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そして誰も選ばれなくなった
9/2のオーストリア戦(EURO2012予選)、9/6のポーランド戦(親善試合)に向けたドイツ代表メンバー発表。 http://www.dfb.de/index.php?id=128 さすがに最下位争いの渦中にいるハンブルガーSVからは誰も選ばれていない。 怪我から回復した長身(公式データ196cm)のディフェンダー、メルテザッカーが久しぶりの代表復帰。最近センターバックの一枚はバートステューバーが定着しているのだが、もう一枚は不確定要素があるということなのかな?香川の同僚であるフンメルスもコンスタントに招集されているのだが、どちらかというと攻撃参加型のフンメルスのスタイルはレーヴの考えとはマッチしていないのかも知れない。 ところで、11/15にハンブルクでの開催が予定されている対オランダの親善試合はいつになっても「詳細未定」のまま。早くはっきりしてくれないかなあ …
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バルセロナ日記(その4) ガウディさんパート2+ソシオ祭り
そして、今回の旅行のもう一つのメインイベントであるサグラダ・ファミリア教会の訪問。 入場券を買うための列に並ぶ手間が省けること、それから多少割引があるということでウェブ上であらかじめチケットを購入していった。ちなみにオンライン購入に際してはクレジットカードが受け付けられないという話をよく聞く。私もまずドイツで作ったクレジットカードで決済しようとしてもダメ、日本で作ったカードでもダメだったが、表示言語をスペイン語にしたら決済できた。全てのケースがこれで解決されるわけではないと思うが、参考情報ということで。 塔に登るエレベーターのチケットは別途入場時に買うことになる。購入した時点でエレベーターに乗ることができる時間帯が指定されるので、その時間帯にエレベーター乗り場に行けば上まで行ける。 一時期「サグラダ・ファミリアを見てから死にたい」とかなり本気で思っていたことがある。(今回見てしまったので「ピラミッドを見てから死にたい」に変更します(笑)。)未だに建設中で、しかも私が生きている間はその完成した姿を見ることができないだろう、という壮大なスケールに惹かれたのだろう。もっとも最近の見通しではガウディの生誕100周年にあたる2026年には完成予定らしいが。 しかし、想像以上に素晴らしい。午前9時とはいえ強烈なバルセロナの日差しを受けて大聖堂全体が乳白色に染まる。幾何学的でありながら同時に有機的でもある造形がさまざまな表情を形作る。荘厳でありながらポップでもある。 ***** その後、ホテルで休むという妻と息子と別れて、独りでカタルーニャ音楽堂へ向かう。ガウディとほぼ同時期に活躍した建築家であるリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって設計されたコンサートホールである。同時代的にはあまりにも先進的過ぎたガウディよりもドメネクの方が評価されていたらしい。この建物も世界遺産に登録されている。ガイドツアーに参加したがホール内部は撮影禁止だったので外観だけ。 ***** その後、ホテルで休んでいた家族と合流して、カンプ・ノウで開催されている「フェスタ・バルサ」へ行く。うちでは「ソシオ祭り」と呼んでいたのだが、カンプ・ノウの一画に特設会場を作り、FCバルセロナの運営主体である「ソシオ」のメンバーとその同伴者のみが参加できるイベントである。 まず、入場するとさっそくメッシのレプリカを着ていた息子が、英語ができる係員の人に「サッカーやりたいか?」と声をかけられる。「(係員)この子は何語がわかるの?英語?スペイン語?」「(私)日本語しか無理だと思う」「(係員)ううん … まあいいや、どこの国でもサッカーはサッカーだもんな」という会話のあと、ミニサッカーの会場へ連れて行かれる。2対2でミニゲームをやるようだ。息子もがんばっていたのだが、接触プレイの際に相手の体が鼻に当たって大泣き、で、ジ・エンド(笑)。 昨年バルサが取った16のタイトルのカップがテントの中に置かれていて、自由に記念撮影をすることができる。 また、会場内のアトラクションとして熱気球があったので、これに乗せてもらう。係員の人にカメラを渡すと空に浮かんだ気球を撮影してくれる。
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バルセロナ日記(その3) タラゴナ+カンプ・ノウ
バルセロナ3日目。 この日は近郊への日帰り旅行ということで、バルセロナの少し南にあるタラゴナという町へ出かけた。 我々の旅行(国内外問わず)の目的の一つに「ご当地の特急列車に乗る」というのがある。タラゴナもほとんど AVE (スペインの高速鉄道)に乗るために目的地に選んだ。多くの場合、特急列車の切符は旅行前に予約していくのだが、今回はなんせ急な計画だったので乗車前に駅で切符を買った。言葉の問題など、もっとハードルが高いかと思ったら意外にすんなり買えた。 我々は一駅しか乗らない(所要時間30分ちょっと)のだが、マドリードまで行く列車なので日本人も多く見かける。 妻が事前に調べてくれたのであるが、AVE はタラゴナの街中までは乗りいれておらず、近郊のカンプ・タラゴナという駅に停車する。上越新幹線に例えると本庄早稲田とか上毛高原といった特急電車を停車させること自体が目的になっているような駅で周りには何もない。ここからバスに乗って市街地まで行く。 なかなか勝手がわからなかったので主要な観光スポットを回る周遊バスに乗ってみることにした。7ユーロで一日乗り放題。乗車/降車は自由にできる。とはいえ、午後2時から4時ごろ、つまりシエスタの時間帯には周遊バスも止まってしまうのがスペインらしい。 この周遊バスで一回りしたら、ほとんどの観光スポットは見られてしまう。ローマ遺跡が多く残っている(世界遺産にもなっている)ということだったので、もう少し静かな、あるいは鄙びた街を想像していたのであるが、ほとんどビーチリゾートである。 カンプ・タラゴナ駅へ戻るのも面倒くさいので、帰りは市街地にあるタラゴナ駅からローカル列車で帰る。ちなみに切符代は AVE の5分の1。当然、電車の中では爆睡。バルセロナもいたるところで鉄道工事が行われているので、終点のサンツ駅までは行けず、その手前の駅で降ろされる。まあ地下鉄が接続しているから特に問題はないが。 ***** 元気があるので、カンプ・ノウの見学ツアー「Camp Nou Experience」へ。ツアーとはいっても時間が決まっているわけではなく、受付で各国語対応のオーディオガイドをもらって各自順路にしたがって進んでいく。 ここでもソシオは入場無料。息子の会員証を見せると「おお、お前がソシオメンバーなんだ。」みたいなことを言われる。 アウェイ側のロッカールームやプレスルームを見ることができる。プレスルームでは希望者が昨年のUEFAチャンピオンズリーグのトロフィーを持った姿を撮影してくれる(もちろん、出口で販売しているのだが)。しかし、由緒あるトロフィーをべたべた一般人に触らせていいのか?我々ももちろん撮影してもらったけど。ちなみにホーム側のロッカールームはバルサの選手の私物が置いてあるとかで入れない。そういえばロッカールームにガンダムのフィギュアを置いていたジュビロ磐田の選手がいたっけ(笑)。 そしてグランドへ。当然芝には入れない。グランドへ向かう通路には選手が神の祈るための教会もある。 その後、観客スタンドのいちばん高いところにあるプレス席へ。息子は嬉々として登っていくが、この高さはやはりこたえる。 最後にFCバルセロナに関するいろいろなものが展示されているミュージアムへ。トロフィーは多過ぎて何が何だかわからない(笑)。もちろん、ミュージアム内ではなくてスタジアム内のいたるところに置かれているのだが。 ミュージアムに展示されているらしい「キャプテン翼」は見逃してしまったのだが、FCバルセロナ創立75周年に際してカタルーニャ地方出身のジョアン・ミロが作成したポスターがあった。
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バルセロナ日記(その1) エル・クラシコ
そういうわけで、スーペルコパ第2戦のエル・クラシコを観戦するためにバルセロナへ。 もともとは日本人学校が秋休みになる10月あたりにスペインへ旅行しようと考えていたのだが、夏休み中にいわゆる「クラシコ」がバルセロナで開催されることがわかった。つまり昨シーズンのリーグ戦の勝者であるFCバルセロナと、カップ戦の勝者であるレアル・マドリーが、ホーム・アンド・アウェイでスーペルコパ(スペイン版のゼロックス・スーパー・カップといったところか)で対戦する。 リーガ・エスパニョーラの公式戦としてのクラシコは日程的に見に行けそうにないし、そもそもチケットが入手できるかどうかもわからない。今回のスーペルコパの試合は、息子がソシオなのでチケットの優先販売でかなりいい席が買えそうだし、またソシオ本人だけであるがチケット価格も割引になる。 クラシコを見るには絶好の機会だと思い、急きょ休暇を取得してバルセロナへ4泊5日で出かけることにした。 そもそも、どうしてこういう日程が組まれたのか非常に疑問なのであるが、8/16(火)と8/17(水)にはUEFAチャンピオンズリーグの予選が開催される。UEFA 主催の試合が行われている時に公式戦を行うことができないらしいので、このスーペルコパ第2戦はなんと午後11時に試合が開始される。普通に試合が終わっても終了時刻は午前1時である。 午後6時くらいにホテルにチェックインして、とにかく息子はできるだけ寝かせることにした。ちなみに試合終了後の治安や安全のことを考えて、予約したホテルは会場であるFCバルセロナのホームスタジアム、カンプ・ノウから徒歩圏内。午後8時頃から鳴りものや応援の声が鳴り響いてなかなか寝付けない。息子が途中で起きなかったのはありがたかったが。 午後10時過ぎにカンプ・ノウ入り。クラシコだからお客さんのテンションが高いのか、スペインのサッカー観戦マナー(?)がそもそも激しいのかわからないが、試合前のウォーミングアップの段階から相手チームの選手がピッチに姿を現わすと激しいブーイングが浴びせられる。ちなみにドイツと違ってスタジアム内ではアルコール飲料は売られていない。 まあ、試合はいろいろなところでレポートされているので細かく書かないが、まずはメッシのスルーパスからイニエスタが抜け出してのシュートで1-0。エズィルのフリーキックからのこぼれ球をクリスティアーノ・ロナウドが押し込んで(というかセルヒオ・ラモスが押し込んだ球にちょっと触っただけという気もするが)1-1の同点。シャビのコーナーキック→ピケの見事なヒールパスからメッシが押し込んで2-1。カカ(そういえばレアルにいたんだ …)のコーナーキックのこぼれ球(シャビに当たった球がレアルの選手の前に転がってしまった)からベンゼマが入れてまたまた2-2の同点。このまま終わってしまったら延長(=さらに終了時刻が遅くなってしまう)という終了間際にイニエスタ→セスク→メッシと途中出場のアドリアーノのワンツーからメッシが入れて3-2。 メッシの2得点(と1アシスト)はさすがという感じだったし、個人的に好きな選手であるイニエスタの華麗な技も見られたし、最終的にバルサは勝ったし、で大満足の試合内容だった。マルセロによるセスクへの悪質なタックルは何だかな … だったが。 そのセスクであるが、月曜日(つまりスーペルコパ第1戦の翌日)にバルセロナ入団が発表されたばかりだったが、この日はすでにベンチ入り。まあ、ほとんどの選手とはスペイン代表で一緒にプレイしているから連携なども特に問題はないのだろう。ビブス姿でアップを始めた時に場内からどよめきが起こり、ユニフォームに着替えて途中出場する時にまた大きなどよめきが起きた。こういう瞬間に立ち会えたこともうれしい。 息子はと言えば、さすがに途中は眠そうだったが、試合の後半から覚醒してきて、メッシが入れた3点目の場面では他のサポーターと一緒に「メーッシ!メーッシ!」の大コールを叫んでいた。 まあ、ほとんど一方的な試合だったので試合後も大きな混乱はなく、サポーターの集団に混じって無事ホテルまでたどり着くことができた。
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マニアックな夢
はい。親バカ日記です。 息子「お父さん、あのね、お父さんがサッカー選手になった夢見た。試合で2点取ったの。」 私「へえ、お父さんはどこのチームにいるの?」(バルサとかHSVとかかなあ?) 息子「パーダーボーン。」(注:ドイツ・ブンデスリーガ2部のチームです。) 私「… パダーボーン? …」 息子「パダーボーンじゃなくて、パーダーボーン!」(注:どちらでも合ってます。) 私「ま、それはそれとして、相手はどこ?」(もう何が来ても驚かんぞ) 息子「コットブス。」(注:これもドイツ・ブンデスリーガ2部のチームです。)
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ハンブルガーSV対ヘルタ・ベルリン
他国より早く先週開幕した2011/2012シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。初戦をアウェイのボルシア・ドルトムント戦で迎えたハンブルガーSVは、この第2戦がホームでの開幕戦となる。 今回はアイスクリームメーカーであるLANGNESE(ランクネーゼ)が提供している「家族ブロック(Familienblock)」で観戦。このブロックは全席禁煙であることと、子供料金が設定されていてかなり安いことがメリットである。 けっこう選手が入れ替わっているので、まだ新加入の選手をあまり把握していない。スターティングメンバーは、まず昨年まで第2キーパーだったドロブニー。フランク・ロストが移籍したために第1キーパーになった。昨年もロストが怪我をして欠場していた時期に出場していたのだが悪くなかった。ディフェンスラインは右からディークマイヤー、ブルマ(新加入)、マンシエン(新加入)、現役ドイツ代表のアオゴ。ディークマイヤーは昨シーズンからポジションに定着した若手有望株である。ボランチはヴェスターマン、その前は右からトーレ(新加入)、韓国人のソン、スクジャルブレッド(新加入)、オランダ代表のエリア、フォワードはペトリッチの1トップ。 しかし、昨年のもっとも悪かった状態を思い出すくらい連携が悪い。近距離のパスでもお互いの意思が疎通せずに相手に奪われてしまう。それから、中盤にゲームをコントロールできる選手がいないのでなかなか攻撃パターンが作れない。これだとゴール前に張っているペトリッチがボールに触る機会が少ない。ペトリッチのポジションを少し下げて彼にもっとボールを回させた方がよかったのではないか。後半、ペトリッチに代わって中盤のヤロリームが入ってからは攻撃の形が作れるようになってきたが、交替するのはペトリッチではなくて2列目の誰かだったのではないか? 結局2-2の同点だったが、試合内容も合わせて、心情的には果てしなく負け試合に近い。ベン=ハティラやゲレーロといった攻撃的な選手が戻ってくるまでは我慢するしかないのかなあ … 次はアウェイでバイエルン・ミュンヘン戦。
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ドイツ対ブラジル戦
日本対韓国戦のヒーローが香川なら、ドイツ対ブラジル戦のヒーローは同じくボルシア・ドルトムントに籍を置くマリオ・ゲッツェだった。 今までのドイツのフォーメーションとは違い、ボランチをシュヴァインシュタイガー一人にして2列目に4人を置いた。今までは左にポドルスキ、中央にエズィル、右にミュラーだったのだが、今日は左からポドルスキ、クロース、ゲッツェ、ミュラー、1トップは最近定着した(=クローゼからポジションを奪った)感のあるゴメス、最終ラインは左から主将のラーム(最近はバイエルン・ミュンヘンでも左をやっている)、バートステューバー、フンメルス、それから久しぶりのトレシュ、キーパーはノイヤーという布陣。この試合は長年ドイツ代表として活躍した(そして現監督のレーヴに「もう代表には呼ばない」と通告された)ミヒャエル・バラックの代表引退試合になるはずだったのだが、本人が固辞したのかなあ。 息子が見るサッカーはほとんどドイツ・ブンデスリーガか、ヨーロッパの国同士の親善試合である。システマティックに動くヨーロッパサッカーではなく、個人技で局面を突破していく南米サッカーのスタイルはちょっとしたカルチャーショックだったようだ。
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アウディカップ(その2)
ということで、アウディカップの2日目。今日は3位決定戦としての「ACミラン対SCインテルナシオナル」、決勝戦としての「バイエルン・ミュンヘン対FCバルセロナ」が行われる。 やはり、前座っぽい扱いになってしまった「ACミラン対SCインテルナシオナル」はダイジェストで放送された。この試合も前日の2試合と同じようにPK戦になってしまったようだ。ACミランは4人目まで一人もゴールを決められず(そんなんでいいんかいな)、2-0でSCインテルナシオナルの勝ち。そういえば、PK戦をやっている最中に後ろでバイエルン・ミュンヘンの選手がウォーミングアップしているのが見えた。このへんがいまいち緊張感がないなあ。 さて、決勝戦となる「バイエルン・ミュンヘン対FCバルセロナ」。バイエルンはほぼメンバー総とっかえ。昨日と同じスタメンはセンターバックのバートステューバーと右サイドのラフィーニャだけか?昨日のメンバーがほぼスタメンだったので今日の方が戦力は落ちるのだが、そのおかげで宇佐美は先発した。最初は右サイドのロッベンのポジションに入っていたが、前半途中から左サイドのリベリーのポジションに入った。右サイドにいた時にはあまりボールに触れなかったのだが、左サイドにポジションチェンジしてからかなり攻撃に絡む機会が増えてきて、ゴール前に切り込んでいいクロスを何度も入れていた。実況でも何度も触れられていたし(ドイツ語なので「ウザミ」になる)、味方からのパス供給も多くなってきた。ロッベンやロベリーとポジション争いをしなければいけないのでかなり大変だと思うが、今日の試合はいいアピールになったと思う。 結局、FCバルセロナがティアゴの2発で2-0で勝利。
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アウディカップ(その1)
今度はアウディカップというカップ戦が開催されるようだ。その名の通りアウディが主催し、アウディがスポンサーになっているバイエルン・ミュンヘンがホストチームになり、3つのチームを招待して行われる。会場もバイエルン・ミュンヘンの本拠地であるアリアンツ・アレーナである。 今年はバイエルン・ミュンヘンの他にFCバルセロナ(スペイン)、ACミラン(イタリア)、SCインテルナシオナル(ブラジル)というなかなかすごいチームが集まった。先日のリーガ・トータル杯同様、第1日目にFCバルセロナ対SCインテルナシオナル、ACミラン対バイエルン・ミュンヘンという2試合が開催され、翌日に勝ったチーム同士の決勝戦、負けたチーム同士の3位決定戦が行われる。 テレビで放送されたのだが、やはりメインは「ACミラン対バイエルン・ミュンヘン」なので、「FCバルセロナ対SCインテルナシオナル」はダイジェストが流された。メッシはまだチームに合流していないようだし、プジョル(怪我しているんだっけ?)、シャビ、ピケといったスタメンクラスは出場していないのだが、バルセロナらしいパス回しは健在である。ダイジェストなので試合展開はよくわからなかったがPK戦の末にバルセロナが勝ち上がったらしい。 「ACミラン対バイエルン・ミュンヘン」は前半だけ見た。バイエルン・ミュンヘンは怪我らしいリベリー以外はほぼベストメンバー。リベリーのポジション(2列目左)には普段中央にいるトーマス・ミュラーが入り、その代わり中央にはトニ・クロースが入る。右サイドバックはふだんはフィリップ・ラームが入るのだが、今日はラームが左サイドバックに入り、右には新加入のラフィーニャが入る。 バイエルンはクロースの動きが結構目立っていた。ドリブルで切り込めるしフリーキックも蹴れるし、という器用さがいいかも。ロッベンの軽やかな動きは相変わらず。ACミランでは久しぶりにイブラヒモビッチのプレイを見たが、何か貫禄がでてきましたねえ。 こちらも1対1でPK戦にもつれ込んで、結局バイエルン・ミュンヘンが勝った。
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ドイツ・スーパーカップ
土曜日は寝だめの日。遅くまで寝ていて、朝昼兼用のブランチを食べてから主に食材の買い出しに出かける、というのが通常のパターンである。 今日はスーパーマーケットの「REWE」へ。ここはドイツサッカー協会のスポンサーなので、女子ワールドカップ関連のキャンペーンとして10ユーロお買い上げごとにパニーニのステッカーを配っていた。配布は今週末あたりで終わってしまいそうなので、最後の追い込みとしていろいろ買い込んでステッカーをもらうことにした。 ちなみにビールの330mlをケース買い(20本だっけ?)するとデポジットも含めて10ユーロちょっとくらい、他の食材は日本と比べると総じて安いので、スーパーマーケットで10ユーロ分買うというのは実は結構大変なのである。 配布期間も最後の方なので、配る方も大盤振る舞いというか、少し多めにステッカーをくれる。最終的には(ビールを含めて)40ユーロくらい購入して7パックのステッカーをもらった。息子によるとダブりまくりだったらしいが … ***** マイルスのDVDは予定通りに届いた。昨日から息子と他のDVDを見る約束をしていたので、このDVDはほんのちょっとだけ見させてもらった。1973年のライブ映像を見た息子が「ねえ、これってまだ練習してるの?」とたずねてきたのがけっこうおかしかった。確かに静かなリズムパターンから始まってマイルスがちょぼちょぼとしか吹いていない冒頭部分しか見ていないとそう思うのかも知れない。「この曲は30分くらいあるからなあ」と言ったら「げえ!」とか言っていたが。 ***** 「何かサッカーは放送しないのかな?」と思ってテレビ番組表を見たら、今日は「ドイツ・スーパーカップ」が行われる。日本の「ゼロックス(だっけ?)・スーパーカップ」と同じようにリーグ戦の勝者である香川擁するボルシア・ドルトムントとカップ戦(DFB(ドイツサッカー連盟)杯)の勝者である内田擁するシャルケ04が対戦した。 香川はフル出場、内田はベンチ入りはしたものの出場機会はなかった。以前マインツにいて中盤の基点として活躍していたルイス・ホルトビーがシャルケにいてびっくりした。最近はドイツ代表にも呼ばれている。息子が買ったブンデスリーガの今シーズン選手名鑑に「NEU(新加入)」と書かれていなかったので、おかしいなあ、と思って調べてみたら、もともとシャルケに在籍していて、ボーフム→マインツとレンタルされていたらしい。大化けして帰って来たということだ。 試合はボルシア・ドルトムントがほぼ一方的に攻めているが、なかなか点が入らない。シャルケも昨シーズンの後半から上がってきた調子を維持しているようだ。ブンデスリーガでは14位と低迷したが、UEFAチャンピオンリーグではヴァレンシアやインテル・ミラノを破ってベスト4まで進出していた。今シーズンは結構楽しみかも。 プレシーズンの試合とは思えないほど緊迫した雰囲気で、コンタクトも激しかったし、選手もかなりエキサイトしていた。試合は90分では両チームも得点できなかった。延長戦は行われず、すぐにPK戦へ。ボルシア・ドルトムントが2本止められて結局シャルケが勝った。