旅行計画変更

イースター旅行の計画変更を検討する。

この旅行の目的は、まずミラノでセリエAの試合を見ること。妻は以前(もちろん帰任が知らされる前に)「これを見ればヨーロッパの主要なリーグを見られたことになるので満足だ。」と言っていたのだが、実際におそらくドイツのブンデスリーガ以外に見るリーグ戦はこれが最後になるのだろう。

それから、私たちの住居の隣り(いわゆるドッペルハウスなので、同じ建家を分割していたことになる)に住まれていて、ハンブルクからバルセロナに引っ越したご家族にお会いすること。お子さんが、うちの息子の一年上と一年下になるので、よく遊んでいただいていた。期せずして、本帰国のご挨拶をお知らせすることになるのだ。

もともと、ミラノからバルセロナまでの移動には鉄道を乗り継いでいくことを考えていたのだが、何とか船での移動を入れることにした。最近うちでは、にわかに「クルーズ熱」が高まり、じゃあ秋休みくらいには地中海クルーズに行ってみるか?と考えていたのだが、それも叶わないことになってしまったので、何とか今回の旅行に組み込むことにした。

バルセロナまで行ける航路はジェノヴァからしか出ていないので、ミラノからジェノヴァやその周辺(ニースとかモナコまでかなあ?)を観光してからバルセロナへ移動することにする。

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前から手をつけようと思っていた紙類の電子化、つまり給与明細、銀行の取引記録(こちらでは週ごとの取引記録が郵送されて来るのである)、保険/医療関連の請求書/領収書、交通違反の通知書(苦笑)などをスキャンすることを、ちょっと本腰を入れてやり始める。

給与明細は当然毎月渡されるので、毎月分と細かい調整分、年末のまとめ書類などを入れても4年間でトータルで50枚くらいである。わかっていたことではあるが、多いような少ないような、複雑な気分になる。

カウントダウンタイマー

まだ心の整理がついていない。

目にする全てのものにカウントダウンタイマーがついているように見える。これらの風景をあと何回見られるのだろうかと思う。同僚の Stefan との昼食時の何気ない会話の中にも、エレベーターの中で挨拶を交わす同僚の笑顔にも、帰宅途中に見える街の中の教会の尖塔にも。

いつも帰りに渋滞するロンバルト橋。ここで左に目をやるとアルスター湖越しにユンクフェルンシュティークの町並みが見える。私がハンブルクの中でいちばん好きな風景である。

橋の上から何時間もこの風景を見続けていられたらと思う。

帰国内示

社長からミーティング参加依頼のメールが入った。「Personal」というタイトルだったので、ほぼ何が告げられるか見当がついていて、実際に想像した通り日本へ帰任することが決まったことを(社長の言葉を借りれば)「非公式に」「公式に」告げられた。もちろん、公式にできるのは辞令が発行される4月1日以降なのであるが。

「とりあえず3年」と言われてドイツに来てからすでに3年以上経過しているし、日本に出張した時にも「まあ、このプロジェクトが終わったら帰国かな?」という話もされたし、いつ帰任命令が来ても大丈夫なように心の準備はしていたのだが、やはり実際にその命令を聞いても、心の整理がつかない。

会社にいる時には、やらなければいけないことがたくさんあったのでそちらに没頭していたのだが、帰途につくために車に乗って一人になったとたんに、本当にいろいろなことがさめざめと思い出されてきた。

4年も住んでいれば、街のいたるところが記憶の中に刻み込まれるようになる。また、それと同時に私という存在の痕跡が街のいたるところに刻み込まれているように感じる。もちろんそれは街だけではなく、街に住む人々についても同じなのではないかと思う。息子の友人や、その家族や、妻のドイツ語の家庭教師の先生や、よく行く美容院やレストランの店員さんや、そういった人たちの中にも、好むと好まざるとに関わらず、また意識しているのか無意識なのかに関わらず、私の痕跡が刻み込まれ、私の記憶の中にも彼らの存在が刻み込まれる。

そういったものたちがこの街に確かに存在することがはっきり感じ取れるにも関わらず、それから引き離されてしまうことに強い悲しみを感じるのだろう。

もちろん、そういった思い出はいつか消えてしまうことがわかっている。しかし、それらの思い出を封じ込めたメールや写真やビデオなどを見るにつけ、私はこの街に住んでいたことを思い出すのだろう。いつかは朽ち果てるかも知れない私の痕跡がこの街に残っていることを願って思い出すのだろう。

いつかは帰らなければいけないのだ。それが「今である」必然性はないのかも知れないが、「今でなければいけない」必然性もあるのかも知れない。そう思うことにする。

All those moments … will be lost … in time … like tears in rain …

2/10 の徒然(息子のサッカーの試合)

今日も息子のサッカーの試合があった。いつもは比較的朝早い時間に集合するのだが、今日は12時30分に集合して移動、午後1時30分から試合開始となった。

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今回も息子が所属するチームを含めて5チームが集まり、総当たりで4試合を行う。

今日はゴールキーパーをやっている子供の都合がつかなかったようで、希望者に順番にゴールキーパーをやらせているらしい。息子も希望したようで第2試合に出番が回ってきた。

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昨日、息子とサッカーをした時には「どうせキーパーはやりっこないんだから、キーパーの練習はしなくていいよ。」と言っていたのだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。

こぼれ球が転がってきたときなどのクリアーはなかなかしっかりやっていたと思うが、相手がボールを持ち込んできた時にはやはりどうしたらいいかわからなくなるようだ。結局、この試合は 1 – 2 で負けてしまった。ちょっと落ち込んでいたようだが、これで諦めずにまたチャレンジして欲しいものだ。

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全般的にはどのチームも決定打を欠く展開で、あまり点が入らなかった。どのチームも攻撃より守備が勝っていたと言えるだろう。息子も、ゴールキーパーに止められたものの第1試合の終了間際にいいシュートがあったが、決定的な得点機はこのくらい。あとは中盤でボールを持っているうちに相手に取られてしまったりしていた。

最終成績は2勝2敗だったが、得失点差の関係だろうか5チーム中2位だった。この試合(リーグ戦)では出場選手全員がメダルをもらうことができた。

健康診断

出向元の会社から年に一度義務付けられている健康診断。今年は妻と一緒に行くことにした。Bergedorf の病院に日系人の医師がいらっしゃるので、例によってそこを予約していた。

私は胃カメラと腸カメラでの検査をお願いしているので、前日の夜から食事を摂れない。それでも、定位置に座って妻と息子が夕食を食べているのを尻目に胃腸を洗浄するための下剤を飲む。下剤は粉末状の薬を水に溶かして2リットル分飲まないといけない。実際のところはよくわからないのだが、下剤を飲むと体温が下がって体全体が冷え込んでしまうような気がする。毎回これが嫌だ。

で、当日。胃カメラと腸カメラは全身麻酔をかけて行うので自分で車を運転していくことができない。病院の方で手配してくれたタクシーが迎えに来ることになっている … が、例によって時間通りに来ない。病院に確認をお願いしたところ、「間違って空港に行ってしまった」(どこをどう間違ったらそうなるのかよくわからないが)とのことであらためて来てもらうことになった。8時15分に頼んでおいたものが実際に来たのは9時過ぎ。

病院に着いて、これもいつも通りだが、エアロバイクをこぎながらの心電図測定、超音波による甲状腺、リンパ腺、前立腺の検査、検尿、採血、胃カメラ、腸カメラ、呼吸器系の検査を行う。

全身麻酔も慣れたもので(笑)、スコンといつの間にか意識がなくなる感覚が心地よい。ふと、自分が夢を見ているという感覚が戻ったあと、いつの間にか別室(休養室)に運ばれていることに気付く、といういつもながらのパターンである。

年を取ってくると自分の体調が漠然と不安になるし、身近にも病気のために亡くなる人が増えてくる。結果的には血液中のコレステロール値が少し高い以外は特に問題もなかったようで、安心した。相談したところ、コレステロールを減らすにはアルコールの摂取量を減らすのがいいとのこと。できるかなあ?

実は昨年の10月にポルトガルに旅行した時に、人生でもっともつらい腹痛があって2〜3日まともに食事を摂れなかった。その時にも今回診ていただいている先生に相談したのであるが、ひとまずはストレス性の胃炎ではないかということだった。今回も診ていただいたのであるが、やはり一般的な胃炎の兆候はあるが大きな問題ではないということだった。

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バッハを聴き、こんな本を読んでいると音楽の嗜好がどんどん遡っていく。

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今日聴いたのはこんな曲。

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17世紀中頃にオランダで活躍したファン・エイクのリコーダー独奏作品集。リコーダーの名手ダン・ラウリンが全曲を録音しているのであるが、曲数にして150曲以上、CDで9枚分のボリュームである。いろいろなところから採られた旋律と、それを即興的に変奏したような内容である。ダウランドに基づく《涙のパヴァーヌ》がもっとも有名だろうか。

吹奏楽的ネタ。昔 NHK-FM で「ブラスのひびき」を聞いていた方の中には、この番組の放送後の時報(8時だっけ?9時だっけ?)のあとにステレオ試験放送としてリコーダー独奏曲が最初は左チャンネルから、そのあと右チャンネル(左右は逆かも知れない)から演奏されたのを覚えている方もいらっしゃるだろう。その時に使われていた作品はこの「笛の楽園」に収められている《Malle Symen》という曲である。

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15曲のソナタと、それに続く無伴奏のパッサカリアからなる作品集。無伴奏のヴァイオリンによるパッサカリア(あるいはシャコンヌ)というと、バッハの名曲(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番の終曲)の先鞭を告げるものである。「ラ – ソ – ファ – ミ」というシンプルな低音の主題の上で変奏が繰り広げられる。曲の構成もバッハほど壮大ではないが、緩やかな起伏が繰り返され、なかなか感動的である。

親善試合:フランス対ドイツ

今日は国際Aマッチデイ。日本では対ラトビア戦が行われたようだが、わがドイツ代表はパリでフランス代表と対戦する。ちなみにラトビアにはハンブルガーSVに所属するフォワードであるルドネフスという選手がいるのだが、今日は出場したのかな?

ドイツ代表の試合を久しぶりにテレビ観戦。前回見たのがいつか思い出せないくらい久しぶりである。

キーパーは事前に告知されていたようにハンブルガーSVのアドラーが、こちらも久しぶりにゴールを守る。今シーズンからHSVに移籍しているのだが、まさにHSVにとっては救世主といった存在。(元?現?)オランダ代表のファンデルファールトとともにHSVの好調の原因になっている。

ディフェンスラインは左からヘヴェデス(日本語表記はこれでいいのかな?Höwedesは発音しにくい)、フンメルス、メルテザッカー、ラーム。やはり左サイドバックはまだ選手が固定されていないのかな?ボアテンクとかシュメルツァーとかヴェンダーとかも試していたのだが。

ボランチはケディラと、欠場となったシュヴァインシュタイガーの代わりにギュンドガン(Gündogan)が入る。

2列目はいつものように左からポドルスキ、エジル、ミューラー、ワントップにゴメスという布陣。

一方フランスは 4 – 3 – 3 という布陣。フランスの選手はリベリーとベンゼマくらいしか知らない。息子はカードを持っていたディフェンダーのサコーも知っていたらしいが。昨年のEUROでがんばっていたナスリは出場せず。

ドイツは意図的にか出場経験の少ないギュンドガンに球を持たせ、そこを攻撃の起点にしているように見えた。ほとんどドイツが攻めている形なのだが、ゴール前でのラストパスの精度を欠いて得点できない。フランスはリベリーやヴァルブエナがいろいろなところに顔を出して攻撃を組み立てようとするが、なかなかつながらない。とか何とかやっているうちに前半終了直前、ベンゼマのフリーキックをヴァルブエナが押し込んでフランスが先制。

後半、まずいつも通り調子の悪いゴメスに替えてクロース。ワントップがいなくなるのでタレントのある選手、例えばエジル、ミュラー、場合によってはボランチのケディラなども上がって攻撃する。こちらのフォーメーションの方がバリエーションがあるし、正直言って格下のフランスには有効なのではないかな。クロースのようにあまり切り込まずに中距離で仕事をできる選手を入れたのは全体のバランスという点からも正解だと思う。ということで、エジルの切り込みからミュラーへの絶妙のパスで1点返す。

その後、これまたいつも通り調子の悪いポドルスキに替えてシュールレが入った。ドイツにはセンターフォワードができる選手があまりいないのでゴメスは使わざるを得ないが(今回はクローゼも出場できなかったようなのでなおさら)、ポドルスキのように中盤ができる選手は山ほどいるのでそろそろ定位置確保は危ないのではないかな?

2点目はやはりエジルから、切り込んだケディラへのスルーパス。

ということで後半は危なげなく乗り切って、ドイツが2対1で勝利。

ところどころに代表経験の浅い選手が入ったことで、当然コンビネーションにも微妙なズレが出てくるのだが、それを試合の中で試しながら修正していくところ、また傍目にも修正していっていることがわかる試合運びなどを見ていると、親善試合というのはこういう目的のためにあるのだなあ、という気がする。

エジルやミュラーのパフォーマンスの高さはいつも通りで言うまでもないが、もはやベテランといえるメルテザッカーの攻守に渡る活躍(やはりこの身長の高さのアドバンテージは高い)、ギュンドガンの積極的なプレイが印象に残る。

 

 

2/3 の徒然

そういうわけで、今日は息子が漢字検定を受検する日。

会場こそ日本人学校なのであるが、学校は基本的に場所を提供するだけで、試験監督などは父母(実質的にはほとんどお母さんのようであるが)の有志が行っている。

妻も試験監督をやることになっていたようなので、受験者である息子より早く出かけないといけない。妻が出かけたあとで私が息子を連れていくような形になった。

帰りは二人が一緒に帰って来た。息子曰く「ひょっとして満点かも知れない」とのこと。(去年もそのつもりだったのに数問間違えたことは覚えていないらしい。)

合格したら息子にレゴを買ってやる約束になっているので、帰ってくるなり「どれにしようかなあ」とカタログを眺めている。「ちょっと、ことわざ事典で『とらぬ狸の皮算用』の意味を調べてみ?」と言う。

午後からはいつも通りにガブリエルと遊ぶ。ガブリエルはサッカーの試合があったらしく、それから帰って来た午後3時頃に来てくれた。疲れているだろうにご苦労なことだ。

*****

私はと言えば、ここ数日はバッハの教会カンタータを聴いている。鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンの軽やかで洗練された響きが心地よい。以前聞いたこのコンビによるブランデンブルク協奏曲や管弦楽組曲などはあまりに風通しが良過ぎてひっかかるものがなかったのだが(もちろん、それはそれで文句のつけようのない演奏なのだが)、カンタータはあまり演奏による味付けがない方がバッハの音楽そのものの美しさが立ち上って来るような気がする。

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教会カンタータは基本的に礼拝の際に演奏され、歌われるために作られた。曲の作られた背景や歌詞そのものがもう少し理解できればより楽しめるのだろうが、まだまだその域までは到達できない。前にも感じていたのであるが、ドイツに住んでいる間に「キリスト教」についてもう少し感覚的に(日常の隣りにあるものとして)理解したいと思う。

途中で、作曲家である藤倉大さんの Twitter で、昨日ロンドンで開催された日本人作品を集めたコンサートが BBC のネットラジオで(期間限定ではあるが)聞けることが告知されていたので聞いてみる。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b01qdy5x

  • 西村朗:鳥のヘテロフォニー(イギリス初演)
  • 望月京:結び(イギリス初演)
  • 武満徹:ノヴェンバー・ステップス(イギリス初演)
  • 近藤譲:表面、奥行き、色彩(イギリス初演)← これだけ室内楽で別の演奏会からの録音
  • 藤倉大:アトム(ヨーロッパ初演)
  • 細川俊夫:夢を織る(イギリス初演)

大野和士指揮 BBC 交響楽団

演奏会では三善晃さんの交響詩《連祷富士》も取り上げられたようなのだが、残念ながら放送されなかった。

西村作品(や放送されなかった三善作品)はともかく、その他の作曲家には細かいテクスチャーを織るような作風が見られる。このような作風が日本人作曲家の特質として認知されているのだろうか?そういえば望月氏も藤倉氏も細川氏も海外での活躍の方が目立っている。

演奏の方も日本の演奏団体よりも乾いてはっきりとした音色。これらのきめ細かい作品に合っていたと思う。面白かった。

で、これらの音楽を聴きながら吹奏楽コンクールデータベースの更新。(更新告知用に専用の Facebook ページを作ったのであるが、さすがに制作中のつぶやきを載せるのもどうか … という気がするので、そういった話はこちらに書く。)

ちょこちょこと変更しながら、それが一段落つかないうちに次の変更に手を入れてしまっているので、公開しているページと開発用にローカルに作っているページがどんどん乖離してきてしまった。どこかで「えいや」と同期したかったので、ひとまずまとめることにした。

アップロードする際(ドイツ時間の夕飯時直前)にちょっとミスをして3時間ほどアクセス不能な時間ができてしまったのはちょっと反省。

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これを書き終わって投稿しようとしたら、Wordpress から「投稿する権限がありません」というエラーメッセージが。よくよく調べてみたら、Wordpress がデータを保持している SQL データベースのうち、投稿を保持している wp_posts というテーブルが壊れていることがわかった。先日サーバーを切り替えた時点までのデータベースはバックアップを取ってあるので何とかなるのだが、それ以降の投稿がなくなるとちょっと悲しい。幸い “repair table wp_posts” という SQL コマンドで何とか復旧させることができた。やはり転ばぬ先のバックアップだなあ …

2/2の徒然

まず一週間のおさらいを。

1/29(火)から2/1(金)までは日本から出張者が来て、いろいろ打ち合わせなどを。その前の週にはアメリカで展示会があったので、そこを経由してドイツに入った出張者もいる。もちろん、うちの社員でもそこに出張していた人たちがいるのだが、アメリカから帰ってきた人がほとんどゲホゲホやっていたのが気になる。私も少し喉が痛くなってしまった。

今日は、まず歯医者へ。先々週に神経を抜いてもらった歯の事後処理。あれ以来全然痛みが出ていないので問題ないのであるが、神経を抜いた歯は弱くなるらしいので、クラウン処理などをしないといけないらしい。

午後からは街中へ買い物。息子の同級生の誕生会をやるらしいので、そのプレゼントを買いにレゴショップへ。久しぶりに行ったのだがかなり店内のレイアウトが変わっている。スターウォーズとかハリーポッターとかロード・オブ・ザ・リングスとか、こういったシリーズをプッシュしているような感じである。説明書に書かれている手順に沿って組み立てておしまい、という商品ではそもそもの「ブロック」という玩具の存在意義が薄れてしまうような気がするんだけどなあ?

こちらもひさびさ、レゴショップの並びにある「ダニエル・ヴィッシャー(Daniel Wischer)」という魚料理のお店のフィッシュ・アンド・チップスをテイクアウトする。このお店は私が持っている何冊かのガイドブックに載っている。正直、お店の中に入ってかしこまった食事をしなくても、このテイクアウトのフィッシュ・アンド・チップス(5ユーロ)でかなり満足できると思う。

夕方、息子は日本からの出張者に持ってきていただいた(いつも本当にありがとうございます …)「フィニアスとファーブ」のブルーレイを見ている。年末年始のアイスランド旅行の時にテレビで見てはまったらしい。

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ちらちら見ていたのだが、並行して進むエピソードのカット割りがスピード感あり過ぎ。このスピード感についていけないのは年を取ったからかなあ?

私は、こちらも日本から持ってきていただいた CD を聞いてみる。

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初音ミクをソリストに起用した冨田勲さんの新作。もちろん、まだまだ改良の余地はあろうかと思うが、ミクの「調教」ぶりはさすがプロ、という感じである。ミクが登場する第3曲「注文の多い料理店」は全体の構成から考えると少し違和感があるが、非現実感をもった語り部という意味でのミクの起用には納得感がある。

「イーハトーヴ」という理想郷は、すでに過去となったものへの郷愁なのだろうか?それとも、まだ見ぬ未来への希求なのだろうか?この曲を聞きながらそんなことを考えていた。

ちなみに、私は第6曲にも使われている「雨ニモマケズ」という詩が大好きである。小学生の頃、理由はよくわからないが「この詩を覚えるといい」と母が言った。(母も学生の頃に暗記させられたんだったっけ?)そんなわけで、一時期暗記しようと一生懸命読んだ。

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夕方からはドイツ・ブンデスリーガの(わが)ハンブルガーSV対フランクフルト。中位にいるチームが星の潰し合いをしている中で、上位にいるフランクフルトを叩けば一気に抜け出るチャンスだったのだが … 0-2 で負けてしまった。相手チームの監督は先々シーズン(だったっけ?)に成績不振のためにハンブルガーSVをクビになったアルミン・フェーだったので、一段と悔しい。

 

1/27 の徒然

とりあえず www.musicabella.jp の速度改善は何とかなったかな?

すごく久しぶりに html-lint をかけてみたら、おびただしい量のエラーがでてきたので何とかしないと … でも、以下のような URI 表記にたいしてエラーが出るのは何となく解せない。

<a href=”/controller/action/param1=a:param2=b”>ほげほげ</a>

前にも書いたように、cakePHP に可変パラメーターを渡すためにコロンで区切っているのだが、これがいけないらしい。上記は相対パスで書いているのだが、コンマより前にある /controller/action/param1=a がスキームとしてみなされてしまって、「不当なスキーム」だというエラーが出てしまう。だが、コロンを URL 形式でエンコードしてやると、今度は cakePHP が正しく解釈してくれなくなる。cakePHP に手を入れるのは嫌なので、ひとまず相対パスを絶対パスで書くようにした。これなら lint でエラーも出ないし、cakePHP も正しく動作する。

<a href=”http://www.example.com/controller/action/param1=a:param2=b”>ほげほげ</a>

日本の実家と久しぶりに Skype をする。先週も先々週も息子のサッカーの試合でちょうどいい時間帯に家にいることができなかったのである。

その後、ハンブルクからロンドンへ、いわゆる「横移動」する息子の同級生をお見送りに空港まで行く。やはり、しんみりとしてしまいますなあ。これから2月、3月と異動のシーズンなので、またこのような機会がすぐにやってくるのだろう。

私もときどき自分に帰任辞令が出た時のことを想像する。想像するだけでも結構辛いものがあるのに、本当にその時が来たらもっと辛くなるのだろう。もっとも、目の前に片づけなければいけない案件とか荷物とかが山積みになると思われるので、そんなに感傷的になっている余裕はないのかも知れないが。

さらにサーバーメンテナンス (1/26 の徒然)

というわけで、www.musicabella.jp と blog.musicabella.jp を動かすサーバーを別々にした。推測どおりであるが、blog.musicabella.jp つまり WordPress を動かしているサーバーの方にかなり負荷がかかっていることがわかった。

… のだが、アクセス数も多いし、カスタマイズもしやすい www.musicabella.jp の方から先に手をつける。

まずは以下のサイトで処理のどこに時間がかかっているのかを調べてみる。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights

http://gtmetrix.com/

いちばん問題が大きそうなのは、比較的ファイルサイズが大きい css や js のファイル転送のようである。このような頻繁に手を入れるわけではないファイルについてはブラウザキャッシュを使って頻繁に読み込まないようにすればいいのだが、私が使っているレンタルサーバーではブラウザキャッシュの設定ができなさそうである。

ということで、一般的に使われているファイル(具体的には jquery.js や、グラフを表示させるために使っている highcharts.js など)については CDN を使うことにした。私のサイトで必要な Javascript を他のサイトから読み込んでもらうことによって自分のサーバーの負荷を減らすことができるし、CDN を行っているサーバーは当然ブラウザキャッシュもサポートしているだろうから、クライアント側(私のサーバーにアクセスして下さる方々)での体感速度の向上も期待できる。また、Bootstrap CSS についても CDN で配信していくれるサイトがあるようだ。細かいところ(どうも Bootstrap のデフォルトでは h1, h2 といったヘッダーが大きすぎるように思う)はローカルな設定で変更すればよい。

これで、かなりの部分が改善されたのではないかな?

サーバー内部での SQL 処理に関する部分でも、もう少し最適化の余地があるので、こちらもおいおいやっていく。

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今週は珍しく土曜日にガブリエルと遊んだ。もっとも日曜日は予定が入っているので、もともと遊べなかったのであるが。

地下室でのサッカー、パソコンでのオンラインゲーム、レゴ、DVD と、ほとんどフルコースだった。