相変わらず雪は降ったり止んだりです。特に出かけなければいけない用事もないし、寒い中を出かけるのも嫌だし、いわゆる大掃除みたいなことや帰国の荷造りをしながら、基本的にはアパートで過ごしました。
忘年会でマグロの話が出たので、昨日はマグロの切り身を買ってみたのでした。マルクトなどで売られている活きがいいモノを買うと生でも十分食べられるのだそうです。私はといえば、いわゆるマグロステーキのような感じで軽く火を通し、醤油だしをかけて食べてみました。
相変わらず雪は降ったり止んだりです。特に出かけなければいけない用事もないし、寒い中を出かけるのも嫌だし、いわゆる大掃除みたいなことや帰国の荷造りをしながら、基本的にはアパートで過ごしました。
忘年会でマグロの話が出たので、昨日はマグロの切り身を買ってみたのでした。マルクトなどで売られている活きがいいモノを買うと生でも十分食べられるのだそうです。私はといえば、いわゆるマグロステーキのような感じで軽く火を通し、醤油だしをかけて食べてみました。
日本に帰る前の最後の週末なので、いろいろと休日にしかできない用事を済ませました。
まずはヘアカット。私は「ヘア・サロン・マツナガ」というところで切ってもらっています。ここは銀座を中心に展開している「ヘアーサロン銀座マツナガ」のハンブルク支店で、日本から短期で派遣されてくる店員さんもいます。私がいつも切ってもらっている方は今年の7月から来年の1月までという期間で日本から来ているそうで、まあ、おそらく今回が最後ということになると思います。(私としては珍しく)会話が弾んだりして、ハンブルクでのいろいろな情報交換をしていました。今日初めて話題になったのですが、実は二人とも新潟県出身ということがわかって「このくらいの雪はどうってことないですよねえ(笑)」みたいな話をしていました。切り終わった後に「終わってしまいました …」とか言われたのでちょっとジーンときてしまいました。彼は東京のお店に戻るので、きっともうカットしてもらうことはないんですねえ。日本に帰ってからもがんばってほしいものです。
ここの隣りが日本食や雑貨を扱っている「OCS ハンブルク」なのでちょっと買い物を。息子が以前から好きだったので、妻からお土産にバウムクーヘンを頼まれていたのですが、いつもは置かれていないこの店にありました。What a coincidence! まあ何かの縁だと思って、これを買ってみることにしました。帰ってきてから調べてみたのですが、ベルリンにある有名なお店「RABIEN(ラビーン)」のものでした。日本だと新宿伊勢丹でしか買えないそうです。崩さずに持って帰ることができるのかちょっと心配です。
昼食は近くにある「EDEL CURRY」で。何度も来ていますが、今のところここで食べるカリーブルストがいちばん好きなのです。お腹が空いていたのでサラダ(これがでかいんだ …)も追加しました。
ソーセージにかけるソースは「クラシック(Klassische)」「フルーティ(Fruchtig)」「スパイシー(Pikant)」が選べます。何も言わないとデフォルトの「クラシック」になるようですが、今日は「フルーティ」にしてみました。差は微々たるものですが、少し甘酸っぱい感じになります。
その後はハンブルク歌劇場のチケットオフィスへ。来年7月4日に開催される特別コンサート「VIVE LA FRANCE」のチケットを買うためです。今年は「黄金の20世紀」というテーマで開催されたのですが、全ての定期公演が終わった後のリラックスした雰囲気の演奏会です。来年は「フランス万歳」ということで、ビゼー(《カルメン》とか《アルルの女》とかかなあ?)、デュカス(これは《魔法使いの弟子》でしょうなあ)、ベルリオーズ(《ラコッツィ》?)、サン=サーンス(《動物の謝肉祭》かなあ?)、オッフェンバック(《パリの喜び》?)などフランスの作曲家の作品を集めるようです。これが家族の「演奏会デビュー」になる予定です。息子はまだ数十分もかかる交響曲は耐えられないと思うので、こういう小曲を集めた演奏会ならちゃんと聞けるかなあ、と思ったので。《魔法使いの弟子》はすでに映画「ファンタジア」でインプット済ですし。あ、ちなみに定期会員は10%OFFで買えました。三人分が10%OFFになると思っていたら一人分ということだったのでちょっと残念でしたが。
ハンブルク歌劇場からJungfernstiegに向かう道沿いにCDショップがあったのでついふらっと … 品数は少ないですがクラシックは今まで見たお店でいちばん安いかも(ニヤリ)。というわけで …
Richard Strauss: Orchestral Works [Box Set]
ルドルフ・ケンペ/シュターツカペレ・ドレスデンのコンビによるリヒャルト・シュトラウスの管弦楽曲集です。今年聞いたファビオ・ルイージ/シュターツカペレ・ドレスデンによる《アルプス交響曲》がとてもよかったので、このオケでシュトラウスの諸作品を聞いてみたいと思ったわけです。ルイージもこのオケでシュトラウスの作品を続々と録音しているのですが、まあ新譜は高いし … しかも、おそらくこの Brilliant Classics と同内容(と思われる)ボックスは EMI からも出ていて、最初はそちらを探していたのですが、ハンブルクではなかなか見つからないし … ということで、このボックスを買ってみることにしました。9枚組で19.99ユーロでした。新譜1枚分の価格です。このブログを書きながら流し聞きしていますが期待通りです。奇をてらわない解釈と少し重心が低いバランスのサウンド。きらびやかというよりはオケ全体がまとまった芳醇な音、という感じです。
で、Jungfernsteig 方面へ向かってブラブラと。そこかしこにマルクトが立ち並んでいるのですが、確かにこれだけ寒い中を歩いていると途中で暖かい食べ物や飲み物をとらないと耐えられないような気がします。「キリストがもっと暖かい、あるいは暑い時期に生まれていたらこんなに寒い中でクリスマスマルクトを開かなくても済むのになあ …」とか考えながら歩いていたら、いきなり楽器の音が聞こえてきました。
小さいけど見えますかね?ここは「アルスターハウス」というショッピングモールなのですが、そこの2階のバルコニーのようなところで傘をさして、サンタクロースの帽子をかぶって、雪が降る中でブラスアンサンブルをやっています。頼む方も頼む方だし、やる方もやる方ですが、はっきり言って演奏云々の前にシチュエーションがギャグです。みんな失笑しながら見上げていました。
あとは、まためぼしいクリスマスの風景を。「アルスターハウス」の横の通り「ノイヤー・ヴァル(Neuer Wall)」、そこからちょっと行ったところにある「オイローパ・パサージュ(Europa Passage)」です。
例によってカールシュタットで買い物をしたあと、近くのマルクトで待望のグリューワインをいただきました。
いわゆる「ホットワイン」で、赤ワイン(白ワインを使っているお店もあるようです)に香辛料などを入れて暖めたものです。上記のような陶器のコップに入れて出てきます。店によって価格は違うのかも知れませんが、コップを返す場合には2ユーロ、コップを持ち帰りたい場合には3ユーロでした。上の画像のようにハンブルクの市の紋章が入っていますし、「第42回ハンブルク・クリスマスマルクト」とか「2009」とかといった印刷もされているので記念にもよさそうです。
本題に入る前に … 今日届いた CD を。
Michael Daugherty: American Icons
キャディラック・ランチのジャケット写真が「いかにも」なマイケル・ドアティの作品集です。とりあえず、これで打ち止め。これもすでに廃盤なのでドイツ国内の中古 CD ショップから買いました。NDR のコンサートで聞いた《デッド・エルヴィス》はこの CD に収録されています。
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会社としての夏休みがないように会社としての冬休みもないのですが、ほとんどの社員が来週と再来週の2週間休暇を取ります。(早い人(有休がたまっている人)は今週の頭から3週間の休みに入っていますが)そういうわけで今日が実質的に仕事納めになります。
そして、今日の午後3時から大会議室でクリスマスパーティーが開催されました。ここ数年、業績が厳しいので会社としてのクリスマスパーティーは自粛していたそうで(特に今年は創立25周年記念パーティーもありましたし)、その代わりに社員が自主的にクリスマスパーティーを開催するようになったのだそうです。多少買い出しはあったようですが、基本的には社員の持ち寄りで、手作りのケーキやらクッキーやらが用意されました。
ディスプレイに映っているのは暖炉の火のイメージビデオです。スピーカーからは当然クリスマスソングが流れています。
ちなみに、社員食堂も冬休みに入っているので今日は Dwenger で昼食をとったのですが、Stefan は「今日はケーキがあるから遠慮しとくわ」と言っていました。確かに彼の言っていることは正しいと、あとで思い知りました。ケーキだけで7〜8種類あったのでとても全種類味見というわけにもいきませんでした。
午後5時くらいにお開きになり、みんな帰って行きます。年内に顔を合わせるのはこれで最後なので「また来年」とか「日本までのフライト気をつけて(昼食の時とかにクリスマスは日本に帰るという話をしていたので)」とか声を掛け合います。ちなみに私は12/23まで仕事をして12/24のフライトで日本に帰ります。私がいるフロアは、ふだんは20人くらいで仕事をしているのですが、来週も仕事をするのは私ともう一人のようです。「じゃあ、まだ年末の挨拶はしなくていいな(笑)」みたいな話になりました。
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ここ数日、いわゆる「真冬日」が続きそうです。
はい。今日も届きました。
Michael Daugherty: Fire and Blood; MotorCity Triptych; Raise the Roof
またドアティです。これも NAXOS から出ている作品集です。ヴァイオリン協奏曲《ファイヤ・アンド・ブラッド(炎と血)》、オーケストラのための《モーターシティ三部作》、吹奏楽編成のヴァージョンもあるティンパニ協奏曲《レイズ・ザ・ルーフ》が収録されています。《モーターシティ三部作》の三曲目であるトロンボーン・セクションをフィーチャーした《ローザ・パークス通り》(《ローザのための楽章》(マーク・キャンプハウス)のローザさんですね)も吹奏楽編成があります。演奏はネーメ・ヤルヴィ/デトロイト響。なんか、指揮者もオケも懐かしい名前ですね。
余談。「Raise the Roof」を「屋根の上」と訳すのは違うんじゃないかなあ?そもそもは「(屋根が持ち上げるほど)馬鹿騒ぎしよう」という意味のようです。
Birds on Fire: Jewish Music for Viols
この間聞きに行ったヴィオール演奏グループ Fretwork の CD です。演奏会で気に入ったオーランド・ガフ(Orlando Gough)の《バーズ・オン・ファイヤ》が収録されています。ジャズっぽいと思ったのは実はユダヤ音楽だったようです(ジョン・ゾーンの「マサダ」みたいな)。その他は16〜17世紀の作曲家の作品です。
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さて、今日はハンブルクの向こう側にある現地法人の駐在員との合同忘年会がありました。仕事をしていて全く気がつかなかったのですが、夕方になったら外は雪で真っ白でした。先月ウィンタータイヤに履き替えたのでそれほど心配はしていないのですが、このタイヤでどのくらいのスピードまで出せるのかがちょっと気になります。少なくとも今日の雪はいわゆるパウダースノーで、気温が低いためか道路上の雪は風で流れていくので、ほとんど積雪はありません。ということでアウトバーンを 80km/h くらいで走って帰宅しました。
忘年会の会場はエッペンドルフにある日本食レストラン「由比」。現地法人の方たちとの(フォーマルな)飲み会はだいたいここでやっているような気がします。
日本ではあまり積極的に食べない山菜のおひたしみたいなものも、久しぶりに食べるとやはり感動します。メインは大量の魚介類(と少しの肉)が入った寄せ鍋。大きな土鍋とカセットコンロで本当に日本でやるような忘年会と同じような雰囲気を楽しむことができました。
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お開きになったあと、歩いてUバーンの駅まで。浜松の寒さは(ハンブルクほど気温は下がりませんが)強い風で体感温度が下がるような寒さですが、ハンブルクではそんなに強い風は吹きません。気温が下がって静かに雪が降る「しんしんとした」寒さはすごく久しぶりのような気がします。
今のところ、今年の演奏会の聞き納めです。前日体調不良で会社を休んでしまったので、今日は残務処理に時間がかかると見込んで、会社から直接ライスハレへ向かうことにしました。路上駐車のスペースを探す手間も大変なので、2ブロック離れたところにある有料駐車場に車を入れました。
Mi, 16.12.2009 – 19:30 Uhr
Hamburg – Musikhalle
Jonathan Nott Dirigent
Vadim Repin Violine
Ludwig van Beethoven Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 61
Dmitri Schostakowitsch Symphonie Nr. 10 e-moll op. 93
バンベルク交響楽団はあまりよく知らないのですが、インゴ・メッツマッハーとのコンビでカール・アマデウス・ハルトマンの交響曲全集を録音したオーケストラです。指揮者のジョナサン・ノットはTELDECのリゲティ作品集でベルリン・フィルとのコンビで素晴らしい演奏を聞かせてくれた指揮者です。アンサンブル・アンタルコンタンポランの指揮者も務めたことがあるそうで、現代音楽の指揮には定評があります。ワディム・レーピンはロシア生まれのヴァイオリン奏者。ザハール・ブロンの門下生だそうです。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。さんざん予習したのですが、まだこの曲のよさがあまり分かっていません。 レーピンのソロはかなり堅実な印象を受けました。大仰な表現を排除している半面、華がないといえば華がないのかな、という気もします。
ノットはかなり大きく動いてオーケストラをコントロールします。私は「指揮は基本的に上半身で振るもの。履いている靴の裏が聴衆に見えるような(下半身が安定しない)振り方をしてはいけない」と習ったのですが、ノットの靴の裏はかなり見えていました(笑)。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲には第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの掛け合いになるところがあって、しかも今回は下手からVn1、Vi、Vc、Vn2という配置だったので、左を向いて第1ヴァイオリンにキューを出した後、180度回転して右側にいる第2ヴァイオリンにキューを出す、といった場面がたびたびありました。メッツマッハーの指揮を見た時にも思ったのですが、「現代音楽が得意な指揮者はカチカチとした指揮をする」という勝手な先入観は捨てた方がよさそうですね(私だけでしょうか?)。
さて、メインはショスタコーヴィチの第10番です。彼の交響曲の中でもっとも有名であろう第5番同様に一応古典的な4楽章構成をとる交響曲です。あからさまなベートーヴェン的アウフヘーベンが展開される第5番に比べて、「スターリンの死を待って発表された」とか「自身のイニシャルをモチーフとした音形(D-Es-C-H)がそこかしこにあらわれる」とかいった要素から多少作曲者自身の本音が垣間見える第10番もけっこう好きな作品です。第1楽章で弦楽器の序奏から立ちのぼるクラリネットのソロとか、尋常じゃないスピード感の第2楽章のスケルツォとか、D-Es-C-H を含む旋律から始まる第3楽章のやるせなさとかがいいですね。
演奏はとてもよかったです。今年聞いた演奏の中でもかなり上位に位置します。もともと分離のいい、すっきりとしたサウンドを持つオーケストラだと思ったのですが、ノットの指揮はトータルなバランスに気を配りながらも、曲の中で際立たせるべき声部をきちんとコントロールしているように思いました。いわゆる「彫りが深い」表現といいましょうか、漫然と流れるところがなく、常に気が配られているようなサウンドでした。強奏部分はかなりヒステリックに聞こえる部分もあったのですが、それも必然だったのかも知れませんね。
このコンビはマーラー、ブルックナー、シューベルトの交響曲を録音しているようなので、まずはマーラーあたりを聞いてみたいと思いました。
はい。続々届きます。
Deutsche Harmonia Mundi: 50 Years (1958-2008) [Box Set]
いまさらですが、昨年(2008年)に話題になったDHM(ドイチュ・ハルモニア・ムンディ)の50枚組を買ってみました。古楽中心のレパートリーで構成されています。いろいろな人がレビューで書いていますが、こういうボックスでも買わなければ一生聞くことがないような作品の中で新しい発見があればいいなと。
こちらはマイケル・ドアティのオペラ《ジャッキー・オー》。ジャケット写真(アンディ・ウォーホルっぽいですね)にもありますが、ジョン・F・ケネディ元アメリカ大統領夫人で、のちに大富豪オナシスと結婚したジャクリーン・オナシスのことです。このCDもそうですが、ARGO からまとまった数がリリースされていたドアティの作品は多くが廃盤になっているようです。これはドイツ国内の中古CDショップから買いました。
オペラは音だけ聞いてもよくわかりませんね。しかも車を運転しながらだったのでリブレットも見ていないのですが、ポピュラー音楽のスタイルを借用したサウンドといい、全体の流れといい、バーンスタインの《ウェスト・サイド・ストーリー》を連想しました。最近DVDもリリースされたようです。
あまりにだるかったので会社を休んでしまいました。
やはり、豚インフルエンザ予防接種の副作用かなあ?昨日の演奏会で寒い中をけっこう歩いたからかなあ?
市販の風邪薬を飲んで、一日中寝ていたらかなり回復しましたが …
雨は夜更け過ぎに雪へと変わりました。
4. Philharmonisches Konzert
Montag 14. Dezember 2009, 20:00 Uhr
Dirigent: Rafael Frühbeck de Burgos
Isaac Albeniz – Suite espanola (Orchesterfassung: Rafael Frühbeck de Burgos)
Igor Strawinsky – Suite aus “Der Feuervogel” (Fassung 1919)
Ottorino Respighi – Fontane di Roma
Ottorino Respighi – Pini di Roma
なんか、吹奏楽コンクールみたいなプログラムです。当初は予定になかったレスピーギの《ローマの噴水》も追加されたようなので、なおさらです。
指揮者のラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスは1933年生まれとのことなので今年で76歳なのですが、ものすごくはつらつとした指揮をします。自身の編曲でもあったアルベニスの《スペイン組曲》の鋭いリズム感はいいですね。全体的な傾向として、速めのテンポで進み、聞かせどころでググッとテンポを落ち着ける、という作り方がどの曲でもみられました。あまり細かいことは気にせずにどんどんオケを引っ張っていき、肝心なところはしっかりコントロールする、という感じの指揮です。《ローマの松》以外はオーケストレーションも曲調も軽やかな感じなので、ぐんぐん前にいく感じは全然違和感ありませんでした。プログラム自体が多少短めのショーピース的な作品ばかりを集めたものだったので「こみ上げてくる感動」という感じではなかったのですが、どの曲も聞いていて楽しめる演奏でした。全体的な満足感は非常に高かったです。
《ローマの松》は、やはり燃えますね。ブラヴォーもたくさん出ました。ちなみに《カタコンブ》のトランペット・ソロはステージ上の奏者が舞台裏に移動して演奏していました。《アッピア》のバンダはステージの下手(第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンの後ろあたり)に座って演奏していました。一応、多少はオケ本体の奏者との掛け合いがステレオ的に聞こえていました。そういえば、《ローマの噴水》が終わったあとで指揮者は退場せず、そのまま拍手が終わったら間髪入れず、という感じで《ローマの松》を振り始めました。これにはちょっとびっくり。
私の中で一本の糸が切れてしまったようです …
ハンブルク・フィルの演奏会へ行く前に SATURN に寄って CD を買ってしまいました。
Michael Daugherty: Metropolis Symphony
先日の演奏会でドアティを聞いて以来、ちょっとはまりそうです。《メトロポリス・シンフォニー》は ARGO から出ていましたが、これは NAXOS からリリースされたもの。カップリングは世界初録音の《デウス・エクス・マキナ》です。「デウス・エクス・マキナ」は直訳すると「機械仕掛けの神」という意味ですが、古代ギリシャ演劇などで最後の最後に超的な存在として物語を収束させる役割を持つ神のことを指すのだそうです、と「ノルウェイの森」の中でワタナベトオルくんも説明していました。
Milestones: 30 Years Of Chandos
グラモフォンの箱を買ったので、シャンドスの箱も買わねば、ということで。30枚組です。シャンドスの CD は、グレインジャーの作品集(管弦楽、吹奏楽、室内楽)、吉松隆さんの作品集、ブライデン・トムソンによる RVW の交響曲全集、ティモシー・レイニッシュ/RNCMウィンドオーケストラによる吹奏楽作品集(そういえば、最近国別のアレって出ているんですかね?)、その他ウォルトン、アーノルド、ブリスなど吹奏楽でも演奏される作曲家の原曲、とかなりの枚数持っているのですが、このボックスとだぶっているのはレスピーギの《シバの女王ベルキス》(サイモン/フィルハーモニア管)だけのようでした。ラッキー。
それから最近 BIS から出たらしいシュニトケの交響曲全集。6枚組です。習作の第0番から脳卒中で右手が麻痺したので最後は左手でスコアを書いた絶筆の第9番まで10曲が収録されています。とりあえず第1番だけ聞いてみましたが、いわゆる多様式主義の作品でさまざまな音楽のスタイルが引用されます。失笑を禁じ得ませんが作品の持つエネルギーは凄いです。演奏もいいし、(ライヴなので)聴衆の反応もよく、最後のトラックには拍手と歓声のみが4分間に渡って収録されています。
久しぶりの吹奏楽ネタです。
明日からミッドウェスト・クリニックが開幕ということで、毎年恒例のユージン・コーポロンと北テキサス・ウィンド・シンフォニーによる GIA Wind Work Seriesがリリースされました。ドル安でもあるので、ごそっと注文してみました。届くのは年明けかなあ …
吹奏楽についてのアンテナが低くなってしまってからかなり経ちますが(というか、受信しようにもハンブルクには電波が来ていないのではないかという …)、久しぶりに聞いてみようかなと。
(CD-819) Musings
やっと、カレル・フサの《レ・クレール・フォーヴ》(個人的には「フォーヴィスムの色彩」と訳したい)がこのシリーズで出ます。ドゥ・ノールがコンクールで取り上げた《パロディ組曲》も全曲収録される模様。
(CD-820) Archetypes
こちらもフサの古い作品《アル・フレスコ》が収録されています。ティケリの《エンジェルズ・イン・ジ・アーキテクチャー》とか、ゴーブの《アドレナリン・シティ》などもコンクールで取り上げられました。
(DVD-708) Master Conductors DVD: Fennell – Hindsley – Revelli
フレデリック・フェネル、マーク・ハインズレー、ウィリアム・レヴェリといった、歴史に名を残す吹奏楽指揮者たちのDVDだそうです。
(DVD-795) Cosmosis Maximus DVD
コリリアーノの《サーカス・マキシマス》がなんとDVDで出ます。ずーっと前に北テキサス・ウィンド・シンフォニーがライヴ・レコーディングしたというニュースをちらっと見たことがあるので、その演奏なのでしょうか。
(CD-816) Teaching Music through Performance in Band, Vol. 7 – Grade 4
(CD-817) Teaching Music through Performance in Band: Vol. 1 – Grade 5
(CD-818) Teaching Music through Performance in Band: Vol. 1 – Grade 6
なんか、このへんはGIAに移る前に Klavierでやっていたシリーズの録音を組み替えて再発売しているような気がするのですが、時々新録音らしきものが見受けられるので油断できません。《アルメニアン・ダンス・パートI》はどこの演奏なんだろう?とか、バッハ/ストコフスキーの《パッサカリアとフーガ ハ短調》って何?とか。ウォレン・ベンソンの《パッシング・ベル》は前から聞きたかった作品なんですが、既録音ありましたっけ?