/湯浅譲二/シャルル・ミュンシュ

    そういうわけで、細野晴臣さん関連のCDを引き取りに。 で、つらつら書棚をながめていて、つい買ってしまった本たち。

  • 全日本吹奏楽連盟からお荷物

    全日本吹奏楽連盟から荷物が届く。 「バンドジャーナル」誌の記事執筆中にどうしても見つからなかった(たぶんちゃんと探せばあるんだろうけど)第52回全日本吹奏楽コンクールのプログラムと、このたび発刊された連盟の70年史である。

  • ドキュメント死刑囚

    ドキュメント死刑囚 (ちくま新書 736) 選曲会議が終わって家に着いたのが午前0時過ぎ。よせばいいのにそれから読み始めて結局最後まで読んでしまった。 宮崎勤、小林薫、宅間守といった死刑囚との手紙のやり取り(前者2名とは直接、宅間とは間接的に)を通して、彼らが何を考えていたのかを探るノンフィクションである。彼らの精神崩壊の原因が共通して「家族の喪失」にあるというのが印象に残った。 宮崎勤は祖父、小林薫は母への愛をもって家族としてのシステムに参加していたが、彼らはその愛すべき人たちを失ってしまう。宮崎の場合、文中の説明によれば「(精神の)完全な崩壊という致命的事態を防ぐため」精神的なバリアが働いて現実感を失ってしまったのではないかということである。また、6人家族(祖父、父母、本人、2人の妹)であった宮崎の家ではもともと6人が一緒に食事を取れる卓袱台が使われていたのだが、6人が同時に食事を取ることがなくなったからということで改築時に4人がけのダイニングテーブルに変えたという。普通に考えれば何気ない事実なのだろうが、あとから考えると家族制度の崩壊を象徴する出来事として興味深い。小林薫は筆者が編集していた雑誌「創」の中で、「自分が親に望んでいたこと」として子供を持つ親に対して6つの提言をしている。その中にも「子供と一緒に食卓に着き団欒の一時を過ごして下さい」というのがある。 自著を出版するに当たって宮崎勤が「使って欲しい」と言っていた本人の写真が掲載されているのだが、小学校の低学年くらいだろうか、浮き輪を身につけ、プールか川のようなところで水遊びしている、あまりにも無邪気な笑顔に衝撃を受けてしまった。夏に読んだ平野啓一郎の「決壊」でも書かれていたのだが、無邪気な少年の心の闇が増殖し「向こう側」に行ってしまったのはいつなのだろうか。 今年の秋葉原での事件、「自分も一歩間違えば被害者になり得る」という意味での怖さを感じたことは言うまでもないが、加害者の経歴や人となりが明らかになっていくうちに同時に「自分も一歩間違っていたら加害者になり得た(あえて過去形で書こう)」と思ったことも事実である。彼らがそうなってしまって、我々がそうならなかった理由は簡単には見つからないのだろうか。

  • タツローくん/プロパガンダ

    この本を買うためにファンクラブに入会したといっても過言ではない。本日到着。 山下達郎ファンクラブの会誌で連載されている、とりみきさんによる4コマ漫画。2002年に初めて山下達郎さんのコンサートを見に行ったのだが、そのプログラムに載っていた「タツローくん」を見て感動してしまった。レコードマニア(これは番組を聞いていればよくわかる)でプラモデルマニア(これは知らなかった)であるアーティストの「タツローくん」のマニアックな生態が笑えるのである。もともと、とりみきさんの絵(というか、具体的には著作「愛のさかあがり」)が好きだったので、ちゃんとまとめて読んでみたいと思っていたのである。 で、ウェブで調べているうちに、ファンクラブのイベントのために作成されて、基本的にはファンクラブのメンバーしか買えないことがわかった。上記の2002年のコンサートツアーで配られたフライヤーの中にファンクラブ案内があったのを見つけて、このたび入会、さっそく「タツローくん」を注文したわけである。 そのツアーパンフレットに載っていた「タツローくん」は Special Issue ということで単行本には載っていなかった。久しぶりに見てみたいと思い、パンフレットを探したら思いがけないものを見つけた。 YMO 散開後に制作された映画「プロパガンダ」のパンフレットである。最近、アンズさんとの会話の中でこの映画の話題が出てきて、「そういえば、パンフレット持ってたんだけどなくしちゃったんだよねー。」と話した記憶がある。まさか、まだ持っていたとは思わなかった。パンフレットに載っていたツアースケジュールによると(この映画は映画館でロードショーされたわけではなく、コンサートツアーのように日本全国のホールで上映されたのである)私は1984年5月30日(水)に新潟県民会館でこの映画を見たことになるらしい。もう YMO は解散していたので、この時期はそんなに熱心なマニアではなかった。映画の最後に流れる曲は当時(まだ YMO が再生する前) YMO 最後の録音曲と言われていたのだが、すでにパンフレットの中で《M-16》とクレジットされていたことに今さらながらに気付いたのでありました。(もう四半世紀も経っているって …)

  • 中川俊郎

    斜め読みしていた「作曲家がゆく 西村朗対話集」という本に、中川俊郎さんと西村朗さんの対談が載っていた。 その「鬼才」ぶりは以前からいろいろな情報で触れていたので(ちなみに上記の本では「見たい番組があったから」という理由で、自分がピアノを弾く演奏会のゲネプロにテレビを風呂敷に包んで持ち込んだというエピソードが披露されている)、ちょっと気になってウェブをツラツラながめているとCDが安くオークションに出ていた。「天才の感触」というCDをわりと簡単に落札できた。本日到着。 もともとは現代音楽畑の人なのだが、一時期かなりの数のCM音楽を作っていたらしい。それをまとめたのが「天才の感触」シリーズ。第3集まで出ており、確か大昔に「3」を聞いたことがあるはずだ。 民音現代作曲音楽祭で演奏された《合奏協奏曲第2番》も相当奇天烈な曲で賛否両論が巻き起こったらしい。聞いてみたいなあ。

  • 西部吹奏楽連盟20年史

    調子に乗って購入。 その昔(1981年まで)、九州支部は西部支部と呼ばれていた。その西部支部の20年を記念して1976年(昭和51年)に発刊された記念誌。 お目当ては支部大会の記録であるが、ちゃんと掲載されていた。賞が書かれていなかったり、全国大会のデータと違うものもあるが、まあ、とりあえず空白を埋める資料にはなる。 古本を検索していたら、岩波新書で絶版になっていて、ずっと探していた本があったのでポチッ、ポチッ。 武満徹、大江健三郎/オペラを作る 間宮芳生/現代音楽の冒険

  • 関西吹奏楽連盟60周年記念誌

    意外と安価で入手できたものが本日到着。 期待していたのは(やはり)支部大会の成績の記録なのだが、残念ながら載っていない。60周年からの10年間の差分みたいな位置付けっぽい。