女子フィギュアスケートのショートプログラムを見る。 まあ、上位3人は順当な結果かな。
(結構頻繁に整氷作業が入るのね。私は録画したやつを朝見たのだけれど、生でテレビ観戦した人は大変だったろうなあ …..)
さて、安藤美姫さん(以下ミキティ)ファン&教授ファンである私は、このネタに触れずにはいられない(笑)。
ミキティのショートプログラムで使われているのは、ご存知、坂本龍一さんの《戦場のメリークリスマス》である。 もともとは大島渚監督の同名映画のサウンドトラックとして作られた曲であるが、ここで使われているのはアルバム「1996」に収録されているバージョンで、ピアノ、ヴァイオリン、チェロという編成で演奏されている。
また、「戦メリ」のサウンドトラックアルバムの最後には映画には使われなかった《禁じられた色彩》という曲が入っている。 これは《戦場のメリークリスマス》のオリジナルバージョンにデヴィッド・シルヴィアンのヴォーカルをのせたものである。
ミキティが使っている「1996」バージョンでは、最後のサビでヴァイオリンが《禁じられた色彩》のヴォーカルのフレーズを一瞬なぞる。 いつ聞いても気持ちが高鳴る。 (ちなみに歌詞は「私の愛は禁じられた色彩を帯びる(My love wears forbidden colours)」) この曲に限らず、こういった、メロディがフラッシュバックするというパターンは好きである。
メダルの可能性は厳しくなったが、4回転は成功させて欲しい。